「スヌーピーのグレート・レース」の版間の差分
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== 概要 == |
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2021年9月6日 (月) 10:28時点における版
| スヌーピーのグレート・レース | |||||||||||||
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| 主なデータ | |||||||||||||
| 種類 | ライド・アトラクション | ||||||||||||
| テーマ | ピーナッツ | ||||||||||||
| 両ごとの定員数 | 16名 | ||||||||||||
| 列数 | 8列 | ||||||||||||
| 列ごとの定員数 | 2名 | ||||||||||||
| 所要時間 | 約1分 | ||||||||||||
| 身長制限 |
122cm以上 付き添い者同伴の場合は92cm以上 | ||||||||||||
| よやくのり | 利用可能 | ||||||||||||
スヌーピーのグレート・レース（英: Snoopy's Great Race）は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのユニバーサル・ワンダーランドにある『ピーナッツ』をテーマにした屋内型ローラーコースターである[1]。
概要
2001年3月31日、パーク開園と同時に「スヌーピー・スタジオ」の「スヌーピー・サウンド・ステージ・アドベンチャー」内にオープンした[1]。
2020年2月29日より新型コロナウイルスによる国内感染拡大を防止するためパークの営業が休止され、営業が再開された同年6月8日より、運営再開日未定の状態で長期間に及び休止されていた[2]。2021年3月17日、本アトラクションに関する情報がパークの公式サイトから消え、予告なしのクローズとなった[3]。
ストーリー
スヌーピーが映画監督を務める「スヌーピー・スタジオ」で、ライドに乗車しゲストは、エキストラとして映画に出演する[4]。
製作
本アトラクションの設計から施工までを、チーフとして担当したのは、泉陽機工株式会社技術部技術課の北野巧だ。
1998年の1月にアメリカのUSIと契約が交わされた際、既に本アトラクションの平面レイアウトや高さが決まっており、コース設計には、いろいろと工夫が必要だった。しかし、それよりも苦労したのが制御面だった。USIは、安全性に極めて厳しく、センサーをたくさん取り付け、いつでも非常停止ができるような制御を求められたのだ。設計については、USIと電子メールでやりとりしていたが、言葉の問題と考え方の違いでうまく進まなかった。結局、渡米して直接話をし、それ以後は、順調に進むようになった。最終的に、全ての設計が完了したのが1年後の1999年の7月となり、それから製作が開始された。
据え付けも難航し、通常は据え付けは2,3週間で済むが、USJの場合、建物の装飾をしながらの分割作業だったこともあり、2000年の3月から7月まで、5カ月も要した。その後は、厳しい安全審査となった。砂袋を載せたウェイトテストや、1000回テストもあったという。1000回テストというのは、途中の車両点検なしに、1000回運行させるテストのことをいう。ちなみに、日本の遊園地でのテストは300回程だといわれている。1000回テストが終わるまでは、人を乗せてはいけない、ということになっていたが、突然、「プレジデントレビュー（会長の試乗）があさって入るから、それまでに間に合わせてくれないか」という要望があった。北野は、一度は断ったが、担当者の落胆した後姿を見て、なんとかしてやりたくなり、関係者で相談し、徹夜でテストすることを決めた。24時間通して行い、ぎりぎり間に合わせることができた[5]。
脚注
- ^ a b スタジオガイド（2001年3月発行）
- ^ “【2021】ユニバのアトラクション休止情報！ コロナでやってないアトラクションは？休止になる4つの理由”. 【2021】ユニバのアトラクション休止情報！ コロナでやってないアトラクションは？休止になる4つの理由. 2021年4月12日閲覧。
- ^ “【終了】USJスヌーピーのグレートレース攻略法！子供向けコースターの待ち時間、場所、楽しみ方まとめ”. 【終了】USJスヌーピーのグレートレース攻略法！子供向けコースターの待ち時間、場所、楽しみ方まとめ. 2021年4月12日閲覧。
- ^ “USJの屋内ジェットコースター、スヌーピーのグレート・レースを紹介｜USJ情報サイト”. opus21.net. 2021年4月12日閲覧。
- ^ 北野巧 (2001年). “E.T.がやってきた!!「安全性と楽しさを」”. www.o-bay.or.jp. O-BAY. 大阪湾ベイエリア開発推進機構. 2021年4月12日閲覧。