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「リコリス・リコイル」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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→‎DA(Direct Attack): ジャノメエリカカガリビバナが由来だ』とまで言ってしまうと独自研究かも知れないですが、同名/酷似の名前の植物がある、位なら参考情報として問題なしかと思います。
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: 喫茶リコリコの店長{{Sfnp|月刊ニュータイプ2022/9|2022|p=119}}。48歳。誕生日は7月13日。血液型はO型。元DAの訓練教官で、千束の父親的存在{{Sfnp|月刊ニュータイプ2022/9|2022|p=119}}。DAからの連絡を受けて千束に仕事の指示を出す現場指揮官としての役割も担っている。褐色の肌に縮毛を長く垂らし、口ひげに眼鏡をかけた風貌の温和な黒人男性。長距離の歩行時には[[ロフストランドクラッチ]]を使用している。喫茶リコリコではスイーツ作りに精を出しており、コーヒーの味も絶品。
: 喫茶リコリコの店長{{Sfnp|月刊ニュータイプ2022/9|2022|p=119}}。48歳。誕生日は7月13日。血液型はO型。元DAの訓練教官で、千束の父親的存在{{Sfnp|月刊ニュータイプ2022/9|2022|p=119}}。DAからの連絡を受けて千束に仕事の指示を出す現場指揮官としての役割も担っている。褐色の肌に縮毛を長く垂らし、口ひげに眼鏡をかけた風貌の温和な黒人男性。長距離の歩行時には[[ロフストランドクラッチ]]を使用している。喫茶リコリコではスイーツ作りに精を出しており、コーヒーの味も絶品。
: かつて吉松とは公私に渡るパートナーで、人工心臓移植後の幼い千束を託された。久しぶりに再会した吉松から千束の殺しの才能を活かしていないことを責められ、敵であったとしても殺しはしたくない千束の思いと板挟みになり苦悩する。
: かつて吉松とは公私に渡るパートナーで、人工心臓移植後の幼い千束を託された。久しぶりに再会した吉松から千束の殺しの才能を活かしていないことを責められ、敵であったとしても殺しはしたくない千束の思いと板挟みになり苦悩する。
: 最終話で重傷を負った吉松にとどめを刺し、人工心臓を奪った。吉松が書いた千束あての遺書めいたメッセージカードを処分し、千束に吉松の死を知らせず手術を受けさせた。杖を使用しているのも足が悪いふりをしているだけで、リコリコで唯一真実を知ったクルミはその秘密主義にきれ、「お前が一番怖えからな」とつぶやいている。
: 最終話で重傷を負った吉松にとどめを刺し、人工心臓を奪った。吉松が書いた千束あての遺書めいたメッセージカードを処分し、千束に吉松の死を知らせず手術を受けさせた。杖を使用しているのも足が悪いふりをしているだけである。


=== DA(Direct Attack)===
=== DA(Direct Attack)===
<!-- アニメ本編で名字呼びがある者のみ記載。公式出典求む-->
<!-- アニメ本編で名字呼びがある者のみ記載。公式出典求む-->
;{{読み仮名|春川 フキ|はるかわ フキ}}<ref>{{Cite news |url=https://lycorisrecoil.com/character/?chara=fuki|title=Fuki Harukawa|Character|newspaper=Lycoris Recoil Official USA Website|newspaper=Aniplex of America版公式ウェブサイト|accessdate=2022-09-28}}</ref>
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: 声 - [[河瀬茉希]]{{R|chara}}{{Sfnp|月刊ニュータイプ2022/10|2022|p=20}}
: 声 - [[河瀬茉希]]{{R|chara}}{{Sfnp|月刊ニュータイプ2022/10|2022|p=20}}
: ファーストリコリス。17歳。焦げ茶の髪をしている。たきなの元パートナー。千束がDA在籍時にリコリス棟の同室であったことからお互いよく理解している仲であるが、自分が憧れを抱いているミカをリコリコに異動されたことで犬猿の仲{{R|chara}}でもある。千束を含め周囲の仲間をよく観察しており、粗暴な言動ながらも生真面目で仲間思いな性格をしている。
: ファーストリコリス。17歳。焦げ茶の髪をしている。たきなの元パートナー。千束がDA在籍時にリコリス棟の同室であったことからお互いよく理解している仲であるが、自分が憧れを抱いているミカをリコリコに異動されたことで犬猿の仲{{R|chara}}でもある。千束を含め周囲の仲間をよく観察しており、粗暴な言動ながらも生真面目で仲間思いな性格をしている。
: 戦闘スタイルは超低姿勢による高速移動を主としており、これは特に大柄な男性相手に極めて高い効果を発揮する。また、たきなによると模擬訓練においてはフキ一人に対して、たきなを含めたセカンドやサードの集団が相手になっても勝てなかったことが小説『Ordinary days』で語られている{{Sfnp|Ordinarydays|2022|p=71}}。また、千束と同様にセカンド以下のリコリスには知らされていない「DA以外の組織やそれらを統括する上位の存在」についても知っている気配がある{{Sfnp|Ordinarydays|2022|p=135}}。
: 戦闘スタイルは超低姿勢による高速移動を主としており、これは特に大柄な男性相手に極めて高い効果を発揮する。また、たきなによると模擬訓練においてはフキ一人に対して、たきなを含めたセカンドやサードの集団が相手になっても勝てなかったことが小説『Ordinary days』で語られている{{Sfnp|Ordinarydays|2022|p=71}}。また、千束と同様にセカンド以下のリコリスには知らされていない「DA以外の組織やそれらを統括する上位の存在」についても知っている気配がある{{Sfnp|Ordinarydays|2022|p=135}}。
;{{読み仮名|乙女 サクラ|おとめ サクラ}}<ref>{{Cite news |url=https://lycorisrecoil.com/character/?chara=sakura|title=Sakura Otome|Character |newspaper=Lycoris Recoil Official USA Website|newspaper=Aniplex of America版公式ウェブサイト|accessdate=2022-09-28}}</ref>
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: 声 - [[小市眞琴]]{{R|chara}}{{Sfnp|月刊ニュータイプ2022/10|2022|p=21}}
: 声 - [[小市眞琴]]{{R|chara}}{{Sfnp|月刊ニュータイプ2022/10|2022|p=21}}
: セカンドリコリス。15歳。左遷されたたきなに代わって配属されたフキの現パートナー。茶色のツーブロックヘアをした少女。
: セカンドリコリス。15歳。左遷されたたきなに代わって配属されたフキの現パートナー。茶色のツーブロックヘアをした少女。
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: 声 - 八神結香<ref>{{Cite interview|subject=八神結香|date=2022-09-11|url=https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1662699631|title=アニメ『リコリス・リコイル』第11話放送後インタビュー:八神結香さん(蛇ノ目エリカ 役)|助けにきてくれるたびに「私のヒーロー!! きたぁ!!!」って、私がドキドキしていました【連載 第11回】|work=アニメイトタイムズ|publisher=アニメイト|accessdate=2022-09-12}}</ref>
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: 赤みがかったピンクの髪のセカンドリコリス。第1話において武器取引の現場で人質にされてしまい、たきなが転属する原因を作ったことを悔やんでいる。
: 赤みがかったピンクの髪のセカンドリコリス。第1話において武器取引の現場で人質にされてしまい、たきなが転属する原因を作ったことを悔やんでいる。
: ちなみに、[[ジャノメエリカ]]という植物が存在する。
; 篝 ヒバナ
; 篝 ヒバナ
: 声 - [[三重野帆貴]]
: 声 - [[三重野帆貴]]
: 金髪のセカンドリコリス。エリカのパートナー。
: 金髪のセカンドリコリス。エリカのパートナー。
: ちなみに、[[シクラメン]]の別名に「篝火花(カガリビバナ)」というものがある。
; {{読み仮名|山岸|やまぎし}}
; {{読み仮名|山岸|やまぎし}}
: 声 - [[日野佑美]]
: 声 - [[日野佑美]]
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: 声 - [[岩田光央]]
: 声 - [[岩田光央]]
: DA上層部の男性。真島によってリコリスの映像が公開されると、DA本部に現れリコリスの処分決定を通達、楠木に代わって指揮を執り、リリベルを出動させた。この出動は世間的に秘匿されているリコリスたちの姿・実在が真島を通してメディアに暴露されたためだが、クルミの偽映像で事件がごまかされると作戦を中止し、DAから引き揚げた。
: DA上層部の男性。真島によってリコリスの映像が公開されると、DA本部に現れリコリスの処分決定を通達、楠木に代わって指揮を執り、リリベルを出動させた。この出動は世間的に秘匿されているリコリスたちの姿・実在が真島を通してメディアに暴露されたためだが、クルミの偽映像で事件がごまかされると作戦を中止し、DAから引き揚げた。
: ちなみに、「[[虎杖]]」という植物が存在する。


