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ジェイク・マリスニック
*Jake Marisnick*
サンディエゴ・パドレス #16
	ヒューストン・アストロズ時代; (2017年5月7日)
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	カリフォルニア州リバーサイド
生年月日	1991年3月30日（33歳）
身長; 体重	6' 4" ＝約193 cm; 225 lb ＝約102.1 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	外野手
プロ入り	2009年 MLBドラフト3巡目
初出場	2013年7月23日
年俸	$1,500,000（2021年）
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	リバーサイド・ポリー高等学校; マイアミ・マーリンズ (2013 - 2014); ヒューストン・アストロズ (2014 - 2019); ニューヨーク・メッツ (2020); シカゴ・カブス (2021); サンディエゴ・パドレス (2021 - );
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ジェイク・マリスニク

ジェイコブ・ショーン・マリスニック（Jacob Shawn Marisnick, 1991年 3月30日 - ）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州リバーサイド出身のプロ野球選手（外野手）。右投右打。MLBのサンディエゴ・パドレス所属。

愛称はマイアミ・マーリンズ時代にチームメイトのクリスチャン・イエリッチが名付けたビッグ・ファッジ（Big Fudge）^[2]。

経歴

プロ入りとブルージェイズ傘下時代

2009年のMLBドラフト3巡目（全体92位）でトロント・ブルージェイズから指名され、8月17日に契約。

2010年、ルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ブルージェイズでプロデビュー。8月にA級ランシング・ラグナッツへ昇格。34試合に出場して打率.220、1本塁打、12打点、9盗塁を記録した。

2011年はA級ランシングでプレーし、118試合に出場して打率.320、14本塁打、77打点、37盗塁を記録した。

2012年はまずA+級ダニーデン・ブルージェイズでプレーし、65試合に出場して打率.263、6本塁打、35打点、10盗塁を記録した。7月にAA級ニューハンプシャー・フィッシャーキャッツへ昇格。55試合に出場して打率.233、2本塁打、15打点、14盗塁を記録した。

マーリンズ時代

2012年11月19日にエミリオ・ボニファシオ、ジョン・バック、マーク・バーリー、ジョシュ・ジョンソン、ホセ・レイエスとの大型トレードで、ヘンダーソン・アルバレス、アンソニー・デスクラファニー、ユネル・エスコバー、アデイニー・エチェバリア、ジャスティン・ニコリーノと共にマイアミ・マーリンズへ移籍した^[3]。

2013年は傘下のA+級ジュピター・ハンマーヘッズで開幕を迎え、5月にAA級ジャクソンビル・サンズへ昇格。AA級ジャクソンビルでは67試合に出場して打率.294、12本塁打、46打点、11盗塁を記録した。7月23日にメジャーへ昇格し^[4]、同日のコロラド・ロッキーズ戦でメジャーデビュー。「6番・中堅手」で先発起用され、4打数無安打に終わった^[5]。7月31日のニューヨーク・メッツ戦ではヘンリー・メヒアからメジャー初本塁打を放った^[6]。この年メジャーは40試合に出場して打率.183、1本塁打、5打点、3盗塁を記録した。

2014年3月27日にAAA級ニューオーリンズ・ゼファーズへ異動し、そのまま開幕を迎えた。6月16日にクリスチャン・イエリッチが故障者リスト入りしたため、メジャーへ昇格^[7]。13試合に出場したが、6月28日にAAA級ニューオーリンズへ降格した^[8]。7月28日にメジャーへ再昇格し^[9]、同日のワシントン・ナショナルズ戦に出場したが、翌29日にAAA級ニューオーリンズへ降格した^[10]。

アストロズ時代

2014年7月31日にジャレッド・コザート、エンリケ・ヘルナンデス、オースティン・ウェイツとのトレードで、コリン・モラン、フランシス・マルテスと共にヒューストン・アストロズへ移籍した^[11]。アストロズ加入後は、51試合に出場して打率.272、3本塁打、19打点を記録した。

2015年は中堅のレギュラーに定着し、左翼手や右翼手も守り分けながら133試合に出場した。打率は.236だったが、計28本の長打を放った。走塁面では、前述の28長打中4本が三塁打で、アメリカンリーグ8位の24盗塁を決めた。

