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2009年のキネマ旬報のオールタイムベストの日本映画編のアンケートによれば、[[熊切和嘉]]は自身のベスト10に園の『[[紀子の食卓]]』を選んでおり、鑑賞した日の夜に興奮のあまり園に電話をし「あの妹役([[吉高由里子]])って誰ですか!?」と聞いたという<ref>「[[キネマ旬報]]オールタイムベスト 映画遺産200」。2009。同書57pの熊切のアンケートより</ref>。 |
2009年のキネマ旬報のオールタイムベストの日本映画編のアンケートによれば、[[熊切和嘉]]は自身のベスト10に園の『[[紀子の食卓]]』を選んでおり、鑑賞した日の夜に興奮のあまり園に電話をし「あの妹役([[吉高由里子]])って誰ですか!?」と聞いたという<ref>「[[キネマ旬報]]オールタイムベスト 映画遺産200」。2009。同書57pの熊切のアンケートより</ref>。 |
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== 事件 == |
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=== セクハラ告発 === |
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2022年3月、週刊文春にて、俳優兼映画監督の[[榊英雄]]と俳優の[[木下ほうか]]の性加害疑惑が取り上げられ両者とも謝罪はしたものの炎上が収まらない中、日本人ハリウッド俳優で映画『[[硫黄島からの手紙]]』等に出演した[[松崎悠希]]が園子温監督のセクハラを告発した。松崎によると知り合いが園子音とその取り巻きのワークショップに通い始めた際に事務所やマネージャーを信用するなと教えられ、1人になったところで身体を要求された事やこれが常套手段であり被害者は何十人といると告発。また「泊まらせてくれたら、君のために明日の朝、ホットケーキを作ってあげる」これが園子温が女優を口説く時の常套句とも暴露した<ref name="npn20220331" >{{Cite news|url= https://npn.co.jp/article/detail/200020485 |title= 日本人ハリウッド俳優、園子温監督のセクハラ告発「知り合いは身体を要求された」被害者は何十人も? |newspaper= リアルライブ online |publisher= リアルライブ |date= 2022-03-31 |accessdate= 2022-03-31 }}</ref>。告発された後、[[アクターズヴィジョン]]は園子温監督ワークショップ映画第二弾に向けて行われる予定だったオーディションの中止を発表した<ref name="npn20220331" />。 |
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== 作品 == |
== 作品 == |
2022年4月2日 (土) 16:17時点における版
その しおん 園 子温 | |||||||||
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第28回東京国際映画祭(2015年)にて | |||||||||
本名 | 同じ[1] | ||||||||
生年月日 | 1961年12月18日(62歳) | ||||||||
出生地 | 日本・愛知県豊川市[2] | ||||||||
国籍 | 日本 | ||||||||
職業 | 映画監督 | ||||||||
ジャンル | 映画 | ||||||||
活動期間 | 1985年 - | ||||||||
配偶者 | 神楽坂恵 | ||||||||
公式サイト | SONOSION.COM | ||||||||
主な作品 | |||||||||
『紀子の食卓』 『愛のむきだし』 『冷たい熱帯魚』 『地獄でなぜ悪い』 | |||||||||
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園 子温(その しおん、 1961年12月18日 - )は日本の映画監督・脚本家。愛知県豊川市出身[2]。
