「ガザC」の版間の差分
m Bot作業依頼: pathnavboxクラスのテンプレート移行 (insource:/class=[" ]*pathnavbox/) - log |
|||
1行目: | 1行目: | ||
{{Pathnavbox| |
|||
<div class="pathnavbox"> |
|||
* {{Pathnav|機動戦士Ζガンダム|ネオ・ジオンの機動兵器}} |
* {{Pathnav|機動戦士Ζガンダム|ネオ・ジオンの機動兵器}} |
||
* {{Pathnav|機動戦士ガンダムΖΖ|ネオ・ジオンの機動兵器}} |
* {{Pathnav|機動戦士ガンダムΖΖ|ネオ・ジオンの機動兵器}} |
||
}} |
|||
</div> |
|||
'''ガザC'''(ガザ・シー、''GAZA-C'')は、「[[ガンダムシリーズ一覧|ガンダムシリーズ]]」に登場する架空の兵器。有人操縦式の人型[[ロボット兵器]]「'''[[モビルスーツ]]'''」(MS)の一つ。初出は、1985年放送の[[テレビアニメ]]『[[機動戦士Ζガンダム]]』。 |
'''ガザC'''(ガザ・シー、''GAZA-C'')は、「[[ガンダムシリーズ一覧|ガンダムシリーズ]]」に登場する架空の兵器。有人操縦式の人型[[ロボット兵器]]「'''[[モビルスーツ]]'''」(MS)の一つ。初出は、1985年放送の[[テレビアニメ]]『[[機動戦士Ζガンダム]]』。 |
||
2021年9月6日 (月) 03:39時点における版
ガザC(ガザ・シー、GAZA-C)は、「ガンダムシリーズ」に登場する架空の兵器。有人操縦式の人型ロボット兵器「モビルスーツ」(MS)の一つ。初出は、1985年放送のテレビアニメ『機動戦士Ζガンダム』。
作中の軍事勢力の一つ「アクシズ」(のちのネオ・ジオン軍)の量産機。通常の人型を外れた独特の形状が特徴で、鳥のような両脚を持つ砲撃形態に変形する可変MS (TMS)。作業機を改造しているため性能は低いが、集団を組んでの砲撃戦では高い威力を発揮する。
当記事では、『機動戦士Ζガンダム』の続編『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場する発展機「ガザD」や「ガ・ゾウム」、そのほかの作品に登場する各バリエーション機の解説も行う。
機体解説
ガザC GAZA-C | |
---|---|
型式番号 | AMX-003 / MMT-1 |
全高 | 22.5m[1] 10.9m[1] / 10.87m[2](MA形態) |
頭頂高 | 18.3m[1] / 18.52m[2] |
全長 | 21.2m[1] / 21.22m[2](MA形態) |
全幅 | 10.4m[1] / 10.43m[2](MA形態) |
本体重量 | 40.8t[1] |
全備重量 | 72.5t[1] |
装甲材質 | ガンダリウム合金[3] |
出力 | 1,720kW[1] |
推力 | 39,600kg×2[1] 総推力:79,200kg[4] |
センサー 有効半径 |
10,600m[1] |
武装 | ビーム・サーベル×2 ビーム・ガン×2 ナックル・バスター |
搭乗者 | ハマーン・カーン グレミー・トト |
その他 | 姿勢制御バーニア×4[1] |
一年戦争終結後、アステロイドベルトの小惑星アクシズに逃げ延びたジオン公国軍残党は、アクシズ内部の施設拡充およびその居住施設モウサの建築に際して、一年戦争時代のMSを作業用に供するとともに、新たな作業機としてガザAとガザB[5]を開発する。のちにアクシズの地球圏への帰還が決定すると、これらガザシリーズを戦闘用に発展させたガザCを主力とする暫定的な軍備増強を図る。この経緯から、ガザCは従来のジオン系MSとは異なる開発コンセプトをもつ。簡易的ながらも可変機能を有するため、第3世代MSに分類される。
アクシズ軍パイロットの練度の問題から、砲撃を中心とする集団戦術(3機編成による編隊行動を遵守)を想定して設計され、高出力ビーム砲のナックルバスターと強化型ジェネレーターが搭載されている。あくまでも支援用であるためMSとしての運動性と機動性は低く、実際は可変自走砲というべきものであるが、新機軸の運用は期待を上回る成果を挙げている。
コクピットはハイザックと同型のものを頭部に内蔵している。頭部モノアイカメラはほかのジオン系MSよりも大型で、十字ラインが入っているのがシリーズ共通意匠となっている。両前腕部には着脱式のバインダーを装備するが、装着位置の関係から剛性面で問題を抱えている[6]。機体そのものの構造は脆弱で格闘戦には向かず、鹵獲機を検分したエゥーゴの技術者からは、3回の出撃で機体が分解するとまで言われている[7]。このため後継機ガザDでは機体強度の向上が、さらにガ・ゾウムでは武装の取り回しを格闘戦向きにするなどの変更がなされている。
