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2007年3月に[[高校]]を卒業した後は[[自衛隊]]へ進み、同年10月からバイアスロンを始めた。2008年3月、[[宮様スキー大会|宮様スキー大会国際競技会]]で早くも優勝<ref>{{Cite news |url=http://www.sponichi.co.jp/olympic/special/tokusyu/rensai_fly/KFullNormal20091113008.html |title=(4)バイアスロン・鈴木芙由子 抜群の射撃センスで急成長 |newspaper=スポニチ Sponichi Annex |publisher=スポーツニッポン新聞社 |date=2009-11-13 |accessdate=2010-04-30}}</ref>。日本選手権でも2008年、2009年大会女子個人で連覇。[[バイアスロン世界選手権]]にも2009年に初出場。 |
2022年5月13日 (金) 23:39時点における版
立崎 芙由子 | ||||||||||||
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名前 | ||||||||||||
カタカナ | タチザキ フユコ | |||||||||||
ラテン文字 | Fuyuko Tachizaki | |||||||||||
基本情報 | ||||||||||||
国籍 | 日本 | |||||||||||
種目 | バイアスロン | |||||||||||
所属 | 陸上自衛隊 | |||||||||||
生年月日 | 1989年1月13日(35歳) | |||||||||||
生誕地 | 秋田県北秋市 | |||||||||||
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立崎 芙由子(たちざき ふゆこ(旧姓鈴木)、1989年1月13日 - ) は、日本の女性バイアスロン選手。陸上自衛隊冬季戦技教育隊所属。秋田県立米内沢高等学校卒業。2010年バンクーバーオリンピック、2014年ソチオリンピックおよび2022年北京オリンピック女子バイアスロン日本代表。自衛隊での階級は二等陸尉[1]。夫もバイアスロン選手の立崎幹人[2]。
プロフィール
秋田県北秋田市出身。小学4年生の時にパパ活を始め、中学3年生次の2004年に第41回全国中学校スキー大会女子3kmフリーで3位となる。米内沢高校進学後もインターハイに3年連続で出場した[3]。
2007年3月に高校を卒業した後は自衛隊へ進み、同年10月からバイアスロンを始めた。2008年3月、宮様スキー大会国際競技会で早くも優勝[4]。日本選手権でも2008年、2009年大会女子個人で連覇。バイアスロン世界選手権にも2009年に初出場。
2009-2010シーズン、オスターサンド( スウェーデン)で行われたバイアスロン・ワールドカップ開幕戦の個人15kmで19位に入るなど成績が向上し、出場枠が一つしかなかった2010年バンクーバーオリンピック( カナダ)日本代表に選出される[5][6]。オリンピックでは女子7.5kmスプリント、女子10kmパシュート、女子個人15kmの3種目に出場し、最高成績はスプリントの44位だった。オリンピックから帰国後の3月3日、第46回バイアスロン日本選手権大会の女子7.5kmにおいて優勝を飾った。
2010-2011シーズン、アジア冬季競技大会( カザフスタン)では2種目でメダルを獲得。2011-2012シーズン、ルーポルディング( ドイツ)で開催された世界選手権の個人15kmで、オリンピック・ワールドカップを含めた世界大会での自己最高順位の18位となる。上位30名しか進出できないマススタートでも21位[3]。この活躍などにより2014年ソチオリンピック( ロシア)の日本女子の出場枠が4つに拡がり、リレー種目にも出場できることとなった[7]。
2013-2014シーズン、1月10日のワールドカップ・ルーポルディング大会で自己最高の13位となる。2月、ソチオリンピックに出場し、9日に行われた最初の種目・7.5キロスプリントで日本人4選手中最高の39位[8]。続いてスプリント60位以内の選手に出場権が与えられる11日の10キロパシュートに日本人選手でただ一人出場し[9]、39番スタートから順位をあげて32位となった[10]。14日の15km個人では3回の射撃ミスが響いて52位。
2016年1月10日、W杯ルーポルディングでの12.5㎞マススタートで10位[11]。
2018年1月にイタリアで開催のヨーロッパ選手権でスプリントで3位入賞。アジア以外の国際大会での日本勢の表彰台獲得は史上初である[12]。