=== アラン機関 ===
=== アラン機関 ===
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: しかし、吉松本人は千束に最強の殺し屋として開花してほしいという、彼女の才能に対して狂気的な執着を抱いており、そのために真島と協力し、たきなを利用して千束を殺人に駆り立てるなどの暴走が目立つようになっていく。
: しかし、吉松本人は千束に最強の殺し屋として開花してほしいという、彼女の才能に対して狂気的な執着を抱いており、そのために真島と協力し、たきなを利用して千束を殺人に駆り立てるなどの暴走が目立つようになっていく。
; {{読み仮名|姫蒲|ひめがま}}
; {{読み仮名|姫蒲|ひめがま}}
: 声 - [[大谷理美]]<ref>{{Cite web|url=https://across-ent.com/talent/women/satomi_otani.html|title=大谷 理美|website=ACROSS ENTERTAINMENT|accessdate=2022-09-29}}</ref>
: 声 - [[大谷理美]]
: 吉松の秘書。真島が千束に興味を持つようロボ太に指示している。何らかの「才能」と優れた戦闘能力を持つ。
: 吉松の秘書。真島が千束に興味を持つようロボ太に指示している。何らかの「才能」と優れた戦闘能力を持つ。


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: ロボ太の説明によると、元は明治政府樹立以前に組織された治安維持組織「[[八咫烏]]」傘下のひとつである「[[ヒガンバナ|彼岸花]]」という名前の女系暗殺部隊で、その学名により現在の「リコリス」に改名したとされる。[[徽章]]にはヒガンバナが図案化されている。なお「八咫烏」傘下の組織は他に、男系暗殺部隊「[[スズラン|君影草]]」および影武者部隊「[[タチアオイ|花葵]]」が存在したが、現在どうなっているかは不明。
: ロボ太の説明によると、元は明治政府樹立以前に組織された治安維持組織「[[八咫烏]]」傘下のひとつである「[[ヒガンバナ|彼岸花]]」という名前の女系暗殺部隊で、その学名により現在の「リコリス」に改名したとされる。[[徽章]]にはヒガンバナが図案化されている。なお「八咫烏」傘下の組織は他に、男系暗殺部隊「[[スズラン|君影草]]」および影武者部隊「[[タチアオイ|花葵]]」が存在したが、現在どうなっているかは不明。
; リリベル
; リリベル
: 少年のみで構成されたDAの実働部隊員。千束によると「男の子版リコリスみたい」で「おっかない」が本作中での詳細は不明。その存在はファースト以外のリコリスには基本的に知らされていない模様。12話では機密保持のためにリコリス殺処分の命を受け出動した。女子高生風のリコリスと違い、戦闘服姿で小銃を使用する。過去には、千束をターゲットとするリリベルが喫茶リコリコやセーフハウスにたびたび押し掛けていたが、ミカと楠木が上層部と交渉し止めさせた。「八咫烏」傘下の男系暗殺部隊「[[スズラン|君影草]]」が前身と思われ、徽章にはスズランが図案化されたものが用いられている。
: 少年のみで構成されたDAの実働部隊員。千束によると「男の子版リコリスみたい」で「おっかない」が本作中での詳細は不明。12話では機密保持のためにリコリス殺処分の命を受け出動した。女子高生風のリコリスと違い、戦闘服姿で小銃を使用する。過去には、千束をターゲットとするリリベルが喫茶リコリコやセーフハウスにたびたび押し掛けていたが、ミカと楠木が上層部と交渉し止めさせた。徽章にはスズランが図案化されたものが用いられている。
: ちなみに、「リリーベル」は君影草と同じく、スズランの別呼称の一つである。<ref>「リリーベルは和製英語ですずらんのこと」[http://www.clover365.com/category/lilybell/ リリーベル | 株式会社クローバー365 | おしゃれはんこ・おしゃれすたんぷ・ブランシュネージュ・リリーベルの販売]より。<!-- 無関係な商業サイトの為、より良い出典への置き換えが望ましい。ただそれでも、彼岸花がリコリスになったように、君影草がリリベルとなった可能性の示唆は必要だと思われる。 --></ref>
; 喫茶リコリコ
; 喫茶リコリコ
: DAの支部のひとつ。[[錦糸町駅]]北口から少し歩いた[[墨田区]]内の下町に所在し{{Sfnp|Ordinarydays|2022|p=10-11}}、表向きは「和洋折衷」をコンセプトとした普通のカフェとして営業している。DAからの任務の他、「お客様の悩み事を何でも解決する」との建前で、一般人からの護衛などの依頼も請け負っている。閉店後や休日には常連客を交えたボードゲーム大会が開かれる<ref>{{Cite video|url=https://www.youtube.com/watch?v=yBD5HPkSvag&t=0s|title=おしえて!『リコリス・リコイル』③:「喫茶リコリコ」ってなに?|medium=YouTube|publisher=アニプレックスYouTubeチャンネル|date=2022-07-20|accessdate=2022-08-14}}</ref>。地下は防音設備が施された射撃場になっている。単独経営では立ち行かずDAからの支援金に頼っている。
: DAの支部のひとつ。[[錦糸町駅]]北口から少し歩いた[[墨田区]]内の下町に所在し{{Sfnp|Ordinarydays|2022|p=10-11}}、表向きは「和洋折衷」をコンセプトとした普通のカフェとして営業している。DAからの任務の他、「お客様の悩み事を何でも解決する」との建前で、一般人からの護衛などの依頼も請け負っている。閉店後や休日には常連客を交えたボードゲーム大会が開かれる<ref>{{Cite video|url=https://www.youtube.com/watch?v=yBD5HPkSvag&t=0s|title=おしえて!『リコリス・リコイル』③:「喫茶リコリコ」ってなに?|medium=YouTube|publisher=アニプレックスYouTubeチャンネル|date=2022-07-20|accessdate=2022-08-14}}</ref>。地下は防音設備が施された射撃場になっている。単独経営では立ち行かずDAからの支援金に頼っている。

