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暴行被害事件
山口真帆 暴行被害事件 | |
---|---|
場所 | 日本 新潟県 |
日付 | 2018年(平成30年)12月8日 |
概要 | 男性ファン2名が山口真帆に暴行を加えた |
被害者 | 山口真帆 |
犯人 | 男性ファン2名 |
容疑 | 暴行罪 |
対処 | 警察が逮捕したものの釈放、検察は不起訴を決定 |
管轄 | 新潟県警察・新潟地方検察庁 |
山口真帆 暴行被害事件(やまぐちまほ ぼうこうひがいじけん)は、2018年(平成30年)12月8日、NGT48の元メンバー山口真帆が新潟県の自宅で男性ファン2名に暴行を受けた事件である。
暴行被害事件の概要
2019年1月8日、山口が動画配信サービス「SHOWROOM」で被害を告白した[1]。グループの中に悪い事をしている人物がおり、メンバーの個人情報が流出していると、運営に訴えるも1カ月経っても対処してもらえないなどと訴えていた[2][3]。それにより1月9日、山口が自宅玄関先で男2人から暴行を受けていたことをNHKが報道した[4][5]。1月10日にNGT48劇場で行われた公演に山口も出演し、「この度はお騒がせして誠に申し訳ありません」などと謝罪をした[6]。NGT48の運営会社であるAKSは、1月11日の新潟日報の取材に対して、現時点で新たに調査結果を発表する予定はなく、ファンへの説明や会見なども考えていない旨の回答をした[7]。
山口は、Twitterの投稿でグループのあるメンバーが自宅の場所を教え、また、自宅に押しかけるようにそそのかしたことを明かしていたが、この点に関して運営側はコメントを出していない[8]。また、オートロックのマンションに犯人が侵入できた理由も明らかになっておらず、山口は「メンバーが住んでいた向かいの部屋から男が出てきた」とも主張していた[9]。
1月14日、AKSが会見し、「警察の捜査状況を鑑みていた」として対応が遅れたことを謝罪。第三者委員会を設置して調査することを表明した[10]。3月22日、AKSは調査結果を受けて新潟市で記者会見を開いた[11][12]。会見では、山口の訴え、とりわけ事件に関するメンバーの関与を否定、報告書では犯人グループと一部メンバーに私的交流があったことを事実認定しており、これが「証拠」に当たるのではという質問には、しどろもどろで「不問ということです」と答えるのみ、解決策は「とにかく、メンバーとのコミュニケーションをしっかり取る」という、具体性を欠くものだった[13]。また、実際記載されていないのに、「挨拶も私的領域の接触、つながりであると報告書の中ではっきり指摘されている」と答えていたため、山口に「『繋(つな)がっているメンバーを全員解雇する』と私に約束しました」「報告書に記載もないのに繋(つな)がりには挨拶(あいさつ)も含まれるというのは勝手な解釈です。 他のファンには公表できないような、特定のファンとの私的交流を繋がりと言うのはメンバーのみならずファンの皆さんも認識していると思います」など反論された[14][15]。告発時に主張していた[16]メンバーの事件への関与については反論していない。
東京スポーツによると私的交流について、NGT関係者の話として、つながりメンバーの中に山口本人の名前が挙がっていることから、詳細な調査や処分ができなかったとしており[17]、裁判では犯人自身もマンション内で直接会ってプレゼントを渡したことがあるなど、山口との間にも私的交流があったことを証言している[18]。
第三者委員会には事件の証拠として複数の録音データ(いずれも事件当日のもの)が提出され、そのうち、公園での会話内容を録音したデータの一部が記載されると共に、報告書には事件に関与していたとして甲、乙、丙の3名について記載されている[19]。甲は山口のファンで事件前から西潟のファン、乙は太野のファンで山口に最初に暴行し甲と共に逮捕されている。丙は西潟のファンで山口の帰宅時間に関わる情報をつながりのあるメンバーから聞き甲乙に伝えた男性[20][21][22]。
第三者委員会報告会見では産経新聞から「(報告書にある「甲」「乙」「丙」と山口との)私的なつながりはなかったのか。」と問われ、松村取締役「そのように理解しております。」と答えている。[23][24]。
NGTの関係者によると、事件について伏せていた理由は、犯人は山口にとっては多額のお金を投資してくれた太客で山口本人と顔見知りであり、犯人が山口と接触してから110番通報されるまで1時間の空白があり、通報したのは山口ではなくNGTの関係者で、新潟署の捜査員が駆け付けたとき、山口は犯人たちとマンション近くの公園で話をしていたことから事件性はないと判断したためだったと説明している[25]。
第三者委員会の報告書によると、山口は公演の後、メンバーを送迎するためのマイクロバスに乗って帰宅した際、居住するマンションの3階の自分の部屋に入ろうとドアを閉めようしたところ、降車ポイントでメンバーに声をかけ、マイクロバスに山口が乗っていること、別のメンバーが乗っていないことを聞いた丙からの情報を元に山口の帰宅時間を計算し、向かいの部屋で待っていた甲乙の乙からドアを突然こじ開けられ顔を掴まれるなどの暴行を受けるも、山口は必死で乙を共用廊下に押し返しドアを閉めようしたが、向かいの部屋から出てきて乙を横によけた甲からも顔を掴まれるなどの暴行を受けた。顔を掴まれしばらく声を出せずにいた山口が悲鳴をあげると、甲が山口の口を塞いだが、エレベーターの止まる音がなり甲の勢いが止まった。そこで、山口は甲を押し返し山口も共用廊下に出て、しゃがんで泣き叫び警察に通報しようとしたが甲に阻止され(乙はエレベーターから降りてきて泣き叫ぶ山口の方に寄ってきた男性を静止してケンカしてるだけと説明)過呼吸になりながら泣き叫ぶ山口に対して甲は謝り、「メンバーにも相談して、メンバーに提案されて、やったことだから」、「こうすればまほほんと話せるよと提案された」とA、B、C3人のメンバーの名前を挙げた。その後山口は同じ階に住むEの部屋に行ったが、Eが不在だったため、犯人らに1階に下りるよう要求し、犯人らは1階に降りていった。山口は1人になるとメンバーのDとEに電話をかけ、他のメンバーの自宅マンションにいたDが5分で来れると言ったためDを待つことにした。Dはマネージャーに電話をかけた後、マンションに到着すると山口と合流し、Dの部屋から再度マネージャーに電話(スピーカーフォンで3人会話)をし、犯人らが名前を挙げた3人のメンバーの内の1人であるAが来ると言ってることから話を聞きたいことを伝えて、山口とDはマンションの外にいた犯人らと合流した丙とともに公園に移動した。公園で山口と犯人らがやり取りをしている中マネージャー3名が到着、それ以降は、マネージャーらも居合わせる中で、マイクロバスに移動する等して、事件の関与者等について、主に山口氏と甲との間でやり取りがなされた。その後警察が到着、翌日2018年12月9日、甲と乙は新潟警察署において暴行の容疑で逮捕されている(P4、P5、P8、P9)[19]。
調査報告書は、甲、乙、丙ともAに連絡を取った事実は確認できず、実際にAは公園に来なかったことを指摘している[21]。
後日この時の犯人たちとの会話の内容が公開されているが、犯人は最後に「いや、連絡、実際に取ってない。取ってるように、その……。(山口が)パニック、パニックになってて、その、男だけじゃ(山口と)話して、男とだけじゃ(山口に)怖がられて話してもらえないみたいな風に甲から聞いてたから、何かその、連絡取ってる……。」「本当のこと言う。それはG(3人とは別のメンバー)でしょ。それは普通にGで(電話で)呼んでたけど、さっき言った通り、何か(Gは)メンバーの家に集まっていたから(連絡が取れなかった)」と実際にはAではなく別のメンバーに連絡を取っていたと説明している[21]。
