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1997年1月の[[ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン]]来日公演に前座として出演。「町の男」「逃げる男」など演奏。15分ほどのライブであった。また、同年7月5日（金）には[[渋谷CLUB QUATTRO]]にて[[サニーデイ・サービス]]のワンマンライブを[[カンパニー松尾]]と共に観て、帰りに[[ベック (歌手)|ベック]]のアルバム『[[Odelay]]』（1996年6月18日リリース）を購入したという。
1997年1月の[[ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン]]来日公演に前座として出演。「町の男」「逃げる男」など演奏。15分ほどのライブであった。また、同年7月5日（金）には[[渋谷CLUB QUATTRO]]にて[[サニーデイ・サービス]]のワンマンライブを[[カンパニー松尾]]と共に観て、帰りに[[ベック (歌手)|ベック]]のアルバム『[[Odelay]]』（1996年6月18日リリース）を購入したという。


1998年に[[east west japan]]と契約。7月にアルバムからの先行シングル「I love you」リリース。制作費1800万円をかけてパラダイス・ガラージ名義のアルバム『実験の夜、発見の朝』を同年9月にリリース。翌年99年に契約を破棄。また、1998年1月に公開された映画『[[ラブ&ポップ#映画|ラブ&ポップ]]』の予告編[[バックグラウンドミュージック|BGM]]にパラダイス・ガラージ「I love you」が使用された。
1998年に[[east west japan]]と契約。7月にアルバムからの先行シングル「I love you」リリース。制作費1800万円をかけてパラダイス・ガラージ名義のアルバム『実験の夜、発見の朝』を同年9月にリリース。翌年99年に契約を破棄。また、1998年1月に公開された映画『[[ラブ&ポップ#映画|ラブ&ポップ]]』の予告編[[背景音楽|BGM]]にパラダイス・ガラージ「I love you」が使用された。


以降は再びインディーズで活動し、1999年11月にBUMBLEBEE RECORDSから『ROCK DREAM』をリリース。アルバムには吉沢二郎（ARROW TOUR）、小林賢輔が参加。収録曲の「Forever Love」は[[カーネーション (バンド)|カーネーション]]、[[上田ケンジ]]、小林賢輔（2000年4月リリースの『Forever Love』収録。ALFこと阿福との共作）にカバーされた。
以降は再びインディーズで活動し、1999年11月にBUMBLEBEE RECORDSから『ROCK DREAM』をリリース。アルバムには吉沢二郎（ARROW TOUR）、小林賢輔が参加。収録曲の「Forever Love」は[[カーネーション (バンド)|カーネーション]]、[[上田ケンジ]]、小林賢輔（2000年4月リリースの『Forever Love』収録。ALFこと阿福との共作）にカバーされた。

2021年11月23日 (火) 08:58時点における版

豊田道倫
出生名 豊田道倫
生誕 (1970-02-03) 1970年2月3日（54歳）
出身地 大阪府[1]
学歴 京都精華大学中退
ジャンル フォーク、ロック、スカム、ノイズ
職業 シンガーソングライター、プロデューサー
担当楽器 アコースティックギター、エレクトリックギター、サンプラー
活動期間 1993年 -
共同作業者 福富幸宏
内田直之
宇波拓
公式サイト リンク

豊田 道倫（とよた みちのり、1970年2月3日 - ）は、日本のオルタナティブフォークシンガー。2006年に写真家の徐美姫と結婚。（2009年に離婚）

来歴・概要

岡山県倉敷市生まれ、大阪府豊中市育ち。父親は京都大学名誉教授の豊田昌倫。12歳のときに聴いた松山千春に影響を受け、ギターを始める。

1993年にパラダイス・ガラージで初めてステージに立つ。ノイズとサンプリングに弾き語りをミックスした宅録のスカム・ミュージックを展開し、1995年元旦にアルバム『ROCK'N ROLL 1500』でTIME BOMBからデビュー。