2022年9月29日 (木) 12:41時点における版

リコリス・リコイル

ジャンル ガンアクション
アニメ
原作 Spider Lily
原案 アサウラ
監督 足立慎吾
シリーズ構成 足立慎吾
キャラクターデザイン いみぎむる
音楽 睦月周平
アニメーション制作 A-1 Pictures
製作 アニプレックス
ABCアニメーションBS11
放送局 BS11、TOKYO MXほか
放送期間 2022年7月2日 - 9月24日
話数 全13話[1]
錦木千束
井ノ上たきな
安済知佳
若山詩音
漫画
原作・原案など Spider Lily
作画 備前やすのり
出版社 KADOKAWA
掲載誌 コミックフラッパー
発表号 2022年10月号 -
発表期間 2022年9月5日 -
小説:リコリス・リコイル Ordinary days
原作・原案など Spider Lily
著者 アサウラ
イラスト いみぎむる
出版社 KADOKAWA
レーベル 電撃文庫
発売日 2022年9月9日
巻数 全1巻
ラジオ:リコリコラジオ
愛称 リコラジ
配信期間 2022年7月8日 -
配信サイト アニプレックス公式
Youtubeチャンネルほか
配信日 毎週金曜日
配信形式 ストリーミング
パーソナリティ 安済知佳、若山詩音
構成作家 長田宏
ディレクター 長田宏
テンプレート - ノート
プロジェクト アニメライトノベル漫画
ポータル アニメライトノベル漫画

リコリス・リコイル』(Lycoris Recoil) は、A-1 Pictures制作アサウラ原案よる日本オリジナルテレビアニメ

BS11TOKYO MXほかにて2022年7月から9月にかけて放送された[2]。公式略称は「リコリコ[3]

犯罪を未然に防ぎ、人知れず平穏な日々をもたらす秘密組織の支部である和カフェ喫茶リコリコの店員でリコリスと呼ばれる二人の少女が様々な事件に立ち向かう姿を描く[4][5]

WORKING!!』や『ソードアート・オンライン』シリーズなど数々の作品でキャラクターデザイン・総作画監督として知られる足立慎吾の初監督作であり、ストーリー原案は『ベン・トー』のアサウラ、キャラクターデザインは『この美術部には問題がある!』のいみぎむるが担当する[6][7]

あらすじ

世界一の治安の良さで定評のある国、日本。その治安の良さの裏側には、犯罪者を極秘裏に抹殺・消去する極秘の治安維持組織「DA」の存在があった。DAは孤児を養成して殺人技術を身に着けさせた数多くの女性暗殺者「リコリス」を擁し、普段は女子高生に偽装した姿で市中に潜伏させ、有事の際に任務を与えて犯罪者を暗殺することで日本の治安を守っていた。

東京都内にある一軒の喫茶店「喫茶リコリコ」は、DAの支部としての裏の顔を持っており、そこには歴代最強と称されたリコリスで、底抜けに明るい性格で看板娘として親しまれる少女・錦木千束が所属していた。そんなある日、DA本部に所属していたリコリスの井ノ上たきなが本部から異動してくる。彼女は銃器密売の犯人を仲間とともに追い詰めていたが、人質に取られた仲間を救うために、犯人を殺すなという命令に逆らったため、本部から左遷されてきたのだった。

たきなは「リコリスとして一刻も早く実績を上げて本部に戻る」ことにこだわってきたが、千束との交流の中でリコリスとしてではない一人の少女としての生き方を学んだことでそれまでのこだわりを捨て、千束との絆を深めていく。

登場人物

喫茶リコリコ

錦木 千束にしきぎ ちさと
声 - 安済知佳[6][7][8]
本作の主人公の一人[9]。黄色がかった白髪[10][11]ボブカットに赤リボンを付けた少女。17歳[12]。誕生日は9月23日。血液型はAB型。喫茶リコリコで看板娘として親しまれ、幼稚園の手伝い、日本語学校の講師、暴力団の抗争の手打ち、漫画家へのアドバイスなど多岐にわたる人助けをしている。フランス語を含む語学が堪能。
卓越した洞察力と常人離れした視覚によって相手の射線と射撃タイミングを見抜き、至近距離から放たれた銃弾すら回避する「天才」。
「命大事に」を信条としており、非殺傷弾を用い死者を出さずに戦闘を行い、負傷者に対しては敵であっても状況が許す限り応急処置を施す。かつて旧電波塔を一人で真島たちテロリストから護ったとされ[12]、リコリスの間では有名な存在。緊急時にはリコリコの店長であるミカの指示により歴代最強のファーストリコリスとして活躍する[5][7][13]
その「才能」は幼少期からファーストリコリスの制服を与えられるほどだったが、先天性心疾患を患っており、余命は長くなかった。しかし吉松シンジに「殺しの天才」と認められたことで、アラン機関の支援による最新型の無拍動人工心臓を移植された過去をもつ。手術前に偶然接触した吉松を名前を聞かないまま自身を支援した恩人と信じ、会って感謝を伝えるべくDA本部を離れ、恩人と同じ救世主となるべく不殺を通している。
井ノ上 たきないのうえ たきな
声 - 若山詩音[6][14]
本作の主人公の一人[9]。黒いロングヘアの少女。リコリコでの仕事の際はサイドに縛りツインテール[15]に髪型を変えている。16歳。誕生日は8月2日。血液型はA型。正確な射撃を武器に優秀なセカンドリコリスとして活動していたが、第1話冒頭における命令違反の責任を問われ[注 1]、喫茶リコリコに転属を命じられた[5][7][13]
無駄を嫌う合理的な性格だが[14]、護衛対象を囮にするなど良識に欠ける部分がある。また、ファッションにも無頓着で、千束と出会うまではトレーニングウェアとリコリスの制服以外を所持しておらず、さらには男物のトランクスを「機能的である」と気に入り着用するなど一般常識にも疎い部分がある。喫茶リコリコへの転属に納得しておらず[13]、DA本部のリコリス寮が自分の居場所だと考えていたため[16]、当初はリコリコの仕事で成果を出してDAに戻ることを望んでいたが[14][16]、千束から「自分のしたいことをする」ことの大切さを学んだことでDAにこだわらなくなり[17]、リコリコの一員として溶け込んでいく。リコリコではフロア業務[注 2]を担当している。
中原 ミズキなかはら ミズキ
声 - 小清水亜美[6][18]
茶髪の女性。27歳。誕生日は6月5日。血液型はO型。喫茶リコリコの店員。任務時は自動車の運転、ヘリコプターの操縦や尾行等で千束たちの任務をサポートしている[19]。元DA情報部員で、千束との付き合いは長い[19]。結婚願望が強くリコリコでの出会いを期待している。酒に強く、晩酌しながら結婚雑誌を読むのがルーティーン。
クルミ
声 - 久野美咲[6][20]
金髪の小柄な少女。見た目は幼く見えるが年齢不詳[19]。で、演歌を好むなどの趣味を持つ。誕生日は12月16日。血液型はAB型。その正体はネット黎明期から活動する「ウォールナット」という最強のハッカー[13]で、第1話時点のDAをハッキングする依頼を受けたことがある他、過去30年で何度も死んだと噂される。VR空間でのアバターや逃走時の変装にはリスの着ぐるみを使用している[21][注 3]。前述の件でDAとアラン機関に命を狙われており、死を偽装し喫茶リコリコに身を隠すことになった。一応は店員ということになっているが店の手伝いをすることは珍しく、テレビゲームやボードゲームで遊んでばかりいる。任務時は押入れの中にあるパソコンブースでサイバー戦を担当している。
ミカ
声 - さかき孝輔[6][22]
喫茶リコリコの店長[19]。48歳。誕生日は7月13日。血液型はO型。元DAの訓練教官で、千束の父親的存在[19]。DAからの連絡を受けて千束に仕事の指示を出す現場指揮官としての役割も担っている。褐色の肌に縮毛を長く垂らし、口ひげに眼鏡をかけた風貌の温和な黒人男性。長距離の歩行時にはロフストランドクラッチを使用している。喫茶リコリコではスイーツ作りに精を出しており、コーヒーの味も絶品。
かつて吉松とは公私に渡るパートナーで、人工心臓移植後の幼い千束を託された。久しぶりに再会した吉松から千束の殺しの才能を活かしていないことを責められ、敵であったとしても殺しはしたくない千束の思いと板挟みになり苦悩する。
最終話で重傷を負った吉松にとどめを刺し、人工心臓を奪った。吉松が書いた千束あての遺書めいたメッセージカードを処分し、千束に吉松の死を知らせず手術を受けさせた。杖を使用しているのも足が悪いふりをしているだけである。

