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「熱血親子」の版間の差分

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当初は[[アーケードゲーム]]として稼働する予定で、数回[[ロケーションテスト]]を開催したが、コンシューマー用として発売された経歴がある<ref>{{Cite|title=湯沢原 on Twitter|url= https://twitter.com/yuzawara/status/1450772490796486661?s=21|accessdate=2021-10-27}} </ref>。
当初は[[アーケードゲーム]]として稼働する予定で、数回[[ロケーションテスト]]を開催したが、コンシューマー用として発売された経歴がある<ref>{{Cite|title=湯沢原 on Twitter|url= https://twitter.com/yuzawara/status/1450772490796486661?s=21|accessdate=2021-10-27}} </ref>。
企画段階のタイトルは『'''日比野家の日常と平穏な日常'''』で、敵はバラグロ団ではなく世界征服を企み始めた冴子になっており、プレイヤーキャラクターは乱童と理緒のみでパワードスーツに搭乗し、寅次郎はライバルキャラクターとして登場する予定だった<ref>{{Cite|title=湯沢原 on Twitter|url= https://twitter.com/yuzawara/status/1452947988330934276?s=21 |accessdate=2021-10-27}}</ref>。
企画段階のタイトルは『'''日比野家の日常と平穏な日常'''』で、敵はバラグロ団ではなく世界征服を企み始めた冴子になっており、プレイヤーキャラクターは乱童と理緒のみでパワードスーツに搭乗し、寅次郎はライバルキャラクターとして登場する予定だった<ref>{{Cite|title=湯沢原 on Twitter|url= https://twitter.com/yuzawara/status/1452947988330934276?s=21 |accessdate=2021-10-27}}</ref>。

== ストーリー ==
わずか12歳でマサチューセッツ工科大学の博士号を取得、17歳でノーベル平和賞を受賞した天才科学者・日々野冴子 (33歳/ 旧姓・嘉納) が秘密結社ハラグロ団に誘拐された。高校の体育教師をしている夫・乱童と娘の理緒、そして冴子の助手・美濃輪寅次郎の3人は、ハラグロ団から冴子を救出すべく、本拠地に向かった。<ref>{{Cite book|title=ハイパープレイステーション Vil.1|date=1995年1月5日|year=1995|publisher=株式会社ソニー・マガジンズ|pages=108,109,}}</ref>


== 登場人物 ==
== 登場人物 ==
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:3人の中で唯一大人であるためか、体力回復アイテム「ビール」で回復可能。
:3人の中で唯一大人であるためか、体力回復アイテム「ビール」で回復可能。
;日々野 理緒(ひびの りお)
;日々野 理緒(ひびの りお)
:乱童と冴子の間の一人娘。幼い頃から乱童に格闘技の指導をった。明朗活発な性格で液体金属製のハンマー「結女」を使いこなす。
:乱童と冴子の間の一人娘。幼い頃から乱童に格闘技の英才教を受け、大人顔負けの実力を身につけている。明朗活発な性格で液体金属製のハンマー「結女」を使いこなす。
;美濃輪 寅次郎 (みのわ とらたろう)
;美濃輪 寅次郎 (みのわ とらたろう)
:冴子の研究室助手の青年で、日々野家に居候している。実家は宮崎で剣道道場を営んでおり、寅太郎も達人級の剣技の腕前を持っている。
:冴子の研究室助手の青年で、日々野家に居候している。実家は宮崎で剣道道場を営んでおり、寅太郎も幼いころから培われた達人級の剣技の腕前を持っている。


== 敵キャラクター ==
== 敵キャラクター ==

2021年11月6日 (土) 13:30時点における版

熱血親子』(ねっけつおやこ)とは、1994年にテクノソフトから発売されたPlayStation用ベルトスクロールアクションゲームである。なお翌年の95年にはセガサターンにも移植されている。 本作は、2017年9月27日に初代「プレイステーション」ゲームアーカイブスにて、PlayStation 3PlayStation PortablePlayStation Vita向けに配信された[1]

本作は、元天才科学者・日々野冴子をさらった謎の組織「バラグロ団」から救出すべく夫の乱童と娘の理緒そして助手の寅太郎が戦う様子を描いている。

当初はアーケードゲームとして稼働する予定で、数回ロケーションテストを開催したが、コンシューマー用として発売された経歴がある[2]。 企画段階のタイトルは『日比野家の日常と平穏な日常』で、敵はバラグロ団ではなく世界征服を企み始めた冴子になっており、プレイヤーキャラクターは乱童と理緒のみでパワードスーツに搭乗し、寅次郎はライバルキャラクターとして登場する予定だった[3]

