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その後は国際大会に縁が無かったが、1977年に[[CONCACAFゴールドカップ]]に初出場。[[1985 CONCACAF選手権]]で初優勝を遂げ、[[1986 FIFAワールドカップ]]でW杯初出場を果たした。[[2000 CONCACAFゴールドカップ]]では[[ホルガー・オジェック]]が監督を務め、2度目の優勝を達成した。
その後は国際大会に縁が無かったが、1977年に[[CONCACAFゴールドカップ]]に初出場。[[1985 CONCACAF選手権]]で初優勝を遂げ、[[1986 FIFAワールドカップ]]でW杯初出場を果たした。[[2000 CONCACAFゴールドカップ]]では[[ホルガー・オジェック]]が監督を務め、2度目の優勝を達成した。


以降は[[アルフォンソ・デイヴィス]]([[FCバイエルン・ミュンヘン|FCバイエルン]])や、[[ジョナサン・デイヴィッド]]([[LOSCリール・メトロポール|LOSCリール]])など欧州の1部リーグでプレイするカナダ人選手も増えてきた一方で、[[サッカーイングランド代表|イングランド代表]]として活躍した[[オーウェン・ハーグリーヴス]]や[[サッカーオランダ代表|オランダ代表]]でのプレーを選んだ[[ジョナサン・デ・グズマン]]、[[サッカーモロッコ代表|モロッコ代表]]でのプレーを選んだ[[ヤシン・ブヌ]]などカナダ出身であっても、二重国籍などにより他国の代表を選ぶケースが多いなど人材の流出が著しく、カナダ代表の強化になってないという現状がある。
以降は[[アルフォンソ・デイヴィス]]([[FCバイエルン・ミュンヘン|FCバイエルン]])や、[[ジョナサン・デイヴィッド]]([[リールOSC|リール]])など欧州の1部リーグでプレイするカナダ人選手も増えてきた一方で、[[サッカーイングランド代表|イングランド代表]]として活躍した[[オーウェン・ハーグリーヴス]]や[[サッカーオランダ代表|オランダ代表]]でのプレーを選んだ[[ジョナサン・デ・グズマン]]、[[サッカーモロッコ代表|モロッコ代表]]でのプレーを選んだ[[ヤシン・ブヌ]]などカナダ出身であっても、二重国籍などにより他国の代表を選ぶケースが多いなど人材の流出が著しく、カナダ代表の強化になってないという現状がある。


== 成績 ==
== 成績 ==

2021年11月4日 (木) 22:14時点における版

サッカーカナダ代表
国または地域 カナダの旗 カナダ
協会 カナダサッカー協会
FIFAコード CAN
愛称 the Canucks, the Maple Leafs
監督 イングランドの旗 ジョン・ハードマン
最多出場選手 ジュリアン・デ・グズマン(89試合)
最多得点選手 ドウェイン・デ・ロサリオ(22得点)
ホームカラー
アウェイカラー
初の国際試合
 カナダ 1–0 アメリカ合衆国 
(ニューアーク, 1885年11月28日)
最大差勝利試合
 カナダ 8–0 アメリカ領ヴァージン諸島 
(ブレイデントン, 2018年9月9日)
最大差敗戦試合
 メキシコ 8–0 カナダ 
(メキシコシティ, 1993年7月18日)
FIFAワールドカップ
出場回数 1回(初出場は1986
最高成績 グループリーグ敗退(1986)
CONCACAFゴールドカップ
出場回数 18回
最高成績 優勝(1985.2000)

サッカーカナダ代表Canada men's national soccer team)は、カナダサッカー協会により構成されるカナダサッカーのナショナルチームである。ホームスタジアムはトロントにあるBMOフィールド

概要

カナダサッカー協会の前身となるドミニオンフットボールアソシエーション(1877年創設)およびウェスタンフットボールアソシエーション(1880年創設)の元でカナダではサッカーが始められた。カナダ代表として初めての国際試合は1885年に開催されている。3チームが参加した1904年セントルイスオリンピックのサッカー競技ではアメリカ合衆国の2チームを破って優勝した。

その後は国際大会に縁が無かったが、1977年にCONCACAFゴールドカップに初出場。1985 CONCACAF選手権で初優勝を遂げ、1986 FIFAワールドカップでW杯初出場を果たした。2000 CONCACAFゴールドカップではホルガー・オジェックが監督を務め、2度目の優勝を達成した。

以降はアルフォンソ・デイヴィス(FCバイエルン)や、ジョナサン・デイヴィッド(リール)など欧州の1部リーグでプレイするカナダ人選手も増えてきた一方で、イングランド代表として活躍したオーウェン・ハーグリーヴスオランダ代表でのプレーを選んだジョナサン・デ・グズマンモロッコ代表でのプレーを選んだヤシン・ブヌなどカナダ出身であっても、二重国籍などにより他国の代表を選ぶケースが多いなど人材の流出が著しく、カナダ代表の強化になってないという現状がある。