デイリー新潮は、警察は任意でメンバーの携帯のデータを調べるなどしたうえで、「NGTのメンバーがファンと組んで事件を起こした証拠は出なかった」と今村支配人に報告していると報じている[26]。
一つ間違えば深刻な事態が発生してもおかしくない事案であったにも拘わらず、AKSは大きな問題をはらむ事案であると判断せず、事件から1ヶ月経過の山口の告発まで山口やメンバーの安全の確保、その前提としての山口をはじめとする関係者からの事情聴取などを実施していないが(P33、P34)[19]、その点についてNGT関係者は前述のとおり犯人と山口との関係性から事件性がないと判断したことと、過去にメンバーが住んでいた部屋から犯人の一人が出てきたため、山口が犯人とメンバーが繋がっていると思い込んでパニックになっていたことから、山口が落ち着くのを待つためだったと説明している[25]。
第三者委員会報告書会見では朝日新聞に1月8日までの対応、山口告発後の1月8日以降の対応について問われ、松村取締役は「それはもうこの報告書にも書かれているように、私どものやはり、AKSのガバナンスの問題っていうことに尽きるかなというふうに思います」と回答している[27]。報告書では、山口の告発後、事実上の更迭された前支配人今村悦朗が何らかの処分権限が認められているわけではないにもかかわらず「処分する」と回答するなど、その場しのぎの対応をしていたことが指摘されている(P33)[19]。
全国紙社会部記者によると山口が「帰宅時間や住所を犯人に教え、家に行けと唆したのはNGTメンバー」という告発と同時にNGTメンバー4名のツイッターのフォローを外したため、ネット上では「メンバーが事件の黒幕では?」と大騒ぎになったという[25]。メンバーがバッシングや誹謗中傷を受けたほか[28]、殺害予告などの嫌がらせが集中する事態になった[21]。NGTはメンバー1人の事件関与(山口がバスに乗っているかどうかを聞かれて咄嗟に回答してしまったメンバーがいたこと)を発表し、その翌日公演の中止を発表した。一正蒲鉾はNGT48から事情説明がなく、報道以上の事実確認はできていないとしながらも消費者の意見を理由にCM放映を見合わせた。またAKSの会見中に山口がツイッターを更新して反論し、両者の見解に溝があることが浮き彫りになったことの影響などからNGTの冠番組も休止・終了に追い込まれた[29][30][31]。
NGTの中心メンバーだった荻野由佳は山口にSNSのフォローを解除されたり、山口を煽っていたともとれる投稿したと解釈が広がり、ツイッターやインスタグラムのコメントが誹謗中傷で埋め尽くされ、モデルを務めたコンテンツも批判が殺到し削除される事態になった。また荻野が更新したフォトログでメンバーに感謝の意を伝える際に、菅原りこと長谷川玲奈の名前を外している。特に、菅原は運営会社AKSの会見の際、「ただ真面目にアイドルをしていただけなのに…皆さんの笑顔が見たいだけなのに…悲しい…」とツイートしていることや、山口と仲が良いことから故意に外したのではないかとネットユーザーやファンから疑われ、批判が殺到した[32][33]。また、加藤美南も山口らのNGT卒業公演の模様を伝える「情報ライブミヤネ屋」のテレビの前で「せっかくネイルしてるのにチャンネル変えてほしい」という揶揄するコメントを投稿をし、NGT内部での陰湿な山口いじめが表面化したものであるとして炎上につながった[34][35]。山口はNGTファンからも「冤罪だったとしてもこの一連のイメージダウンは取り返しがつかない」「結局やってることはグループをメチャクチャにしてるだけ」 「酷いグループなら辞めればいいじゃん 山口はクズだよ」などと匿名掲示板やTwitter上で誹謗中傷されている[36][35]。
これらメンバーと山口との関係が悪化していた理由について、山口がメンバー数人の処分を強く訴えたことで無実を主張するメンバーとの対立が深刻化し、告発後も個人名や証拠を示さずにSNSのフォローを外すなどあいまいな批判を展開したことで無関係のメンバーにまでバッシングが飛び火したため、山口のやり方に疑問を抱くメンバーが増えて、グループ内で孤立する結果になっていたことや[37]、事件以前からグループ内で起きていた、グループ間の対立関係が想像以上に悪化していたこと(事件時の山口の所属はチームGで、事件への関与やつながり、山口への嫌がらせを疑われたメンバーは全てチームNIIIの所属。旧チーム体制を参照。)などを東京スポーツは報じている[17]。
NGTバッシングの原因になったメンバーによる事件関与の疑いに関しては、第三者委員会の報告書では、録音データによると(P7)犯人が「そもそもあそこ、一部屋借りてて。」と、事件以前からマンション内に部屋を借りていたことを認めていることから、メンバーの協力が無くてもマンションに出入りしたり山口の部屋を特定することは可能であるとしており、犯人の供述、メンバーの供述、新潟警察署の捜査結果を検証した上で、山口がバスに乗っているかどうかを聞かれて咄嗟に回答してしまったメンバーがいたこと以外に、NGTのメンバーが犯人らとの間で何らかの共謀をして事件に関与した事実は認められないという結論を出している(P11)。
報告書は山口の帰宅時間に関わる情報を教えたメンバーについて、本件事件について何らかの共謀があったことを示すような犯人の供述はないとしていたが(P10)[19]、週刊新潮では「そういう外で何かするとかよりは」「こうやれとか、別に向こうから俺に言ったわけじゃないから。」というメンバーがそそのかす供述があったことを犯人が供述していたことが報じられている[21]。
報告書では事件の際、被疑者らが出てきた山口の向かいの部屋もマンスリーマンションとして募集がなされていることを確認できたとしており(P7)、そこに居住していたメンバーは事件が起こる数ヶ月前にマンションを退去済みであることを前提事実として提示しており(P4)、当時の早川支配人もメンバーは昨年7月に不動産屋立ち会いの元で退去し、メンバーの退去後にその部屋はウィークリーマンションの会社が借り上げていると警察が言っていたと聞いたと述べている[38]。
報告書には山口が事件の2ヶ月前にあたる平成30年10月の握手会で「甲から『Cがお前の家に行けってめっちゃ言ってくるんだけど。』」と言われたと主張したとしているが、甲は事件後の山口とのやり取りの中で「Cは関係ない。」「Cは関わっていない」「このことをCに言ったりは全くしていない」とCの関与を全面的に否定していることが記載されている(P10)。
会見では産経新聞にこの件ついて問われ、松村取締役は「いや、これはまったく存じておりません」と回答、今後の調査について問われ、 松村取締役は「いや、(省略)いろいろと話し合いを続けていきたいなというふうにしか思っておりません。」と回答している[39]。
報告書では山口氏の部屋番号などを知っていたことについて、甲は、「相当前にBか誰かに聞いたな。」、「握手会とかだから。」、「それはもう1年前とか。」、「最初どうやって知ったんだろう。」などと供述している。また、甲は、甲自身は直接Bと連絡は取っていないものの、「Bは知っているかもしれないけど。」、「B知ってんのかな。」などと発言して、Bが本件事件について何らかの事情を知っている可能性を示唆する供述をしている(P10)、 他にも甲が、山口氏の部屋の番号を知った経緯について、相当前に何人かのメンバーに聞いたと述べている(P22) [40]。