DA(Direct Attack)

春川 フキはるかわ フキ[23]
声 - 河瀬茉希[13][24]
ファーストリコリス。17歳。焦げ茶の髪をしている。たきなの元パートナー。千束がDA在籍時にリコリス棟の同室であったことからお互いよく理解している仲であるが、自分が憧れを抱いているミカをリコリコに異動されたことで犬猿の仲[13]でもある。千束を含め周囲の仲間をよく観察しており、粗暴な言動ながらも生真面目で仲間思いな性格をしている。
戦闘スタイルは超低姿勢による高速移動を主としており、これは特に大柄な男性相手に極めて高い効果を発揮する。また、たきなによると模擬訓練においてはフキ一人に対して、たきなを含めたセカンドやサードの集団が相手になっても勝てなかったことが小説『Ordinary days』で語られている[25]。また、千束と同様にセカンド以下のリコリスには知らされていない「DA以外の組織やそれらを統括する上位の存在」についても知っている気配がある[26]
乙女 サクラおとめ サクラ[27]
声 - 小市眞琴[13][28]
セカンドリコリス。15歳。左遷されたたきなに代わって配属されたフキの現パートナー。茶色のツーブロックヘアをした少女。
たきなや千束に悪気なく挑発的な言動を繰り返す勝ち気な性格で、「功績をあげてファーストになりたい」という目標を持つ野心家。一方でフキには懐いており、仕事一辺倒でもないお調子者で、リコリコに訪れてはスイーツを食べる前にフキに引っ張られて退場するというシーンも多い。秀でた射撃能力を持っているが、それゆえに訓練の際には千束に弾丸をかすらせることもできなかった。
楠木くすのき
声 - 沢海陽子[13]
DAの司令官。赤髪短髪の中年女性。ミカとはお互い信頼関係にある。
蛇ノ目 エリカ
声 - 八神結香[29]
赤みがかったピンクの髪のセカンドリコリス。第1話において武器取引の現場で人質にされてしまい、たきなが転属する原因を作ったことを悔やんでいる。
篝 ヒバナ
声 - 三重野帆貴
金髪のセカンドリコリス。エリカのパートナー。
山岸やまぎし
声 - 日野佑美
都内でリコリスの検診・治療を担当する女医。
虎杖
声 - 岩田光央
DA上層部の男性。真島によってリコリスの映像が公開されると、DA本部に現れリコリスの処分決定を通達、楠木に代わって指揮を執り、リリベルを出動させた。この出動は世間的に秘匿されているリコリスたちの姿・実在が真島を通してメディアに暴露されたためだが、クルミの偽映像で事件がごまかされると作戦を中止し、DAから引き揚げた。

アラン機関

吉松 シンジよしまつ シンジ
声 - 上田燿司[13][30]
アラン機関の一員だが普段はビジネスマン風の体裁で正体を隠している。ミカの旧友として喫茶リコリコの常連客[13]となっており、千束からは「ヨシさん」と呼ばれている。秘密裏にウォールナットにDAへのハッキングを依頼し、ロボ太にウォールナットの殺害を依頼した。
「優れた才能は世界に届けられなければならない」という持論に沿って、「殺しの天才」である千束にアラン機関の支援で人工心臓を移植した。その際は名前を名乗らず「さしずめ、君の救世主だ」と千束に自己紹介しており、その言葉は千束に「私も救世主となる」という目標を持たせるきっかけとなった。
しかし、吉松本人は千束に最強の殺し屋として開花してほしいという、彼女の才能に対して狂気的な執着を抱いており、そのために真島と協力し、たきなを利用して千束を殺人に駆り立てるなどの暴走が目立つようになっていく。
姫蒲ひめがま
声 - 大谷理美[31]
吉松の秘書。真島が千束に興味を持つようロボ太に指示している。何らかの「才能」と優れた戦闘能力を持つ。

敵対者

ロボ太ロボた
声 - 榊原優希[13][32]
ロボットの被り物をしているハッカー[33]。自身が一番のハッカーであることに強くこだわる、子供じみた性格。吉松シンジからウォールナットの抹殺等の仕事を引き受ける。その後、姫蒲から「真島が千束に興味を持つように」との指示で真島のサポートをしている。
真島まじま
声 - 松岡禎丞[13][34]
電波塔事件・無人地下鉄駅襲撃・サードリコリス殺害など一連の事件を起こしたテロリストグループの一人。日本に入国した雇われテロリストたち全員が失踪する理由の究明とその解決のためにDAを潰すことを目的としていたが、ロボ太の情報提供でアランチルドレンの千束に執着するようになる。電波塔事件当時に幼い千束と交戦したが、全く歯が立たず制圧されている。音を反響させることで、聴覚だけで物や人の位置を正確に把握できる特異な「才能」を持ち、それに目をつけたアラン機関から支援を受けたアランチルドレンでもある。本人が秀でた戦闘能力を持っていることに加え、異常な生存能力が描写されている[35]
あらゆるものにおいて「バランス」を重視しており、DAが日本を支配しているような光景を見て、「バランス」を取るためにアラン機関の支援を受けてテロ行為を繰り返す。一方で性格ではない場所で同じアランチルドレンである千束と通じ合うところがある。
ジン
声 - 俊藤光利
暗殺者。非常に高い実力を持つベテランで、ほとんど口を利かない静かな仕事ぶりから「サイレント・ジン」の異名を持つ。かつてのミカの同僚であり、本編開始15年前まで警備会社でコンビを組んで裏の仕事を手掛けていた。

