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オクノ修

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

オクノ 修(おくの おさむ、1952年 - )は、日本シンガーソングライター京都府出身。創業60年にも達する京都市の老舗コーヒーハウス地下店のマスターでもある。

1960年代、10代後半から音楽活動を始め、高田渡早川義夫豊田勇造らから影響を受ける。その後はちみつぱい本多信介らとのバンド活動を通じて、フォーク系以外の音楽へ転向。パンクバンド「アーント・サリー」との出会いによるニュー・ウェーブのバンド活動を経て、再び、弾き語り中心のライヴ活動を行う。これまでにオムニバスを含め、何枚ものアルバムをリリース。

経歴

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1952年、京都に生まれる。

1969年1970年コンドアウトキ(オクノ修、黒川修司、志村、高原洋)で活動。音楽活動のため、東京に居を移す。

1972年、アルバム『オクノ修』を京都のヒミコスタジオでレコーディングし、そのスタジオが主宰するレーベル・卑弥呼レコードからリリース。

1973年から1974年、東京に出て、スーパーヒューマンクルー(有田武生、杉田、ビショップ)に参加。本多信介はちみつぱい)らとバンド活動。

1976年頃から実家の珈琲店「六曜社」で働きはじめる。

1981年アーント・サリーなど当時のパンク・ニュー・ウェーブに触発され、ビートミンツとミントスリーピンの2つのバンドを結成。

2001年、アルバム『帰ろう』発表。

2002年、オムニバスアルバム『はっぴいえんどかばぁぼっくす』に参加。

2003年、アルバム『唄う人』発表。同年、田中亜矢、中川五郎ひがしのひとし藤村直樹古川豪宮里ひろしらのフォークパルチザン『瓶のなかの球体』に参加。

ディスコグラフィー

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アルバム

  • 「オクノ修」(1972)
  • 「Beat Mints Slow Mints」(1980)
  • 「12 Songs」(1990) *ビートミンツ名義
  • 「こんにちわマーチンさん」(1994)
  • 「帰ろう」(2000)
  • 「ミントスリーピン」(2002) *ミントスリーピン名義、1981年録音
  • 「唄う人」(2003)
  • 「ボロロック」(2004) * クーツェ名義
  • 「Coffee Songs -てのひらのなかのうた-」(2007)
  • 「街角の唄たち - Document Tapes 1979-1981」(2008)
  • 「出会ったとき ~オクノ修、高田渡を歌う~」(2011)
  • 「ホジキンソンさんの言うことには」(2016)

ソノシート

  • 「歩いていこう」(1971) *コンドアウトキ名義、漫画雑誌 「りぼん」 (集英社)1971年5月号付録

シングル

  • 「胸いっぱいの夜」(1975)

外部リンク

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