「ハロー・リトル・ガール」の版間の差分
m Bot作業依頼: pathnavboxクラスのテンプレート移行 (insource:/class=[" ]*pathnavbox/) - log |
|||
1行目: | 1行目: | ||
{{Pathnavbox| |
|||
<div class="pathnavbox"> |
|||
{{Pathnav|ザ・フォーモスト}} |
{{Pathnav|ザ・フォーモスト}} |
||
{{Pathnav|ビートルズ|ビートルズの曲名一覧}} |
{{Pathnav|ビートルズ|ビートルズの曲名一覧}} |
||
}} |
|||
</div> |
|||
{{Infobox Single |
{{Infobox Single |
||
| Name = ハロー・リトル・ガール |
| Name = ハロー・リトル・ガール |
2021年9月6日 (月) 11:46時点における版
「ハロー・リトル・ガール」 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ザ・フォーモスト の シングル | ||||||||
B面 | ジャスト・イン・ケース | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | 7インチシングル | |||||||
録音 | 1963年7月3日 | |||||||
ジャンル | リバプールサウンド[3] | |||||||
レーベル | ||||||||
作詞・作曲 | レノン=マッカートニー | |||||||
プロデュース | ジョージ・マーティン | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
| ||||||||
ザ・フォーモスト シングル 年表 | ||||||||
| ||||||||
|
「ハロー・リトル・ガール」 | ||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ビートルズの楽曲 | ||||||||||||||||
収録アルバム | 『ザ・ビートルズ・アンソロジー1』 | |||||||||||||||
英語名 | Hello Little Girl | |||||||||||||||
リリース | 1995年11月20日 | |||||||||||||||
録音 |
| |||||||||||||||
ジャンル | リバプールサウンド | |||||||||||||||
時間 | 1分40秒 | |||||||||||||||
レーベル | アップル・レコード | |||||||||||||||
作詞者 | レノン=マッカートニー | |||||||||||||||
作曲者 | レノン=マッカートニー | |||||||||||||||
|
「ハロー・リトル・ガール」(Hello Little Girl)は、ザ・フォーモストの楽曲である。1963年にパーロフォンよりデビュー・シングルとして発売され、全英シングルチャートで最高位9位を獲得した。本作はジョン・レノンが初めて書いた楽曲で、作者名としてポール・マッカートニーとの共同名義であるレノン=マッカートニーが使用されている[注釈 1]。 ビートルズは1962年のデッカ・レコードのオーディションで本作を演奏しており、その当時の音源は1995年に発売された『ザ・ビートルズ・アンソロジー1』に収録された。
背景・リリース
レノンは、1957年に「ハロー・リトル・ガール」を書いた。この楽曲はレノンが初めて書いた楽曲で、レノンは「1930年代か1940年代の楽曲のパロディ。母がよく歌ってた古い歌をヒントにつくったんだと思う」と語っている [5]。本作は、ビートルズが、1962年に行われたデッカ・レコードのオーディションで演奏した3曲のうちの1曲である[3]。当時の音源は、1970年以降に海賊盤で流通していたが、1995年に発売のコンピレーション・アルバム『ザ・ビートルズ・アンソロジー1』で公式発売された[6]。なお、ビートルズの最初期のベーシストであるスチュアート・サトクリフが参加したデモ音源も存在するが、こちらは現在も公式発売はされていない。またデビュー以降、ビートルズは本作のレコーディングを行っていない。
1963年にザ・フォーモストに本作が提供され、ジョージ・マーティンがプロデュースの下、EMIスタジオでレコーディングされた。同年8月30日にデビュー・シングル[注釈 2]として発売され、全英シングルチャートで最高位9位を獲得した[4]。その後、ザ・フォーモスト版は、1979年に発売されたコンピレーション・アルバム『ザ・ソング・オブ・レノン&マッカートニー』にも収録された[7]。
他のアーティストによるカバーや文化的影響
ザ・フォーモストと同年に、ジェリー&ザ・ペースメイカーズのカバー・バージョンをレコーディングした。このカバー・バージョンは、1991年に発売されたコンピレーション・アルバム『EMI Legend of Rock'n Roll Series:The Best Of Gerry And The Pacemakers-The Definitive Collection』に収録されるまで、未発表のままとなっていた[8][9]。
