「京都府立久御山高等学校」の版間の差分
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2022年10月6日 (木) 23:30時点における版
京都府立久御山高等学校 | |
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北緯34度52分54.4秒 東経135度45分22.2秒 / 北緯34.881778度 東経135.756167度座標: 北緯34度52分54.4秒 東経135度45分22.2秒 / 北緯34.881778度 東経135.756167度 | |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 京都府 |
学区 | 山城通学圏 |
設立年月日 | 1980年 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科 |
学科内専門コース |
Sコース(スタンダード) Aコース(アカデミー) Pコース(フィジカル)スポーツ総合専攻 |
学期 | 3学期制 |
学校コード | D126210000578 |
高校コード | 26147F |
所在地 | 〒613-0033 |
京都府久世郡久御山町林 | |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
京都府立久御山高等学校(きょうとふりつ くみやまこうとうがっこう)は、京都府久世郡久御山町林に所在する府立の高等学校。
設置学科
- 普通科
- Sコース(スタンダード)
- Aコース(アカデミー)
- Pコース(フィジカル)スポーツ総合専攻
沿革
1975年に入居が始まった久御山団地(計画人口4,500人)を主な要因とする人口増加を背景に地元で誘致運動が行われ、久御山町初の府立高校として1980年に開校した[1]。学校の立地は高校の進学者数が急増していた近隣の宇治市と城陽市も通学区域になることを想定して久御山町東部が選ばれ[1]、1年目は久御山町立御牧、佐山、東角、宇治市立西大久保、平盛、伊勢田、城陽市立古川、久津川(近鉄京都線以西)の各小学校区を指定する形でスタートした[2](1982年に小倉、南小倉小学校の一部を編入[3]。1983年には西城陽高校が開校して古川、久津川小学校の校区の一部を移管[4])。
1985年には小学区制(1学区1校制度)を部分的に廃止した新高校教育制度(類型制度と定員の10~30%で5~6校の学校選択を認める通学圏の導入が主な柱)が始まったことに伴い、普通科第I類(標準コース)と第II類(進学重視の学力伸長コース。後に希望枠が100%に拡大)、第III類(個性伸長コース)を設置[5][6]。中でもIII類は山城北通学圏(久御山町、宇治市)唯一の体育系で、それまでの各校横並び状態から脱却した特色のある教育課程となった[4]。
2004年からは山城北通学圏と山城南通学圏(城陽市、八幡市、京田辺市、綴喜郡、相楽郡)が統合されてI類の総合選抜(類単位で決めた合格者を居住地によって各高校に振り分ける制度[7])が廃止されたことにより、より広い地域から受験生が集まることになった[8][9]。
2011年には山城通学圏で類型制度が廃止され[10]、I類がSコース(スタンダード)、II類がAコース(アカデミー)に改変。3年後の2014年には府内全域で類型制度が廃止されたのに伴い、III類(体育系)も名称変更してPコース(スポーツ総合専攻)となっている。
年表
- 1979年(昭和54年)7月 - 第1期工事(本館、グラウンド、体育館など)着工[11]
- 1980年(昭和55年)3月 - 第1期工事竣工。制服・校章を決定[12]。
- 1980年(昭和55年)4月 - 京都府立久御山高等学校開校。
- 1981年(昭和56年)3月 - 第2期工事(北校舎の一部など)竣工。
- 1982年(昭和57年)3月 - 第3期工事(北校舎の一部、格技場など)竣工。
- 1985年(昭和60年)4月 - 新高校教育制度発足に伴い普通科に第I類、II類、III類を設置[5]。
- 1995年(平成7年)3月 - プール竣工。
- 2004年(平成16年)4月 - 通学圏の統合に伴い山城北通学圏から山城通学圏へと変更。総合選抜から単独選抜へ移行[8]。
- 2011年(平成23年)4月 - 類型制度を廃止[10]。Sコース(スタンダード)、Aコース(アカデミー)を設置。
