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| 校名 = 札幌日本大学中学校・高等学校 |
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| 画像 = Sapporo Nihon University Junior and Senior High School.JPG |
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2022年10月6日 (木) 23:33時点における版
札幌日本大学中学校・高等学校 | |
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札幌日本大学中学校・高等学校 | |
北緯43度1分10.7秒 東経141度29分27.4秒 / 北緯43.019639度 東経141.490944度座標: 北緯43度1分10.7秒 東経141度29分27.4秒 / 北緯43.019639度 東経141.490944度 | |
国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人札幌日本大学学園 |
校訓 |
創造 敬愛 剛健(高校) 真心 叡知 自立(中学) |
設立年月日 | 1987年4月 |
共学・別学 | 男女共学 |
中高一貫教育 | 併設型(外部混合無) |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科(42学級) |
学期 | 2学期制 |
学校コード |
C101323400102 中学校) D101323400100 (高等学校) | (
高校コード | 01554H |
中学校コード | 010930 |
所在地 | 〒061-1103 |
北海道北広島市虹ヶ丘5丁目7-1 | |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
札幌日本大学中学校・高等学校(さっぽろにほんだいがくちゅうがっこう・こうとうがっこう、英:Sapporo Nihon University Junior & Senior High School)は、北海道北広島市虹ヶ丘5丁目に所在する私立中学校・高等学校。北広島市では唯一の私立中学校・高等学校である。
概要
1964年に日本大学の準付属校として白老郡白老町に開校した北海道日本大学高等学校を起源とする。1987年、学校法人北海道日本大学高等学校(後の学校法人札幌日本大学学園)によって札幌郡広島町(現・北広島市)に札幌日本大学高等学校が開校。2003年には新たに札幌日本大学中学校が併設された。
札幌市内やその周辺の石狩地方だけでなく、道内各地から入学者を集めている。生徒数は中学校が281人(男子165人、女子116人)、高校が1,107人(男子618人、女子480人)となっている(2021年)。[1]
特色
2012年にスーパーサイエンスハイスクール(SSH)、2015年にスーパーグローバルハイスクール(SGH)に指定。「世界に貢献する人」を人材育成像として、理数系の課題研究や国際交流活動などの探究型学習を推進している。2020年度からはSGHの後継プログラムとして独自にスーパーグローバル・リベラルアーツ・プログラム(SGL)や医療分野における人材育成を念頭に置いたメディカルリーダー育成プログラム(MLP)を開始。
2020年度には新型コロナウイルスの流行を契機に生徒全員にタブレット端末を貸与するなど、ICT教育にも取り組んでいる。
全校的に部活動が盛んであり、野球部やサッカー部、バスケットボール部などの体育系クラブや吹奏楽局や放送局、ロボット部などの文化系クラブがしばしば全道・全国大会に出場している。
沿革
- 1964年(昭和39年) - 前身である北海道日本大学高等学校が開校。
- 1985年(昭和60年) - 学校法人北海道日本大学高等学校理事会(理事長・浅利徹)において、札幌日本大学高等学校の設立を決定。
- 1987年(昭和62年)- 札幌日本大学高等学校が開校(初代校長・浅利徹)。
- 1990年(平成2年) - 学校法人名を札幌日本大学学園に変更。
- 1992年(平成4年)- 男子バスケットボール部が全国高等学校総合体育大会に初出場。
