コンテンツにスキップ

「グリムエコーズ」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
m →‎その他の登場人物: 一旦除去。wikify後で記載をお願いいたします。
Cewbot (会話 | 投稿記録)
8行目: 8行目:
|Title = グリムエコーズ<br/><small>''Grimms Ecoes''</small>
|Title = グリムエコーズ<br/><small>''Grimms Ecoes''</small>
|Genre = [[コンピュータRPG|RPG]]
|Genre = [[コンピュータRPG|RPG]]
|Plat = [[iOS (Apple)|iOS]] / [[Android (オペレーティングシステム)|Android]]
|Plat = [[iOS]] / [[Android (オペレーティングシステム)|Android]]
|Dev = [[元気 (ゲーム会社)|元気]]
|Dev = [[元気 (ゲーム会社)|元気]]
|Pub = [[スクウェア・エニックス]]
|Pub = [[スクウェア・エニックス]]

2021年11月10日 (水) 06:18時点における版

グリムエコーズ
Grimms Ecoes
ジャンル RPG
対応機種 iOS / Android
開発元 元気
運営元 スクウェア・エニックス
プロデューサー 石井諒太郎
シナリオ 大泉貴
音楽 未来古代楽団
美術 穂里みきね(キャラクターデザイン)
人数 1人(オンライン専用)
メディア ダウンロード
運営開始日 2019年3月28日
その他 2021年8月31日オンラインサービス終了、同日オフライン版配信開始
テンプレートを表示

グリムエコーズ』(Grimms Ecoes)は、スクウェア・エニックスより配信されたスマートフォン用ゲームアプリ。オンラインサービス期間は2019年3月28日 - 2021年8月31日。基本プレイ無料(アイテム課金制)。略称は『グリエコ』。内容はソロプレイ専用RPG。

概要

グリムノーツ』に続く「童話RPGグリムシリーズ」の第2作。

童話の世界を舞台とした広大な3Dフィールドを自由に動き回り、人々の話を聞き探索を進め、アイテム収集やバトルに挑みながら、ストーリーを進行させていく。グリム童話アンデルセン童話などに登場するキャラクター達を操作しながら、物語の登場人物の『罪』と『選択』をテーマに各メルヘンに存在するキャラクター達と向き合いながら、絶望に立ち向かう物語となっている。

ストーリーは二部構成となっており、第一部はキルケゴールとの決戦、第二部はアルビトロとの決戦までの物語が描かれている。

2021年8月31日をもってオンラインによるサービスを終了し、同日よりオフライン版へと移行した。オフライン版は召喚やショップより課金要素を廃した点以外は、サービス終了前と同様に物語を進行し戦闘・育成が可能な「エンディングのある完結したRPG」としてプレイが可能である [1]

登場人物一覧

図書館に所属する人物

ジブリール (cv.斎藤千和)
“図書館”の司書であり、“罪人”たちに新たな肉体と『XXXX』を授けた天使でもある。
幾多の物語、世界が蒐集された“図書館”の維持と物語の保全を使命としている。“図書館”に集いし“罪人”たちには慈愛を持って接するが、彼らの問いかけには決して答えることはない。
エル(主人公) (cv.土岐隼一)
ジブリールに導かれ、“図書館”へととやってきた少年。
自分が何者で、どこから来たのか、なにも覚えていなない。わかっているのは彼がかつて物語の役割を降りた”罪人”であるということだけ。物語を虚無から救う役目を全うしながら、少年はどこへたどり着くのだろうか…
シータ (cv.東山奈央)
“図書館”に古くからいる『空白の書』の持ち主。
ジブリールとは懇意の仲であり、新たにやってきた後輩たちを時に諭し、時に励ましながらボイドに立ち向かう役目へと導く。メルヘンに対する深い愛情と、物語を守り抜こうとする彼女の意思は、少年たちの道標となる。
ウィズ (cv.内田雄馬)
少年とおなじく、“図書館”に導かれた青年。
理知的な性格で、無垢な少年や仲間たちを支えている。その一方で、自分を取り巻く世界にも疑問を抱いている。なにを信じて行動するべきか。青年は自問しながら、探り続ける。この世界の真実を知るために。
スカーレット (cv.千本木彩花)
新たに“図書館”にやってきた『空白の書』の持ち主の少女。
悪意のないウソを好み、仲間たちに迫る悪意を的確に嗅ぎ取る。物語を守る役目を全うしようとする少女だったが、いずれ彼女は知ることになる。運命に抗った自らの“罪”の全貌と、その顛末を…