生産はグリプス戦役中期に終了し[6]、生産数は250機[7]とも推定300機近く[6]ともいわれる。次なる戦い(第一次ネオ・ジオン抗争)に向けて戦力を温存していたアクシズは、グリプス戦役終結時までの期間に多数のガザCを実戦投入する。標準塗装はピンクとパープルを基調とする。
- MA形態
- 胸部を90度跳ね上げ、腕部バインダーを背面ユニットに沿わせる形で90度回転させ、脚部を180度反転させることでモビルアーマー (MA) 形態をとる。しかしその航続距離は短い。MA形態ではナックルバスターとビーム・ガンが一直線上となる。脚部はクローとして敵機を捕捉することができるが、高い効果を挙げてはいない。MA形態時には機首に設けられたハッチを介してコクピットに搭乗する。脚部で接地し、戦艦の甲板などに降着することで砲台形態をとることも可能。
- 武装
-
- ビーム・サーベル
- 両腕バインダーの内側に各1基収納する。出力0.4MW[1]。量産性が最優先されているが、標準的な威力は維持している[3]。
- ビーム・ガン
- MA形態時の機首先端に2門を装備。出力2.3MW[1]。当初はビーム・サーベルとの兼用として開発されるが、生産コスト削減のために射撃のみの機能に限定されている[3]。
- ナックル・バスター
- ジェネレーター直結型の大出力メガ粒子砲。出力6.7MW[1]。右胸から直接生えており、腕を沿えて操作する。右胸部のセンサーとリンクすることで、高精度の射撃が可能となっている。
- 脚部クロー
- 脚部が展開し、格闘武器となる。MA形態時でのみ使用可能。もともとはこちらが土木作業用マニピュレーターであった[3]。
- 劇中での活躍
- テレビ版『機動戦士Ζガンダム』第32話にて、アステロイドベルトから地球圏に戻ってきたアクシズの主力量産MSとして登場。その物量でティターンズ艦隊を圧倒する。その際、ハマーン・カーンも本機で出陣する。コロニーレーザーを巡る三つ巴のグリプス戦役最終決戦では、ジュピトリス並びにコロニーレーザーへの攻撃のためキュベレイに多数の当機が追従。パプテマス・シロッコのジ・Oと交戦状態に入るが、百式のメガ・バズーカ・ランチャーによって多数の機体が大破する。
- 劇場版『機動戦士ΖガンダムII -恋人たち-』では、ハマーンの専用機として白と紫を基調としたカラーリングの機体が登場する。
- 『機動戦士ガンダムΖΖ』では、新兵時代のグレミー・トトも搭乗する。グレミーの反乱時は、グレーに塗装されたグレミー軍側の機体が登場する。
- 雑誌企画『ガンダム・センチネル』ではグワダン級戦艦グワレイを旗艦とする艦隊の所属機としてガザEとともに登場。劇中では「カエサル」と呼ばれている。
- 『機動戦士ガンダムUC』では、ジオンカラーに再塗装・袖付きの装飾が施され、「袖付き」の拠点衛星パラオで移動砲台的に使われるほか、テニスン艦隊の戦力として稼動している。外伝作品『機動戦士ガンダムUC 『袖付き』の機付長は詩詠う』第7話・第8話にも登場。作業用に地球に下ろされた機体[8]で、袖付きの装飾は施されておらず、ナックルバスターが撤去されている。搭乗者はトリントン基地襲撃後にカークス隊基地へ避難してきた敗残兵の一人[9]で、どこかガザCに似た面長な人物。カークス隊基地を襲撃した海賊との戦闘に参加し、同様の経緯で戦闘に参加したドワッジと漫才のようなやり取りを繰り広げる。使える兵装がビーム・ガンのみだったために戦力としては役に立たず、海賊たちのMSに両碗を引きちぎられるなど散々な目に遭うが、その惨状はトリントン基地のディエス中尉とビア中尉にジオン側との共闘を決断させる一因となる。最終的に大破した機体は基地へ放棄されるが、搭乗者は無事脱出に成功する。
- 『機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト』ブラックロー運送が所有するレストアMSの1機として登場。マリア・シティのザンスカール軍に作業用MSとして売り込んでいる。実は偽装としてガザCの外装を取り付けたクロスボーン・ガンダムX-0であり、第30話で偽装を解き、サーカスと交戦している。
- 設定の変遷
- 本機の型式番号は『機動戦士Ζガンダム』放送当時からMMT-1[10]とAMX-003の2つが設定されており、前者はアクシズ・ナンバー、後者は連邦ナンバーとされていた[1]。しかし『ガンダム・センチネル』ではMMTナンバーが、アクシズとティターンズが一時的に協定を結んだ際に登録した連邦ナンバーであるとされた[11]。なお、プラモデル『HGUC AMX-003 ガザC』説明書では、MMT-1をアクシズでの開発コード、AMX-003を連邦でのアクシズの機動兵器分類のためのものとしている。
- デザインを担当した小林誠は、本機を10メートルくらいの小型MSと考え、搭乗者はコクピットにほとんど押し込まれるような形で乗っているという想定を行なったが[要出典]、これは劇中には活かされなかった。