ただし裁判で甲は3年前の握手会で「プレゼントを贈りたいから住所を教えてほしい」と尋ねて山口本人から自宅の部屋番号を聞いたと主張しており[41]、Bに聞いたとされる1年前の握手会より以前、事件の1年8ヶ月前にあたる2017年4月の写真イベントで山口と共に撮影した山口の部屋番号を指でかたどったツーショット写真を公開している[42]。
その一方で報告書の中では、真意・信用性については確認が取れていないとしながらも、具体的な事実としてメンバーのつながりや関与に関する犯人の供述やメンバーのつながりの申告などを記載している。
山口の供述によると顔を掴んで押し倒そうとしたとなっているが、犯人男性は「ちょっとその声かけたんですけど。それでかなり驚かせちゃって。ぼくも焦ってけっこうその揉め合いみたいになっちゃって。」「お互いパニックになってたからちょっと押し合いみたいな感じになっただけでそんな押し入ろうとかは全然。」と、山口と話がしたかったために声をかけたにすぎず、家に押し入ったり襲うなどの意図はなかったと(P6)と暴行の意図については否定している。
事件の翌日には山口の部屋の玄関で警察による指紋採取も行われているが(P9)、この男性は後日不起訴になっている[5]。犯人男性は山口側との間で示談があったことは否定しており、取り調べで手をスキャンされたり調べられたりしたが、弁護士から不起訴になったことのみ伝えられたと述べている[43]。この点について第三者委員会の報告書では、不起訴処分の理由は明らかではないが、捜査を担当した警察官の言動からは、態様はともかくとして男性らによる山口に対する暴行の事実は認定されているものと思われると記載している(P7)[19]。
自宅に暴漢が突然押しかけてきた際の恐怖たるや想像を絶するが、弁護士法人ALG&Associates執行役員の山岸純弁護士によると、『集合住宅の共用廊下で待ち伏せしていたファンの男性らが、帰宅してきたアイドルが彼らを見つけて騒ごうとしたので口をおさえた』『顔を手でつかんで押した』といった程度の暴行を理由に逮捕されたとのことであれば、『刑罰の謙抑性・補充性』の原則により、逮捕したという事実によって身体拘束された男性らが反省し、『もう二度とこんなことはしない』という態度を示し、検察官がこの反省を信用できると判断すれば、起訴・有罪にまではせず、通常は不起訴処分になるという[1]。
運営がメンバーに対する処分を行わなかったことについて東京スポーツは「第三者委員会の調査で、ファンとの“つながり”を指摘された12人の具体的なメンバーの名前が挙がった。実はその中に山口本人の名前もあるんです。確たる証拠がある話ではないだけに、名前の挙がったメンバーを全員処分しようとするならば、公平性を保つために被害者である山口を調査せざるを得なくなってしまう。しかし、当然ながらそんなことはできない。それが今回はメンバーを“不問”と判断した要因にもなっている」というNGT関係者の話を載せている[17]。
2019日5月19日報道、日刊スポーツNGT取材班の取材によると、 今村支配人が運営側から「(証拠がないと)メンバーを処分はできない」と伝えられたという情報もある一方で、今村支配人が事件詳細を運営側に正確に伝えてなかったといい、また、少なくとも数名は交際までは至らずともファンと個人的に連絡をとるなどしており、厳重注意、研究生降格、解雇など山口が納得するような何かしらの対応をとるべきだったとし、運営が「不問」を選んだのは今回の騒動で最大の悪手だったのではないかと評している[44]。
2019年9月7日文春オンラインで「新潟県警が事件と関係ないと判断したメンバーの実名などはカットしている」とした上で、事件直後の録音データが公開され犯人から太野彩香、西潟茉莉奈の名前が挙がっていたことが判明した。特に、太野については、第三者委員会の報告書では事件の数ヶ月前にマンションから退去していて(P4)、彼女が住んでいた部屋は事件時にはマンスリーマンションとして募集がされていたことを確認できたとしているが(P7)、文春オンラインは「事件発生当時、A、B(報告書の甲と乙)は太野が当時住んでいた部屋から出てきた。第三者委員会報告書によると2018年夏に既に部屋を引っ越している。」と記載している。
犯人は事件直後に事件に関わっているとして、メンバーのAを呼んだと述べているが(P8)、録音データではさらに山口とDに対して「俺が悪いから。全員関わってる人間呼ぶから、それで謝らせてもらうから」「うん、知ってるメンバーも 」 などと供述している。ただし録音内では警察が来るまでにAや他のメンバーは登場しておらず、録音の最後で犯人は「連絡、実際には取っていない。」「メンバーの一人を呼んだけど連絡が取れなかった。」と述べている[21]。
また「他のメンバーさんとかと...一緒に遊んだりとかちょっとご飯食べたりとか昔からしていて。その延長線で話していて、山口さんと話したいみたいな僕たちの間でなって...今まで関わってきたメンバーさんとかとちょっとどういうふうにやったらいいかなみたいに話してて」などとメンバーに山口について相談などしていたことをスタッフに供述してたいたことが明かされているが[20][45][46]、第三者委員会は真意、信用性については検証できていないとしている(P6)。
同録音の中で山口は西潟と太野について「本当にクズ」と発言し、犯人たちが否定しているにもかかわらず、執拗に西潟と太野との「つながり」を問いただしており、とにかくこの2人を辞めさせることで頭がいっぱいという様子を見せていたことから、騒動が過熱していた当時は取材をしていた関係者の間からも「山口は敵対するメンバーを追い出したいだけ」という声も多く聞かれたという[47]
山口は暴行事件の告発と同時に太野と西潟のツイッターのフォローを解除したことから「事件の黒幕ではないか」と大騒ぎになったため、二人は新潟署に携帯電話を預けて事情聴取に応じたことを告白したうえで、潔白を主張している[25]。
新潟警察署は一部のメンバーに対して事情聴取をし、必要な捜査を行ったが、立件、送致はされておらず、デイリー新潮によると、当事の今村支配人に「NGTのメンバーがファンと組んで事件を起こした証拠は出なかった」と報告していると報じている[19][48][26]。
山口卒業後、AKS提起による民事裁判では、被告(犯人)は陳述書の中で山口に問い詰められた際に自分達とつながっているメンバー8人の名前を口にしたことについて「事件に関与したメンバーの名前を挙げたものではない」と述べており[49][43]、最終的に被告側が山口の承諾を得ずに自宅を訪問し、少なくともドアを引っ張り合うという形で暴行したことと、メンバーが事件に関与した事実はないことを認めたが、確たる客観的証拠も出てきてない中で、AKSは被告らを証人尋問することもなく、判決に至らないままメンバーへの負担を理由に2020年4月8日に和解している[50][51][52]。
被告らはメンバーが疑いをかけられる原因になった向かいの部屋を昨年の7月から自分達が借りていたことを認めているほか[53]、平成28年11月か12月に山口から住所を教わってプレゼントを郵送し、事件現場になったマンションの602号室を借りてからはダイレクトメッセージで連絡を取り、共用廊下やロビー等で待ち合わせをしてプレゼントを手渡したと主張し、証拠として山口本人の携帯番号を提示している。ほかにも山口からメンバー間の確執について聞かされていたなど具体的な証言を述べて山口とのつながりを主張し、もともと山口と親しい関係にあり、事件当日はダイレクトメッセージに返信してくれなくなったことについて直接問いただしに行っただけで[18]、「暴行はなかった」として争う構えをみせていた。