ストーリー

わずか12歳でマサチューセッツ工科大学の博士号を取得、17歳でノーベル平和賞を受賞した天才科学者・日々野冴子 (33歳/ 旧姓・嘉納) が秘密結社ハラグロ団に誘拐された。高校の体育教師をしている夫・乱童と娘の理緒、そして冴子の助手・美濃輪寅次郎の3人は、ハラグロ団から冴子を救出すべく、本拠地に向かった。[4]

登場人物

日々野 冴子 (ひびの さえこ)
元天才科学者で、現在はその身分を隠して生活している。
日々野 乱童(ひびの らんどう)
冴子の夫で、現在は都内にある高校の体育教師を務める。その正体はかつてマット界で名を馳せたマスクマン「グイン」であり。プロレス技を使いこなす。
3人の中で唯一大人であるためか、体力回復アイテム「ビール」で回復可能。
日々野 理緒(ひびの りお)
乱童と冴子の間の一人娘。幼い頃から乱童に格闘技の英才教育を受け、大人顔負けの実力を身につけている。明朗活発な性格で液体金属製のハンマー「結女」を使いこなす。
美濃輪 寅次郎 (みのわ とらたろう)
冴子の研究室助手の青年で、日々野家に居候している。実家は宮崎で剣道道場を営んでおり、寅太郎も幼いころから培われた達人級の剣技の腕前を持っている。

敵キャラクター

雑魚キャラクター

ボクサー(BOXER)
チョッキで装備した雑魚キャラクター、主にパンチを使う。
ヴァンダム(VANDAMME)
赤い服を着た男、手に鉄球のついた手錠をつけている。
ロリー(ROLY)
金髪の小柄の男、ローラースケートで走りながら攻撃をする。
カーネル(COLOENEL)
緑色のベレー帽を被りった軍人、主にナイフやマシンガンを武装した状態で登場する。
ちなみにカーネルは「大佐」という意味。
キャロット(CARROT)
猫のような格好をした女性で、「ごめんなさーい」と言って爆弾を投げる。
ブローブマン(BLOBMAN)
腹部に「H2O」と書かれた水の生命体。ダウンするとバラバラになる。
アイン(AYNE)
腕にグローブを装着しているタコ二足歩行のように直立して歩く、パンチや墨を吐いて攻撃する。
フレディ(FREDDY)
顔にホッケーマスクを装備した赤髪の男、機械化した腕を突起させて攻撃する。

ボスキャラクター

ニキータ(NIKITA)
WORLD1のボス。レスリング服に手に鉤爪を装着した女性。戦闘ヘリに乗って登場する。倒すと戦闘ヘリに乗って逃亡し、WORLD5で再戦。
タカ カリノウ(TAKA KARINOU)
WORLD2のボス。ボクサーのような姿をした男、頭にはちまきをつけている。蹴り技、スライディングを使う。倒すと海中に飛び込んで逃亡する。WORLD5で再戦
ハンマー(HUMMER)
WORLD3。腕が機械化されたスキンヘッドに上半身裸の大男。動きが鈍い、腕から波動砲を放つことができる。WORLD5で再戦。
レオン(LEON)
WORLD4、フェンシング服を着た、緑色の怪人。分身を出したり瞬間移動を使う。WORLD5でニキータが乗っていた戦闘ヘリが攻撃をする中で再戦。
ミスターハラグロ(MR.HEROGRAW)/スーパーハラグロ(SUPERHEROGRAW)
本作の黒幕及びラスボス。最初は大量の雑魚キャラクターとバトルさせ、全部倒すとマシンガンで攻撃する。一回倒すとスーパーハラグロに変身する。

脚注

  1. ^ "初代「プレイステーション」アーカイブスにて『ぷよぷよ通決定盤』『熱血親子』本日配信開始!" (Press release). 27 September 2017. 2021年7月27日閲覧
  2. ^ 湯沢原 on Twitter, https://twitter.com/yuzawara/status/1450772490796486661?s=21 2021年10月27日閲覧。 
  3. ^ 湯沢原 on Twitter, https://twitter.com/yuzawara/status/1452947988330934276?s=21 2021年10月27日閲覧。 
  4. ^ ハイパープレイステーション Vil.1. 株式会社ソニー・マガジンズ. (1995年1月5日). pp. 108,109, 

外部リンク