2016年も中堅をメインに起用され、118試合に出場。打率は.209だったが、5本塁打、21打点、10盗塁を記録した。

2019年7月7日のロサンゼルス・エンゼルス戦でジョナサン・ルクロイとのクロスプレーにより脳震盪と鼻骨骨折の重傷を負わせ、故障者リスト入りさせてしまう。この交錯プレーには、米メディアやファンだけでなく、現役メジャーリーガーたちも次々に反応。ヤディアー・モリーナがSNS上で怒りをあらわにすると、アストロズのチームメイトが反論するなど場外戦も起きた^[12]。また、この出来事によって2019年7月17日の対エンゼルス戦で報復死球を当てられ、乱闘寸前となるが、そこでは紳士的な対応をし、乱闘を防いだ。

メッツ時代

2019年12月5日にブレイク・テイラー、ケネディ・コロナとのトレードで、メッツへ移籍した^[13]。

2020年オフの10月28日にFAとなった^[14]。

カブス時代

2021年2月20日にシカゴ・カブスと150万ドルの単年契約を結んだ^[15]。

パドレス時代

2021年7月30日にアンダーソン・エスピノーザとのトレードで、サンディエゴ・パドレスへ移籍した^[16]。

詳細情報

年度別打撃成績

年度	球団	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	塁打	打点	盗塁	盗塁死	犠打	犠飛	四球	敬遠	死球	三振	併殺打	打率	出塁率	長打率	O P S
2013	MIA	40	118	109	6	20	2	1	1	27	5	3	1	1	1	6	0	1	27	1	.183	.231	.248	.478
2014	MIA	14	51	48	3	8	0	0	0	8	0	5	0	0	0	3	1	0	19	0	.167	.216	.167	.382
2014	HOU	51	186	173	18	47	8	0	3	64	19	6	3	2	3	5	2	3	48	2	.272	.299	.370	.669
'14計		65	237	221	21	55	8	0	3	72	19	11	3	2	3	8	3	3	67	2	.249	.281	.326	.607
2015		133	372	339	46	80	15	4	9	130	36	24	9	6	4	18	0	5	105	2	.236	.281	.383	.665
2016		118	311	287	40	60	18	1	5	95	21	10	5	4	1	16	0	3	83	4	.209	.257	.331	.588
2017		106	259	230	50	56	10	0	16	114	35	9	4	2	1	20	1	6	90	5	.243	.319	.496	.815
2018		103	235	213	34	45	8	1	10	85	28	6	2	1	1	15	1	4	84	6	.211	.275	.399	.674
2019		120	318	292	46	68	16	3	10	120	34	10	3	3	0	17	0	6	95	6	.233	.289	.411	.700
2020	NYM	16	34	33	4	11	3	0	2	20	5	0	0	0	0	1	0	0	10	0	.333	.353	.606	.959
MLB：8年		701	1884	1724	247	395	80	10	56	663	183	73	27	19	11	101	5	28	561	26	.229	.281	.385	.666

2020年度シーズン終了時

年度別守備成績

年度	球団	左翼（LF）						中堅（CF）						右翼（RF）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2013	MIA	-						32	75	5	0	2	1.000	-
2014	MIA	-						13	47	2	0	1	1.000	-
2014	HOU	2	5	0	0	0	1.000	17	49	1	0	0	1.000	31	68	3	2	1	.973
'14計		2	5	0	0	0	1.000	30	96	3	0	1	1.000	31	68	3	2	1	.973
2015		16	27	0	0	0	1.000	99	202	8	3	3	.986	13	16	0	0	0	1.000
2016		26	38	1	0	0	1.000	74	160	8	1	1	.994	5	5	0	0	0	1.000
2017		6	4	1	1	0	.833	93	127	2	1	0	.992	3	0	0	0	0	----
2018		1	0	0	0	0	----	96	140	1	1	1	.993	1	1	0	0	0	1.000
2019		-						109	196	1	1	1	.995	-
2020	NYM	-						16	30	0	1	0	.968	-
MLB		51	74	2	1	0	.987	549	1026	28	8	9	.992	53	90	3	2	1	.979