1996年に上京し、活動拠点を東京に移す。上京後は東芝EMI傘下で伊藤英嗣主宰のインディーズ・レーベルRAIL RECORDINGSに所属し、上京前にTIME BOMBからリリースした『奇跡の夜遊び』（1996年3月）に加え、『bedroom popsinger』（1996年7月。ジャケットはHIROMIXが撮影）、『豊田道倫』（1996年12月）、『SWEET 26』（1997年4月。豊田道倫名義で、タイトルは佐野元春の同名アルバムからの引用・剽窃）と1年で4枚のアルバムをリリース。

『ROCKIN'ON JAPAN』（ロッキング・オン）1997年1月号にパラダイス・ガラージのインタビューが掲載される。

1997年1月のジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン来日公演に前座として出演。「町の男」「逃げる男」など演奏。15分ほどのライブであった。また、同年7月5日（金）には渋谷CLUB QUATTROにてサニーデイ・サービスのワンマンライブをカンパニー松尾と共に観て、帰りにベックのアルバム『Odelay』（1996年6月18日リリース）を購入したという。

1998年にeast west japanと契約。7月にアルバムからの先行シングル「I love you」リリース。制作費1800万円をかけてパラダイス・ガラージ名義のアルバム『実験の夜、発見の朝』を同年9月にリリース。翌年99年に契約を破棄。また、1998年1月に公開された映画『ラブ&ポップ』の予告編BGMにパラダイス・ガラージ「I love you」が使用された。

以降は再びインディーズで活動し、1999年11月にBUMBLEBEE RECORDSから『ROCK DREAM』をリリース。アルバムには吉沢二郎（ARROW TOUR）、小林賢輔が参加。収録曲の「Forever Love」はカーネーション、上田ケンジ、小林賢輔（2000年4月リリースの『Forever Love』収録。ALFこと阿福との共作）にカバーされた。

2000年5月26日にパラダイス・ガラージ名義で『愛情』リリース。5月29日、渋谷CLUB QUATTROにて「宇田川町ブルース」に出演。共演は遠藤賢司、曽我部恵一、高田渡。DJはサミー前田。11月28日、下北沢CLUB Queの「BUMBLEBEEの夕べ 第一回～飛翔～」にパラダイス・ガラージとして出演。共演は直枝政広、棚谷祐一、上田ケンジ。12月にベストアルバム『BEST～かっこいいということはなんてかっこいいんだろう～』をリリース。その後、2003年までリリースは途絶える。

2003年3月、リトルモアより『人体実験』リリース。

2004年に2枚組のアルバム『SING A SONG』を、自主レーベル「HAPPENING」を立ち上げてリリース。このアルバムはエンジニアの内田直之と2人だけでレコーディングされた。9月、福田和也との『リトルモア』（リトルモア）での対談が収録された『スーパーダイアローグ』発売。

2005年には曽我部恵一や川本真琴、ヤマジカズヒデなどをゲストに迎え、『東京の恋人』をリリース。

上京から現在まで、新宿南口に近い小劇場・シアターPOOで、平均して数ヶ月に1回というペースでライブを行っている。また年末には渋谷o-nestでライブを行っている。

2009年、昆虫キッズと共に『ABCD』をリリース。同年10月12日にはサニーデイ・サービス主催の「東京360分 -ROSE RECORDS & LIQUIDROOM 5th Anniversary-」に「豊田道倫 with 昆虫キッズ」として参加。

2011年、豊田道倫&ザーメンズを結成。メンバーは三輪二郎（G）、久下惠生（Dr）、柳沢一誠（B）。

2013年、ソロとしては3年ぶりとなる『m t v』をリリース。マスタリングはアビー・ロード・スタジオで敢行。豊田道倫 & mtvBANDとして全国ツアー実施。メンバーは久下惠生（Dr）、宇波拓（B）、冷牟田敬（G）。さらに同バンド名義でのニューアルバム『FUCKIN' GREAT VIEW』を制作する。