「ハロー・プティット・フィーユ 〜こんにちはマドモアゼル〜」 | ||||
---|---|---|---|---|
中尾ミエ の シングル | ||||
B面 | この胸のときめきを | |||
リリース | ||||
規格 | 7インチシングル | |||
録音 | ビクター築地スタジオ | |||
ジャンル | ポップス | |||
レーベル | 日本ビクター | |||
作詞・作曲 |
| |||
中尾ミエ シングル 年表 | ||||
| ||||
日本ではザ・フォーモストによる演奏バージョンは発売されなかったが、1966年にフランスの歌手シェイラが歌った仏語バージョン「ハロー・プティト・フィーユ -こんにちわマドモアゼル-」が日本発売されラジオの洋楽チャートで人気となり、中尾ミエによる孫カバー「ハロー・プティット・フィーユ 〜こんにちはマドモアゼル〜」も発売された[10]。
2009年にApple Jam[注釈 3]がアルバム『Off The Beatle Track』で、本作をカバーした。
2010年に公開されたジョン・レノンの伝記映画『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』で、レノン(演 : アーロン・テイラー=ジョンソン)がマッカートニー(演 : トーマス・ブロディ=サングスター)に聴かせるために、オープンリール方式テープレコーダに録音するシーンで使用された。歌唱・演奏はジョンソンによるもの[11]。
2016年3月22日にウォリントンで行われたオメガ・オークションで、ビートルズのマネージャーであったブライアン・エプスタインがジョージ・マーティンに渡したデモ・レコードが出品された[12][13][14]。かつてジェリー&ザ・ペースメイカーズのレス・マクワイアが所有していたデモ・レコードのA面には本作、B面には「ティル・ゼア・ウォズ・ユー」が収録されていた[注釈 4]。 このデモ・レコードは、77500ポンド(日本円で約1250万円)で落札された[12][13][14]。
脚注
注釈
出典
- ^ “The Fourmost - Hello Little Girl / Just In Case - Parlophone - UK - R 5056”. 45cat. 2020年9月4日閲覧。
- ^ “The Fourmost - Hello Little Girl / Just In Case - Atco - USA - 45-6280”. 45cat. 2020年9月4日閲覧。
- ^ a b Unterberger, Richie. Hello Little Girl - The Fourmost | Song Info - オールミュージック. 2020年9月4日閲覧。
- ^ a b “Official Singles Chart Top 50”. Official Charts Company (1963年10月24日). 2020年9月4日閲覧。
- ^ Sheff 2000, p. 172.
- ^ Anthology 1 - The Beatles | Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2020年9月4日閲覧。
- ^ Unterberger, Richie. Songs Lennon & McCartney Gave Away - Various Artists | Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2020年9月4日閲覧。
- ^ 重要CDを振り返る:リミックス再発の先駆けとなった米EMIによる『EMI Legend of Rock’n Roll Series』
- ^ Gerry & The Pacemakers – The Best Of; The Definitive Collection
- ^ 中村俊夫. “カヴァー三代目物語”. 中村俊夫の復刻堂徒然日誌. 芽瑠璃堂. 2021年3月24日閲覧。
- ^ “Music From And Inspired By The Motion Picture Nowhere Boy”. Discogs. Zink Media. 2020年9月4日閲覧。
- ^ a b Baxter, Todd (2016年3月22日). “'Holy Grail' of Beatles records sells for $110k”. CNN. 2020年9月4日閲覧。
- ^ a b c “ビートルズの「聖杯」、1200万円で落札 希少なデモレコード 写真2枚 国際ニュース”. AFPBB News (フランス通信社). (2016年3月23日) 2020年9月4日閲覧。
- ^ a b c “ビートルズ、62年に作られた最初の10インチ盤が1200万円を超える価格で落札”. NME Japan (BandLab UK Limited). (2016年3月23日) 2020年9月4日閲覧。
参考文献
- Sheff, David (2000). All We Are Saying. St Martin's Griffin. ISBN 0-312-25464-4
外部リンク
- Hello Little Girl - The Beatles