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2021年9月8日 (水) 21:27時点における版
千年紀: | 3千年紀 |
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世紀: | 20世紀 - 21世紀 - 22世紀 |
十年紀: | 2000年代 2010年代 2020年代 - 2030年代 - 2040年代 2050年代 2060年代 |
年: | 2030年 2031年 2032年 2033年 2034年 2035年 2036年 2037年 2038年 2039年 |
2030年代(にせんさんじゅうねんだい)は、西暦(グレゴリオ暦)2030年から2039年までの10年間を指す十年紀。この項目では、国際的な視点に基づいた2030年代について記載する。
予定・予測されるできごと
2030年
→詳細は「2030年」を参照
- 第26回冬季オリンピック開催。
- 第24回FIFAワールドカップ開催。
- 6月1日の夕刻に北海道で金環食(日本国内で観測できるのは2012年5月21日以来18年ぶり)。
- 9月21日に小惑星状物体 2000 SG344 が月までの距離の13倍程度まで地球に接近する。
- アメリカ航空宇宙局では、この年に人間を火星に送り込む構想がある。
- 2015年の国際連合総会で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中核となる持続可能な開発目標 (SDGs) の達成目標年。
- この頃までに携帯電話やIoTなど無線通信システムの新たな方式として、第6世代移動通信システム (6G) の実用化を目指している。
- この頃までに日本の人口が1億2000万人を割り込む(国立社会保障・人口問題研究所「出生・死亡中位推計」)。
- この頃までに日本の高齢者の割合が30%を超えると予測されている(日本の高齢化)。
- この頃までにインドの人口が15億人を超え、中国を抜いて世界一となる[1]。
- この頃、中国の人口が約14億6400万人で頭打ちとなり、以後は加速的に高齢化が進んでいく(国連の2019年予測)[2]。
2031年
→詳細は「2031年」を参照
- この年の3月まで(2030年度中)に、北海道新幹線が札幌駅までの全線で開業となる予定。
- 団塊ジュニア世代が還暦を迎える(ただし、この頃は定年制を廃止する企業が増加したり、シニア労働市場も整備されているため産業界への影響は少ないと考えられる)。
- 厚生労働省は、この年に厚生年金の積立金が枯渇し事実上破綻する見通しであると2009年に試算している[3]。
- 日本では、1966年の丙午生まれが高齢者に入るため、この年だけ高齢者数が16.8万人減少する(出生・死亡中位の場合)[4]。
- 2020年12月に地球を離れた小惑星探査機「はやぶさ2」が、新たな探査目標としてこの年の7月に小惑星「1998 KY26」に到着し、近接観測を行う予定[5]。
2032年
→詳細は「2032年」を参照
- ブリスベンにて第35回夏季オリンピック(ブリスベンオリンピック)が開催予定。
2033年
→詳細は「2033年」を参照
- 旧暦2033年問題が発生する。
2034年
→詳細は「2034年」を参照
- 第27回冬季オリンピック開催。
- 第25回FIFAワールドカップ開催。
- アメリカ合衆国の社会保障信託基金の資産がゼロになると試算されている。
2035年
→詳細は「2035年」を参照
- 9月2日に日本で26年ぶりの皆既日食(皆既となるのは富山県と茨城県を結んだ一帯、日本の陸上で観測できるのは1963年7月20日以来72年ぶり)。
2036年
→詳細は「2036年」を参照
2037年
→詳細は「2037年」を参照
- 多くの電子時計のカレンダーは、この年までとなっている(2038年問題の関係)。
2038年
→詳細は「2038年」を参照
- 1月19日12時14分08秒 (JST) 、2038年問題によりコンピュータの誤動作が懸念されている。
- 第28回冬季オリンピック開催。
- 第26回FIFAワールドカップ開催。
2039年
→詳細は「2039年」を参照
- 土星の環の消失現象観測(地球から見て完全に水平になる)。
- アメリカ政府が、ジョン・F・ケネディ暗殺に関する全資料を完全公開(予定)。
フィクションのできごと
- 初頭 - 宇宙背景放射のスペクトルが紫外線や紫の可視光まで広がる「全天紫外可視光輻射現象(AUVR)」が発生し、30年代半ばには夜空が紫色になる。ブレーン論的多世界解釈などに基づくAUVRの原因についての複数の解釈で、AUVRは時空異常現象によるものであり、数十年以内に太陽系が滅亡すると予測される。(小説『シンギュラリティ・コンクェスト』)[6]
- 2038年8月15日 - アンドロイドが自分の意思を持ち始める。(ゲーム 『デトロイト ビカム ヒューマン』)
脚注
注釈
出典
- ^ 変わる人口地図(5)―インド、2027年に人口世界1に - 日本経済新聞 (2019年6月24日)
- ^ 中国はピーク時に14億6400万人…国連予想による中国・インド・インドネシアの2100年までの人口推移をグラフ化してみる(最新) - ガベージニュース (2019年7月9日)
- ^ 厚生年金積立金、22年後に枯渇? 過去10年の経済指標で試算 - MSN産経 (2009年5月2日)
- ^ 日本の将来推計人口(平成18年12月推計) - 国立社会保障・人口問題研究所
- ^ 地球帰還後の「はやぶさ2」は2031年に小惑星1998 KY26へ(アストロアーツ 2020年9月15日)
- ^ 山口優『シンギュラリティ・コンクェスト 女神の誓約』徳間書店、2010年、21 - 24・115・116頁頁。ISBN 978-4-19-893262-6。
関連項目
外部リンク
- ウィキメディア・コモンズには、2030年代に関するカテゴリがあります。