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* [[TRUE DETECTIVE/二人の刑事]] ''True Detective''(2014) - シーズン1監督
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* [[ビースト・オブ・ノー・ネーション]] ''Beast of No Nation''(2015)
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* [[マニアック (テレビドラマ)|マニアック]] ''Maniac'' (2018) - リミテッドシリーズ監督
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* [[エイリアニスト]] ''The Alienist''(2018年) - 製作総指揮・脚本
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2021年9月21日 (火) 00:44時点における版

キャリー・ジョージ・フクナガ
Cary Joji Fukunaga
Cary Joji Fukunaga
本名 Cary Joji Fukunaga
生年月日 (1977-07-10) 1977年7月10日(46歳)
出生地 カリフォルニア州オークランド
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
身長 187cm
職業 映画監督
脚本家
作家
撮影技師
ジャンル 映画
テレビドラマ
活動期間 2006年 - 現在
主な作品
闇の列車、光の旅
TRUE DETECTIVE/二人の刑事
ビースト・オブ・ノー・ネーション
007 ノー・タイム・トゥ・ダイ
 
受賞
エミー賞
監督賞(ドラマ部門)
2014年『TRUE DETECTIVE/二人の刑事
その他の賞
サンダンス映画祭
監督賞・撮影監督賞
2009年『闇の列車、光の旅』
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キャリー・ジョージ・フクナガ(Cary Joji Fukunaga, 1977年7月10日 - )は、アメリカ合衆国の映画監督脚本家作家撮影技師

生い立ち

キャリー・フクナガはカリフォルニア州オークランドで生まれた。フランス日本及び、メキシコシティに滞在し、現在はニューヨークに拠点を置く。父親が日系アメリカ人三世で母親の祖父がスウェーデン系である。母方の祖母からドイツ系とイギリス系の血も受け継いでいる。

第二次世界大戦中に起きた日系人の強制収容に伴い、父親はユタ州のトパーズ戦争移住センターで誕生した。一方母方の祖父は、第二次世界大戦では、戦闘機の操縦者だった。

フクナガはカリフォルニア大学サンタクルーズ校(歴史での文学士号)を卒業した。グルノーブル政治学院でも学んだ。ニューヨーク大学の映画プログラムに在学中にサンダンス映画際のラボに応募した脚本が通り、『ヴィクトリア・パラ・チーノ』を撮った。アレック・ボールドウィンがホストをつとめるラジオ番組 Here's The Thingにて、「正確に言うとNYUの映画プログラムは卒業していない」と語った。

米国ロックフェラー財団、ジョン・H・ジョンソン映画賞/グレース妃財団、及びカトリン・カートリッジ財団からの奨学金を含むいくつかの助成金を受けている。英語に加え、フランス語とスペイン語に堪能である。

両親の離婚後、母親の再婚相手がメキシコ系アメリカ人だったため、幼少の頃はメキシコのビーチで地元の子供たちと遊び、そこでスペイン語を覚えたという。フランス語を習得した後、フランス語の文法をもとに、スペイン語を学びなおしたという。

2001年、スノーボードをするために、北海道で6か月暮らし、そこで英語とフランス語を教えていた。

経歴

短編映画『ヴィクトリア・パラ・チーノ』(2004年)[1]サンダンス映画祭で上映され、2005年に学生アカデミー賞を受賞。この短編映画は、2003年5月に米国テキサス州ヴィクトリアを走るハイウェイ77沿いの放置されたトレイラーの中から、17名が遺体で発見された実在の事件[2]をもとにしている。

2009年、移民たちの過酷な現実を描いた『闇の列車、光の旅』で長編映画デビューを果たす[3]第5回オースティン映画批評家協会賞外国語映画賞。

2010年、シャーロット・ブロンテの長編小説『ジェーン・エア』を、ミア・ワシコウスカ主演で映画化。2011年3月11日に米国で公開され、日本では2012年に公開された[4]

HBO系列放送のTVドラマ『TRUE DETECTIVE/二人の刑事』ではシーズン1(2014年)の監督を務め、同年のエミー賞にて、ドラマシリーズ部門最優秀監督賞を受賞した[5]。アフリカの内戦を題材にしたウゾディンマ・イウェアラ英語版の小説『ビースト・オブ・ノー・ネーション』をイドリス・エルバ主演で映画化[6]、第72回ヴェネチア国際映画祭で上映されるとマルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞[7]、2015年に公開された。

2020年公開の『007』映画第25作目『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』の監督を務めることが発表されている[8]

主な作品

人物・エピソード・その他

脚注

外部リンク