過去に図書館に所属していた人物

マイア
かつての空白の書の持ち主。
持ち主を失った彼女の空白の書はキルケゴールの手を経て、ジブリールが手にすることとなる。
リシュリュー (cv.Lynn)
かつての空白の書の持ち主。
空白の書を図書館へ返し、自らが望む役割を与えられてメルヘンへと戻ったが……。
キルケゴール (cv.竹内良太)
物語の住民たちに絶望を自覚させ、物語を虚無へ導こうとしている男。
かつてはジブリールたちの仲間だったが、この世界に絶望し、新たなメルヘンの創造を目論む。幾多の世界を滅ぼし、屍を踏み越える男が目指す地平はどこなのか。答えは男の胸中に秘められたまま。

メルヘンのヒーローたち

白雪姫 (cv.花守ゆみり)
小さな姫が目指すのは゛世界で一番カッコいいお姫様”。
「カッコいい」を求め、少女は常に修行を続ける。大好きな人たちを守れるように。いまの自分が誇れる未来を掴むために。王妃によって城から追放されようと、姫は自身の未来を信じ続ける。継母から、毒林檎を渡されるその日まで。
毒林檎の王妃 (cv.種﨑敦美)
世界で最も美しい王妃。完成された美を称えながら、微笑みひとつ寄こさないその姿はまるで心なき人形のよう。
魔術に通じているとも王の座を狙っているとも噂されているが、王妃は肯定も否定もしない。ただ、時折城の中で、鏡に問いかける王妃の姿が目撃されているという。
ツヴェルク (cv.田中貴子)
ツヴェルクたちは決して互いを区別しない。
心を通わせられる者はみなツヴェルクであり、無垢な彼らはそのことに疑問を抱かない。彼らのもとに迷い込んできた白雪姫もツヴェルクの一員として受け入れる。自己と他者の境目がない、穏やかな世界で、彼らは悠久のときを生き続ける。
ヘンゼル (cv.花江夏樹)
木こりの一家に生まれた兄妹の兄。
飢饉によって家計が困窮した際に、冷酷な性格へと豹変した母親によって、妹のグレーテルと共に森の奥へ捨てられてしまう。家に帰ろうと森を彷徨った兄妹は、お菓子の家の魔女に囚われて絶体絶命の危機に陥るが、魔女を打倒し自宅へと戻った。
グレーテル (cv.高野麻里佳)
木こりの一家に生まれた兄妹の妹。
飢饉によって生活が破綻した際に、非情な性格へと急変した母親によって、兄のヘンゼルと共に森の奥深くへ置き去りにされる。家に帰ろうと歩き回った末、兄妹はお菓子の家の魔女に囚われるが、知恵と勇気を駆使して魔女を倒すことに成功した。
ファントム (cv.間島淳司)
パリの美の総本山とも謳われる歌劇場・オペラ座……。そこには美しい音楽を愛する天使が住むと噂された。
天使の寵愛を受けた者は、己の持つ美の才覚を研ぎ澄まされ、輝かしいプリマドンナの地位を約束されるだろうと。その天使が秘める、美への狂気と妄執に思い至ることもなく。
クリスティーヌ (cv.米山明日美)
かつては地味な端役ばかりをこなす売れない若手女優だったが、オペラ座の怪人「ファントム」に見初められたことにより、彼女の運命は大きく変化することになる。
ファントムの指導を受けた彼女は、己の中に眠っていた才覚を目覚めさせる。それが悲劇の引き金になろうとも――
シンデレラ (cv.関根明良)
意地悪な継母と義姉たちに、ひどい仕打ちをされていた灰かぶりの少女。
王子様に見初められて王妃となった後は、貧しい子供たちを救うために施政者として尽力し、国民の人気も非常に高い。だが、大いなる魔女は知っていた。彼女が犯した「罪」と、その呪縛を。
フェアリーゴッドマザー (cv.加隈亜衣)
灰かぶりの娘に魔法をかけ、幸福を掴むきっかけを与えたとされる魔女。