- 2014年(平成26年)4月 - III類体育系をPコース(フィジカル)スポーツ総合専攻に変更。
部活動
生徒の約80%が部活動に加入している[13]。サッカー部は第89回全国高等学校サッカー選手権大会に準優勝した強豪である。
- 運動系
- 文化系
- 放送部
- 美術部
- 茶道部
- 演劇部
- 吹奏楽部
- オフィス情報部
- 自然科学部
- 主な成績
- 1999年度(平成11年度) - 第78回全国高等学校サッカー選手権大会出場。3回戦敗退。
- 2000年度(平成12年度) - 第79回全国高等学校サッカー選手権大会出場。2回戦敗退。
- 2001年度(平成13年度) - 第80回全国高等学校サッカー選手権大会出場。2回戦敗退。
- 2007年度(平成19年度) - 第86回全国高等学校サッカー選手権大会出場。2回戦敗退。
- 2010年度(平成22年度) - 第89回全国高等学校サッカー選手権大会出場。準優勝。
主な行事
- 飛翔祭(9月):学年ごとにダンスや演劇を発表する文化祭。
- スポーツ大会(9月):毎年山城総合運動公園(太陽が丘)で行われる体育祭。
- 研修旅行(11月):スタンダード(S)コースは沖縄県、アカデミーコース、(A)フィジカル(P)コースはグアム
- スキー実習(1月):フィジカル(P)コースの生徒(2年生)が3泊4日で行う実習。
著名な出身者
サッカー
- 山﨑雅人 - 元サッカー選手
- 森岡亮太 - サッカー選手(ジュピラー・プロ・リーグ・シャルルロワSC)
- 廣瀬浩二 - 元サッカー選手
- 関雅至 - 元サッカー選手
- 村山拓哉 - サッカー選手
- 山本蓮 - サッカー選手(JFL・FC神楽しまね)
- 林祥太 - サッカー選手(関西サッカーリーグ・おこしやす京都AC)
- 檜尾昂樹 - サッカー選手
- 林穂之香 - 女子サッカー選手(ダームアルスヴェンスカン・AIKソルナ)
陸上
野球
- 橋本健太郎 - 元プロ野球選手
その他
交通
久御山町内に鉄道は通っていないため、最寄駅からはバスが推奨される。近鉄大久保駅が最も近い。バス停は久御山団地下車すぐ。
脚注
- ^ a b 『府立高校の建設はじまる 町民の願い実現来春開校』(広報くみやま第124号)1979年8月、pp.2~3
- ^ 『公立高校の新通学区域 総合選抜 新設校中心に85学区 4年間連続"ネコの目"も』1980年3月13日付京都新聞21面
- ^ 『公立高校の新通学区域 総合選抜 昨年の倍、78学区変更 京都市地区定員減で大規模に』1982年3月17日付京都新聞
- ^ a b 『公立高校(総合選抜)新通学区域決まる 京都市地区 昨年よりも少ない変更 普通科38、商業科27』1983年3月16日付京都新聞
- ^ a b 『具体的運用がカギ 府高校教育制度の答申 対応迫られる中学校現場』1983年12月25日付京都新聞
- ^ 『選択の自由 諸刃の剣学校間格差 どう描くのか京の新高校像』1983年4月26日付京都新聞20面
- ^ “社説 総合選抜廃止 「15の春」泣かさぬには”. 京都新聞 (2012年9月28日). 2017年6月29日閲覧。
- ^ a b “高校はどこへ 第1部 山城通学圏の3年 序列化 単独選抜が生む格差”. 京都新聞 (2007年4月25日). 2017年10月6日閲覧。
- ^ “高校はどこへ 第1部 山城通学圏の3年 公立の役割 多様な生徒どう対応”. 京都新聞 (2007年4月25日). 2017年10月6日閲覧。
- ^ a b “田辺(自動車科)2・3倍 一般選抜の志願状況(府立高校)”. 城南新報 (2013年2月28日). 2017年10月13日閲覧。
- ^ 『未整備であす入学式 新設の府立北稜高校 運動場どろんこ トイレも仮設 用地買収手間どって』(京都新聞)1980年4月7日、夕刊10面
- ^ 『ちょっぴり大人のムード新設3校 制服・校章決まる』1980年3月13日付京都新聞21面
- ^ 大阪進研『高校受験ガイドブック2018 私立・公立受験用(関西版)』2018年、p.561
- ^ “なぎなた選手権でカナダへ 目指せ世界制覇!“貫井先生”(久御山高校)”. 城南新報 (2015年6月17日). 2017年10月14日閲覧。
- ^ [ボート]守田、3年ぶり2度目ダービー王 蒲郡SG「ボートレースダービー」優勝戦 - 中日スポーツ。2018年10月29日発信、同年同月30日閲覧。