ガザタイプ試作型
漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』に登場する、アクシズの作業用MS。単純な構造ながら機動性と運動性の高さが見込まれ、以後戦闘型へと開発のベースとなる。
なお、小説版『機動戦士Ζガンダム』では、クワトロ・バジーナがアクシズにいた頃はガザCの可変は考えていなかったとされている。
ガザA
アクシズの作業用MS(型式番号:AMX-001)。なお、AMX-001という型式番号は『MS大図鑑 PART.2 グリプス戦争編』におけるもので、「1/144 ガ・ゾウム」プラモデル解説書ではMMT-1となっている。
放送当時の資料のうち、ケイブンシャ『機動戦士ガンダムΖΖ大百科』などによれば作業用ポッドであり可変機構はないとされ、「1/144 ガ・ゾウム」解説書によれば可変MSとされる。後の資料であるバンダイ『ENTERTAINMENT BIBLE.2 機動戦士ガンダムMS大図鑑 PART.2 グリプス戦争編』では、変形後の脚部を大型のマニピュレータとする機体であり、ムーバブルフレームを採用せずブロック移動で変形するため生産性が高いとされている。
設定当初は記述設定のみが存在していたが、雑誌企画・漫画『A.O.Z Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢-』にて、藤岡建機によるデザイン画稿が発表され、併せて新規に以下の設定が付与されている。
オッゴの設計を参考に開発された非可変の作業用MAであり、オッゴと同様にドラムフレームを採用。脚部としても用いられるクローアームや、ドラムフレーム保護のためのシールド状バインダーを有している。アクシズのほかに火星独立ジオン軍(ジオンマーズ)でも運用されており、ジオンマーズ仕様は内装部品の火星向けのものへの調整が行われているほか、移動砲台仕様や巨大クレーン装備機などのオプション装備を用いたバリエーションも存在する。
ガザB
この節で示されている出典について、該当する記述が具体的にその文献の何ページあるいはどの章節にあるのか、特定が求められています。 |
作業用MSであった「ガザA」を改造し、簡易な武装を施したMS(型式番号:AMX-002)。Aと同様、当初はデザイン画稿がまったく起こされておらず、こちらも資料によって非可変機としているものと可変機としているものがある(後述)。
アクシズの警備用とされ、その後のガザシリーズの原型となった。『ダブルフェイク アンダー・ザ・ガンダム』への登場に際し、福地仁によって武装した可変MSとして画稿が起こされたが、本編登場には至らなかった。
- 設定の変遷
- 放送当時の資料では以下の通り、設定が錯綜していた。
- ガザBに可変機構を追加して生産簡易性を高めたものがガザC(大日本絵画『GUNDAM WARS PROJECT Ζ』)
- 作業用のガザA・Bに武装と可変機構を追加したものがガザC(ソフトバンク『機動戦士Ζガンダム設定資料集』)
- ガザAに武装を追加したものがガザB、ガザBに可変機構を追加したものがガザC(ケイブンシャ『機動戦士ガンダムΖΖ大百科』)
- ガザA・Bともに作業用可変MSで、優秀な可変機能が評価されて武装を追加したものがガザC(「1/144 ガ・ゾウム」プラモデル解説書)
型式番号はガ・ゾウムの解説書ではMMT-2。
福地仁の解説によれば、MA形態のデザインはビグロやグラブロを参考にしているという(バンダイ『MJ』1989年1月号)。
ガザCII
ガザCII GAZA-C II | |
---|---|
型式番号 | AMX-003B |
全高 | 24.7m[12] |
頭頂高 | 17m[12] |
本体重量 | 34.8t[12] |
全備重量 | 66.4t[12] |
装甲材質 | チタン合金および ガンダリウム合金[12] |
出力 | 1,970kW[12] |
推力 | 29,600kg×2[12] 12,300kg×2[12] 総推力:83,800kg |
センサー 有効半径 |
10,600m[12] |
武装 | ビーム・サーベル×2 ビーム砲×2 |
搭乗者 | デューク・デュバルマ |
その他 | 姿勢制御バーニア×12[12] |
模型雑誌『ホビージャパン』の連載企画『MOBILE SUIT in ACTION ジオンの星』第4回に登場[12]。
ガザCとガザDの中間的な機体とも言われるが、ナックル・バスターは廃され、代わりに両腕のシールドに新開発のビーム砲(出力3.2MW[12])が装備されている。このためジェネレーターにも若干の改良が加えられている。なお、ビーム・サーベルはガザCと同じ出力0.4MW[12]。
試作機であるため生産数はきわめて少なく、ネオ・ジオン軍の地球侵攻作戦に参加した5機が確認されるのみである。
ガザC改
ガザC改 GAZA-C-KAI | |
---|---|