来歴
1961年、愛知県豊川市生まれ[2]。父は大学教授で英語を教えていた[1]。とても厳格な家庭で育った反動で17歳の時に実家を飛び出し上京する[1]。
17歳で詩人デビュー。『ユリイカ』『現代詩手帖』に続々と詩が掲載され、"ジーパンをはいた朔太郎"と称される。
映画監督として活動する以前は漫画家志望でもあり、法政大学入学後、20歳の時に『ガロ』に漫画の持ち込みを行うも長井勝一から「まだ他人の気持ちがよく判らないんじゃないかな」とボツを喰らう[3]。その後、リベンジのため本を読み漁り映画を年間何百本と鑑賞したことがきっかけで8mm映画を撮り始める。
1986年、8mm映画『俺は園子温だ!』がぴあフィルムフェスティバル入選。翌年、8mm映画『男の花道』でグランプリを受賞。
1990年、ぴあフィルムフェスティバルスカラシップ作品として制作された16mm映画『自転車吐息』は、ベルリン映画祭正式招待のほか、30を越える映画祭で上映。同作品はヨーロッパ及びアジアでの縦断公開が2年あまり続いた。
1993年、『部屋』を制作。翌年、サンダンス映画祭審査員特別賞を受賞。同作品はベルリン映画祭、香港映画祭、ブリスベーン映画祭、ビエンナーレ映画祭、ナント三大陸映画祭、 ストックホルム映画祭、台北金馬映画祭、ロッテルダム映画祭、シンガポール映画祭など49の映画祭で紹介される。
『桂子ですけど』(1996年)、『風』(1998年、通産省制作)など、映画制作を続ける。
一方、街頭詩パフォーマンス「東京ガガガ」を主宰する。4000人のパフォーマーが渋谷のストリートで展開。このドキュメントを収めたジャン=ジャック・ベネックスのテレビ番組はフランスで視聴率40パーセントを超える。 ファッションデザイナー荒川真一郎とのプロデュース、短編『0cm4』(1999年)は上映したフランス、パリコレクション会場がスタンディングオベーションの渦となった。
1994年3月10日〜17日、吉祥寺バウスシアター全館を貸し切り「園子温降臨祭」を開催。映画、東京ガガガ、路上演劇、朗読、アート、様々な表現を提示した。
1995年、100時間に及ぶ素材からなる大長編映画『BAD FILM』制作に取りかかる(2012年完成)。
2000年、『うつしみ』を制作、劇場公開。
2001年、『自殺サークル』を公開。新宿武蔵野館における過去最高の観客動員数となった。またカナダファンタ映画祭(ファンタジア2003)にて“観客賞”を獲得。同時に“今年、最も優れた映画に贈る賞”も獲得。2002年度日本映画プロフェッショナル大賞第10位 。
2002年、『HAZARD』制作。 ニューヨークを舞台にオダギリジョー扮する不良青年の青春映画。
2003年、前作に続けてオダギリ、田中哲司、村上淳、市川実和子等が出演した『夢の中へ』を制作。さらに同年、宮崎ますみ主演でR18指定の家族劇『奇妙なサーカス』を制作。
2006年『紀子の食卓』を公開。第40回カルロヴィヴァリ映画祭・コンペティション部門の“特別表彰賞”と、国際シネマクラブ連盟による“ドン・キホーテ賞”を受賞。また韓国で開催された第10回プチョン国際ファンタスティック映画祭コンペティション部門の観客賞と主演女優賞受賞した。
2007年、テレビ朝日系ドラマ『時効警察』に監督として参加。
2008年、『愛のむきだし』を公開。第9回(2008年)東京フィルメックスにおいて観客の投票によって選出される「アニエスベー・アワード」を受賞。第59回(2009年)ベルリン映画祭に出品され、「カリガリ賞」「国際批評家連盟賞」を受賞した。続く『ちゃんと伝える』では故郷・豊川を舞台にした。
2011年、『冷たい熱帯魚』を公開。第67回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門に正式出品された。日本国内では様々な映画賞を受賞した。さらに同年『恋の罪』を公開。
2011年10月23日、監督した映画『冷たい熱帯魚』『恋の罪』に出演した神楽坂恵と婚約した旨が報じられた。結婚以降も神楽坂は多くの作品に出演させている。
2012年、『ヒミズ』を公開。古谷実の同名漫画を映画化。初の漫画原作物となる。