母性的な性格で、魔法をかけた少女を見守りながら、世界の平穏を守護している。あらゆる魔法に精通し、灰かぶりの娘を美しいドレス姿に変えることも容易いが、魔法以外のことはちょっと苦手。
赤ずきん (cv.本渡楓)
母親から渡された”紅い頭巾”を被り、少女はおばあさんの家へと向かう。
”紅い頭巾”をつけた少女の姿は、まるで森の中に咲いた鮮やかな花のよう。人も獣も、頭巾を被った少女の姿にきっと目を止めるだろう。たとえば、それがウソつきのオオカミであったとしても――― 
桃太郎 (cv.髙橋ミナミ)
古今東西、知らぬ者のない鬼退治の勇者。
大きな桃から生まれ出て、犬、猿、雉のお供を連れて、悪逆非道な鬼たちを完膚なきまでに成敗する。強大な鬼に恐れず立ち向かう、勇猛果敢な彼の物語に、心優しい鬼の姫との、切ない恋模様があったことを知る者は少ない。
鬼姫 (cv.中島愛)
鬼族の永遠の怨敵たる桃太郎の命を奪うべく育てられた娘。
討ち取られた同胞たちの無念を晴らすため、彼の首級を挙げることこそが己の使命と信じ、桃太郎の下へ繰り出すも、目にしたのは心優しき少年の純粋な笑顔。その出会いが、冷たい殺意を温かく、残酷に鈍らせていく。
ヨリンデ (cv.河野ひより)
最愛の恋人・ヨリンゲルとの再会を願う少女。
かつて、鳥かごの魔女によって小鳥に姿を変えられた彼女は一途に恋人を信じて待ち続けた。信じる力が愛に奇跡を起こす。それを知る彼女は、誰に何を言われようとも、愛と平和の道標である彼を信じ再会の日を毎日のように思い描く。
ヨリンゲル (cv.中島ヨシキ)
高らかに愛を叫ぶ、羊飼いの青年。
メルヘンを漂流する彼の心の中にはつねに最愛の恋人がいた。鳥かごの魔女から助け出し、永遠を誓うはずだった恋人は今、彼の隣にはいない。ゆえに彼は探し続ける。彼にとってかけがえのない愛の小鳥に再び巡り逢うための、果てなき道標を。
アラジン (cv.高梨謙吾)
砂漠の街に暮らす、明るくお調子者の不良少年。
だが、心根はとても清らかで、大きな可能性を秘めている。ひょんなことから手に入れた魔法のランプの力で、様々な願いごとを叶えていくが、ランプを狙う悪人達に狙われてしまい、国の存亡を掛けた騒動にも巻き込まれることになる。
ゲルダ (cv.岩井映美里)
姿を消した大切な幼馴染を捜して旅を続ける少女。
温かな思い出を取り戻そうとする彼女の旅路は、その先々で、多くの人の心を動かしていく。氷に閉ざされてしまった友の凍てついた心でさえも、きっと人の温もりを思い出すことが出来ると、彼女はそう信じ続ける。
カイ (cv.田村睦心)
悪魔の鏡の破片によって、世界中のあらゆるものが醜く見えるようになってしまった少年。
これまで愛してきた全てに背を向け、彼はその目に映る唯一の『美』と共に旅を続ける。たとえそれが、人の温もりを解さない氷の女王であったとしても、彼にとってはそれだけが希望だった。
雪の女王(パンドラ) (cv.石見舞菜香)
氷の城に住む女王。
凍てつくような威圧感を与える雪の女王としての役割とは裏腹に、可愛い一面を覗かせる。
アリス (cv.鈴木みのり)
空想好きな少女が降り立ったのは、いつか「おじさま」が語ったお話によく似た不思議な世界、そして奇妙な住民たち。
突飛な言動を繰り返す彼らにときにあきれながらも、少女は彼らが繰り広げる騒動を楽しんでいる。幼き夢を永遠に心に焼きつけようとしているかのように。
時計うさぎ (cv.岡咲美保)
ハートの女王に仕える忙しないウサギの少女だが、この物語において、彼女はアリスや女王と並び立つほど、象徴的な存在として扱われている。
時計を持ったウサギが目の前に現れ、穴の中へと入って行ったら――その後を追い掛けたくなるのが人の常。ようこそ。「不思議の国」へ。