型式番号 | AMX-003S |
頭頂高 | 18.5m[13] |
本体重量 | 29.2t[13] |
全備重量 | 75.2t[13] |
装甲材質 | ガンダリウム合金[13] |
出力 | 2,020kW[13] |
推力 | 100,059kg[13] |
センサー 有効半径 |
9,989m[13] |
武装 | ビーム・サーベル×2 ナックルバスター ビーム砲×2 |
『ダブルフェイク アンダー・ザ・ガンダム』に登場。カラードが運用したガザCの改修型。
ベース機の弱点であったMA形態での視界の向上と、宇宙戦闘機からのパイロット機種転換率向上[13]を目的として、コクピットが機首に移設された。これによりMA形態で有視界行動を行うことが可能となった。また機首のビーム砲が可動するようになり、MS形態時でも使用可能になった。このような機種が生まれた背景として、大工場を持たないアクシズが頭数をそろえるために各工場が各用途別の開発生産をしたことによるとされる[13]。主兵装は胸部に装備したナックルバスターだが、作戦により換装可能でオプション兵装としてバズーカも用意されていた[13]。
ガザM(マリンタイプ)
『A.O.Z Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢-』に登場(型式番号:AMX-003M)。
ジオン残党組織「レジオン」による火星の制空権掌握を受けて、レジオンと対立するジオンマーズが開発した非可変の水中用MA。型式番号はガザC系列のものだが、実際にはガザAの改造機である。ガザAの胴体ユニットをベースとしつつ、クローアームや肩部バインダーにはガザDのパーツを改造した上で流用している。バインダーには水中用推進器とともに大型ミサイルポッドを、胴体中央下部にはアッグ用の4連装ミサイルランチャーを装備。また、センサー類もソナーなどの水中用のものに変更されている。水中での一撃離脱が基本戦術ではあるが、クローアームを脚部として用いることで陸上での活動も可能である。
作中にはサンド・アングラー級潜地空母「フォートアパッチ」の所属機が登場。ティターンズ残党との合同作戦である「輝ける星」作戦のために製造され、レジオンの氷河地下秘密基地攻撃に投入される。
ガザT(ガザC複座練習機)
ゲームブック『機動戦士ガンダムΖΖ』シリーズに登場する複座練習機(型式番号:AMX-003T)。
大気圏突入テスト用にバリュートや観測用機器を取り付けられていたが、ナックルバスターをはじめ全武装は健在であり、主人公がヒロインを伴ってアクシズの艦から脱出する際に使用する。
ガ・スタン
雑誌『B-CLUB』11号に掲載された機体。
旧式化したガザCを砲撃戦用に改修したもので、右肩に大型メガ粒子砲(原文では「メガ砲」)を装着している。作中では、2機がアクシズの兵器試験場で試射を行っている様子が描かれている。
ガザD
ガザD GAZA-D | |
---|---|
型式番号 | AMX-006 |
全高 | 23.66m[14] |
頭頂高 | 17.00m[14] |
全長 | 16.1m(MA形態)[14] |
本体重量 | 28.7t[14] |
全備重量 | 68.4t[14] |
装甲材質 | ガンダリウム合金[14] |
出力 | 2,140kW[14] |
推力 | 18,400kg×4[14] 12,300kg×2[14] 総推力:98,200kg[15] |
センサー 有効半径 |
10,800m[14] |
武装 | ミサイル・ランチャー×4 ビーム・サーベル×2 ナックル・バスター ビーム砲×2 |
搭乗者 | ガザの嵐隊 |
その他 | 姿勢制御用バーニア×12[14] |
『機動戦士ガンダムΖΖ』『機動戦士ガンダムUC』に登場。
ガザCの直系の後継機[14]。MA形態での推力、MS形態での格闘戦能力、および総合的な火力が向上されている[14]。可変機構もガザCを受け継いでいるが、砲撃モードへの変形がオミットされている[16]。MA形態における機動性・格闘戦性能はビグロをはるかに凌ぐという[17]。コックピットは頭部から胸部に移設、バインダーのマウントは前腕部から肩部に変更されるといった改良点も挙げられる。とはいえ基本構造はガザCと同じであるため[18]、部分的変更のみで生産ラインを流用できることから、ガザCに代わるネオ・ジオン宇宙軍の主力MSとなっている[19]。塗装は青とピンクを基調とした機体のほか、ガザCを踏襲したピンクと紫を基調としたものも確認できる。
- 武装
- 劇中での活躍
- 『機動戦士ガンダムΖΖ』第7話で、マシュマー・セロ麾下の「ガザの嵐」隊の乗機として登場。ファ・ユイリィの駆るΖガンダムに挑み、煙幕コンビネーション「ガザ・ストーム」などで見せ場は作るが、Ζガンダムのパイロットがジュドー・アーシタに交替したあとに撃退される。その後もガザDは劇中を通して一般兵用MSとして登場する。ムーン・ムーンではキャラ・スーンによって放たれた矢が腰にあたり、当たった部分をマニピュレーターで掻くという人間臭いしぐさを見せる。