第68回ヴェネチア国際映画祭コンペティションに出品され、主演の染谷将太、二階堂ふみが「最優秀新人俳優賞(マルチェロ・マストロヤンニ賞)」を日本人で初受賞した。
10月、原発事故を描いた『希望の国』を公開。 第37回トロント国際映画祭にて「NETPAC アジア最優秀映画賞」を受賞。主演の夏八木勲は第63回芸術選奨・文部科学大臣賞並びに第67回毎日映画コンクール男優主演賞を受賞した。
2013年4月、テレビ東京系ドラマ『みんな!エスパーだよ!』にて総合監督を務めた。同月、「芸人」宣言をし舞台デビュー。9月、『地獄でなぜ悪い』を公開。エンターテイメントに徹したアクション活劇を監督。 第70回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門に正式出品された。第38回トロント国際映画祭では、ミッドナイト・マッドネス部門観客賞を受賞。
2014年6月、小説「毛深い闇」を河出書房新社より出版。8月、井上三太原作の『TOKYO TRIBE』を公開。11月、雑誌「GQ JAPAN」が「GQ MEN OF THE YEAR 2014」を受賞した。
2015年5月、和久井健原作、綾野剛主演で『新宿スワン』を公開。園作品最大のヒットを記録。6月、「魂の集大成」と謳ったSFファンタジー『ラブ&ピース』を公開。第5回北京国際映画祭にて日本映画として初の出品作になった。カナダ・モントリオールの第19回ファンタジア国際映画祭では観客賞を受賞。7月、山田悠介の原作にオリジナル要素を加えた『リアル鬼ごっこ』を公開。同じく第19回ファンタジア国際映画祭にて最優秀作品賞(シュバル・ノワール賞)、審査員特別賞、最優秀女優賞(トリンドル玲奈)を受賞した。スペインのシッチェス映画祭ではファンタスティック部門での貢献が評価され「タイムマシーン賞」を受賞。スペイン・マラガ・ファンタスティック映画祭では最優秀作品賞と特殊効果賞を受賞。同映画祭で日本映画の受賞は初。9月、テレビドラマシリーズ『みんな!エスパーだよ!』を映画化した。
2015年7月、初の美術館での個展「ひそひそ星」展を開催。同時期にワタリウム美術館オン・サンデーズにて絵本「ラブ&ピース」の原画展も開催。9月、Chim↑Pom発案の「Don’t Follow the Wind」展(ワタリウム美術館)にて映像インスタレーションを発表した。
2015年「とよかわ広報大使」に就任する[4]。
2016年4月、自身初の美術館での個展、園子温展「ひそひそ星」をワタリウム美術館にて開催。5月、第40回トロント国際映画祭にてNETPAC賞(最優秀アジア映画賞)を受賞した『ひそひそ星』を劇場公開する。大島新監督のドキュメンタリー映画「園子温という生きもの」が公開される。
2019年2月7日、心筋梗塞を発症し、病院に救急搬送され手術を受ける[5]。同月21日、退院[6]。6月25日、「Netflixオリジナル作品祭」に出席し、病後初めて公の場に姿を見せた[7]。
2021年10月8日、ハリウッド初挑戦となる映画である、「プリズナーズ・オブ・ゴーストランド」が公開された[8]。ニコラス・ケイジを主演として起用し、2019年に撮影を終えていた「エッシャー通りの赤いポスト」のワークショップ参加者も多数参加した作品である。
2021年12月25日、原点回帰のインディーズ作品として2019年に撮影が完了していた「エッシャー通りの赤いポスト」が公開された[9]。51名の無名役者が参加するワークショップで制作された映画作品であり、出演者が店舗や路上で宣伝活動やチケットの手売りを行ったり、関東の複数のミニシアターで多数回の舞台挨拶も行った。
敬愛している映画人や作品
この節には、過剰に詳細な記述が含まれているおそれがあります。百科事典に相応しくない内容の増大は歓迎されません。 |
著書によれば幼少期・少年期から映画好きであり、それも洋画ばかり見ていた。少年期から好きな作品にアメリカンニューシネマのアーサー・ペン『俺たちに明日はない』『左利きの拳銃』やフランス映画のジャン・ギャバン主演『望郷』や『ジャンヌ・ダルク裁判』にフランソワ・トリュフォー作品、1960年代までのアメリカ映画はかなり見ていた、好きな監督にウィリアム・ワイラーやイタリアのヴィットリオ・デ・シーカ、好きな役者・スターにジョン・ウェイン、リチャード・ウィドマークやジャン・ギャバン、アラン・ドロン、ソフィア・ローレン、リリアン・ギッシュ、ポール・ニューマン、イングリッド・バーグマンなどを挙げ、とりわけバーグマンとは本気で結婚したいほど好きな思いを抱いていたという[10]。