帽子屋ハッタ (cv.安田陸矢)
さあさあお立ち会い!お茶会が始まる時間だぜ!
カップに並々注いだ紅茶。無駄にだだっ広いテーブル。
いつだって俺達、マッド・ティー・クラブはアンタが来るのを待っているからよ!
ん?アンタって誰だって?
おいおい、決まってるじゃんかー!
そこの「アンタ」だよ、アリス!
チェシャ猫 (cv.二ノ宮愛子)
道に迷ったとき、不意に目の前に現れる謎の猫。
敵になるわけでも、味方になるわけでもなく、ただそばに付き添ってニヤニヤと笑い続ける。本人曰く、「迷っている子を見るとちょっかいをかけたくなる」らしい。そして猫にからかわれるうち、迷い人はどこかに辿り着いているという。
ドロシー (cv.諏訪彩花)
突然の竜巻に巻き込まれ、カンザスの田舎からオズの国へと飛ばされてしまった女の子。
旅の中でカカシ、ブリキ、ライオンという仲間と出会い、エメラルドシティを治めるオズの魔法使いに会いに行く。何の力もない普通の女の子だが、何者にも物怖じしない強い心を持っている。
マッチ売りの少女 (cv.久保田未夢)
年の瀬も迫った寒い日の夜。
少女は父親の言いつけで、手製のマッチを売り歩く。しかし今夜もマッチは売れ残ってしまい、少女は家に戻れず途方に暮れる。凍える体をあたためようとマッチをつけると、灯火の先に温かな光景が見えた。それは少女が求める幸せな夢の景色だった。
長靴を履いた猫 (cv.濱野大輝)
粉挽き屋の息子が、亡き父の遺産として受け継いだ老猫。
頭脳は明晰で、傑出した知恵を最大の武器とする。貧乏な粉挽き屋だった主人が侯爵にまで出世したのは、すべて彼の計略によるもの。だが、彼自身は決して表に出ようとせず、今日もどこかで誰かのために奔走している。
泉の女神アルマ (cv.中原麻衣)
女神が求めるのは、ウソ偽りのない正直な心の在り方。
自分の本心をごまかし、耳を塞ぎ続ける者に女神は決して容赦しない。しかし、自分の本質に正面から向き合い、前へ進み続ける者には祝福を授ける。すべてを見通す女神の前では、何者も己を偽ることなどできはしない。
オーロラ姫 (cv.Lynn)
仙女たちからあらゆる天分を与えられた気高く美しい姫。
悠久の時から目覚めた彼女は世界を漂流しながらただひたすらに王子を求める。過去からの残響に衝き動かされる彼女がすべてを思い出したとき、名もなき物語に終止符が打たれる。新たなる夜明けを世界にもたらすために。
ラプンツェル (cv.井澤詩織)
その身に膨大な魔力を宿した、天才魔法少女。
世界の災いにもなりかねないと恐れられており、魔力が弱まるまで塔に幽閉される。しかし本人はそんなことなどまったく気にも留めず、ヴィランを模した人形であるヴィーちゃんズを繰り出し、今日も各地で騒ぎを繰り広げている。
ラ・ベル (cv.大西沙織)
父親を助けるために、野獣のもとへ嫁いだ美しき娘。
「心までは悪魔に屈しない」という決意を内に秘め、漆黒の衣を身に纏い、野獣の屋敷へやってきた。しかし野獣と呼ばれる男の気高き魂に触れるうち、胸の内にある想いが芽生えていく。自身の想いに娘は気づかぬふりを続ける。
ラ・ベット (cv.安元洋貴)
美しき薔薇が咲く屋敷にてひっそりと暮らす悪魔のような姿をした獣。
気高き魂の持ち主であり、約束を違えた者には決して容赦しない。歓待した商人が薔薇を手折ったことで、怒りをあらわにし、商人の宝である娘を要求する。娘との出会いがなにをもたらすのか知らないまま。
かぐや姫 (cv.久保ユリカ)
竹から生まれた絶世の美女。
漂流者となった際に出会った時計うさぎを知り合いだと思い、追い回している。