- 『機動戦士ガンダムUC』では、ガザCと同様に緑系に再塗装、袖に装飾が施され、「袖付き」の拠点パラオやテニスン艦隊の戦力として運用される。アニメ版ではジェガンのシールドでナックル・バスターを容易に防御されている。
ガザ・マリナー
『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場する予定だったガザDの水陸両用型。
バリュートを使用し、大気圏突入後にそのまま水中戦へと移行できる機体で、カプールの随伴機としての登場が予定されていた。しかし、ストーリーの都合上、自力で大気圏突入するMSを登場させる必要性がなくなったため、第1稿のデザインが描かれるに留まった[23]。なお、劇中でのカプールの随伴機としてはザク・マリナーが登場した。
ガザE
ガザE GAZA-E | |
---|---|
型式番号 | AMX-007 (MMT-3) |
全高 | 7.20m(MA時) |
頭頂高 | 16.3m |
全長 | 27.36m(MA時) |
全幅 | 17.14m(MA時) |
本体重量 | 34.8t |
全備重量 | 68.2t |
出力 | 2,280kW |
推力 | 59,300kg |
センサー 有効半径 |
11,690m |
武装 | ビームサーベル×2 バインダー武装ポッド×2 ビームカノン×2 |
搭乗者 | ネオ・ジオン兵士 |
その他 | 姿勢制御バーニア×7 |
雑誌企画『ガンダム・センチネル』やアニメ映画『機動戦士ΖガンダムIII A New Translation -星の鼓動は愛-』に登場。
ガザCの発展型。MA形態での戦闘力強化が行われている。ほかのガザシリーズと異なり、航行能力に主眼が置かれて設計された。そのためMS形態でのマニピュレーターおよび脚部は、通常のMSと比較して簡易なものとなっている。ガザシリーズの特徴でもある「ナックルバスター」は本機には採用されていない。
本機の特徴は、MA形態時に機体そのものがサブフライトシステムとして運用できる点であり、その背にMSを1機搭載することが可能である。だが、従来のガザシリーズとのパーツの共有度が低かったことからガザC、Dの生産ラインでの転用が利かず、生産数は他のガザシリーズに比べて多くはなかった(一部パーツはズサとの互換性があった)。ネオ・ジオンの内紛時にはほとんどの機体がハマーン側につき、サイド3防衛戦に投入されるが、モウサ激突時に投入されていた全機が失われる。
- 劇中での活躍
- 『ガンダム・センチネル』では「エミール」と呼ばれており、ニューディサイズによる反乱の際にニューディサイズ側へのアクシズからの間接援護として、「カエサル」(ガザC)と連携して“戦闘演習”の名目で停戦協定中の地球連邦軍α任務部隊の進路妨害を行う。
- 劇場版『機動戦士ΖガンダムIII -星の鼓動は愛-』では、グワダンの格納庫に1機が搭載されているが、塗装はグレーを基調としている。
- 漫画『機動戦士ガンダムΖΖ外伝 ジオンの幻陽』では、サイド1「エルドラド」攻略戦においてキャラ・スーン率いるランドラ隊へ配備される。
- その他
- 『ガンダム・センチネル』における初期稿では、ガザEがデザインされるよりも前に「AMX-011 ガザG」というラフデザインが起こされている。
ガ・ゾウム
ガ・ゾウム GA-ZOWMN | |
---|---|
型式番号 | AMX-008 |
全高 | 18.56m[24] |
頭頂高 | 18m[24] |
全長 | 17.42m(MA形態)[24] |
本体重量 | 31.6t[24] |
全備重量 | 58.2t[24] |
装甲材質 | ガンダリウム合金[24] |
出力 | 1,840kW[24] |
推力 | 9,620kg×6[24] 8,640kg×4(腕)[24] 総推力:92,280kg[15] |
センサー 有効半径 |
11,200m[24] |
武装 | ハイパー・ナックル・バスター ミサイル・ポッド×2 ビーム・サーベル 80mmバルカン砲×2 |
搭乗者 | ゴットン・ゴー ネル・マーセン |
その他 | 姿勢制御バーニア×18[24] |
『機動戦士ガンダムΖΖ』および『機動戦士ガンダムUC』に登場。
ガザ系の発展型だが、従来型とは異なる変形機能を持つ。従来のガザシリーズよりもMS形態での対MS戦を重視した性能付けがなされている[要出典]。本機の大型バックパックはムービング・スラスターと呼ばれる物で左右計6基にスラスターが装備され、AMBAC肢としても機能する[要出典]。MA形態は対艦・対要塞用の戦闘爆撃機として設計されており、火力・運動性ともに向上している[25]。