用語・設定

DAディーエー
正式名称「Direct Attack」[14]。テロリスト等の犯罪者を暗殺することでテロ・犯罪を未然に防ぐ治安維持組織。国を守る公的機密組織であり、政府に協力するが、警察などの機関と異なり独立した特権を有する。千束たちリコリスに訓練を施す育成機関としての側面もある。このほか様々な部署があり、情報部にはミズキが所属していた[36]。本部は都心から離れた山中の国有地内にあり、関係者以外場所を知らない。また本部にはAI「ラジアータ」が設置されており、各種作戦を補佐する。
リコリス
銃器を用い犯罪者を処分することを任務とする、DAの実働部隊員。「マーダーライセンス」を与えられ、犯罪を未然に防ぐための殺人が許可されている。リコリスの存在は社会から秘匿されており、人目につかないよう高校生風の制服を着用して活動しており、制服着用時のみ銃器使用が許可されている。能力に応じてランクが存在し、上から順に赤い制服はファースト、紺の制服はセカンド、薄いベージュの制服はサードとなっている[37]。メンバーは戸籍のない孤児の少女たちで構成され、DAで戦闘訓練を受けている。また戸籍がなくパスポートが取れないため、活動は日本国内に限られる。正確な誕生日が不明であるためDAの登録日を誕生日としている[38]。リコリスのライセンス更新は本部での定期的な健康診断・能力検査が必要となっている。
ロボ太の説明によると、元は明治政府樹立以前に組織された治安維持組織「八咫烏」傘下のひとつである「彼岸花」という名前の女系暗殺部隊で、その学名により現在の「リコリス」に改名したとされる。徽章にはヒガンバナが図案化されている。なお「八咫烏」傘下の組織は他に、男系暗殺部隊「君影草」および影武者部隊「花葵」が存在したが、現在どうなっているかは不明。
リリベル
少年のみで構成されたDAの実働部隊員。千束によると「男の子版リコリスみたい」で「おっかない」が本作中での詳細は不明。12話では機密保持のためにリコリス殺処分の命を受け出動した。女子高生風のリコリスと違い、戦闘服姿で小銃を使用する。過去には、千束をターゲットとするリリベルが喫茶リコリコやセーフハウスにたびたび押し掛けていたが、ミカと楠木が上層部と交渉し止めさせた。徽章にはスズランが図案化されたものが用いられている。
喫茶リコリコ
DAの支部のひとつ。錦糸町駅北口から少し歩いた墨田区内の下町に所在し[39]、表向きは「和洋折衷」をコンセプトとした普通のカフェとして営業している。DAからの任務の他、「お客様の悩み事を何でも解決する」との建前で、一般人からの護衛などの依頼も請け負っている。閉店後や休日には常連客を交えたボードゲーム大会が開かれる[40]。地下は防音設備が施された射撃場になっている。単独経営では立ち行かずDAからの支援金に頼っている。
DAの支部の設立および存続条件には「1人以上のファーストリコリスの所属」が含まれているらしく、ファーストリコリスである千束の異動は喫茶リコリコ閉店に繋がるとのこと[41]
アラン機関
「匿名支援の代名詞」として知られる謎の人物、アラン・アダムス名義で活動している支援団体。貧困層などからあらゆる分野の才能ある子どもを見つけて無償支援を行っている一方で、裏では銃取引に関わるなど実態の不透明な組織。フクロウのようなチャームをトレードマークとしており、機関の支援を受けた人々(アランチルドレン)にも贈られている。
なお、「所属員は支援対象者に接触してはならない」という規則が定められている。
クリーナー
犯罪の被害に遭った現場の修復や、負傷した犯罪者の回収を仕事とする業者。DAに犯罪者を引き渡した場合は暗殺されるため、たとえ犯罪者であっても殺すことを良しとしない千束が頻繁に利用しているが、高額の依頼料を支払う必要があり、喫茶リコリコの経営を圧迫する一因になっている。
非殺傷弾
千束が任務で使用する、人間を殺害できないよう威力を抑えられた拳銃弾。開発者はミカ。赤く着色したプラスチックの粉末と金属粉末を混合した特殊なフランジブル弾[42]、命中時に血煙のような赤い煙が巻き上がるようになっており、撃たれた者の仲間には、普通の弾丸で仲間が撃たれたように見える。銃口を密着させて撃っても相手が死亡することはないが、撃たれた相手は千束曰く「死んだほうがマシ」と感じるほどの痛みに襲われる。
上記のような特徴と引き換えに弾道のブレが非常に大きく有効射程が極端に短くなっているため、千束は自身の身体能力を活かして相手に接近し、確実に命中させている。
人工心臓
先天性心疾患を患い余命が限られていた千束が幼少期にアラン機関から移植された、完全置換型の人工心臓。一般に知られている医療テクノロジーの数世代先を行くとも言われる高性能を誇るが、耐用年数は十数年程度と短く、移植時点では千束が成人する頃に寿命を迎えると推測されていた。
内蔵バッテリーを外部から充電することで稼働しており、千束は定期検診の際に充電を受けていたが、第9話で姫蒲の策略により充電機能を破壊され、千束の余命はその時点で充電されていたバッテリーの残り残量である2か月となってしまう。
延空木での真島との戦いの最中に不調が現れはじめるが、事件後に改良型へと交換された。
電波塔事件
10年前、東京を象徴する建造物だった電波塔がテロリストによって占拠されたが、当時7歳だった千束の活躍によって解決された事件。リコリスの間でも語り継がれている。以降、日本国内では大規模な事件が起きておらず平和が保たれており、故に「最後の大事件」とも称される。半壊した電波塔は現在では「平和の象徴」のオブジェになっているが、近日電波塔に代わる「延空木」が完成予定[43][44]
なお、完成した延空木は、物語終盤の舞台にもなった。
銃取引事件
たきなが左遷されるきっかけになった事件。1000丁の銃取引の情報を掴んだDAは現場にたきな、フキ、エリカ、ヒバナを向かわせたが、エリカが人質になったため、千束の応援を頼み、たきなたちを待機させる。しかしDAとの通信がウォールナットによって途絶。犯人が人質殺害を予告したため、たきなは敵から奪った機関銃を用いて独断で機銃掃射を行い犯人グループを射殺する。取引制圧のために向かったがそもそも、DA上層部は偽情報を掴まされたこと、AI「ラジアータ」がハッキングされたことにより、銃取引自体がリコリス突入の3時間前に終了していてすでに銃が現場から消えていた。それらのことを隠蔽するため、たきな一人のスタンドプレーによる失態としてDA本部から喫茶リコリコに左遷し、事件を幕引きした。
取引された銃は後に、一部は真島グループの地下鉄襲撃に使われたが、大半は真島グループによって都内各所にばら撒かれ、半数以上は物語終了時点でも回収できていない。

スタッフ・製作

スタッフ[6][7]
原作 Spider Lily
監督・シリーズ構成 足立慎吾
副監督 丸山裕介
ストーリー原案 アサウラ
キャラクターデザイン いみぎむる
サブキャラクター
デザイン
山本由美子
衣装デザイン 鈴木豪、浮き足
リコリス制服
デザイン原案
尾内貴美香[19]
プロップデザイン 朱原デーナ
銃器デザイン 寺岡賢司
銃器作画監督 江間一隆
メインアニメーター
銃器・アクション監修
沢田犬二
美術監督 池田真依子
美術設定 六七質
綱頭瑛子(協力)
背景 草薙
色彩設計 佐々木梓
CGディレクター 森岡俊宇
撮影監督 青嶋俊明
編集 須藤瞳
音響監督 吉田光平
音響効果 上野励
音楽 睦月周平
音楽プロデューサー 山内真治
音楽制作 アニプレックス
チーフ
プロデューサー
三宅将典
プロデューサー 神宮司学、吉田佳弘
大和田智之
宣伝プロデューサー 高橋里美
制作統括 柏田真一郎、加藤淳
アニメーション
プロデューサー
中柄裕二
制作 A-1 Pictures
製作 アニプレックス
ABCアニメーション
BS11

企画・スタッフィング

企画のきっかけについてストーリー原案のアサウラは、アニメ『冴えない彼女の育てかた』の打ち合わせで自身が話題に上ったことだとしている。当初はミリタリー色の強いシビアで空気感が暗い作品であったが、後に作品へ参加した足立慎吾の「見て暗い気分になるアニメは、今はあまり求められておらず、そのフィールドでは『GUNSLINGER GIRL』に勝てない」との考えにより、千束とたきなの関係を軸にした明るい作品となった[45][46]