AKS側は山口の証人申請も検討していたが、「本人の立場やプライバシーの問題、負担」などを考慮した結果断念しており[54][55] 、和解交渉も裁判外でAKSと犯人側だけで行われ、AKS側代理人弁護士によると、素案は原告(AKS側)によって書かれるが、山口側に対し意見を求めるなどの連絡を取ることもしないと述べた [51]。また、男性側に山口についての主張の「 証拠を出してくださいと言っていたが、出てこなかった」と中日スポーツの取材に答えているが[56]、前述のとおり被告側はつながりの証拠として山口の携帯番号を提示している。
和解条項では男性2人が他のメンバーの事件への関与を否定したほか、逮捕当時否認し不起訴になっていた山口に対する暴行の事実を認めているが、和解の内容は裁判所が「真実」として認定したものではなく、認定したのはAKSと犯人が合意したという事実だと産経新聞は報じている。小林英明弁護士は、実体的真実を認定する刑事裁判と違い、民事裁判で裁判所は原告と被告(山口は原告、被告でもない)が出した証拠をもとに判断すると指摘、原告と被告で双方が利益を得るために訴訟を起こすことがあると説明している。ただし本件では被告がこれまで否認してきた暴行の事実を認めたことで、新地検から再捜査される可能性が出てきたため、被告側にとって利益が出ているとは言えない状況になっている[55]。また被告側が裁判の中で主張していた山口と自身たちの私的交流についても、裁判が和解に終わったことで、事実関係があいまいなままになっている[52]。
山口がメンバーとの確執について漏らしていたとされることや、山口が事件直後に警察に通報せずにメンバーを呼び、公園で実行犯グループらと話をしていたこと、その会話の中で実行犯が否定しているにも関わらず執拗にメンバー2人のつながりを問いただし、事件が明るみに出たときに「メンバーが事件に関与している」と主張したことなどから、一部のマスコミの間からは山口の対応や犯人達との関係性に対して疑問の声も挙がっている[18][47]。
経緯
2018年12月8日、NGT48の元メンバーの山口が自宅玄関先で男2人に顔をつかまれるなどの暴行を受けていたことを、2019年1月9日にNHKが新潟県警察などへの取材を基に報道した[5]。暴行容疑で逮捕された犯人の男2人は調べに対して「山口さんと話がしたかった。大ごとになるとは思わなかった」と供述する一方、暴行の容疑については否認しており、後日不起訴になり釈放されたことも明らかになった[5]。NHKの報道前日の8日に、山口が動画配信サービス「SHOWROOM」で泣きながら被害を告白していて、他のメンバーが犯人に対して、山口の自宅住所など個人情報を伝えていたことや、運営サイドが事件後1か月間にわたり対処や関与メンバーの処分をしてくれなかったと主張していた[1]。その後もTwitterで「メンバーが関わってるのも事実でした[57]」「クリーンなNGTにするっていったのに、新しいNGTにするって、悪いことしてる奴らだって解雇するって言ってくれたのに、何も対処してくれてなくて」「恋愛しないで真面目にアイドルやってたことが悪いの?ファンと繋がらなかったことが悪いの?[58]」「多くのファンを裏切って繋がってる人が正しいの?なんでそれを許すか分からない[58]」などとコメントを残していた。
2019年1月10日にNGT48劇場で行われた『「NGT48劇場三周年記念スペシャル」公演 〜石の上にも三年!私達はここからなのだ!〜』に山口も出演し、「この度はお騒がせして誠に申し訳ありません」などと謝罪[6]、これに対しては、元NGT48キャプテンの北原里英がTwitterで謝罪の必要性に違和感を示した[6]。同日にNGT48が属するAKB48グループのプロデューサー・秋元康もビジネス関連の授賞式で公の場に姿を現したが、本事件に関しては言及しなかった[59]。12日、「新潟開港150周年×NGT48劇場3周年記念イベント 〜いいよ今日は!思いっきり遊んじゃえ祭り〜」を予定通り開催した。NGT48メンバーのうち、柏木由紀を除く全員が参加予定となっていたが、山口、10日の公演を体調不良のため途中退席した太野彩香、菅原りこの3名は、体調不良を理由に休演した[60]。また同イベントにはNGT48劇場支配人の今村悦朗も姿を現さず、ファンのみならず世間からも事件の全容説明を求める声が上がっていた[61]。5月5日にパシフィコ横浜で開かれたAKB48グループの握手会に事件発覚以降では初めて山口が参加した。本来はファンとの直接交流の場ではあるが、厳重な警備態勢のもと、山口については会話のみで「握手なし」という異例の握手会となった[62]。
2019年4月21日のチームG「逆上がり」公演の千秋楽公演において、長谷川玲奈、菅原りこの2人がNGT48から卒業することを発表した[63][64]。NGT48劇場で101日ぶりに出演した山口は、アンコールの後「(事務所社長に)会社を攻撃する加害者」と言われていたことを明かし[65]、「今の私にNGT48のためにできることは、卒業しかありません」と卒業を発表した[66][67]。5月18日には、NGT48劇場で『「太陽は何度でも」公演〜菅原りこ・長谷川玲奈・山口真帆 卒業公演〜』が開催された。卒業公演に出演したメンバーは、日下部愛菜・小熊倫実・角ゆりあ・高沢朋花・高橋七実・村雲颯香・渡邉歩咲の7人のみであった[68]。
AKSの対応
2019年1月10日の新潟日報によると、AKSは「担当者が不在でお答えできない」と回答した[69]が、同日の公演の終了後、AKSがNGT48の公式サイト上で本件に関するコメントを発表した。グループ内のメンバーがバスの降車ポイントで降りた際に、犯人に山口(他1名)がバスに乗車しているかと尋ねられそれに返答したことで、犯人に山口の帰宅時間を推測できる情報を与えたとされている。[70]。2019年1月11日の新潟日報の取材に対してAKSは、「現時点で新たに調査結果を発表する予定はない。劇場支配人によるファンへの説明や会見なども考えていない」としていたが[7]、14日にAKSが会見し、「警察の捜査状況を鑑みていた」として対応が遅れたことを謝罪。第三者委員会を設置して調査することを表明した[71]。今回の事件発覚の契機となった山口のTwitterでの告発で、ファンとの繋がりがあるメンバーの関与が指摘されたことに関しては、「風紀について我々は大変気にしてる」と乱れがあったことについては言及した[72]。
第三者委員会による調査報告書
2019年3月21日、第三者委員会の調査報告書が公表され、当該マンションがマンスリーマンションとして賃貸されていて不動産会社のウェブサイト上でどの部屋が空室で賃貸できるかの一覧などが表示されており、犯人もマンション内の部屋を事件以前から貸借していたことを認めていることから、メンバーの協力が無くてもマンションに出入りしたり山口の部屋を特定することは可能であるとしたうえで[19]「事件そのものにNGT48のメンバーが関与した事実はなかった」との判断が示された[48]。3月18日付の報告書では、以下のことを示した[19]。
- メンバーは私的にファンとのつながりがあった。特定のファンを優遇する行為は不適切である。
- 組織運営に問題があり、事前に明確な基準を示さなかった組織に不備があったことから、スタッフ・メンバーともに今回は不問にする。
- 今後同様な問題が起きた場合には処分を検討していく。
- 管理体制の強化、安全対策、特定のファンとのつながり発生の阻止等を徹底する。
- 暴行を行った被疑者らに対し、法的措置を検討する。