出演したラジオ『スカパー!日曜シネマテーク』でルネ・クレマン監督のフランスの反戦映画の名作『禁じられた遊び』を好きな映画に挙げ「この映画は小学生の時にテレビで見ました。当時はほぼ毎日、地上波で夜9時から映画番組があって、ゴダールやトリュフォーすらも放送していたんです。家族で『ウルトラマン』を見た後にゴダールを見るなんて、今ではちょっと信じられないですよね(笑)」と発言[11]。また別の回では深作欣二監督の『仁義なき戦い』を選んでおり「深作監督とお話する機会はなかったんですが、僕にとっては心の師匠。映画を作る時は常に深作監督のことが頭にあり、『地獄でなぜ悪い』でも「深作警察署」が登場したり、『仁義なき戦い』の音楽が流れたりします。それくらいずっと憧れてきた、影響を受けてきた監督です。」「ヤクザ映画なんですが、実は深作監督も菅原文太さんもすごく真面目なタイプで、ヤクザに対して距離感を持っている人です。でも実はそれがヤクザが格好良く描ける秘訣。コッポラが『ゴッドファーザー』を撮った時も同じで、ヤクザやマフィアをまったくリスペクトしてない人が撮ると、客観的に描けるので格好良くなるんです。」と評している[12]。
2015年7月11日に放送されたNHK『SWITCHインタビュー 達人達』で、園は尊敬する漫画家の永井豪と対談した。永井も園作品のファンであり、また昔から大の映画ファンで知られており、園の『冷たい熱帯魚』を好きな作品の一つにあげ、永井は「(『冷たい熱帯魚』は)サム・ペキンパーの『わらの犬』やトビー・フーパー『悪魔のいけにえ』に匹敵する作品」と評している。
園作品のファンなど
『映画秘宝』を創刊した映画評論家・コラムニストの町山智浩は2009年のベスト10を選んだ際に、園の『愛のむきだし』を一位に選んだ。同年に日本で公開されたクリント・イーストウッド監督・主演『グラン・トリノ』を二位にして「『グラン・トリノ』は『愛のむき出し』を見るまで一位の作品」「どちらも(『グラン・トリノ』と『愛のむきだし』)「不在の聖母」を描いた作品。」と評した[13]。
2009年のキネマ旬報のオールタイムベストの日本映画編のアンケートによれば、熊切和嘉は自身のベスト10に園の『紀子の食卓』を選んでおり、鑑賞した日の夜に興奮のあまり園に電話をし「あの妹役(吉高由里子)って誰ですか!?」と聞いたという[14]。
事件
セクハラ告発
2022年3月、週刊文春にて、俳優兼映画監督の榊英雄と俳優の木下ほうかの性加害疑惑が取り上げられ両者とも謝罪はしたものの炎上が収まらない中、日本人ハリウッド俳優で映画『硫黄島からの手紙』等に出演した松崎悠希が園子温監督のセクハラを告発した。松崎によると知り合いが園子音とその取り巻きのワークショップに通い始めた際に事務所やマネージャーを信用するなと教えられ、1人になったところで身体を要求された事やこれが常套手段であり被害者は何十人といると告発。また「泊まらせてくれたら、君のために明日の朝、ホットケーキを作ってあげる」これが園子温が女優を口説く時の常套句とも暴露した[15]。告発された後、アクターズヴィジョンは園子温監督ワークショップ映画第二弾に向けて行われる予定だったオーディションの中止を発表した[15]。
作品
映画監督作品
- LOVE SONG(1984年、劇場未公開)
- 俺は園子温だ!(1985年、劇場未公開)
- 愛(1986年、劇場未公開)
- 男の花道(1986年、劇場未公開)
- 決戦!女子寮対男子寮(1988年、劇場未公開)
- 自転車吐息(1990年5月12日)
- 部屋 THE ROOM(1993年10月23日)
- BAD FILM(1995年当時未完、2012年完成。Hi-8撮影によるオリジナルビデオ。2015年1月6日DVD発売)
- 桂子ですけど(1997年2月8日)
- 男痕 -THE MAN-(1998年10月31日)
- 0cm4(パリコレクションバージョン)(1999年7月14日)
