オクノ修
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オクノ 修(おくの おさむ、1952年 - )は、日本のシンガーソングライター。京都府出身。創業60年にも達する京都市の老舗コーヒーハウス地下店のマスターでもある。
1960年代、10代後半から音楽活動を始め、高田渡、早川義夫、豊田勇造らから影響を受ける。その後はちみつぱいの本多信介らとのバンド活動を通じて、フォーク系以外の音楽へ転向。パンクバンド「アーント・サリー」との出会いによるニュー・ウェーブのバンド活動を経て、再び、弾き語り中心のライヴ活動を行う。これまでにオムニバスを含め、何枚ものアルバムをリリース。
経歴
[編集]1952年、京都に生まれる。
1969年〜1970年、コンドアウトキ(オクノ修、黒川修司、志村、高原洋)で活動。音楽活動のため、東京に居を移す。
1972年、アルバム『オクノ修』を京都のヒミコスタジオでレコーディングし、そのスタジオが主宰するレーベル・卑弥呼レコードからリリース。
1973年から1974年、東京に出て、スーパーヒューマンクルー(有田武生、杉田、ビショップ)に参加。本多信介(はちみつぱい)らとバンド活動。
1976年頃から実家の珈琲店「六曜社」で働きはじめる。
1981年、アーント・サリーなど当時のパンク・ニュー・ウェーブに触発され、ビートミンツとミントスリーピンの2つのバンドを結成。
2001年、アルバム『帰ろう』発表。
2002年、オムニバスアルバム『はっぴいえんどかばぁぼっくす』に参加。
2003年、アルバム『唄う人』発表。同年、田中亜矢、中川五郎、ひがしのひとし、藤村直樹、古川豪、宮里ひろしらのフォークパルチザン『瓶のなかの球体』に参加。
ディスコグラフィー
[編集]アルバム
- 「オクノ修」(1972)
- 「Beat Mints Slow Mints」(1980)
- 「12 Songs」(1990) *ビートミンツ名義
- 「こんにちわマーチンさん」(1994)
- 「帰ろう」(2000)
- 「ミントスリーピン」(2002) *ミントスリーピン名義、1981年録音
- 「唄う人」(2003)
- 「ボロロック」(2004) * クーツェ名義
- 「Coffee Songs -てのひらのなかのうた-」(2007)
- 「街角の唄たち - Document Tapes 1979-1981」(2008)
- 「出会ったとき ~オクノ修、高田渡を歌う~」(2011)
- 「ホジキンソンさんの言うことには」(2016)
ソノシート
シングル
- 「胸いっぱいの夜」(1975)