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「ワシントン・ナショナルズの年度別成績一覧」の版間の差分

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[[Image:Stadeolympique.jpg|thumb|right|200px|エクスポズ時代の本拠地、[[オリンピック・スタジアム (モントリオール)|オリンピック・スタジアム]]。1977年から2004年まで使用していた。]]この一覧は[[メジャーリーグベースボール|メジャーリーグ]]の[[ナショナルリーグ東地区]]に所属する'''[[ワシントン・ナショナルズ]]の年度別成績一覧'''である。レギュラーシーズンの成績と共に[[ポストシーズン]]の成績、歴代監督、観客動員数を年度別に挙げた。なお、レギュラーシーズンおよびポストシーズンの主要タイトル受賞者を以下に示す。

2021年9月6日 (月) 10:10時点における版

2009年MLBドラフト全体1位指名選手スティーブン・ストラスバーグ。2019年のポストシーズンでは5勝0敗の成績を挙げ球団史上初のワールドシリーズ制覇に貢献して、この年のワールドシリーズMVPを獲得した。
前身のエクスポズで12年捕手としてチームを牽引したゲイリー・カーター。背番号の8はエクスポズで永久欠番になっていた。
エクスポズ時代の本拠地、オリンピック・スタジアム。1977年から2004年まで使用していた。

この一覧はメジャーリーグナショナルリーグ東地区に所属するワシントン・ナショナルズの年度別成績一覧である。レギュラーシーズンの成績と共にポストシーズンの成績、歴代監督、観客動員数を年度別に挙げた。なお、レギュラーシーズンおよびポストシーズンの主要タイトル受賞者を以下に示す。

歴史

ワシントン・ナショナルズ1969年のリーグ拡張にともない、モントリオール・エクスポズとしてナショナルリーグに加盟。MLB初のアメリカ国外(カナダモントリオール)に本拠地を持つチームであった。エクスポズ時代は1度(2地区制だった1981年後期)地区優勝しているが、リーグチャンピオンシップシリーズで敗退している。3地区制初年度の1994年東地区首位に立っていたものの、ストライキでシーズンが打ち切られたため、地区優勝とはならなかった。

2005年に本拠地をワシントンD.C.へ移し、ワシントン・ナショナルズに改称した。移転直後は低迷が続いていたが、2012年に「ナショナルズ」として初の地区優勝を果たす。ワイルドカードからポストシーズンに進んだ2019年、5度目の挑戦で初めてディビジョンシリーズを突破すると(エクスポズ時代を含めて)球団創設51年目で初進出となったワールドシリーズを制覇した。チームはこれまでにワールドシリーズ優勝1回、リーグ優勝1回、地区優勝5回、ワイルドカード獲得1回を記録している。