同報告書では本件調査の中で、「噂」レベルではなく、具体的な事実として垣間見ることができたとしてつながりの具体例を記載している。①暴行の実行犯ではない犯人グループの男性から話しかけられ、何の抵抗もなく会話をしているメンバーがいること、しかも、その内容が他の複数のメンバーの現時点の行動に関するものである ②暴行の実行犯ではない犯人グループの男性 と複数回個別に会っていたメンバーがいること ③ 犯人の一人が、山口の部屋の番号を知った経緯について、相当前に何人かのメンバーに聞いたと述べていること ④犯人の一人 が、本件事件が発生することを知っていたかもしれないとして特定のメンバーの名前を挙げていること ⑤犯人の一人が、以前より、当該マンション内で、他のメンバーと会うなどしていたことから、その延長線上で、山口が公演終了後に帰ってきた際に、外で話すより当該マンション内で声をかけたほうがいいと考えて当該マンション内で山口に声をかけたと述べていること ⑥ 犯人の一人が山口と話すために山口の家に行くことについて相談していたメンバーがいるような発言をしていること ⑦本件事件後に、数名のメンバーがファンとの「つながり」があったとして自ら申告していることなどが挙げられている。
ただし③から⑥については犯人の発言があったことは事実ではあるが、犯人が第三者委員会の事情聴取に応じていないので、真意・信用性については確認は取れていないとしている。
また、同報告書では新潟という活動拠点の特殊性として、「ア 都市部が狭いこと」、「イ 公共交通機関が大都市と比べて発達していないこと」、「ウ ファンの絶対数が決して多くないと考えられること」が挙げられているまた、同報告書では新潟という活動拠点の特殊性として、「ア 都市部が狭いこと」、「イ 公共交通機関が大都市と比べて発達していないこと」、「ウ ファンの絶対数が決して多くないと考えられること」が挙げられている[19]。
2019年3月22日、AKSは調査結果を受けて新潟市で記者会見を開いたが[11][73]、この会見中に、山口が反論をTwitterで投稿し[11]、会見ではこの投稿を踏まえた質問が飛んだ[74]。投稿の内容は以下である[15]。
①只今、記者会見を行っている松村匠取締役は第三者委員会が行われる前に『繋(つな)がっているメンバーを全員解雇する』と私に約束しました。その為の第三者委員会だと、私も今までずっと耐えてきました。コミュニケーションも何も、このことに関して聞くと連絡が返ってきません。
②私は松村匠取締役に1月10日の謝罪を要求されました。私が謝罪を拒んだら、『山口が謝らないのであれば、同じチームのメンバーに生誕祭の手紙のように代読という形で山口の謝罪のコメントを読ませて謝らせる』と言われました。他のメンバーにそんなことさせられないから、私は謝りました。
③記者会見に出席している3人は、 事件が起きてから、保護者説明会、スポンサー、メディア、県と市に、私や警察に事実関係を確認もせずに、私の思い込みのように虚偽の説明をしていました。なんで事件が起きてからも会社の方に傷つけられないといけないんでしょうか。
④報告書に記載もないのに繋(つな)がりには挨拶(あいさつ)も含まれるというのは勝手な解釈です。 他のファンには公表できないような、特定のファンとの私的交流を繋がりと言うのはメンバーのみならずファンの皆さんも認識していると思います。証拠がないと仰っていますが、犯人グループとの交際を認めたメンバーもいます。
⑤なんで嘘(うそ)ばかりつくんでしょうか。本当に悲しい。松村匠取締役が当初言うように考えた文章です。他のメンバーに謝らせることはできないから、謝るしかなかったけど、スッキリも誤解もしていないし、どうしてもこの言葉は使いたくないと違う文章を考えて何度も交渉しました。(松村匠取締役が考えた謝罪コメントの画像を添付)
①について松村取締役は「それは、つながりがはっきり分かった場合はというような話はしました」と認めた[75]。②について松村取締役は最初は否定したが⑤で画像が添付されると「これは私があれしたものではありません」と回答[76]。③について松村取締役は「(コミュニケーションが)不足しているんだなというふうに思います」と回答[77]。④について松村取締役は「勘違いというか、そうですね、認識してしまっていたということでございます」と報告書には記載されておらず勝手な解釈だと認めた[78]。会見はしどろもどろで2時間半にも及んだが、事件の詳細説明はあいまい、改善策も具体性に欠けるものであった[79]。早川支配人は「他のメンバーから、今回この報告書を見て、この件を受けて活動を辞めたいと、そういった申し出、考えを伝えられたメンバーはいますか」という質問に対し、「私のところにそのような話は、今のところは来ておりません」と答弁していたが、後に卒業を発表した村雲颯香は「2月の下旬から相談をした」と話しており、記者会見で行った説明との整合性が問われている[80]。
日本エンターテイナーライツ協会もNGT48第三者委員会調査報告書について不十分な報告書であると声明文を発表した[81]。以下に一部抜粋。
1.本件報告書の調査の不十分性
調査の限界はあるものの、加害者らや各メンバーに対する調査としては明らかに不十分であり、株式会社AKS側と加害者らの会話やメンバーとの私的やりとり等の証拠も調査(フォレンジック調査)をするべきだったと考えております。
2.山口真帆氏に対する配慮の欠如
被害者である山口真帆氏の対外的発言と本件報告書との間では、その内容が相反するところ、上記1のとおり、本件報告書の作成に際しての調査は明らかに不十分であることを考えると、山口真帆氏の主張を一方的に否定するような本件報告書の内容では、山口真帆氏の不安を払拭しきれたとはいえません。このまま本件を終息させるとすれば、山口真帆氏の今後の活動にも悪影響を及ぼすことは間違いございません。
3.本件報告書の改善策の提言の不十分
日弁連の「第三者委員会ガイドライン」によると、第三者委員会は、提言を行うに際しては、企業等が実行する具体的な施策の骨格となるべき「基本的な考え方」を示すことが必要である旨を述べていますが、本件報告書ではその点が欠落している点も問題です。
4.まとめ
私たちは、今回の本件報告書は、上記の諸点から不十分であったと考えておりますので、運営会社である株式会社AKSに対して、本件についてこのまま調査を終わらせることなく、調査の範囲を広げたうえで、適切かつ十分な追加調査をするよう強く求めます。
早川支配人は報告書にあったファンとのつながりの内容について、Twitterで「報告書に出ている、具体的に名前が挙がった12人ですが」と切り出し、「○○がつながっていると人から聞いた。○○っぽい子が男の人といるのを見た。○○はつながっていると思う。○○が人目を避けるように歩いていた。というあいまいな話ばかり」と事件への関与はあくまで疑惑でしかないと明かした上で、「処分しようにもまったく証拠がありません」とした。また「(ファンとの私的な)つながりを申告してきたメンバーもいました」と報告したが、「DMを2回返信してしまったが私的に会ったことはない。また、取材先の飲食店の方が偶然ファンで、クレープをサービスしてくれて、来店のお礼のDMについ返信をしてしまった。そんな内容のものでした」と投稿した[82]。
AKSによる訴訟