キャラクターデザインのいみぎむるは、足立が熱量のあるデザイナーを探していた折の冬コミでの偶然の出会いが契機で起用された[15][46][47]。いみぎむるのデザインをできる限り再現するため、異例ながらキャラクター設定画まで一貫していみぎむるが担当することとなった[15][46][注 4]。なおリコリス制服のデザイン原案は、足立の発案により乃木坂46など実在するアイドルの衣装を手がけた尾内貴美香が担当した[47][19]

本作では監督に加えて副監督がクレジットされており、監督はシナリオと絵コンテなどの演出面を、副監督は中間成果物のチェックなどの映像面を担当している[46][48]

キャラクター設定

いみぎむるによると、たきなのデザインは当初から黒髪ロングにすることが決まっていて、ストレートで飾り気のない性格であることから王道を意識したため、早期に完成したという[15]たきなのデザインがシンプルであったため、千束のデザインははっきりと特徴を出すために、シルエットだけでも判別できるようにリボンと巻き髪が設定され、髪色についても当初は青みがかった影のある白髪だったが、王道から少し変えるために黄色がかった白髪に設定された[11][15]

ミズキのデザインは、美人ではあるが「残念なお姉さん」キャラとして表情で遊んでもらうことを意識して設定された[33]。クルミのデザインは、当初は『この美術部には問題がある!』のコレットに似ていたためにもう少し区別化するよう足立からリテイクを出され、いみぎむるのこだわりであるデコ出しは残し、黒いリボンやダボダボのパーカーを追加してぐうたら感を出すように作られた[33]ミカのデザインは、足立からアフリカ系とオーダーされていたため、海外のサッカー選手を参考にしたという。また、ギャップを出すために和服を着用させることになり、喫茶リコリコの制服も和装テイストとなった[15][33]

フキとサクラのデザインについては、足立からはベタな美少女にしないようオーダーされたという[33]。ロボ太は、当初は紙袋をかぶる設定だった[33]

真島は、本作がアクションエンタメであることから千束の戦闘力と張り合うことができる悪役が必要だったため、肉弾戦もこなすばいきんまんのようなキャラクターとして設定された。当初はいい画を撮るためにテロを起こすサイコな映画監督という設定だったため、映画好きの設定がその名残となっている。デザインについては「アロハを着たサイコ野郎」とオーダーされた[49]

演技・役作り

たきな役を務める若山は「たきながクールで不愛想に見えるのは、目的完遂のためにずっと真面目に生きてきたからだ」と解釈しており、クールにし過ぎないこと意識して演じている[50]

クルミ役を務める久野は、アフレコ前にクルミの年齢を尋ねたところ具体的な年齢ではなく「喫茶リコリコの中で唯一、ミカと対等に話せる大人」と返答された経緯もあり、40代くらいの精神年齢として同役を演じている。また久野は、クルミがハッカーゆえに他人とは違う思考回路を持っている、との考えから常に冷静でいることを心掛けているという[51]

プロモーション

2021年12月31日22時37分ごろにTOKYO MXほかにて情報解禁CMが放送され、製作が発表された[7]

2022年3月26日にはAnimeJapan 2022にて足立慎吾、アサウラ、柏田真一郎(アニプレックス、A-1 Pictures)らによるトークショーが行われた[52]

6月12日にはTOHOシネマズ錦糸町 楽天地にて第1話から第3話までの先行上映会が実施され[53]、6月26日にはTVアニメ『Engage Kiss』と合同で第1話先行上映会が行われた[54]

作中の「喫茶リコリコ」を再現したTwitterアカウントが3月26日に開設され[55]、放送と連動した投稿が行われている。また、放送中の7月6日には公式Pixivアカウントが開設され、原画や設定画などの設定資料が公開されている[56]

本作のSNS運用について宣伝プロデューサーの高橋里美は、キャラクター同士の関係性や日常をファンの日常に届けることで、物語性が生まれ作品をより楽しめると考え、公式アカウントとは別に喫茶リコリコのアカウントを運用していると述べた[57]

2022年8月21日には第5話に登場した隅田川を運航する水上バスにちなみ、墨田区観光協会により東京水辺ラインを「リコリコ特別便」として貸し切り千束・たきなによる録り下ろしナレーションでの観光案内を行う、「リコリコプロヂュース 水上バスで大観光!」と題したクルージングイベントが行われた[58]

2023年2月11日に「リコリス・リコイル」スペシャルイベントが都内近郊にて開催される予定である。

注意喚起

第11話のアイキャッチでは彼岸花に火をつけて吸う姿が描かれているが、彼岸花は花全体に猛毒が含まれているため、「絶対に真似しないでください」と作画を担当した浮き足から注意喚起が出されている[59][60]

主題歌

「ALIVE」[61]
ClariSによるオープニングテーマ。作詞・作曲・編曲は重永亮介
第13話では挿入歌として「ALIVE LycoReco Version」が使用された。
「花の塔」[62]
さユりによるエンディングテーマ。作詞・作曲はさユり、編曲は宮田“レフティ”リョウ
さユりは、「出会いに纏わる光と影、喜びと切なさの両面を描いた曲」としている[62]