当初は「ガザE」として開発されるが、試作機がロールアウトした時点で[25]、その性能があらゆる面で従来のガザ・シリーズを上回ることから急遽「ガ・ゾウム」と改称されている[26]。フレームからの新規設計機であるが、ガザC、ガザDとパーツの共有率が高かったという[要出典]。
- 武装
-
- ハイパー・ナックル・バスター
- ガザCおよびガザDでは機体に接続されているが、本機ではジェネレーター直結型からEパック方式に変更され[27]、携行武装となっている。出力は4.1メガワットと低くなっているが[24]、速射が可能になっている[25]。
- ミサイル・ポッド
- 両肩に装備。セミ・アクティブ・ホーミング型のAMS-06Hを18発搭載する[25]。「ミサイル・ユニット」とも呼ばれ、ほかのウェポン・ユニットとの交換が可能となっている[25]。
- ビーム・サーベル
- ガザCおよびガザDと同型とされるが、出力は0.62メガワットと若干向上している[25]。前腕部甲に収納されており、ビーム・ランチャーとしての使用も可能[25]。
- 80ミリバルカン砲
- 2門装備とされるが[25]、装備位置は不明。装弾数800発[25]。
- 劇中での活躍
- 『ΖΖ』第17話で初登場。母艦を失った「エンドラ隊」のゴットン・ゴーが搭乗し、ΖΖガンダムと交戦するも軽微な損傷を受け撤退する。第20話では同隊のネル・マーセンが搭乗し、グラナダ上空でΖΖガンダムと交戦するが、ハイパー・ナックル・バスターを切断され、隙を見て撤退する。第21話でもネルが搭乗するが、時限爆弾を携えたセシリアに取り付かれたのに気付かず、新たな母艦となった輸送船ともども爆発する。
- その後、劇中に登場する機体はわずかである。第39話では、サイド3の避難民を乗せた貨物船に隠されていた2機がネェル・アーガマの制圧を図るが、ジュドーのΖΖガンダムとモンド・アガケの百式によって撃破される。第43話では小惑星キケロの守備隊に1機が配備されている。
- グレミーの反乱時は一機のみ、グレミー側にだけ登場する[要出典]。もともとグレーである本機のカラーリングはグレミー軍においても変更されていない。
- 小説版『機動戦士ガンダムUC』では、腕部に「袖付き」の装飾が施された機体がテニスン艦隊に配備されている。OVA版のep7ではネェル・アーガマとの最終決戦に参加、ユニコーンガンダムに対しビーム・サーベルで接近戦を挑むが、至近距離からグレネードを打ち込まれ右肩を損傷する。
ガ・ゾウム(後期量産型)
プラモデル『1/144 AMX-008 ガ・ゾウム』説明書に登場。
頭部形状が異なり、膝部にスラスターが追加されるなど各部が改修されている。
ガ・ゾウム(ガンナータイプ)
プラモデル『1/144 AMX-008 ガ・ゾウム』説明書に登場(型式番号:AMX-008B)。
後期量産型をベースに、両肩のミサイル・ポッドを長遠距離狙撃用のビームランチャーとレドームに換装した機体。ナックルバスターはMA時にはレドームのある左側に装着する。
ガ・ゾウムマリンタイプ
企画・漫画『A.O.Z Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢-』に登場(型式番号:AMX-008M)。「ガ・ゾウム水中型」とも呼ばれる。
火星独立ジオン軍(ジオンマーズ)が運用する水陸両用MS。宇宙世紀0091年の火星において、レジオン軍の氷河地下秘密基地にて製造されているインレの奪還作戦「輝ける星作戦」に投入される。同作戦は火星に落ち延びたティターンズ残党とジオンマーズの合同作戦であり、本機の任務はインレを操縦可能なティターンズの強化人間を氷河地下基地に送り込むこととなっている。
当時の火星戦線では、レジオンの運用する「インレの翼」によってジオンマーズは制宙権と制空権を奪われており、製造中であったガ・ゾウムなどの宇宙用の機体はそのまま死蔵された状態であったが、同作戦が実行に移されるにあたり、モビルポッドをベースとするガザ系機体の優れた気密性が注目され、これを水中用に改修した本機が急遽投入されることとなる。
機体構造としては、ズゴック系やハイゴッグを思わせる形状に換装された上半身が最大の特徴である。一方で下半身はガ・ゾウムの構造をほぼ維持しているが、腰部装甲にわずかの形状の違いが見られるほか、接地面積を増すためと思われるハイゴッグのような補助パーツが脚部接地部に増設されている点、MA形態での脚部展開機構をMS形態でも展開状態で維持している点が原型機と異なる。これら改修点により全体のシルエットがさらにハイゴッグに近づき、一見してガザ系機体であるとは分かりにくい様相を呈している。また水中用MSとしては、MA形態が水中での高速移動形態として有効活用されていることが特筆すべき点である。
しかし、本機はゲリラ活動下で急造されたMSであったため、気密性に問題を抱えており、さらに水中で変形や格闘戦を行った際のフレーム強度の問題から、本来であれば一出撃ごとの整備が必要であった。しかしインレ強奪ないしは破壊という作戦目的の性格上、長時間の戦闘や遠距離砲撃などは考慮されておらず、敵防衛網の強行突破と基地強襲という特攻兵器的な使用が前提となっていたため、一度の出撃で使い捨てるかたちでの投入となる。