その他の登場人物

キング・フルモンティ (cv.中島卓也)
ナナシ
いつの間にか現れた、カカシのような姿をした漂流者。
メダル収集イベントをクリアしていくことでナナシの失われた記憶にまつわるエピソードをお楽しみいただけます。すべてのクエストをクリアすると、特別なイベントが発生します。
グリンダ
オズの南の国に住む善き魔女。
傍観者,観測者といった冷静な立場であることから時には主人公達と対立することも。
アルビトロ (cv.斎賀みつき)
もうひとりの泉の女神。
いびつに歪まされたメルヘンの物語を正しく進行させるという信念のもと行動している。
アヴィド
断罪の鎌/謀略の杖。
アルビトロの臣下。彼がアルビトロに嘘を吐いたことは一度もない。

用語解説

虚無の回廊
メルヘンにおいて『罪』を犯したものがおとされる場所。本作の物語はここからはじまる。
図書館
「メルヘンの書」を保管している。
図書館には司書であるジブリールと、主人公たち『空白の書』の持ち主がいる。また図書館の外に出ることはできない。ジブリールはある使命を帯びて、『メルヘン』を守り、保管し続けている。メルヘンへ行くためには「XXXXXX」が収められた特別な本棚、”ゲート”を開く必要がある。『空白の書』の持ち主はゲートを通って、メルヘンへ赴くことができる。
そして『空白の書』の持ち主はボイドの侵食を食い止め、「XXXXXX」の修繕を行う。死を迎えた『XXXX』の持ち主はジブリールに授かった『XXXX』を返納する。返納された『XXXX』は持ち主の人生の足跡がつづられており、新たな『XXXXXX』として“図書館”に収納される。こうして“図書館”はボイドと『XXXX』という二つの存在によって、蔵書を増やし続けている。
英雄の本棚
メルヘンの書が蔵書された本棚。英唱石を使ってヒーローの魂を呼ぶことができる。
メルヘン
図書館に収められた世界。
メルヘンの住民はみな、『XXXXXXXXX』に記された物語に基づき、生きている。住民たちは自分たちが生きているのがXXXXだと知らず、自覚がないままXXXXXXXXを全うして生きてゆく。メルヘンの世界はXXXXXXXXXを繰り返している。このためメルヘンの住民は代替わりしながら、XXXXXXXXXX、XXXXXXXX再現し続けることになる。だがメルヘンの住民が世界の構造に気づいた時、その住民は世界から弾かれ、周囲の人間から存在を認識されなくなってしまう。
空白の書
虚無の回廊に落ちた魂に図書館の司書より渡される一冊の本。
想像の栞
空白の書に挟む事によってヒーローを召喚することができる。
ロールシフト
ある役割を持ったメルヘンの住人の魂が、次の物語へと繰り返し繋ぐために別の役割へと移行する現象。
漂流者
本来居るべきメルヘンから別のメルヘンに流れ着いた者。
漂流者となる理由はいくつかある。本来のメルヘンが消滅する、物語にそぐわない選択をした魂が物語から弾き出される等がある。
メダル
メルヘンの住人が漂流者となった際に散らばった記憶が形となったもの。
メルヘンの各地で獲得でき、ナナシに渡すと漂流者となったナナシの物語を聞くことができる。
ショップでアイテムと交換することができる。
ヴィラン
虚無の回廊にたどりついた魂が怪物となったもの。
ボイド
ボイドとは「生き方そのものに疑問を抱いたメルヘンの住民」が自らの絶望から生み出す存在。
ボイド自体は現象のようなものであり、はるか昔からメルヘンの脅威となって存在し続けていた。だが、最近ではキルケゴールがこれらのボイドを意図的に発生させている。ボイドは発現者そっくりの姿をしながら、心のうちに秘めた想いや願いを実行して行く。ボイドの活動に伴い、生み出した者は次第に存在が不安定になり、やがて消滅してしまう。発現者が消滅すると、ボイドもまた消滅するが、メルヘンそのものも消滅してしまう。
イドラ
ボイドが発現者の希望と対峙し、不安定な存在となった存在。イドラの悲痛な叫び、それもまた紛れもない発現者の本心なのである。
それは、自ら全てを投げ出したということ。
それは、自ら全てを放棄したということ。
それは、自らの命を絶ったということ。
世界の…メルヘンの構造に気づいた事があやまちなのではない。