各話リスト

話数サブタイトル[63]脚本絵コンテ演出作画監督アクション
作画監督
総作画監督初放送日
#01Easy does it 足立慎吾柴田裕介
  • 八角彩香
  • 森田莉奈
-山本由美子2022年
7月2日
井ノ上たきなは銃取引現場での命令違反を理由にDAから「喫茶リコリコ」に左遷され、優秀なリコリスとされる錦木千束と組むこととなる。千束は仕事に乗り気でないたきなにDAに戻れるよう協力すると約束。二人はストーカーに悩む篠原沙保里(声 - 島田愛野)から相談を受けた際、偶然にも篠原のSNSの写真にたきなが関係した銃取引現場が映り込んでいるのを発見。たきなは篠原をわざと誘拐させ犯人グループを射殺しようとするが、千束はそれを制止し犯人全員を生け捕りにする。
#02The more the merrier 足立慎吾三浦貴博尾之上知久
平山貴章竹内由香里7月9日
千束とたきなは、ハッカーのウォールナットから護衛の依頼を受ける。着ぐるみを着たウォールナットと合流したものの、アラン機関に雇われたハッカー・ロボ太の支援を受ける武装集団との戦闘中、ウォールナットは銃撃に倒れる。実は撃たれたのはウォールナットに扮したミズキであり、これはウォールナットが死亡したと偽装することで追っ手から逃れるという作戦の一環だった。喫茶リコリコに身を隠しクルミと名乗るようになったウォールナットに、千束は銃取引事件の証拠を解析するよう依頼する。
#03More haste, less speed 枦山大
  • 足立慎吾
  • 丸山裕介
丸山裕介
  • 水谷雄一郎
  • 滝口弘喜
  • 小沢久美子
  • 山村俊了
  • しまだひであき
  • TOMATO
  • 岩澤亨
  • 柴田海
  • 鈴木豪
  • 晶貴孝二
7月16日
千束がライセンス更新に行くと聞いたたきなはDA本部に同行。司令の楠木にリコリコでの成果を訴えるが、DAへの復帰は叶わないことを知る。千束は愕然とするたきなを励まし、たきなを嘲笑するフキ・サクラと公開模擬戦を行う。途中たきなも加勢し、二人は勝利を挙げリコリコに帰還する。
#04Nothing seek, nothing find 神林裕介竹内哲也
  • 竹内哲也
  • 神本兼利
-
  • 鈴木豪
  • 晶貴孝二
7月23日
たきなが男物の下着を身に着けていると知った千束は、たきなを連れて女物の下着を買いに出掛ける。その後に立ち寄った水族館で、たきなは千束に犯人を殺さない理由とDAを離れた理由を聞く。同日、1話で銃取引を成功させた真島は、地下鉄駅で銃乱射テロを起こすが、DAのサードリコリスたちから返り討ちに遭う。真島は地下鉄を爆破して逃走したが、翌日の報道では脱線事故と報じられ真実は隠蔽された。
#05So far, so good 鹿間貴裕関暁子
  • 佐藤光
  • 斉藤千恵
  • 戸髙真希
  • 八角彩香
  • 中岡響香
-竹内由香里7月30日
千束とたきなは東京観光を目的に帰国したALSを患う老人・松下(声 - 関輝雄)の案内兼護衛に付く。一行は途中、殺し屋のジンによる襲撃を受けるが、クルミたちの助けで二人はジンを確保。松下は千束に妻子の仇であるジンを殺してくれと懇願するが、千束がこれを断ると反応がなくなる。その後、松下は寝たきりの入院患者を何者かが利用した架空の人物だったと判明する。一方、真島はリコリス掃討に向けて動き出す。
#06Opposites attract 鹿間貴裕佐久間貴史
  • 山本真夕子
  • 細田沙織
  • 小松沙奈
-山本由美子8月6日
サードリコリス4人が真島らに立て続けに襲撃されたことを受け、たきなは安全のため千束と同居を始める。サードリコリスを襲撃してもDA本部が見つからないことで腹を立てた真島は、ロボ太に3日以内にDA本部を見つけるよう強要。切羽詰まったロボ太は、ドローンで撮影した千束をトップのリコリスだと教える。千束は真島一味に襲撃されるが、たきなたちリコリコのメンバーが駆け付け救出。一連の事件の発端がクルミのDAハッキングであることが判明し、クルミはたきなに謝罪する。現場から逃れた真島はさらに憎悪をつのらせ、アランチルドレンでありながらリコリスである千束に興味を向ける。
#07Time will tell 枦山大柴田裕介
  • 小川玖理周
  • 山本真夕子
  • 神本兼利
  • 佐藤ひかる
-
  • 晶貴孝二
  • 森田莉奈
8月13日
ミカのメールが偶然見えてしまった千束は、楠木からの呼び出しでリコリコ存続の危機と邪推する。真島一味はロボ太にDAを攪乱させ、警察署を襲撃するが、容疑者は暴力団員と報道されまたも真実は隠蔽される。千束とたきなはミカが呼び出された会員制バーに潜入。そこにあらわれた吉松は千束の殺しの才能を生かすため人工心臓を与えミカに託したが千束が殺しをしていないことを迫り、ミカは苦悩する。吉松の素っ気ない態度に千束は戸惑うが翌日元気に出勤する。
#08Another day, another dollar 神林裕介相澤伽月伊福覚志
  • 合田浩章
  • 戸谷賢都
  • 橋本純一
  • 河野敏弥
  • 高瀬さやか
  • 山本祐子
  • 臼井篤史
  • 錦見楽
  • 越後光崇
  • 山本真夕子
-鈴木豪8月20日
たきなは赤字が続くリコリコの経営改革に着手し、見事黒字転換させる。千束は自宅に侵入した真島と対峙。真島は、自らが電波塔事件を起こしたテロリストの一人で、その当時に幼い千束に制圧されたことや自分も殺しの才能を見込まれたアランチルドレンであること、アラン機関は決して慈善団体ではないことを告白して立ち去る。その後、定期健診を受けに行った千束は看護師になりすました姫蒲に拘束され、人工心臓に細工をされる。
#09What’s done is done 神林裕介大槻敦史丸山裕介
  • 小松沙奈
  • 森田莉奈
  • 戸髙真希
-山本由美子8月27日
千束の人工心臓は姫蒲に過充電されて修復不能となり、余命2ヶ月と宣告される。千束はDA司令の楠木から真島掃討作戦への参加を要請される。千束はたきなのDA復帰を交換条件に引き受け、たきなに正式に辞令が出る。クルミはミカを問いただし、吉松が千束に人工心臓の移植手術をした10年前のいきさつを聞き、真島と吉松が裏で手を結んでいると推測。それを知ったたきなは、千束を救うため本部への復帰を決意し、復帰前日、千束とのデートを企画し楽しみ別れる。その夜、真島は吉松に接触する。
#10Repay evil with evil 枦山大
尾之上知久
  • 山中正博
  • 大槻菜穂
  • 吉岡勝
  • 李嘉
  • STUDIO MASSKET
平山貴章竹内由香里9月3日
死期を悟った千束は喫茶リコリコ閉店を決定。ミズキとクルミは海外へ旅立つ。真島は吉松を誘拐し千束の事情や銃取引の黒幕がアランであることを聞き出す。DAは真島のアジトの貨物船にたきなたちを踏み込ませるが、真島は別の場所からモニターで嘲笑する。延空木完成セレモニーの日、リコリコでミカは千束に振袖を着せ、吉松のことを黙っていたことを涙ながらに詫びる。ロボ太は延空木を電波ジャックし、真島は大衆に向け、偽りの平和に都内にばらまいた1000丁の銃で抗えと挑発。DAは千束に出動命令を出し、ロボ太は延空木に近づくと吉松の命はないと脅す。千束はミカと共に吉松救出に飛び出す。
#11Diamond cut diamond 神林裕介岩畑剛一関暁子
  • 神本兼利
  • 佐藤ひかる
  • 前田顕
  • 安岡幸恵
  • ハンミンギ
  • 西尾智恵
  • 伊藤美奈
  • 山本真夕子
  • 細田沙織
  • 竹内哲也
  • 沢田犬二
  • 竹内由香里
  • 森田莉奈
9月10日
千束とミカはロボ太に吉松の居場所まで誘導される。クルミは空港で解析を続け、吉松が人工心臓をもう一つ入手しているのを発見しミズキと引き返す。リコリコの異変に気付いたたきなはDA追放を覚悟で作戦から離脱。ロボ太はラジアータをダウンさせ、真島はリコリスの存在を市民に知らしめたあと、延空木におびき寄せたリコリスを爆薬で一網打尽にする。千束は旧電波塔で拘束された吉松を発見するが、待ち伏せていた真島の攻撃を受ける。そこへたきなが飛び込み加勢する。
#12Nature versus nurture 神林裕介相澤伽月柴田裕介
  • 山本由美子
  • 森田莉奈
  • 小松沙奈
  • 戸髙真希
  • 佐藤ひかる
  • 安岡幸恵
  • 小川玖理周
  • 細田沙織
  • 前田顕
  • ハンミンギ
-山本由美子9月17日
千束とたきなは苦戦の末、真島を生け捕りにする。千束は吉松と再会するが、吉松は真島を殺さなかった千束を叱責し、2つ目の人工心臓が自分の体内にあり、欲しければ自分を殺して手に入れろと命じる。たきなは千束に代わって吉松を殺そうとするが、千束は吉松を逃がす。一方、DA上層部は真島の策略により存在が世間に明かされてしまったリコリスをリリベルにより処分するという決断を下す。千束とたきなはヘリで延空木に移動し、クルミはロボ太のハッキングを妨害してラジアータの機能を復旧し、マスコミに流れたリコリスの戦闘の様子はすべて延空木で行われるイベントの宣伝映像だったことにした。リコリス処分は中止され、たきなたちリコリスは現場から引き揚げるが、再び真島が現れ千束は一人立ち向かう。
#13Recoil of Lycoris 神林裕介足立慎吾丸山裕介
  • 山本由美子
  • 中岡響香
  • 佐藤ひかる
  • 栗西祐介
  • 高橋沙江子
  • 落合瞳
  • 迫江沙羅
  • 山内尚樹
  • 大貫巧
  • 水谷雄一郎
  • 張丁
  • 戸髙真希
  • 三浦綾華
  • 泉坂つかさ
  • 柴田裕介
  • 前田顕
  • 合田浩章
  • 矢向宏志
  • 西岡忍
  • 山本由美子
  • 森田莉奈
  • 鈴木豪
9月24日
真島は延空木の電源を落とし、時限爆弾を作動させる。旧電波塔ではミカが吉松にとどめを刺す。千束は人工心臓の不調を感じながら真島と戦い、割れた展望台のガラスから二人とも転落するが、駆け付けたたきなが千束を救助した。真島が設置した時限爆弾は大量の打ち上げ花火であり、セレモニーの騒動はうやむやにされた。一連の事件後、喫茶リコリコは千束抜きで再開するが、たきなは人工心臓入れ替え手術後に脱走した千束を宮古島で確保。千束の提案で喫茶リコリコの一行はハワイに移住し、キッチンカーで営業をはじめる。