- うつしみ(1999年12月18日)
- ある秘かなる壺たち(2000年2月7日)- 公開時のタイトルは「性戯の達人 女体壺さぐり」
- 風(2001年1月27日。製作は1998年。16mmフィルム作品)
- 父の日(2001年、劇場未公開)
- 自殺サークル(2002年3月9日)
- プロムナイト(2002年、未完)
- ノーパンツ・ガールズ 大人になったら(2005年11月12日。製作は2004年)
- 夢の中へ(2005年6月11日)
- Strange Circus 奇妙なサーカス(2005年12月24日)
- 紀子の食卓(2006年9月23日)
- HAZARD(2006年11月11日。製作は2002年)
- 気球クラブ、その後(2006年12月23日)
- エクステ(2007年2月17日)
- 愛のむきだし(2009年1月31日)
- Make the last wish(2008年、未完)
- ちゃんと伝える(2009年8月22日)
- 冷たい熱帯魚(2011年1月29日)
- 恋の罪(2011年11月12日)
- ヒミズ(2012年1月14日)
- 希望の国(2012年10月20日)
- 地獄でなぜ悪い(2013年9月28日)
- TOKYO TRIBE(2014年8月30日)
- 新宿スワン(2015年5月30日)
- ラブ&ピース(2015年6月27日)
- リアル鬼ごっこ(2015年7月11日)
- 映画 みんな! エスパーだよ!(2015年9月4日)
- MADLY(2016年4月14日)
- ひそひそ星(2016年5月14日)
- 新宿スワンII(2017年1月21日)
- アンチポルノ(2017年1月28日)
- クソ野郎と美しき世界「ピアニストを撃つな!」(2018年4月6日)
- 愛なき森で叫べ(2019年10月11日、Netflix)
- 緊急事態宣言「孤独な19時」(2020年8月28日、Amazon Prime Video)
- プリズナーズ・オブ・ゴーストランド(2021年10月8日予定、ハリウッドデビュー作品)
- エッシャー通りの赤いポスト(2021年12月25日)
テレビドラマ
- 時効警察
- 第4話 (2006年2月3日) 「犯人の575は崖の上」
- 第6話 (2006年2月17日)「恋の時効は2月14日であるか否かはあなた次第」
- 帰ってきた時効警察
- 第3話 (2007年4月27日)「えっ!? 真犯人は霧山くん!?」
- 第6話 (2007年5月18日) 「青春に時効があるか否かは熊本さん次第!」
- みんな!エスパーだよ! - 総合監督
- 第7話・番外編では自らもカメオ出演
- 第1話 (2013年4月12日) 「なんで僕に超能力だん?バス停の風、大作戦!」
- 第6話 (2013年5月24日) 「エスパー抗争勃発?縛られたあの娘を救え、大作戦!」
- 第7話 (2013年5月31日) 「禁断のコーヒー!?"セクシー女"大量生産を止めろ、大作戦!」
- 第10話 (2013年6月21日) 「(最終章・序)恋の罪!?モーニングコーヒーはあなたと!」
- 第11話 (2013年6月28日) 「(最終章・破)時は来た!善と悪の最終決戦…チームエスパー解散!?」
- 第12話 (2013年7月5日) 「(最終回・青春の夢)僕が世界を救うんだ!ワンワンワン大作戦!?」
- 番外編〜エスパー、都へ行く〜(2015年4月3日)
ビデオ・オン・デマンド
- 東京ヴァンパイアホテル(2017年6月16日配信開始、Amazonプライム・ビデオ)
- 愛なき森で叫べ:Deep Cut(2020年、NetFlix)
ミュージックビデオ
書籍
- 『自殺サークル 完全版』(2002年4月 河出書房新社 / 2013年9月 河出文庫)
- 『夢の中へ』(2005年 幻冬舎)
- 『愛のむきだし』(2008年12月 小学館 / 2012年1月 小学館文庫)
- 『希望の国』(2012年9月 リトルモア)
- 『非道に生きる』(2012年10月 朝日出版社)
- 『けもの道を笑って歩け』(2013年9月 ぱる出版)
- 『毛深い闇』(2014年6月 河出書房新社)
- 『受け入れない』(2015年6月 中経出版)
受賞歴
映画賞
俺は園子温だ!