2019年4月26日、AKSは山口に対する暴行容疑で逮捕された男性ファン2人を相手取り、「事件によりNGT48の芸能活動が休止した」として、3000万円(被害額およそ1億円のうち)の損害賠償を求めて新潟地方裁判所に提訴[83]。7月10日には第1回口頭弁論が新潟地裁で開かれた[84]。被告側は弁護士を含め欠席したが、請求の棄却を求めており、争う構えを示した[85]。訴状では、事件当日に山口とAKS関係者が男性2人と話した「他のメンバーさんとかとぶっちゃけ言ったら会ったりとかしていて、一緒に遊んだりとかちょっとご飯食べたりとか昔からしていて。その延長線で話していて、山口さんと話したいみたいな僕たちの間でなって、話したいなってなったんで、今まで関わってきたメンバーさんとかとちょっとどういうふうにやったらいいかなみたいに話してて」などの内容が掲載され、男性2人はマンションに出入りできる状況にあり、「一部メンバーとは以前から一緒に食事や遊んだりするなど交流を持っていたこと」などのつながりを運営側は認めた上で処分するほどの程度ではなかったとして明かしている[86][87]。陳述書によると、被告の一人は握手会で80万円もの大金を使うほどの山口のファンで、3年前の握手会で「プレゼントを贈りたいから住所を教えて欲しい」と尋ねて、山口からマンションの住所と部屋番号を教えてもらったと述べており、事件直後に現場に駆けつけたAKSスタッフを交えた公園でのやり取りの際に「つながり」があるという、NGT48メンバー8人の名前を挙げたことについては、とっさについた嘘だったと主張している[41]。被告は、準備書面では以前から山口の熱心なファンで太客であり、 17年に開催された握手会で山口に「運営(会社)を介さずにプレゼントを贈りたい」と、山口本人から自宅マンションの部屋番号や携帯番号を教えてもらったとしている。その後、被告男性が山口と同じマンションに転居。握手会で山口から「自室の乾燥機の性能が悪い」と打ち明けられ、「(マンションの)住民用の乾燥機を使えばいい」と返すなど、住民同士であることを認識するやりとりがあったと説明。ただし、山口とは食事に行ったり、部屋に入るなどの交流はなかったとしている。一方、山口が他メンバーから被告男性との私的交流を指摘されたことで、17年秋ごろには男性からの携帯のダイレクトメッセージ(DM)に返信しなくなったという。理由を聞くため被告男性は約800枚の握手券を購入。18年10月と11月にそれぞれ400枚の握手券を使い山口と接触。拒絶はされず、2回で計8,000秒(約2時間13分)会話したという。事件当日の昨年12月8日、被告男性が山口の自宅前で待っていたのは、関係修復を目的に話し合うためで、山口側が主張する暴行の事実はなかったとしている。被告側はこのつながりの証拠として、近親者や親しい人以外は知らないはずの山口の携帯番号を知っているとして、実際の番号を提示している[18]。これに対して山口が現在所属する研音は「そのような事実はございません」と男性側の主張を否定している[88]。
劇場公演を再開する前日の2019年8月17日、AKSは保護者説明会を行ったが、吉成夏子社長は山口真帆が卒業公演の際、吉成社長から「不起訴であれば事件じゃない」と言われパワハラを受けた、と明かしたことについて、「そのような事実は一切ない」と否定した。山口は暴行事件をSHOWROOMで告発した際も、その後のSNSでも、一貫して「犯人と繋がっているメンバーがいる」と主張しているが、吉成社長との面談でも同様の証言をしたという。その証拠も持っていると言い、吉成社長に対して「事件に関わった4人を解雇してほしい」と主張していたが、吉成社長からメンバーと犯人が繋がっている証拠の提出を求められると、「隠蔽されるから証拠は出せない」と頑なに拒んだという。今年3月に発表された第三者委員会の調査報告でもメンバーが事件に関与しているという事実は認められず、証拠もないのにメンバーを解雇することはできないことから、運営は山口の言うメンバー4人を解雇できなかったとしている[89]。研音は「メンバーと犯人たちがつながっている証拠を持っている」といった内容について「吉成社長に直接そのような話をした事実はございません」と否定している[90]。
2020年4月1日、AKSは「Vernalossom(ヴァーナロッサム)」に社名を変更[91]、NGT48の運営を新設会社「株式会社Flora(フローラ)」に事業譲渡した[92]。
2020年4月8日、事件当時の山口の承諾を得ずに自宅を訪問し、少なくともドアを引っ張り合うという形で暴行したということ、暴行事件直後に山口らから問い詰められた際、他のメンバーから山口の部屋番号を聞いたり、そそのかされて部屋に行ったなどと事実に反する発言をし、そうした録音テープが流出して誤解を招く結果になったこと、NGT48の他のメンバーは本件に一切関与していなかったということ、本件事件に関して帰宅時間を推測できるような発言をしたメンバーに対し、自宅に行くということを告げずにバスに乗っているか聞いただけで、当該メンバーは事件について何も知らなかったということを男性2人が認めたうえで、ヴァーナロッサムと男性2人の間で和解が成立した[52]。裁判では、確たる客観的な証拠も出てきていない中で[51]、ヴァーナロッサムは男性2らを証人尋問することもなく、公開の判決に至らないままメンバーへの負担を理由に和解している[50]。男性による山口への暴行に関しては裁判所からの事実認定を得られず、男性2人が主張していた山口と自身たちの私的交流についても事実関係があいまいなままで、AKS・ヴァーナロッサムが裁判の意義として挙げていた「真実の追究」は不十分なまま終わった[52]。前述にあるようにAKS・ヴァーナロッサム代理人弁護士によると男性側に山口についての主張の「証拠を出してくださいと言っていたが、出てこなかった」と中日スポーツの取材に答えている[56]。第三者委員会報告書では、録音データの中で男性は揉み合い押し合いになったと供述しており、また、捜査機関の捜査結果として、警察は態様はともかくとして男性らによる山口に対する暴行の事実は認定されているものと思われると記載されている[19][要出典]。
2020年7月21日、「今後の活動に関する発表会」において、この時点でのNGT48運営会社・Flora代表であり、事件時にもAKSのスタッフであった岡田剛は、事件時の運営の未熟さを反省[93]。山口を始めとする卒業メンバーに対して「対応が悪かった」と謝罪した[93]。
暴行事件の事実認定について
前述のとおり、犯人は「山口さんと話をしたかった」と暴行の容疑についてして否認し、警察での取り調べの結果不起訴になっており、裁判でも山口に対する暴行の事実認定は得られておらず、和解文の中で「少なくともドアを引っ張り合うという形で暴行した」ことを認めるに留まっている。犯人は後述の録音データで「押し合いになった事実を認めている」ため和解文の内容と矛盾が生じている。
第三者委員会報告書では犯人男性一人の録音データの供述、捜査機関の捜査結果と山口への暴行について認定した事実として以下のように記載している[19][要出典]。(原文ママ、一部抜粋)
ウ 被疑者らの供述をはじめとする他の証拠 (P5、P6)
(ア)録音データ
本件事件に関しては、複数の録音データ(いずれも事件当日のもの)が存在する。
そのうち、公園での会話内容を録音したデータ(以下「本件録音データ」という)における甲の供述内容は、次のとおりである。
① 本件犯行について、甲は、
- 「ちょっとその声かけたんですけど。それでかなり驚かせちゃって。ぼくも焦ってけっこうその揉め合いみたいになっちゃって。」
- 「お互いパニックになってたからちょっと押し合いみたいな感じになっただけでそんな押し入ろうとかは全然。」
- 「ただちょっと廊下で声かけれればいいとおもったんだけど。」 と供述しており、甲は、山口氏と押し合いになった事実は認めている。
エ 捜査機関の捜査結果(P7)
被疑者らは、平成30年12月9日未明に暴行の疑いで逮捕され、その後、同月28日に不起訴処分となっている。
不起訴処分の理由は明らかではないものの、捜査を担当した新潟警察署刑事第一課の警察官の言動からは、態様はともかくとして被疑者らによる山口氏に対する暴行の事実は認定されているものと思われる。
オ 本委員会が認定した事実(P8)
(イ)暴行の態様について