放送局

日本国内 テレビ / 放送期間および放送時間[64]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [65] 備考
2022年7月2日 - 9月24日 土曜 23:30 - 日曜 0:00 TOKYO MX 東京都
とちぎテレビ 栃木県
群馬テレビ 群馬県
BS11 日本全域 製作局 / BS放送 / 『ANIME+』枠
2022年7月4日 - 9月26日 月曜 22:00 - 22:30 AT-X 日本全域 CS放送 / 字幕放送[66] / リピート放送あり
2022年7月7日 - 9月29日 木曜 2:14 - 2:44(水曜深夜) 朝日放送テレビ 近畿広域圏 水曜アニメ〈水もん〉』第1部
2022年7月8日 - 9月30日 金曜 2:15 - 2:45(木曜深夜) メ〜テレ 中京広域圏
日本国内 インターネット / 配信期間および配信時間[64]
配信開始日 配信時間 配信サイト
2022年7月2日 土曜 23:30 - 日曜 0:00 ABEMA
2022年7月5日 火曜 12:00 更新
火曜 23:00 - 23:30 ニコニコ生放送
2022年7月6日 水曜 0:00 更新

その他、Aniplus Asiaにて東南アジア地域、台湾、香港と韓国を対象にサイマル放送が[67]木棉花国際にて台湾での配信が[68]Crunchyrollにて英語吹替版[69]、スペイン語吹替版[70]、ポルトガル語吹替版[71]、字幕版のサイマル配信が行われている[72]

BD / DVD

発売日[1] 収録話 規格品番
BD限定版 DVD限定版
1 2022年9月21日 第1話 - 第3話 ANZX-15301/2 ANZB-15301/2
2 2022年10月26日予定 第4話 - 第5話 ANZX-15303/4 ANZB-15303/4
3 2022年11月23日予定 第6話 - 第7話 ANZX-15305/6 ANZB-15305/6
4 2022年12月21日予定 第8話 - 第9話 ANZX-15307/8 ANZB-15307/8
5 2023年1月25日予定 第10話 - 第11話 ANZX-15309/10 ANZB-15309/10
6 2023年2月22日予定 第12話 - 第13話 ANZX-15311/2 ANZB-15311/2

メディアミックス

インターネットラジオ

リコリコラジオ』(リコラジ)が2022年7月8日より毎週、アニプレックス公式Youtubeチャンネルおよびアニメ公式サイト[73]にて配信中[注 5]。パーソナリティは錦木千束役の安済知佳と井ノ上たきな役の若山詩音が担当する[75][76]。構成作家・ディレクターは長田宏[73][77]

第5回、第6回にはそれぞれClariSさユりがゲストとしてコメント出演し、第9回にはクルミ役の久野美咲が、第12回にはミズキ役の小清水亜美がゲスト出演した[73]

書籍

コミカライズ

漫画『リコリス・リコイル』が『月刊コミックフラッパー』(KADOKAWA)にて2022年10月号より連載中[78]。作画は備前やすのり、原作はSpider Lily[79]。 また、阿部かなりによるスピンオフコミックが2022年10月よりComicWalkerニコニコ漫画で連載を予定しているほか、公式アンソロジーが2022年12月に発売予定[80]

ノベライズ

ライトノベル『リコリス・リコイル Ordinary days』が、電撃文庫(KADOKAWA)より2022年9月9日に発売された。著者はストーリー原案のアサウラ、イラストはキャラクターデザインのいみぎむる[78]、原案・監修はSpider Lily[81]。アニメでは入りきらなかった喫茶リコリコの様子にスポットを当てる。

発売に際して、ゲームクリエイターの小島秀夫よりコメントが寄せられた[82]。 発売前には予約好調により2度の重版が行われ[注 6]、発売前ながら累計発行部数が10万部を突破し[注 7][84][85]、発売後の重版により2022年9月25日には紙本の発行部数が20万部に達したことが公表された[86]

発売日 ISBN
2022年9月9日(10日発行) ISBN 978-4-04-914618-9
  • 『閉じ行く人生にスイーツを』
  • 『ガンファイトとコーヒーと千束の赤いアレ』
  • 『Takina's cooking』
  • 『リコリコ・オブ・ザ・デッド』
  • 『ご注文は?』

その他関連書籍

リコリス・リコイル ヒロインアーカイブ 千束&たきな』が、Febri編集部(一迅社)より2022年12月26日に発売予定[87]

ゲーム

アニプレックスによるトレーディングカードゲームビルディバイド』とのタイアップが予定されている[88]

また、ブシロードによるトレーディングカードゲーム『Reバース for you』とのタイアップとして、トライアルデッキおよびブースターパックが2022年11月25日に発売予定[89]

脚注

注釈

  1. ^ しかしウォールナットのハッキングで一部通信などが機能しなかったり、それ以前に偽の情報をつかまされていたという大きな問題がDAにも発覚したが、楠木にはぐらかされている。
  2. ^ リコリコの赤字経営が発覚した際には、黒字安定するまでの期間、一時的に経理も兼務
  3. ^ 正体隠匿時の声は久野がクルミを演じる声を加工したもので、「音声を加工するのがもったいない」と言う足立の要請もあり、円盤特典として該当シーンの音声未加工版が収録された。
  4. ^ なお、本作はいみぎむるにとって初のキャラクターデザイン担当作となる[14]
  5. ^ この他、2022年9月5日より音泉での遅れ配信が行われている[74]
  6. ^ 発売前重版についてアサウラは「前代未聞の部数」としている[82]
  7. ^ 発表時点で電子版未発売のため、この発行部数に電子版は含まれない[83]

出典

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  35. ^ 第6話ではクルミの機転によって仲間のテロリストにパンツァーファウスト3を誤射されて車ともども吹き飛ばされて池に転落してしまうが、真島本人はずぶ濡れになりながらも大きな傷を負うことなく生存している。
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参考文献

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  • 渡部晋一、水野二千翔(編)『メガミマガジン』2022年9月号、イード、2022年7月29日、32-33頁、ASIN B0B6XRZNFR 
  • 渡部晋一、水野二千翔(編)『メガミマガジン』2022年10月号、イード、2022年8月30日、38-45頁、ASIN B0B9QYQNYK 
  • アサウラ(著) / Spider Lily(原案・監修)『リコリス・リコイル Ordinary days』KADOKAWA、2022年9月10日。ISBN 978-4-04-914618-9 

外部リンク