- 2002年(平成14年)- 硬式野球部が、第74回選抜高等学校野球大会に初出場。三重県代表津田学園高校に2-8で敗れ一回戦敗退。
- 2003年(平成15年) - 札幌日本大学中学校が開校。
- 2007年(平成19年) - 浅利徹校長(中学・高校)が退任し、第2代校長に伊藤弘毅副校長(中学・高校)が就任。
- 2008年(平成20年) - 全国高等学校総合体育大会・剣道女子個人で道内初の優勝。
- 2012年(平成24年)
- 伊藤弘毅校長(中学・高校)が退任し、第3代校長に浅利剛之副校長(中学・高校)が就任。
- SSHに指定。
- 2015年(平成27年) - SGHに指定。
- 2017年(平成29年) - SSHに指定(2期目)。
- 2018年(平成30年)
- 2020年(令和2年)
- SSH(科学技術人材育成重点枠)に指定。
- SGH事業終了。独自プログラムとしてSGLおよびMLPを開始。
- 2022年 (令和4年) - 国際バカロレア(IB)認定校になる。
校歌
中学校
高等学校
『札幌日本大学高等学校校歌』(作詞:阿久悠・作曲:森田公一)[4]
コース編成
中学校
2017年度よりスーパーアクティブ(SA)コースとアクティブ(A)コースの2種類のコースを展開しており、入学試験における出願と結果に基づいてどちらに所属するかが決定される。1学年は3クラス(SAコース1クラスおよびAコース2クラス)。
卒業後に内部進学をする場合、進級時に中高一貫の2コースと高校の4コース(下記参照)を合わせた6つの中からコースを選択する。中高一貫コースに進級した場合は、SGL、SSH、MLPのいずれかのプログラムに参加することが求められる。
スーパーアクティブ(SA)コース
東京大学や京都大学、国公立・私立医学部を目標とするコースである。英・数・理・国・社の主要5科目はコース内授業が実施される。
アクティブコース(A)コース
北海道大学や東北大学などの難関国公立大学、難関私立大学を目標とするコースである。主要5科目のうち英・数の2科目で習熟度別授業を展開している。
高等学校
高等学校のコース編成は、高入生を対象とするプレミアS(PS)コース・特進コース・総合進学(総進)コース、中学校から内部進学した生徒を対象とする中高一貫コース、両者ともに選択可能な国際バカロレア(IB)コースから成り立つ。1学年は11クラス(高入生8クラスおよび中高一貫生3クラス)。
高入生は受験時に4種類ある学習コース(PS、特進、総進、IB)の中から1コースを選択する。中高一貫コースでは高校からの募集は行っていない。以下では、高入生が所属可能な4コースについて説明する。
プレミアS(PS)コース
2017年度より新設された、東京大学や京都大学、国公立医学部医学科を目標とするコースである。一部で中高一貫コースのカリキュラムを導入するなど、早期から大学受験を見据えたカリキュラムを採用している。部活動やSSH、SGL、MLPなどの課題探究授業を選択することが可能。1週間の授業時間は平均34コマ+PS講習2コマ(1コマ50分授業)。
特進コース
北海道大学をはじめとする国公立大学(小樽商科大学、北海道教育大学、室蘭工業大学など)や難関私立大学(MARCH、日東駒専など)を目標とするコースである。部活動やSSH、SGL、MLPなどの課題探究授業を選択することが可能。また、1年次に実施する移行テストおよび定期試験や模擬試験の成績しだいではPSコースに移行することができる。なお、PS・特進コースともに本人の希望があれば下位のクラスへと移行することも可能である。1週間の授業時間は平均34コマ。
総合進学(総進)コース
日本大学をはじめとする道内外の私立大学への進学を目標とするコースである。野球、サッカー、バスケットボールなどの運動部を中心とする部活生の多くが本コースに所属している。SSH、SGL、MLPなどの課題探究授業を選択することはできない。総進コース内の成績上位者のみで編成された「αクラス」が設けられており、進級時の成績に応じてαクラスに配属が決定される(ただしあくまでも総進コースの一部であり、独立したコースではない)。定期試験および模擬試験の成績に応じて進級時に特進コースへと移行することが可能である(PSコースに移行することはできない)。1週間の授業時間は平均32コマ。
国際バカロレア(IB)コース