2020年度シーズン終了時
各年度の太字はリーグ最高

背番号

23（2013年 - 2014年途中）
6（2014年途中 - 2019年、2021年 - 同年途中）
16（2020年、2021年途中 - ）

脚注

^ Ex-Met Jake Marisnick signs deal with Cubs nypost.com (英語) 2021年2月21日掲載
^ Astros Players Weekend nicknames explained MLB.com （英語） (2017年8月24日) 2017年9月2日閲覧
^ “Marlins complete 12-player trade with Blue Jays”. MLB.com Marlins Press Release (November 19, 2012). July 31, 2014閲覧。
^ Ian McCue, Joe Frisaro (July 23, 2013). “Pierre, Ruggiano lose time after prospects' callups”. MLB.com. July 31, 2014閲覧。
^ “Scores for Jul 23, 2013”. ESPN MLB (July 23, 2013). July 31, 2014閲覧。
^ “Scores for Jul 31, 2013”. ESPN MLB (July 31, 2013). July 31, 2014閲覧。
^ Joe Frisaro (June 17, 2014). “Marlins promote Marisnick, send Yelich to DL”. MLB.com. July 31, 2014閲覧。
^ Joe Frisaro, Maria Torres (June 28, 2014). “Marlins option Marisnick, DeSclafani to Triple-A”. MLB.com. July 31, 2014閲覧。
^ Maria Torres (July 28, 2014). “Marlins recall Marisnick, send down Realmuto”. MLB.com. July 31, 2014閲覧。
^ Joe Frisaro, Maria Torres (July 29, 2014). “Marlins reportedly interested in dealing for Lester”. MLB.com. July 31, 2014閲覧。
^ “Astros make six-player trade with Marlins”. MLB.com Astros Press Release (July 31, 2014). August 1, 2014閲覧。
^ “「ふざけるな」モリーナがルクロイへの“タックル”に激怒アストロズ選手は反論”. Full-count (2019年7月8日). 2019年12月6日閲覧。
^ “Astros acquire two prospects for Mets in exchange for Marisnick” (英語). MLB.com (2019年12月5日). 2019年12月6日閲覧。
^ Manny Randhawa and Paul Casella (2020年11月16日). “2020-21 free agents, position by position” (英語). MLB.com. 2020年11月18日閲覧。
^ “Cubs Sign Jake Marisnick” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年2月21日閲覧。
^ “Padres Acquire Jake Marisnick From Cubs” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年7月31日閲覧。

外部リンク

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
Jake Marisnick stats MiLB.com （英語）
Jake Marisnick (@JSMarisnick) - X（旧Twitter）

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[1] Ex-Met Jake Marisnick signs deal with Cubs nypost.com (英語) 2021年2月21日掲載

[2] Astros Players Weekend nicknames explained MLB.com （英語） (2017年8月24日) 2017年9月2日閲覧

[3] “Marlins complete 12-player trade with Blue Jays”. MLB.com Marlins Press Release (November 19, 2012). July 31, 2014閲覧。

[4] Ian McCue, Joe Frisaro (July 23, 2013). “Pierre, Ruggiano lose time after prospects' callups”. MLB.com. July 31, 2014閲覧。

[5] “Scores for Jul 23, 2013”. ESPN MLB (July 23, 2013). July 31, 2014閲覧。

[6] “Scores for Jul 31, 2013”. ESPN MLB (July 31, 2013). July 31, 2014閲覧。

[7] Joe Frisaro (June 17, 2014). “Marlins promote Marisnick, send Yelich to DL”. MLB.com. July 31, 2014閲覧。

[8] Joe Frisaro, Maria Torres (June 28, 2014). “Marlins option Marisnick, DeSclafani to Triple-A”. MLB.com. July 31, 2014閲覧。

[9] Maria Torres (July 28, 2014). “Marlins recall Marisnick, send down Realmuto”. MLB.com. July 31, 2014閲覧。

[10] Joe Frisaro, Maria Torres (July 29, 2014). “Marlins reportedly interested in dealing for Lester”. MLB.com. July 31, 2014閲覧。

[11] “Astros make six-player trade with Marlins”. MLB.com Astros Press Release (July 31, 2014). August 1, 2014閲覧。