男の花道
- ぴあフィルムフェスティバル入選
自転車吐息
- 第4回PFF(ぴあフィルムフェスティバル)スカラシップ作品
- 第41回ベルリン映画祭フォーラム部門正式出品
部屋 THE ROOM
- サンダンス映画祭 in Tokyo 審査員特別賞
自殺サークル
- 第7回ファンタジア国際映画祭(カナダ) 画期的映画部門観客賞・画期的映画賞審査員賞
StrangeCircus奇妙なサーカス
- 第56回ベルリン国際映画祭フォーラム部門 ベルリナー・ツァイトゥング紙・新聞読者審査賞
- 第10回ファンタジア国際映画祭(カナダ) グランプリ・最優秀主演女優賞(宮崎ますみ)
紀子の食卓
- 第40回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭 特別表彰
- 国際シネクラブ連盟(FICC)ドン・キホーテ賞
- 第10回プチョン国際ファンタスティック映画祭 観客賞・主演女優賞(吹石一恵)
- 第28回ヨコハマ映画祭 最優秀新人賞(吉高由里子)
気球クラブ、その後
- 第16回日本映画批評家大賞審査員特別監督賞
エクステ
- 第3回オースティン・ファンタスティック映画祭 ホラー審査員賞
愛のむきだし
- 第59回ベルリン国際映画祭フォーラム部門 カリガリ賞・国際批評家連盟賞
- 第11回バルセロナ・アジア映画祭 観客賞
- 第13回ファンタジア国際映画祭(カナダ) 審査員特別賞・最優秀主演女優賞(満島ひかり)・観客賞(アジア映画部門金賞・革新的映画部門金賞)
- 第8回ニューヨーク・アジアンフィルムフェスティバル グランプリ
- 第13回プチョン国際ファンタスティック映画祭 NETPAC賞特別賞(満島ひかり、安藤サクラ)
- 第9回東京フィルメックス アニエスベー・アワード(観客賞)
- 第34回報知映画賞 最優秀新人女優賞(満島ひかり)
- 第64回毎日映画コンクール 監督賞・スポニチグランプリ新人賞(西島隆弘、満島ひかり)
- 第83回キネマ旬報ベスト・テン 助演女優賞(満島ひかり)・新人男優賞(西島隆弘)
- 第31回ヨコハマ映画祭 助演女優賞(安藤サクラ)・最優秀新人賞(満島ひかり)
- 第14回日本インターネット映画大賞 新人賞(満島ひかり)
冷たい熱帯魚
- 第67回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門正式出品
- 第43回シッチェス・カタロニア国際映画祭 カーサ・アジア最優秀作品賞
- 第6回ファンタスティックフェスティバル 長編部門脚本賞
- 第13回ドーヴィル・アジア映画祭 批評家賞
- 第15回ファンタジア国際映画祭(カナダ) 観客賞(アジア映画部門金賞)
- 第35回日本アカデミー賞 最優秀助演男優賞(でんでん)
- 第54回ブルーリボン賞 作品賞
- 第66回毎日映画コンクール 男優助演賞(でんでん)
- 第36回報知映画賞 作品賞・助演男優賞(でんでん)
- 第21回東京スポーツ大賞 作品賞・監督賞・助演男優賞(でんでん)
- 第85回キネマ旬報ベスト・テン 監督賞・助演男優賞(でんでん)
- 第33回ヨコハマ映画祭 監督賞・助演男優賞(でんでん)
- 第16回日本インターネット映画大賞 作品賞・監督賞・助演男優賞(でんでん)
恋の罪
- 第64回カンヌ国際映画祭監督週間正式出品
- 第44回シッチェス・カタロニア国際映画祭 カーサ・アジア最優秀作品賞
- 第85回キネマ旬報ベスト・テン 監督賞
- 第16回日本インターネット映画大賞 監督賞
ヒミズ
- 第68回ヴェネチア国際映画祭 マルチェロ・マストロヤンニ賞(染谷将太、二階堂ふみ)
- 第14回ドーヴィル・アジア映画祭 批評家賞
- 第30回ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭オービットコンペティション部門 グランプリ
- 2012年映画芸術日本映画ワーストテン2位
希望の国
- 第37回トロント国際映画祭 NETPACアジア最優秀映画賞
- 第86回キネマ旬報ベスト・テン日本映画9位[16]
- 2012年映画芸術日本映画ワーストテン1位
地獄でなぜ悪い
- 第38回トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門 観客賞
リアル鬼ごっこ
- 第19回ファンタジア国際映画祭 最優秀作品賞(シュバル・ノワール賞)/審査員特別賞/最優秀女優賞(トリンドル玲奈)[17]
ひそひそ星
- 第40回トロント国際映画祭 NETPACアジア最優秀映画賞[18]
映画賞以外
出演
テレビ
