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「エウリュクラティデス」の版間の差分

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'''エウリュクラティデス'''({{lang-grc-short|Ευρυκρατίδης}}, {{ラテン翻字|el|Eurycratides}}, 在位:[[紀元前615年]]-[[紀元前590年]])はアギス朝の[[スパルタ王]]である。
'''エウリュクラティデス'''({{lang-grc-short|Ευρυκρατίδης}}, {{ラテン翻字|el|Eurycratides}}, 在位:[[紀元前615年]]-[[紀元前590年]])はアギス朝の[[スパルタ王]]である。


エウリュクラティデスは先代の王[[アナクサンドロス]]の子で、次代の王[[レオン (スパルタ王)|レオン]]の父である<ref>ヘロドトス, VII. 204</ref>。なお、[[パウサニアス]]によれば彼の名はエウリュクラテスであり、この王からその孫[[アナクサンドリデス (スパルタ王)|アナクサンドリデス]]の時代にかけて[[スパルタ]]は[[テゲア]]と戦争をしたが、先の二王の時代は優勢に立てなかった<ref>パウサニアス, III. 3. 5</ref>。
エウリュクラティデスは先代の王[[アナクサンドロス]]の子で、次代の王[[レオン (スパルタ王)|レオン]]の父である<ref>ヘロドトス, VII. 204</ref>。なお、[[パウサニアス (地理学者)|パウサニアス]]によれば彼の名はエウリュクラテスであり、この王からその孫[[アナクサンドリデス (スパルタ王)|アナクサンドリデス]]の時代にかけて[[スパルタ]]は[[テゲア]]と戦争をしたが、先の二王の時代は優勢に立てなかった<ref>パウサニアス, III. 3. 5</ref>。


== 註 ==
== 註 ==
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== 参考文献 ==
== 参考文献 ==
* [[パウサニアス]]著、飯尾都人訳、『ギリシア記』、[[龍渓書舎]]、1991年
* [[パウサニアス (地理学者)|パウサニアス]]著、飯尾都人訳、『ギリシア記』、[[龍渓書舎]]、1991年
* [[ヘロドトス]]著、[[松平千秋]]訳、『[[歴史 (ヘロドトス)|歴史]]』(下)、[[岩波書店]]、1972年
* [[ヘロドトス]]著、[[松平千秋]]訳、『[[歴史 (ヘロドトス)|歴史]]』(下)、[[岩波書店]]、1972年



2021年11月15日 (月) 10:42時点における版

エウリュクラティデス古希: Ευρυκρατίδης, Eurycratides, 在位:紀元前615年-紀元前590年)はアギス朝のスパルタ王である。

エウリュクラティデスは先代の王アナクサンドロスの子で、次代の王レオンの父である[1]。なお、パウサニアスによれば彼の名はエウリュクラテスであり、この王からその孫アナクサンドリデスの時代にかけてスパルタテゲアと戦争をしたが、先の二王の時代は優勢に立てなかった[2]

  1. ^ ヘロドトス, VII. 204
  2. ^ パウサニアス, III. 3. 5

参考文献

先代
アナクサンドロス
スパルタ王(アギス朝)
紀元前615年-紀元前590年
次代
レオン