暴行の態様について、山口氏は、「顔をつかまれ、押し倒されそうになった。」「顔をつかみ、押し倒そうとしてきた。」「目と鼻のあたり、親指と人差し指で山口氏の両こめかみを押さえるような形で、顔面をつかんだ。」と主張している。この点に関しては、山口氏が「私のこと顔つかんで、顔押し倒してさ入ろうとしたじゃん。」と発言したことに対し、甲は、「そこまではしてない。」と発言しているものの、山口氏の発言のうち顔をつかんだ点を明確に否定しているものではない。
以上を前提とすれば、山口氏は当初から一貫して被疑者らに顔面をつかまれたと述べていること、あえてこの点について虚偽の供述をする必要性がないこと(被疑者らを陥れる目的であれば、より強度の暴行態様を供述することも可能である。)、被疑者らは山口氏のこの点に関する供述を明確に否定していないこと等から、本委員会としては、被疑者らが共謀の上、山口氏に対して、顔面をつかむ暴行を行った事実が認められると判断した。
犯人男性の一人は事件の1年後にツイキャスで配信を行い、不起訴になったことについて「示談ではないですよ」と否定したうえで、「取り調べで手をスキャンされたり調べられたりしたが、結果は伝えられなかった。俺は否認しただけで、山口さんと話もついている。不起訴って聞いたのも弁護士が『不起訴だそうです』と。不起訴の理由を警察に聞くタイミングもなかった」と述べている。
また騒動の原因については、「何年分もたまっていた不満がバン!となった。一概に誰が悪いとかではない。こまごまとした不仲、ライバル意識、女の子の集団にありがちなことですよね」と、メンバー間の確執をにおわせる発言をしている[43]。
反応
この事件の報道については話題を集める期間が長く、7月25日に発表された「2019上半期タレントネットニュースランキング」では、この事件の報道の影響で1位に山口真帆(430回)が、2位に事件に対して多数のコメントをした指原莉乃(298回)がランクインをした[94]。
2019年1月10日NGT48のコンサート「NGT48劇場三周年記念スペシャル公演」が新潟市のNGT48劇場で行われたが、山口の告発後、運営側が対応しなかったことについて批判も集まる中で公演ではオープニングから事件に触れることなく進行し、ファンからは「普通に始まったけどなんの説明もないの?」「この中に何食わぬ顔して事件主導してた子がいると思うとぞっとする」「ひどすぎる。付いていけない」といった声が殺到し、「無事3周年を迎えることができました」というメンバーの言葉に不信の声も噴出していた[95]。
事件直後に山口と犯人男性は公園で話し合いをしており、その会話内容を録音したデータを文字起こしした内部文書が5月17日にデイリー新潮に掲載された。録音データでは、メンバーのBはマンションを退去しているため、犯人の「Bから鍵はもらっていない」という説明は事実であるにも関わらず、どうしても納得できず、「Bが鍵を渡した」というシナリオに固執する態度を見せるなど、メンバーに「黒幕」がいるはずだと考えた山口が、犯人の弁明に耳を貸さずに追求を重ねる様子が報じられている。
犯人は2018年12月8日、事件直後、山口の部屋を知った経緯について「相当前に、Bか誰かに聞いたな」「それはもう1年前とか。あとFか。」「 Fはね、相当昔のことだから 」 などと答えている。ただし裁判では3年前の握手会で山口本人から部屋番号を聞いたと主張しており[41]、事件の1年8ヶ月前にあたる2017年4月の写真イベントで撮影した山口の部屋番号を指でかたどったツーショット写真も公開されてる[42]。
また、「提案っていうか、そういう話をしたっていうのを」「そういう外で何かするとかよりは」などと犯人は答えてメンバーに相談し助言されたことを認めているが、「こうやれとか向こうから俺に言ったわけじゃない」と命令や提案をされたことは否定している。
犯人男性は山口の「つながって、関わっているメンバー全員言って」との問いに対して、「Gと、Aと、俺、直接じゃないけど、Bと誰か(ファン)と、あとまあFと、今回の件には関係ないけど、Hとか、Iとか、Jとか(註:H、I、Jの3人は調査報告書に登場せず)あと……」など自分達とつながりのあるメンバー8人の名前を挙げた[21]。ただし、この8人については後に裁判の陳述書の中で「事件に関与したメンバーの名前を挙げたものではない」と述べている[43]。
第三者委員会の報告書では、この録音データの内容を検証した結果、事件へのメンバーの関与は無かったと結論づけている[19]。
音声内で山口は犯人グループとつながっていると考えていた二人のメンバーについて“本当にクズ”と発言したり、彼女たちのファンのことを“オタク”と呼ぶなどし、「その関わっているメンバーの子も、ほんとに辞めさせるから、私」と発言し、犯人たちが否定しているにもかかわらず、執拗にメンバー二人の“つながり”を問いただすなど、とにかくこの二人を辞めさせることで頭がいっぱいという様子で、騒動が過熱していた当時は取材関係者の間からも「山口は敵対するメンバーを追い出したいだけ」という声も多く聞かれたという[47]。
早川支配人は「つながりはDM程度である」と説明していたが、東京スポーツによると、訴状の中で山口とAKS関係者に男性らが一部メンバーと以前から食事をしたり遊んだりするなどの交流を持っていたと述べている[96]。食事に行ったり部屋に入るなどの交流はなかったものの、山口とも私的交流があったと主張していることが判明している(山口側は否定)[88]。運営側は一部メンバーの食事したり遊んだりするなどの交流については処分するほどの程度ではなかったと判断したと説明している[96]。
事件関与を疑われたメンバーの一人は8月18日に再開された公演で、「今日を迎えるまで真実でないことが広まってしまって。すごくメンバーみんな苦しんだんですけど、世間で言われているようなことが真実であるならば、このステージには絶対に立てません」と訴えた[96]。
暴行事件の現場に駆けつけ「寄り添ってくれた」と山口に感謝された村雲颯香が自身の卒業公演で、「これまでのNGTが変わらなければならなかった部分、足りていなかった部分は、相手の立場に立って考えて、人のことを思いやる気持ちだと思います。」とし、「今後、誰1人傷つけることなく、優しさにあふれるグループになることを祈っています。」と語った。村雲は、メンバーは事件に関係ないと判断していた様子で、事件以前に山口の向かいの部屋に住んでいたことから犯人との関係を疑われ、ネット上で激しい誹謗中傷を受けたメンバーに対して「たくさんつらい思いをさせてごめんね」とメッセージを送っている[37]。
東京スポーツによれば、事件発生時に犯人が山口に対して自分たちとつながっているメンバー8人の名前をあげたことで、『濡れ衣』と主張するメンバーと山口との関係が悪化することは不可避となり、山口がメンバー数人の処分を強く訴えたことで対立が深刻化し、事件を告発するに至ったという。その後山口がSNSなどで個人名や証拠を提示せずにツイッターのフォロー外すなど、あいまいな批判をしたことで無関係のメンバーにまでバッシングが飛び火し、そういった山口のやり方に疑問を抱くメンバーも増加してますます孤立し、5月の卒業につながったと報じている[37]。
犯人に関する報道については、週刊文春が、犯人のいる軍団の話として「犯人は約1年半前、山口ほか複数のメンバーが寮として住むワンルームマンションに“アジト”を借りた」としている。また「外の目を気にすることなく、繋がったメンバーと会うために、Bはまずマンションの6階に部屋を借りて、仲間の軍団員と共に“逢引部屋”として使用していた。それが半年前、低層階にある山口さんの向かいの、直前まで太野彩香さんが住んでいた部屋が空くと、そこも新たに借りて同様に使うようになったのです」と報じ、さらにはNGT関係者の話として「山口は彼らの行動を知ってか、あるスタッフにオタク(軍団)に不審な動きがあることを相談してており、そのさなかに事件が起きた」と報じた[97]。