メルヘンに関連する事柄

物語

迷える子どもたちのメルヘン
ヘンゼルとグレーテル
大きなカブ
金の斧 銀の斧
北の都
オペラ座の怪人
忘れられた流星のメルヘン
シンデレラ
マッチ売りの少女
長靴を履いた猫
交われぬ獣たちのメルヘン
赤ずきん
裸の王様
三匹の子豚
ヨリンデとヨリンゲル
鬼ヶ島
桃太郎
遥かなる願いのメルヘン
アラジンと魔法のランプ
雪と氷の国
雪の女王
永遠なる姫たちのメルヘン
白雪姫
不思議の国
不思議の国のアリス
竹取物語
偉大なるオズ
オズの魔法使い

ドロップするメダル

迷える子どもたちのメルヘン
・失われた家路
・愛と悔恨の軌跡
・女神の記憶
・行先無き漂流者
・悪魔と花嫁
北の都
・光と影の小夜曲
・変転の萌芽
忘れられた流星のメルヘン
・灰かぶりの罪
・幻想の終着点
・知恵者溺れし泉
・女神の記憶
・茫々たる記憶
交われぬ獣たちのメルヘン
・狼たちの復讐
・強者の過ち
・女神の記憶
・変転の萌芽
鬼ヶ島
・朽ちた鬼の墓標
遥かなる願いのメルヘン
・砂に呑まれた虚実
・死神の呼び声
雪と氷の国
・久遠の凍獄
・脅威と希望
永遠なる姫たちのメルヘン
・ひび割れた追慕
・白雪の資格
不思議の国
・夢見の乙女
・流浪の兎姫
偉大なるオズ
・遠ざかる靴音

ヴィラン関連

フィールドボス

ソウルボス

レムナント・ランバージャック
リベンジャー・ワイズマン
ミザリー・ダンサー
エンシェント・ガーディアン
グリーフィング・ドール
テンダー・クレリック
ハンガー・バンディット
ブリリアント・ロングテイル
グリーディー・タイラント
シャドウ・オブ・タイラント
かつて、 暴虐極めし蛮王に寄り添う影があった。双子の弟として王と命運を共にすることを定められた心優しき影武者。王が冥府を支配すべく密かに旅立って間もなく、民衆により「暴君」は誅された。心優しき弟は生涯その名を名乗ることなく、王の罪すら我が運命と受け入れた。
アンフォーゲッタブルレディ
貧しくてもささやかな幸せを分け合おう。そう誓った恋人は突如、民衆に担がれて革命の旗手となり、時代のうねりの只中に呑まれた。たちまち英雄となった男に忘れられた貧しい娘は、激しい雷雨の夜、塔から飛び降り新聞を賑わせた。
愛する者と不幸を分け合うために。
ヘンゼル・イドラ・リビルド
少年は、妹の辿る残酷な運命を変えたいと願った。妹を守るのは、妹を幸せにするのは、兄の役目なのだと強く感じていた。妹の代わりに自分が…。やがて絶望を乗り越えた少年は妹と共に幸福な日々を取り戻したが、昏い記憶は未だ、残滓となって世界のどこかを漂っている。
シンデレラ・イドラ・リビルド
赤ずきん・イドラ・リビルド
ランプの精・イドラ・リビルド
鬼姫・イドラ・リビルド
愛と誇りとの狭間で絶望した鬼の姫は、 優しさという名の強さを知り、愛しき人の子と手を携えた。その身の奥底に鬼として抗えぬ闘争の血を 眠らせたまま。血は、再び目覚めるだろう。やがてその日が訪れたとき 強き鬼の姫は、優しき人の子は、新たな絶望に立ち向かえるだろうか。
白雪姫・イドラ・リビルド
淡雪の肌を持つ世界で最も美しい少女は大人になることを拒み、世界で最も憧れる継母に寄り添いながら、世界で最もカッコいい姫になる道を選んだ。少女の未来は希望の色に染まった。だが希望は永遠ではない。
少女が大人への一歩を踏みだすとき絶望は再び色濃く滲み出るだろう。

関連項目

脚注・出典

外部リンク