年度別成績

凡例

  • 太字はリーグ1位
  • 表中の略記・着色セルの内訳は以下の通り
ワールドシリーズ優勝
(1884–1891)(1903–現在)
リーグ優勝
(1882–現在)
地区優勝
(1969–現在)
ワイルドカード
(1994–現在)
NLナショナルリーグ MシーズンMVP Cサイ・ヤング賞 R新人王
WSワールドシリーズ NLCSナショナルリーグチャンピオンシップシリーズ NLDSナショナルリーグディビジョンシリーズ
年度 所属 地区 レギュラーシーズン ポストシーズン 監督(勝敗) 観客動員数
順位 勝利 敗戦 勝率 受賞
モントリオール・エクスポズ
1969 NL 6 52 110  .321 ジーン・モーク 1,212,608
1970 NL 6 73 89  .451 R ジーン・モーク 1,424,683
1971 NL 5 71 90  .441 ジーン・モーク 1,290,963
1972 NL 5 70 86  .449 ジーン・モーク 1,142,145
1973 NL 4 79 83  .488 ジーン・モーク 1,246,863
1974 NL 4 79 82  .491 ジーン・モーク 1,019,134
1975 NL 5 75 87  .463 ジーン・モーク 908,292
1976 NL 6 55 107  .340 カール・クール(43 - 85)
チャーリー・フォックス(12 - 22)
646,704
1977 NL 5 75 87  .463 R ディック・ウィリアムズ 1,433,757
1978 NL 4 76 86  .469 ディック・ウィリアムズ 1,427,007
1979 NL 2 95 65  .594 ディック・ウィリアムズ 2,102,173
1980 NL 2 90 72  .556 ディック・ウィリアムズ 2,208,175
1981 NL 3 30 25 .545 敗2-3 NLCS 対LAD ディック・ウィリアムズ(44 - 37)
ジム・ファニング(16 - 11)
1,534,564
1 30 23 .566
1982 NL 3 86 76  .531 ジム・ファニング 2,318,292
1983 NL 3 82 80  .506 ビル・バードン 2,320,651
1984 NL 5 78 83  .484 ビル・バードン(64 - 67)
ジム・ファニング(14 - 16)
1,606,531
1985 NL 3 84 77  .522 バック・ロジャース 1,502,494
1986 NL 4 78 83  .484 バック・ロジャース 1,128,981
1987 NL 3 91 71  .562 バック・ロジャース 1,850,324
1988 NL 3 81 81  .500 バック・ロジャース 1,478,659
1989 NL 4 81 81  .500 バック・ロジャース 1,783,533
1990 NL 3 85 77  .525 バック・ロジャース 1,373,087
1991 NL 6 71 90  .441 バック・ロジャース(20 - 29)
トム・ラネルズ(51 - 61)
934,742
1992 NL 2 87 75  .537 トム・ラネルズ(17 - 20)
フェリペ・アルー(70 - 55)
1,669,127
1993 NL 2 94 68  .580 フェリペ・アルー 1,641,437
1994 NL 1 74 40  .649 フェリペ・アルー 1,276,250
1995 NL 5 66 78  .458 フェリペ・アルー 1,309,618
1996 NL 2 88 74  .543 フェリペ・アルー 1,616,709
1997 NL 4 78 84  .481 C フェリペ・アルー 1,497,609
1998 NL 4 65 97  .401 フェリペ・アルー 914,909
1999 NL 4 68 94  .420 フェリペ・アルー 772,737
2000 NL 4 67 95  .414 フェリペ・アルー 926,272
年度 所属 地区 順位 勝利 敗戦 勝率 受賞 ポストシーズン 監督(勝敗) 観客動員数
2001 NL 5 68 94  .420 フェリペ・アルー(21 - 32)
ジェフ・トーボーグ(47 - 62)
642,743
2002 NL 2 83 79  .512 フランク・ロビンソン 812,537
2003 NL 4 83 79  .512 フランク・ロビンソン 1,025,639
2004 NL 5 67 95  .414 フランク・ロビンソン 748,550
ワシントン・ナショナルズ
2005 NL 5 81 81  .500 フランク・ロビンソン 2,692,123
2006 NL 5 71 91  .438 フランク・ロビンソン 2,153,150
2007 NL 4 73 89  .451 マニー・アクタ 1,961,579
2008 NL 5 59 102 .366 マニー・アクタ 2,320,400
2009 NL 5 59 103 .364 マニー・アクタ(26 - 61)
ジム・リグルマン(33 - 42)
1,817,202
2010 NL 5 69 93 .426 ジム・リグルマン 1,828,066
2011 NL 3 80 81 .497 ジム・リグルマン(38 - 37)
ジョン・マクラーレン(2 - 1)
デービー・ジョンソン(40 - 43)
1,940,480
2012 NL 1 98 64 .605 R 敗2-3 NLDS 対STL デービー・ジョンソン 2,370,794
2013 NL 2 86 76 .531 デービー・ジョンソン 2,652,422
2014 NL 1 96 66 .593 敗1-3 NLDS 対SF マット・ウィリアムズ 2,579,389
2015 NL 2 83 79 .512 M マット・ウィリアムズ 2,619,843
2016 NL 1 95 67 .586 C 敗2-3 NLDS 対LAD ダスティ・ベイカー 2,481,938
2017 NL 1 97 65 .599 C 敗2-3 NLDS 対CHC ダスティ・ベイカー 2,524,980
2018 NL 2 82 80 .506 デーブ・マルティネス 2,529,604
2019 NL 2 93 69 .574 勝4-3 WS 対HOU
勝4-0 NLCS 対STL
勝3-2 NLDS 対LAD
勝1-0 NLWC 対MIL
デーブ・マルティネス 2,259,781
MLB通算:51年 3977 4149 .489

タイトル受賞者

受賞年 受賞タイトル 受賞選手 成績
1970 新人王 カール・モートン 18勝11敗 防御率3.60 154奪三振
1977 新人王 アンドレ・ドーソン 打率.282 19本塁打 65打点
1997 サイ・ヤング賞 ペドロ・マルティネス 17勝8敗 防御率1.90 305奪三振
2012 新人王 ブライス・ハーパー 打率.270 22本塁打 59打点
2015 シーズンMVP ブライス・ハーパー 打率.330 42本塁打 99打点
2016 サイ・ヤング賞 マックス・シャーザー 20勝7敗 防御率2.96 284奪三振
2019 NLCS-MVP ハウィー・ケンドリック 打率.333 0本塁打 4打点
WS-MVP スティーブン・ストラスバーグ 2勝0敗 防御率2.51 14奪三振

参考文献

外部リンク