2014年、『SING A SONG 2』をリリース。『SING A SONG』と同様にエンジニア・内田直之と2人だけでレコーディングされた。

2015年、デビュー20 周年記念『SHINE ALL AROUND』リリース。

2018年、パラダイス・ガラージ『愛と芸術とさよならの夜』リリース。

2019年、1月『サイケデリック・ラブリー・ラスト・ナイト』、5月『夜路死苦ファンタジア』をリリース。

2020年、50歳を迎えた事を機に東京を離れ大阪に戻る。YouTubeにカンパニー松尾がはなむけとして制作したライブ動画が公開された[2]。

人物

  • 映画配給会社に音楽提供も行っており、「ほんとにあった! 呪いのビデオ8 - 10巻」の音楽を担当した・・・8巻：2003年11月、9, 10巻：2003年12月発売。
  • その因果もあってか、当時の「ほんとにあった! 呪いのビデオ」において構成・演出を務めた松江哲明が豊田のプロモーションビデオ『グッバイ・メロディ』（2005年）、『カップルシート』（2007年）の監督を務めた。
  • デビューから一貫して豊田は若手写真家をアートワークに起用する事が多い。注目され始めたころのHIROMIXや、ブレイクする前の佐内正史、大橋仁、梅佳代、後の妻となる徐美姫などが豊田のアルバムのジャケット写真を撮影している。またAV監督のカンパニー松尾も10年以上、豊田を撮り続けている。その映像は2000年に発売されたベスト・アルバムと2005年に発売されたDVD"映像集Ⅱ"、2006年に発売されたアルバム"東京の恋人 LIVE"の初回盤限定のDVDで見る事ができる。
  • 2014年10月20日の大阪市役所における大阪市の橋下徹市長と「在日特権を許さない市民の会」（在特会）の桜井誠会長との意見交換について、「人間くさかった。ああいうライブせなあかん。」とツイート[3]。
  • サン出版より発行されていた風俗情報誌『Night Walker』にて写真とエッセイを連載していたことがある。

ディスコグラフィ

パラダイス・ガラージ

タイトル 発表年 レーベル 備考
ROCK'N'ROLL 1500 1995 TIME BOMB 2008年にHEADZより再発売
奇跡の夜遊び 1996 2007年にHMJM RECORDSより再発売
ベッドルーム・ポップシンガー RAIL RECORDINGS Special EP
豊田道倫
I love you 1998 east west japan 『実験の夜、発見の朝』先行シングル
実験の夜、発見の朝 メジャーデビュー・アルバム
2010年にDVDとの2枚組のデラックス・エディションとして再発売
ROCK DREAM 1999 BUMBLEBEE RECORDS
愛情 2000 Oooit Records 加納尚樹がエンジニアをつとめる、埼玉県川越市のゴーゴーキング・レコーダーズスタジオにて、9日間かけて録音された。
かっこいいということはなんてかっこいいんだろう 初のベスト盤CD＋映像集DVD
グッバイ大阪 2006 HMJM RECORDS 未発表音源集
愛と芸術とさよならの夜 2018 HEADZ

豊田道倫

タイトル 発表年 レーベル 備考
sweet 26 1997 RAIL RECORDS 全曲弾き語り
人体実験 2003 LITTLE MORE RECORDS
アプローチ BUMBLEBEE RECORDS インストゥルメンタル集
実況の夜～スタジオライブ IN ラジオたんぱ ラジオたんぱでのスタジオ公開生放送ライブ
SING A SONG 2004 HAPPENING 全曲弾き語り
東京の恋人 2005 HEADZ 2013年に廉価版再発売
東京の恋人 LIVE 2006 『東京の恋人』レコ発ライブ盤＋初回ライブDVD
2013年に廉価版再発売
しあわせのイメージ 2007
POP LIFE 2009 BUMBLEBEE RECORDS
ギター ROSE RECORDS 曽我部恵一プロデュース作品
バイブル 2010 HAPPENING 全曲弾き語り
The End of the Tour 2012 シングル
幻の水族館
m t v 2013 HEADZ
44blues 2014 自主制作 44歳記念ミニアルバム
SING A SONG 2 FJP-TRAX 全曲弾き語り
note 自主制作 ミニアルバム
SHINE ALL AROUND 2015 HEADZ デビュー20 周年記念アルバム
サイケデリック・ラブリー・ラスト・ナイト 2019 HEADZ
夜路死苦ファンタジア 2019 SSW 自主レーベル第一弾

