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「ブロードバンドインターネット接続」の版間の差分

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'''ブロードバンド'''とは、0と1との[[信号]][[搬送波]]を[[変調]]することで[[伝送]]る[[デジタル]]信号の伝送方式。対義語: [[ベースバンド]]
'''ブロードバンドインターネット接続'''とは、[[インターネット]]接続サービスのうち主に'''高速で通信することきる回線'''を指す。

俗に[[広帯域]]または[[高速]]な[[デジタル]][[通信]]を指して使われることがある。ここではこれについて説明する。
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'''ブロードバンド'''とは、[[インターネット]]接続サービスのうち、主に'''高速で通信することのできる回線'''を指す。


当初はアナログ回線とメタリック回線用モデム(いわゆるアナログモデム)による56k[[bps]]までの接続に対して、デジタルで最低でも64kbpsで接続できる[[ISDN]]回線がより高速に通信できたことから、ISDNのことをブロードバンドとして呼称していた。
当初はアナログ回線とメタリック回線用モデム(いわゆるアナログモデム)による56k[[bps]]までの接続に対して、デジタルで最低でも64kbpsで接続できる[[ISDN]]回線がより高速に通信できたことから、ISDNのことをブロードバンドとして呼称していた。

2004年10月20日 (水) 00:23時点における版

ブロードバンドインターネット接続とは、インターネット接続サービスのうち、主に高速で通信することのできる回線を指す。

当初はアナログ回線とメタリック回線用モデム(いわゆるアナログモデム)による56kbpsまでの接続に対して、デジタルで最低でも64kbpsで接続できるISDN回線がより高速に通信できたことから、ISDNのことをブロードバンドとして呼称していた。

しかしながら、それらを上回る1Mbps~100Mbpsの通信速度であり、定額安価で常時接続の可能なADSLケーブルテレビFTTHなどのサービスが2000年頃から徐々に利用されるようになり、近年ではこれらをまとめてブロードバンドと呼称することが多い。

また、無線LANや第3世代携帯電話などによる、無線ブロードバンドも開発されている。

ブロードバンドによるインターネット接続は、電話回線やISDN回線による従来のダイヤルアップ接続と異なり、通信料金や時間帯を意識せずに利用できるため、普及とともにインターネットの利用形態自体が変化してきた。また、画像など大容量のデータを容易に送受信することが可能となり、ビデオオンデマンドなど新しいサービスの可能性も開けた。

さらに、2002年頃からは光ファイバーを使ってより高速・高度・高画質のインターネット接続サービス(FTTH)が提供されるようになった。

代表例としては、次のようなものがある

これらのブロードバンドによるインターネット接続が、都市部では複数社の体制で整備されるようになった反面で、過疎地では全く利用できない地域も多く、都市と地方との情報格差が生じるようになってきた。

なお、これらに伴って、アナログモデムやISDN回線によるダイヤルアップ接続は、ナローバンド(狭帯域)接続と呼称されている。