なお、サンド・アングラー級潜地空母「フォートアパッチ」所属MS部隊の指揮官である猛牛コルトの専用機は、胴体部の形状が一般仕様とは異なり、格闘戦能力と装甲を強化した、よりズゴックに近い形状のものになっている。
ガザG
ガザG GAZA-G | |
---|---|
型式番号 | AMX-020[30] / AMX-010[31] |
全高 | 約25m(MS形態)[30] |
頭頂高 | 16m(MS形態)[30] |
全長 | 約22m(MA形態)[30] |
全幅 | 約18m(MA形態)[30] |
全備重量 | 約80t[30] |
装甲材質 | ガンダリウム合金[30] |
出力 | 2,140kW[30] |
武装 | ビーム・サーベル×2 頭部2連バルカン砲×2 シールド兼9連ミサイル・ランチャー×2 ナックル・バスター×1 |
搭乗者 | リナート・リヒトほか |
宇宙世紀0092年を舞台とする漫画『機動戦士ムーンガンダム』に登場。ただし作中への登場に先行して、2020年発行の書籍『機動戦士ガンダム 新訳MS大全集 U.C.0092-0169編』に掲載されたのが初出[31]。メカニックデザインは刑部一平で、漫画原作者の福井晴敏からの「リュース部隊の量産機はガザ系で」との発注による[30]。
従来のガザ・シリーズからコックピットに改良がほどこされており、新兵でも扱いやすい直感的な作りとなっている。MA形態では重力下でもバインダーの上部に僚機を積載可能なサブフライトシステムとしても運用できる。簡易量産型であり、コスト低減のため小型で装甲も薄いが、火力は同時代の主力機にも劣らない。ガザ系の生産ラインを流用しているため整備性が非常に高く、必要に応じて生産数を増やすことも容易である[30]。カラーリングは濃淡グリーンを基調とする。
シャア・アズナブル率いる新生ネオ・ジオン軍とは別派閥であるネオ・ジオン過激派(ザビ派)のリュース艦隊の主力機として配備され、メドゥッサやギガッザムなどの大型MAと編隊を組んで運用されている[30]。
ガザW
漫画『ダブルフェイク アンダー・ザ・ガンダム』に登場(型式番号:AMX-016)。Wはウィラと読む。ガザシリーズの最終型とされる。
ネオ・ジオンにより開発された機体で、アクシズが地球圏へ戻った際、能力が旧式化していたガザシリーズの高性能化を図るために開発されたといわれる[13]。実際にはネオ・ジオンより協力関係にあった過激派組織「カラード」に供与され、運用された。カラーリングは当時のカラー画稿ではライトグリーンを基調とし[13]、Gジェネレーションシリーズでは黒を基調としている[32]。
そのスタイルは従来のガザシリーズからかけ離れており、全体的にスマートな体型に、股間にはMA形態での機首を兼ねるレドームを備え[13]、大型のバックパックとバインダーに近い形状となった大型シールドを両肩に装備している。シールドバインダーはビーム・キャノン[13]をはじめ複数の武装が施されており、また熱核ジェット/ロケットエンジンを搭載し[32]バーニア・スタビレーターとしての機能も持つ[13]。従来のシリーズとは異なりどちらかというと重MSに分類でき、ガザ系よりドーガ系に近い[13]。
変形パターンは連邦軍のギャプランのものに近く、熱核ジェットエンジンのおかげでMA形態での大気圏内飛行も可能となっている。「GジェネレーションF」ではナックルバスターを装備している。
この機体は漫画の作者のうしだゆうじがデザインしたものであり、後にMJ誌上で発表された福地仁の設定画は漫画版をもとに「ゲルググ顔のジオン版ギャプラン」として再デザインしたものとなっている[13]。
- 劇中での活躍
- 過激派組織「カラード」の構成員ディーマッドの乗機としてサイド6における連邦軍襲撃作戦に参加。その後カラードが過激派と穏健派に分裂した後に過激派として新生ネオ・ジオンと合流し、穏健派のリーダーであるエルデスコ・バイエの駆るザクIII後期型と激闘を繰り広げる。
その他のバリエーション
- ガザ・H(ハンニャ)
- 漫画『Gの影忍』に登場するMS忍者。原型機はガザDで、MA形態がその名の通り般若の面を模したものになっている。
- ガザX
- 雑誌上のパロディ企画『機動戦士Oガンダム 光のニュータイプ』に登場する可変MS(型式番号:NNT-01)。作中に登場する勢力「スーパー・ジオン」の主力機とされている。武装はナックルバスター。
- ガザ
- 雑誌企画『TYRANT SWORD Of NEOFALIA』で設定されたMS。名称は「ガザ」であるが、機体形状はガザシリーズとは異なるマッシブな人型となっている。宇宙世紀0087年時にはアクシズにて開発中とされている。なお、『TYRANT SWORD』は『機動戦士Ζガンダム』などの公式作品とはMSの開発状況などの設定が異なっている。