成績

FIFAワールドカップ

開催国 / 年 成績
ウルグアイの旗 1930 不参加
イタリア王国の旗 1934
フランスの旗 1938
ブラジルの旗 1950
スイスの旗 1954
スウェーデンの旗 1958 予選敗退
チリの旗 1962 棄権
イングランドの旗1966 不参加
メキシコの旗 1970 予選敗退
西ドイツの旗 1974
アルゼンチンの旗 1978
スペインの旗 1982
メキシコの旗 1986 グループリーグ敗退 3 0 0 3 0 5
イタリアの旗 1990 予選敗退
アメリカ合衆国の旗 1994
フランスの旗 1998
日本の旗大韓民国の旗 2002
ドイツの旗 2006
南アフリカ共和国の旗 2010
ブラジルの旗 2014
ロシアの旗 2018
合計 出場1回 3 0 0 3 0 5

FIFAコンフェデレーションズカップ

※出場した回のみ表記

  • 2001 - グループリーグ敗退

CONCACAFゴールドカップの成績

開催年 結果 試合 勝利 引分 敗戦 得点 失点
エルサルバドルの旗 1963 不参加
グアテマラの旗 1965
ホンジュラスの旗 1967
コスタリカの旗 1969
トリニダード・トバゴの旗 1971
ハイチの旗 1973 予選敗退
メキシコの旗 1977 4位 5 2 1 2 7 8
ホンジュラスの旗 1981 5 1 3 1 6 6
1985 優勝 4 2 2 0 4 2
1989 予選敗退
アメリカ合衆国の旗 1991 グループリーグ敗退 3 1 0 2 6 9
メキシコの旗 アメリカ合衆国の旗 1993 3 0 2 1 3 11
アメリカ合衆国の旗 1996 2 1 0 1 4 5
アメリカ合衆国の旗 1998 棄権
アメリカ合衆国の旗 2000 優勝 5 3 2 0 7 3
アメリカ合衆国の旗 2002 3位 5 2 2 1 5 4
アメリカ合衆国の旗 メキシコの旗 2003 グループリーグ敗退 2 1 0 1 1 2
アメリカ合衆国の旗 2005 3 1 0 2 2 4
アメリカ合衆国の旗 2007 ベスト4 5 3 0 2 9 5
アメリカ合衆国の旗 2009 ベスト8 4 2 1 1 4 3
アメリカ合衆国の旗 2011 グループリーグ敗退 3 1 1 1 2 3
アメリカ合衆国の旗 2013 3 0 1 2 0 3
アメリカ合衆国の旗 カナダの旗 2015 3 0 2 1 0 1
アメリカ合衆国の旗 2017 ベスト8 4 1 2 1 6 5
アメリカ合衆国の旗 コスタリカの旗 ジャマイカの旗 2019 4 2 0 2 14 6
アメリカ合衆国の旗 2021 ベスト4 5 3 0 2 11 5
合計 18/26 68 26 19 23 91 85

NAFC選手権の成績

開催年 結果 試合 勝利 引分 敗戦 得点 失点
キューバの旗 1947 不参加
メキシコの旗 1949
カナダの旗 1990 優勝 2 2 0 0 3 1
アメリカ合衆国の旗 1991 3位 2 0 0 2 0 5
合計 2/4 4 2 0 2 3 6

歴代記録

2021年7月29日現在

通算出場数ランキング

順位 選手 期間 出場 得点
1 ジュリアン・デ・グズマン 2002-2016 89 4
2 アティバ・ハッチンソン 2003- 85 7
3 ポール・スタルテリ 1997-2010 84 7
4 ランディ・サムエル 1983-1997 82 0
5 ドウェイン・デ・ロサリオ 1997-2015 81 22
6 マーク・ワトソン 1994-2004 78 3
7 リンドン・フーパー 1986-1997 67 3
8 アレックス・バンバリー 1986-1997 66 16
9 ニック・ダソヴィッチ 1992-2004 63 2
ケヴィン・マッケンナ 2000-2012 11

通算得点数ランキング

順位 選手 期間 出場 得点
1 ドウェイン・デ・ロサリオ 1997-2015 81 22
2 デイル・ミッチェル 1980-1993 55 19
ジョン・キャトリフ 1984-1994 43
4 サイル・ラリン 2014- 40 18
5 トゥセイント・リケッツ 2011- 61 17
6 アレックス・バンバリー 1986-1997 66 16
ルーカス・カヴァリーニ 2012- 26
8 アリ・ジェルバ 2005-2011 31 15
ジョナサン・デイヴィッド 2018- 16
10 デイヴィッド・ホイレット 2015- 36 13

歴代監督

歴代代表選手

外部リンク