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『'''夜廻'''』(よまわり)は、[[日本一ソフトウェア]]のゲームソフト。2015年10月29日に[[PlayStation Vita]]用として発売され、後に様々なプラットフォームに対応。北米・欧州でも『Yomawari: Night Alone』のタイトルで2016年10月25日・28日にPlayStation Vitaおよび[[Microsoft Windows]] ([[Steam]]) 用ソフトとして発売されている。
『'''夜廻'''』(よまわり)は、[[日本一ソフトウェア]]のゲームソフト。2015年10月29日に[[PlayStation Vita]]用として発売され、後に様々なプラットフォームに対応。北米・欧州でも『Yomawari: Night Alone』のタイトルで2016年10月25日・28日にPlayStation Vitaおよび[[Microsoft Windows]] ([[Steam]]) 用ソフトとして発売されている。


2017年8月24日に続編『[[深夜廻]]』が発売された。2018年10月25日(日本以外では10月26日・30日)には2作をまとめた[[Nintendo Switch]]用ソフト『'''夜廻と深夜廻 for Nintendo Switch'''(''YOMAWARI: The Long Night Collection'')』が発売<ref>{{Cite web|date=2018-07-03|url=https://www.famitsu.com/news/201807/03160198.html |title=『夜廻と深夜廻 for Nintendo Switch』“夜”を探索するホラーゲームが2本セットになって10月25日発売決定!【先出し週刊ファミ通】|website=ファミ通.com|accessdate=2018-07-05}}</ref>。2019年1月25日には[[DMM GAMES]]で配信。2019年7月27日からは[[iOS (Apple)|iOS]]及び[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]版が配信された。
2017年8月24日に続編『[[深夜廻]]』が発売された。2018年10月25日(日本以外では10月26日・30日)には2作をまとめた[[Nintendo Switch]]用ソフト『'''夜廻と深夜廻 for Nintendo Switch'''(''YOMAWARI: The Long Night Collection'')』が発売<ref>{{Cite web|date=2018-07-03|url=https://www.famitsu.com/news/201807/03160198.html |title=『夜廻と深夜廻 for Nintendo Switch』“夜”を探索するホラーゲームが2本セットになって10月25日発売決定!【先出し週刊ファミ通】|website=ファミ通.com|accessdate=2018-07-05}}</ref>。2019年1月25日には[[DMM GAMES]]で配信。2019年7月27日からは[[iOS]]及び[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]版が配信された。


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2021年11月10日 (水) 04:50時点における版

夜廻
YOMAWARI: Night Alone
ジャンル 夜道探索アクション
対応機種 PlayStation Vita
PlayStation Vita TV対応
Microsoft Windows (Steam)
Nintendo Switch
DMM GAMES
iOS 9以上/Android 4.4以上
発売元 日本の旗 日本一ソフトウェア
アメリカ合衆国の旗欧州連合の旗 NIS America
人数 1人
メディア [PS Vita] PS Vitaカード
[共通] ダウンロード専売
発売日 PlayStation Vita
日本の旗 2015年10月29日
アメリカ合衆国の旗 2016年10月25日
欧州連合の旗 2016年10月28日
Microsoft Windows
世界の旗 2016年10月25日
Nintendo Switch
2018年10月25日
DMM GAMES
2019年1月25日
iOS/Android
2019年7月27日
対象年齢 日本の旗 CEROC(15才以上対象)
アメリカ合衆国の旗 ESRBT(13歳以上)
欧州連合の旗 PEGI12
コンテンツ
アイコン
日本の旗 暴力
アメリカ合衆国の旗 Blood,Violence
欧州連合の旗 Fear,Violence
売上本数 日本の旗 5万本(出荷本数)[1]
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夜廻』(よまわり)は、日本一ソフトウェアのゲームソフト。2015年10月29日にPlayStation Vita用として発売され、後に様々なプラットフォームに対応。北米・欧州でも『Yomawari: Night Alone』のタイトルで2016年10月25日・28日にPlayStation VitaおよびMicrosoft Windows (Steam) 用ソフトとして発売されている。

2017年8月24日に続編『深夜廻』が発売された。2018年10月25日(日本以外では10月26日・30日)には2作をまとめたNintendo Switch用ソフト『夜廻と深夜廻 for Nintendo SwitchYOMAWARI: The Long Night Collection)』が発売[2]。2019年1月25日にはDMM GAMESで配信。2019年7月27日からはiOS及びAndroid版が配信された。

いなくなったものを探す少女が、夜の街を探索する[3]

あらすじ

ある夏の日の夕方、愛犬ポロと散歩にでかけた少女は、道中で自分の不注意でポロとはぐれてしまう。

一人家に帰ってきた少女を見た少女の姉は、ポロを探しに夜の街に出掛けるが、いつまで待っても帰ってこない。

少女はポロと姉を探しに行く事を決意し、夜の街に出るが、そこで彼女が目にしたのは、昼間の街からは想像もできないような、不気味な夜の街であった。それでも幼い少女は、姉とポロを探しに、夜の街に出る──。

システム

夜の街を懐中電灯を手に探索し、暗いところに懐中電灯の光を当てて、これが何かを判別することで情報や噂を収集したり、街に落ちているアイテムを拾い、これを駆使して探索を行いながら、消えた姉と愛犬ポロの手がかりを集めていく。

街にはお化けと呼ばれる存在が徘徊しており、多くのお化けは少女に襲い掛かるため、姿を隠したりアイテムを使うことで回避する。お化けに捕まってしまうと、自宅や中間地点から再スタートとなる。中には変わった行動をとるお化けもいる。

本作のシステムの特徴として「心臓音システム」があり、少女の近くにお化けがいると、心臓音と共に画面が脈を打ち始める。鼓動の音や早さでお化けの位置を判別することできるが、心臓音が鳴っている間は少女の行動の一部に制限がかかる。

登場人物

メインキャラクター

少女
本作の主人公。リボンのついたカチューシャをつけている。本編では明かされなかったが、設定段階では「ことも」という名前が与えられていたことが、ディレクターにより明かされた。
姿を消した姉とポロを探しに懐中電灯を片手に夜の街を彷徨う。
『深夜廻』ではクリア後に「となりまち」のサブイベントに登場する。
少女の姉。ゲーム中では「おねえちゃん」と呼ばれる。消えたポロを探しに行ったきり、帰って来なくなる。
ポロ
少女と姉が飼っている愛犬。散歩中、とある理由から消息不明になった。

お化け

街灯下の影
街灯の下にいる人型の影。
子供の霊
大きな口で笑う事故死した人型の霊。
道ふさぎ
大きな目と口と複数の足を持つ異形のお化け。
盲目の霊
釘が刺さった血まみれの包帯を頭に巻いている人型の霊。
顔面岩
人の顔型の岩。
化け猫
普段は普通の猫に化けており、少女が近づくと巨大な猫の頭になって襲ってくる。
よまわりさん
袋を巻き付けた触手を持つ異形のお化け。
首無し馬
同じ道を走っている首の無い馬。
メリーさんの人形
持ち主に捨てられた人形で、持ち主を探している。
大きなだるま
両目が描かれていないだるま。

音楽

評価

小説

2017年2月22日にPHP研究所より刊行。2017年3月6日に第1版第1刷発行。著者は保坂歩、イラストは溝上侑。本体価格は税別1300円

小説版では少女視点でゲームの内容に沿った物語が進められる他、ゲームでは触れられなかった「姉」目線での物語も明かされることになる。

脚注

出典

外部リンク