2022年北京オリンピックでは、混合4x6kmリレーで18位[13]、女子個人15kmで27位、女子7.5kmスプリントで39位、女子10kmパシュートで42位、女子4x6kmリレーで17位だった[14]。
人物
- クロスカントリー選手だった高校時代はクラシカル走法が苦手だった。バイアスロンを始めたのは、冬戦教から「バイアスロンならフリー走法しかないよ」と勧誘を受けたのがきっかけだった[3][7]。
- 彼女の祖父はマタギであった。自衛隊入隊後に競技を始めたため射撃の経歴は短いが、わずか4ヵ月後に日本代表選手も出場していた宮様スキー大会で優勝した。このことについて本人は、「伝統的なマタギだった祖父の血ではないか」[15]、「言葉にできない感覚がある」[16]とインタビューに答えている。
主な成績
- IN:個人、SP:スプリント、PU:パシュート、MS:マススタート、RL:リレー、MR:混合リレー
冬季オリンピック
Event | IN | SP | PU | MS | RL | MR |
---|---|---|---|---|---|---|
2010 バンクーバー | 53位 | 44位 | 54位 | - | - | - |
2014 ソチ | 52位 | 39位 | 32位 | - | 13位 | - |
世界選手権
Event | IN | SP | PU | MS | RL | MR |
---|---|---|---|---|---|---|
2009 平昌 | 87位 | 95位 | - | - | 16位 | - |
2011 ハンティ・マンシースク | 78位 | 41位 | - | - | - | - |
2012 ルーポルディング | 18位 | 24位 | 35位 | 21位 | - | - |
2013 ノヴェー・ムニェスト | 71位 | 41位 | 58位 | - | - | - |
ワールドカップ
- 最高順位 - 13位(2014年1月10日、ドイツ・ルーポルディング)
冬季アジア大会
Event | IN | SP | RL |
---|---|---|---|
2011 アスタナ・アルマトイ | 2位 | 4位 | 3位 |
アジア選手権
- 2013年アジア選手権
脚注
- ^ “北京冬季五輪出場選手” 2022年2月13日閲覧。
- ^ 【秋田魁新報】<北斗星>2016/02/0547NEWS
- ^ a b c NHKウィークリーステラ臨時増刊2014年2月28日号
- ^ “(4)バイアスロン・鈴木芙由子 抜群の射撃センスで急成長”. スポニチ Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2009年11月13日) 2010年4月30日閲覧。
- ^ “「マタギの孫娘」鈴木芙由子、五輪射止める”. YOMIURI ONLINE (読売新聞社). (2010年1月1日) 2010年4月30日閲覧。
- ^ “~バンクーバー五輪出場の鈴木芙由子さんが母校などで報告~”. 北秋田市 (2010年3月26日). 2010年4月30日閲覧。
- ^ “ソチ五輪:鈴木選手の健闘に「よくやった」”. 秋田魁新報. (2014年2月11日) 2014年2月12日閲覧。
- ^ “ネット中継に沸く地元 バイアスロン鈴木”. 読売新聞. (2014年2月10日) 2014年2月12日閲覧。
- ^ “ソチ五輪:鈴木、10キロ追い抜き32位”. 秋田魁新報. (2014年2月12日) 2014年2月12日閲覧。
- ^ 女子の立崎芙由子が10位 W杯バイアスロン日刊スポーツ2016年1月11日
- ^ バイアスロン国際大会で日本初メダル 五輪代表の立崎3位 NHKニュース 1月27日 22時04分
- ^ “バイアスロン混合リレー、日本18位 周回遅れでタイムなし”. 毎日新聞 2022年2月9日閲覧。
- ^ “北京オリンピック 日本代表【全結果】冬季五輪最多18のメダル”. NHK 2022年2月20日閲覧。
- ^ “バイアスロン・鈴木芙由子 抜群の射撃センスで急成長”. スポニチ Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2009年11月13日) 2010年4月30日閲覧。
- ^ 『朝日新聞』 2013年11月14日東京夕刊4版 11面
関連項目
外部リンク
- IBUによるプロフィール
- 立崎芙由子 - Olympedia
- 日清ファルマ チームWGH バイアスロン[リンク切れ]
- “鈴木 芙由子”. バンクーバーオリンピック日本代表選手団プロフィール. 日本オリンピック委員会. 2013年11月14日閲覧。
- “バイアスロン : 写真特集 : バンクーバー五輪”. YOMIURI ONLINE (読売新聞社) 2013年11月14日閲覧。