[12] “「ふざけるな」モリーナがルクロイへの“タックル”に激怒アストロズ選手は反論”. Full-count (2019年7月8日). 2019年12月6日閲覧。

[13] “Astros acquire two prospects for Mets in exchange for Marisnick” (英語). MLB.com (2019年12月5日). 2019年12月6日閲覧。

[14] Manny Randhawa and Paul Casella (2020年11月16日). “2020-21 free agents, position by position” (英語). MLB.com. 2020年11月18日閲覧。

[15] “Cubs Sign Jake Marisnick” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年2月21日閲覧。

[16] “Padres Acquire Jake Marisnick From Cubs” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年7月31日閲覧。

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 {{by|2016年}}も中堅をメインに起用され、118試合に出場。打率は.209だったが、5本塁打、21打点、10盗塁を記録した。
-{{by|2019年}}7月7日の[[ロサンゼルス・エンゼルス (MLB)|ロサンゼルス・エンゼルス]]戦で[[ジョナサン・ルクロイ]]とのクロスプレーにより[[脳震盪]]と鼻骨骨折の重傷を負わせ、故障者リスト入りさせてしまう。この交錯プレーには、米メディアやファンだけでなく、現役メジャーリーガーたちも次々に反応。[[ヤディアー・モリーナ]]がSNS上で怒りをあらわにすると、アストロズのチームメイトが反論するなど場外戦も起きた<ref>{{Cite web|title=「ふざけるな」モリーナがルクロイへの“タックル”に激怒 アストロズ選手は反論|url=https://full-count.jp/2019/07/08/post433910/ |website=Full-count|language=|date=2019年7月8日|accessdate=2019年12月6日}}</ref>。
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 また、この出来事によって2019年7月17日の対エンゼルス戦で報復死球を当てられ、乱闘寸前となるが、そこでは紳士的な対応をし、乱闘を防いだ。

表話編歴サンディエゴ・パドレスロースター
投手	40 ジェイソン・アダム -- ヘンリー・バエズ（英語版） -- ライアン・バーガート（英語版） 76 ジョニー・ブリトー 84 ディラン・シース 59 トム・コスグローブ -- オマー・クルーズ 11 ダルビッシュ有 56 ジェレマイア・エストラーダ 55 ジェイ・グルーム（制限リスト） 78 ブライアン・ホーイング 37 アレク・ジェイコブ 34 マイケル・キング 32 スティーブン・コレック（英語版） 1 松井裕樹 50 アドリアン・モレホン 44 ジョー・マスグローブ -- フアン・ヌニェス（英語版） 58 ワンディ・ペラルタ 25 ショーン・レイノルズ 75 ロベルト・スアレス 98 ランディ・バスケス 61 マット・ウォルドロン
捕手	12 ルイス・キャンプサーノ 29 ブレット・サリバン
内野手	4 ルイス・アラエス 2 ザンダー・ボガーツ 9 ジェイク・クロネンワース 13 マニー・マチャド 5 イーガイ・ロサリオ（英語版） 14 タイラー・ウェイド
外野手	28 ブランドン・ロックリッジ 3 ジャクソン・メリル -- ティルソ・オルネラス（英語版） 23 フェルナンド・タティス・ジュニア
監督・コーチ	8 マイク・シルト（監督） 47 ビック・ロドリゲス（英語版）（打撃コーチ） 89 マイク・マッコイ（打撃コーチ補佐） 85 パット・オサリバン（打撃コーチ補佐） 57 ルーベン・ニエブラ（投手コーチ） 46 デビッド・マシーアス（英語版）（一塁兼外野守備走塁コーチ） 33 ティム・リーパー（英語版）（三塁兼内野守備走塁コーチ） 53 ベン・フリッツ（英語版）（ブルペンコーチ） 82 ブライアン・エスポシート（英語版）（捕手コーチ兼戦略コーチ補佐） 81 モーガン・バークハート（コーチ補佐） 66 ライアン・バーバ（フィールドコーディネイター） 83 ピーター・サマービル（ブルペン捕手兼ゲームプランニングコーチ） 86 エベルト・アンドラーデ（ブルペン捕手兼コーチ補佐）
公式サイト（英語）より　40人ロースター　監督・コーチ一覧　2024年12月11日更新