脚注
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o 『ジ・アニメ特別編集 機動戦士Ζガンダム PART2』近代映画社、1986年1月、104頁。
- ^ a b c d 『ガンダム・センチネル』大日本絵画、1988年9月、117頁。
- ^ a b c d 『HGUC AMX-003 ガザC(ハマーン・カーン専用機)』説明書、バンダイ、2006年4月。
- ^ 『ジ・アニメ特別編集 機動戦士Ζガンダム PART3』近代映画社、1986年4月、86頁。
- ^ プラモデル『1/144リゲルグ』(バンダイ)の解説書ではガザAに軽い武装を施した警備用とされているが、『1/144HGUCガザC』(同)の解説書ではAと同じく作業用であるとされている。
- ^ a b c 『ガンダム・センチネル』大日本絵画、1988年9月、117頁。
- ^ a b 『1/144 AMX-008 ガ・ゾウム』説明書、バンダイ、1986年8月。
- ^ 漫画『機動戦士ガンダムUC 『袖付き』の機付長は詩詠う』第2巻、92頁。
- ^ 漫画『機動戦士ガンダムUC 『袖付き』の機付長は詩詠う』第2巻、120頁。
- ^ 『1/144 AMX-008 ガ・ゾウム』説明書ではガザA、Bに続くMMT-3とされた。
- ^ 『ガンダム・センチネル』大日本絵画、1988年9月、116,301頁。
- ^ a b c d e f g h i j k l m 『ホビージャパン』1987年1月号、47-53頁。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q バンダイメディア事業出版課 「エムジェイ 114号 模型情報1989年1月号」43頁
- ^ a b c d e f g h i j k l m 『1/144 AMX-006 ガザD』説明書、バンダイ、1986年5月。
- ^ a b c 『ENTERTAINMENT BIBLE .2 機動戦士ガンダム MS大図鑑【PART.2 グリプス戦争編】』バンダイ、1988年3月、52-53頁。
- ^ 皆河有伽『総解説 ガンダム事典 Ver.1.5』講談社、2009年8月、274頁。
- ^ 『ニュータイプ100%コレクション7 機動戦士ガンダムΖΖ PERFECT EDITION』角川書店、1987年10月、37頁。
- ^ 『ENTERTAINMENT BIBLE .2 機動戦士ガンダム MS大図鑑【PART.2 グリプス戦争編】』バンダイ、1988年3月、124頁。
- ^ 『データコレクション6 機動戦士ガンダムΖΖ』メディアワークス、8頁。
- ^ プラモデル『1/144 AMX-014 ドーベン・ウルフ』説明書、バンダイ、1986年11月。
- ^ a b c 『機動戦士ガンダムΖΖ&Ζ 保存版設定資料集』バンダイ、1986年6月、12頁。
- ^ 「ΖΖ GUNDAM M.Sデザイン大研究」『B-CLUB』第5号、バンダイ、1986年3月。
- ^ 『GUNDAM WARS II MISSION ΖΖ』大日本絵画、1987年2月、85頁。
- ^ a b c d e f g h i j k l 『MJマテリアル10 機動戦士ガンダムΖΖ&Ζ 保存版設定資料集』バンダイ、1896年6月、14頁。
- ^ a b c d e f g h i プラモデル『1/144 AMX-008 ガ・ゾウム』説明書、バンダイ、1986年8月。
- ^ 『ニュータイプ100%コレクション7 機動戦士ガンダムΖΖ』角川書店、1987年10月、39頁。
- ^ “ネオ・ジオンMS/Mechanics”. 機動戦士ガンダムUC 公式サイト. サンライズ. 2020年8月8日閲覧。
- ^ 『ジ・アニメ』1986年4月号、近代映画社、31頁。
- ^ 『機動戦士ガンダム 新MS大全集Ver.3.0』バンダイ、1992年6月、166頁。
- ^ a b c d e f g h i j k 形部一平「ムーンガンダム メカニカルワークス Vol.16」『ガンダムエース』2021年3月号、KADOKAWA、16-17頁。
- ^ a b 新訳MS大全集 2020, p. 75.
- ^ a b バンダイ「SDガンダム GジェネレーションF」プロフィールモード
参考文献
- 書籍
- 『機動戦士ガンダム新訳MS大全集 U.C.0092-0169編』KADOKAWA、2020年3月26日。ISBN 978-4-04-109145-6。
関連項目
- 宇宙世紀の登場機動兵器一覧
- ガザ・レイ- 漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST』に登場する、ガザCにキュベレイを合成したミキシング・ビルド機。