- スタジオパークからこんにちは(2011年12月20日、NHK総合)
- 園子温ケーブルテレビ実験室(2013年4月 - 2013年9月、ケーブルテレビJCN)
- アウトデラックス(2013年8月22日、フジテレビ)
- 有吉ジャポン(2013年11月8日、TBS)
- 100秒博士アカデミー(2013年12月3日・10日、TBS)
- ブラマヨとゆかいな仲間たち アツアツっ!(2013年12月21日、テレビ朝日)
- さんまのまんま(2014年3月8日、関西テレビ)
- 言いにくいことをハッキリ言うTV(2014年3月31日、テレビ朝日系列)
- 踊る!さんま御殿!!(2014年4月15日、日本テレビ)
- 竹山ロックンロール(2014年5月10日・17日・24日、テレビ埼玉・千葉テレビ・tvk・サンテレビ)
- たかじんNOマネー(2014年5月17日、読売テレビ)
- 情熱大陸(2014年6月15日、TBS)
- ダウンタウンDX(2014年6月26日、読売テレビ)
- ゴロウ・デラックス(2014年7月17日、TBS)
- ニノさん(2014年8月3日・10日、日本テレビ) - 「だって男の子だもん」回 ゲスト
- キン肉マン THE LOST LEGEND(2021年10月8日 - 12月10日、WOWOW) - 本人 役
ラジオ
- 園子温のズバリ!ラジオ(2013年1月25日、ニッポン放送)
- スカパー!日曜シネマテーク 特別版(2014年5月5日、TOKYO FM)
ドキュメンタリー映画
- 園子温という生きもの(大島新監督 2016年)
伝記
参考文献
- 東方出版『KAMINOGE』vol.64
脚注
- ^ a b c “厳しいを通り越して異常!? 園子温の「犬神家の一族」みたいな実家とは”. AERA dot.. (2016年5月16日) 2020年7月29日閲覧。
- ^ a b c “愛知)園子温監督の復帰作品、豊橋市でロケ”. 朝日新聞DIGITAL. (2019年8月12日) 2020年7月29日閲覧。
- ^ 『月刊漫画ガロ』(青林堂)1996年4月号
- ^ とよかわ広報大使 - 園子温氏の紹介 - 豊川市公式HP
- ^ “園子温監督、心筋梗塞で入院し手術、命に別条なし”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2019年2月7日) 2019年2月7日閲覧。
- ^ “園子温監督が退院「これからも作品をつくり続けます」 事務所通じコメント”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2019年2月21日) 2019年2月21日閲覧。
- ^ “園子温監督 心筋梗塞後、初の公の場で「1回死んでよみがえって来ました」”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2019年6月25日) 2019年6月25日閲覧。
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- ^ 『映画秘宝』2010年3月号
- ^ 「キネマ旬報オールタイムベスト 映画遺産200」。2009。同書57pの熊切のアンケートより
- ^ a b “日本人ハリウッド俳優、園子温監督のセクハラ告発「知り合いは身体を要求された」被害者は何十人も?”. リアルライブ online (リアルライブ). (2022年3月31日) 2022年3月31日閲覧。
- ^ “2012年・第86回キネマ旬報 ベスト・テン”. キネマ旬報社. 2018-08-07m閲覧。
- ^ “トリンドル玲奈に最優秀女優賞!初主演『リアル鬼ごっこ』が作品賞含む3部門受賞の快挙!”. シネマトゥデイ (2015年8月6日). 2015年9月22日閲覧。
- ^ “園子温監督が夫婦で作った『ひそひそ星』がトロントでNETPAC賞受賞!【第40回トロント国際映画祭】”. シアターガイド (2015年9月21日). 2015年9月24日閲覧。
- ^ “GQ MEN OF THE YEAR 2014”. GQ JAPAN (2014年11月20日). 2014年11月21日閲覧。
関連項目
外部リンク
- SONOSION.COM
- 東京ガガガ - ウェイバックマシン(2019年1月1日アーカイブ分) [リンク切れ]
- 園子温監督インタビュー「嫌われてもとことん描き尽くすのは、そこに真実があると確信しているから」(月刊ひととき-2014年11月号)
- 園子温 - KINENOTE
- 園子温 - テレビドラマデータベース