その他の名義

タイトル 発表年 レーベル 名義・備考
ABCD 2009 MY BEST! RECORDS 豊田道倫 with 昆虫キッズ
アンダーグラウンドパレス 2011 BUMBLEBEE RECORDS 豊田道倫&ザーメンズ
FUCKIN' GREAT VIEW 2014 HEADZ 豊田道倫 & mtvBAND
I Like You 2015 なりすレコード 豊田道倫 & mtvBAND
シングル

映画のサウンドトラック

タイトル 発表年 レーベル
赤い文化住宅の初子[4] オリジナル・サウンドトラック 2007 自主制作
あんにょん由美香[5] Original Sound Track 2009 SPOPOLYRHYTHM

オムニバスアルバムへの参加

タイトル 発表年 レーベル 収録曲 参加名義
Sweeter Than Suite 1996 SUITE SUPUESTO（東芝EMI） レモンの恋 パラダイス・ガラージ
RICETONE CIRCLE VOL.1 クアトロ・ライストーン 仕事
HOW TO BE BIG[6] 1997 SONY Yes My Love
OKHOTSK PUNCH EP 1999 BUMBLEBEE RECORDS AUDIO ONE, AUDIO TWO VAMPIRE KISS
墨堤夜景 audio one, audio two VAMPIRE Kiss
暗い夜 パラダイス・ガラージ
A BREACH OF ETIQUETTE VOL.1 2000 ETIQUETTE RECORDING LOVE BREAK
natural born errors 2001 UKP 軽蔑
大人になれば 		豊田道倫
Oooit BEST 99-02 2002 UKP Oooit サマー・ソフト パラダイス・ガラージ
ニャンでもない日には 2009 KEBAB RECORDS 散歩道 豊田道倫
カセット・レボリューション vol.1 2014 浅草橋天才算数塾 FUCKIN' GREAT VIEW
かしぶち哲郎トリビュート・アルバム～ハバロフスクを訪ねて P-VINE オールド・レディ

プロデュース作品

歌手 アルバムのタイトル 発表 レーベル
AZUMI ALBUM 2008 BUMBLEBEE RECORDS
三輪二郎 レモンサワー 2010 MY BEST! RECORDS
北村早樹子 明るみ warabisco舎
オクノ修 出会ったとき～オクノ修、高田渡を歌う～ 2011 MY BEST! RECORDS
カオリーニョ藤原 カオリーニョ藤原の真実 2014 FJP-TRAX
中嶋ブブン ヤングランド 2015 U.B.Killing
月亭可朝 いってる北朝鮮ｅｐ 2017年7月 ハプニング

映像集

タイトル 発表年 レーベル 備考
豊田道倫 映像集 2000 不明
豊田道倫 映像集 II 2005 HMJM RECORDS ライブ映像集第２弾＋PVのDVD
豊田道倫 映像集 3 2011 DVDは出ず、映画館で上映された

著書

  • 東京で何してる？（2011年、河出書房新社） - 小説集
  • たった一行だけの詩を、あのひとにほめられたい（2013年、晶文社） - 歌詞とエッセイ集

脚注

  1. ^ “豊田道倫 プロフィール”. ROSE RECORDS. 2018年3月18日閲覧。
  2. ^ Inc, Natasha. “豊田道倫が東京を離れ地元大阪へ、はなむけとしてカンパニー松尾撮影のライブ動画公開（動画あり / コメントあり）”. 音楽ナタリー. 2020年4月27日閲覧。
  3. ^ 「豊田道倫 on Twitter」『Twitter』。2018年7月25日閲覧。
  4. ^ タナダユキ監督作品。
  5. ^ 松江哲明監督作品。
  6. ^ 面影ラッキーホールプロデュースの矢沢永吉トリビュート・アルバム。

外部リンク

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