この件に関して早川支配人は「12/8に起こった暴行事件に加担したメンバーはおりません」と断言し、「警察で事情聴取を受けたメンバーは、捜査協力のため事情聴取を任意で受け、自ら携帯を提出しましたが、関与はなかったと認められています」「被害届を本人の意思に反して会社が取り下げることは法律上できません。またそれを指示した事実もありません。なぜ不起訴になったかは、被害者かその家族でなければ検察からは教えてもらえません」と反論している[98]。吉成夏子は山口と面談した際に、山口に対して犯人が不起訴になった理由を尋ねたところ、「犯人が初犯であった、そして、非常に反省している、第三者のメンバーの意思があった為」という3つが揃ったために不起訴になったと聞かされ、「第三者のメンバーの意思があったから不起訴」と言われたことについて、そんな理由で不起訴になるはずがないと困惑したと述べている[99]。
早川支配人は、山口の向かいの部屋の件に関しては「事件のあったマンションは寮ではありません。個人契約です。そして噂になっているうちのメンバーは昨年7月に不動産屋立ち会いの元で退去し、鍵も全て不動産屋に返却しています。退去後は一度もそのマンションに行っていませんし、ポストに鍵は入れていません」「その部屋は、メンバーの退去後にウィークリーマンションの会社が借り上げていると警察が言っていた。と聞いたので、自分でネットとか電話で調べたら実際にウィークリーマンションになっていました。オートロックの鍵は郵送、部屋の鍵はポストで受け渡しとのことでした」と、主張している[38]。
今村悦朗(当時NGT48元支配人)がデイリー新潮の取材に対して、「僕としては、何よりも山口を襲った犯人を“しっかり調べて起訴してほしい”と考えていた。一方で、山口は“犯人を差し向けたメンバーを調べてください”と繰り返していました。事件直後のやり取りを知らなかった僕が“そういう話になっていたのか……”と感じたのは事実です。新潟署では翌日の早朝4時半頃まで事情聴取が続き、被害届も提出しています。後になって僕が被害届を取り下げさせた事実もありません」「警察には徹底的に調べてもらったんです。山口にも“メンバーが事件に関係している証拠が出たらきちんと処分する”と約束した。警察は犯人たちを20日間勾留して詳細に取り調べてくれたと思います。同時に、犯人との関係を疑われたNGTのメンバーも署で聴取されました。彼女たちは携帯電話のデータも調べられ、なかには何度も署に呼ばれて話を聞かれたメンバーもいました。それとは別に、僕も山口が訴えているメンバーの関与や、普段のファンとのつながりを証明する証拠がないか1期生全員に聞いています」と説明している。警察が今村氏に「NGTのメンバーがファンと組んで事件を起こした証拠は出なかった」と報告し、新潟地方検察庁が被疑者を不起訴としたことについては「暴行事件の被害者となった山口が、この結論を受け入れられなかった気持ちは、とても理解できます。しかし、証拠がない状態でメンバーに処分は下せません」と答えている[26]。
2019年9月7日文春オンラインによると「新潟県警が事件と関係ないと判断したメンバーの実名などはカットしている」とした上で、犯人から名前挙がったメンバーとして西潟茉莉奈、太野彩香が録音データ、録音データ書き起こし及び記事に登場している。犯人グループ数人がNGTのボーリングイベントで 西潟のレーンにいたという内容とともに、暴行した犯人とメンバーから山口の帰宅情報を聞いた男が西潟の熱心なファンで有名であったこと、最初に山口を暴行した犯人が太野のファンであることや事件当時太野の住んでた部屋から犯人2人が出てきたと報道されている[20]。
犯人の2人が、事件発生時に逮捕されたものの不起訴となり釈放されたことに関して、芸能リポーターの石川敏男が「普通は所属タレントが傷つけられた責任を相手側に取らせるのが当然でしょう。しかし、不起訴処分になっているのは、事務所側の意向があって取り下げられた可能性もあります」と見解を示している[100]。
世界ではアメリカのTIME[101]やCNN[102]、香港の東方日報[103]、イギリスのデイリー・メール[104]などのメディアも、この事件の不可解さを報じている[105]。
インターネット上では、NGT48の運営責任者であった今村のー支配人辞職と運営スタッフの公式な場での謝罪を求める署名活動も起き、13日午後11時現在で5万4000人以上が賛同していた[61]。
影響
2019年1月11日、同日予定していた研究生「PARTYが始まるよ 〜研究生の息吹を感じて!〜」公演と、14日に予定していたチームG「逆上がり」公演昼夜2公演の計3公演を急遽中止とした[29]。中止の理由についてAKSは「担当者が不在で答えられない」と新潟日報の取材に回答した[7]。新潟日報は同月16日付けコラム「座標軸」で「これがAKB48グループのやり方か」とグループ運営の姿勢を批判した[106][107]。
1月14日、AKSは吉成社長らの名義で公式ブログを更新し、支配人である今村の退任とAKS本社取締役室付への異動、および新支配人に早川麻依子、副支配人に岡田剛を就任させる人事異動を発表した[61]。3月7日には、前日に前支配人の今村と元AKB48グループ総支配人の戸賀崎智信の2人が酒席を共にしていたことを戸賀崎がTwitterに投稿したことを受け、今村との契約解除と同席していたAKB48劇場支配人である細井孝宏の更迭を発表した[108]。
加害者が所属しているファングループが、メディアの報道で「Z会」と称されていることから1月14日、通信教育事業を行うZ会が「一切関係ございません」と声明文を発表した[109]。
出演作への影響も甚大であった。1月15日には新潟市の一正蒲鉾が消費者からの意見を受け、NGT48を起用したCMの放送見合わせを発表し[30]、その後スポンサーを降板した。また、新潟商工会議所はNGT48を起用した「新潟港開港150周年記念スペシャルムービー」の動画を非公開にし、ローソンも「NGT48×ローソン おいしいパンをつくり隊キャンペーン」のウェブページにて、メンバーが出演している動画を非公開にした[110]。新潟県内の放送局で放送されていた冠番組も3月31日までに全て終了・休止に追い込まれた[31]。
新潟市役所はNGT48と様々なタイアップをしていたが、新潟市のイメージの悪化を懸念する声や、関係を切るように要望する声などの苦情が市役所に500件ほど寄せられ[注 1]、新潟市はPR大使の契約更新をしないことを決定、新潟県の花角英世知事は県民から歓迎される状態ではないとして、国民文化祭スペシャルサポーターなどの契約更新をしないと述べた[111]。
グループのみならず、メンバー個人への影響も甚大であった。4月17日に荻野由佳がアパレルブランド「ヘザー」の浴衣モデルへの起用が発表され、特設サイトでプロモーション活動も開始したが、批判が多数寄せられブランドの不買運動にまで発展したことで4月23日にコンテンツが全て削除されることとなった[112]。
2019年5月21日、山口らの卒業公演に関するニュースについてInstagramで不適切な投稿を行ったことにより、加藤美南が研究生へ降格処分となった[113][114]。
卒業後、山口は研音、長谷川はクロコダイル、菅原はエイベックス・マネジメントにそれぞれ所属している[115][116][117]。
脚注
注釈
- ^ 半数以上が市外や匿名の意見。
出典
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タグです。「NHK
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