2022年度に新設されたコース。本コースに進学した生徒は1年生の1月までPSコースあるいは特進コース、一貫コースに混じって一般的な授業を受けたのち、IBのディプロマプログラム(DP)を受講することになる。なおPSコースや特進コース、一貫コースに進学した生徒であっても、1年次にコースを移行してDPを受講することが可能である。出席や成績などの要件を満たすことができれば、IBのディプロマと高卒資格の両方を持って卒業することができる。
大学進学実績
地元である北海道大学に毎年10人前後の合格者を輩出しているほか、早慶・MARCHなどの難関私立大学への合格者も毎年コンスタントに出ている。また中高一貫コースを中心に、東大、京大、国公立医学部への合格者も散発的に出ている。
総進コースでは系列の日本大学への合格・進学者が最も多い。
部活動
中学校
- 男子バスケットボール部
- 女子バスケットボール部
- 野球部
- 卓球部
- テニス部
- バドミントン部
- ボランティア部
- 囲碁将棋部
- 科学部
- ロボット部
- 芸術同好会・美術部
- ダンス同好会
- 英会話同好会
- 写真同好会
高等学校
- 男子バスケットボール部
- 女子バスケットボール部
- 野球部
- 卓球部
- テニス部
- バドミントン部
- スキー部
- 柔道部
- 剣道部
- サッカー部
- 陸上競技部
- 水泳部
- 科学部
- 演劇部
- 書道部
- 写真部
- 茶道部
- 美術部
- 英会話部
- 合唱部
- 囲碁・将棋部
- 弁論部
- 図書局
- 吹奏楽局
- 新聞局
- 放送局
- 中国語同好会
- 軽音楽同好会
- JRC
実績
高等学校野球部
2002年、第74回選抜高等学校野球大会に初出場(一回戦敗退)。
高等学校男子バスケットボール部
全国高等学校総合体育大会(インターハイ)に7回・全国高等学校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)に3回出場。
高等学校吹奏楽局
2018年、全国総文祭出場(長野)。2019・2021年、吹奏楽コンクール全国大会出場。
高等学校剣道部
2018年、全国選抜剣道大会女子団体第3位(北海道女子初)。
中高一貫ロボット部
2011~2019年、ロボカップジュニア全国大会出場(9年連続)。
年間行事
中学校
- 4月 - 入学式・始業式、新入生歓迎会
- 5月 - 生徒総会、遠足
- 6月 - 中体連、前期中間考査
- 7月 - 桜虹祭(学園祭)
- 9月 - 前期期末考査、スポーツフェスティバル
- 10月 - 研修旅行(中2・中3)
- 11月 - 皿回し大会(中1)、後期中間考査
- 12月 - アートフェスティバル
- 1月 - 入学試験、芸術鑑賞、百人一首
- 2月 - 課題研究発表会
- 3月 - 卒業式、学年末考査
高等学校
- 4月 - 入学式・始業式、オリエンテーション・対面式、宿泊研修(高1)、基礎学力到達度テスト
- 5月 - 壮行会・生徒総会、保護者会総会、遠足、進路ガイダンス
- 6月 - 開校記念日、高体連、前期中間考査
- 7月 - 桜虹祭(学園祭)
- 9月 - 前期期末考査、基礎学力到達度テスト(高3)、スポーツフェスティバル
- 10月 - 修学旅行(高2)
- 12月 - 後期中間考査・学年末考査(高3)、朗読と音楽の夕べ
- 1月 - 芸術鑑賞
- 2月 - 入学試験
- 3月 - 卒業式、学年末考査
不祥事
2017年7月16日、野球部の監督である男性教諭が札幌市内で女性を車ではねて重症を負わせたとして、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで逮捕された。翌17日に行われた全国高校野球選手権南北海道大会の試合では急きょ監督が交代するという事態となった。[5]
著名な出身者
プロ野球選手
バスケットボール選手
その他
- 渡瀬雄太(スキージャンプ選手)
- 金子祐介(スキージャンプ選手)
- 渡瀬あゆみ(スキージャンプ選手)
- 笠間法考(スキージャンプ選手、上川町議会議員)
- 重松健太郎(スキージャンプ選手)
- 岩佐勇研(スキージャンプ選手)
- 佐藤幸椰(スキージャンプ選手)
- 大井栞(スキージャンプ選手)
- 西澤亮一(実業家、株式会社ネオキャリア代表取締役)
交通
脚注・出典
- ^ 令和3年度(2021年度)北海道学校一覧2022年3月16日 2022年8月8日閲覧
- ^ 「JTB、札幌日大中高と包括連携」『日経産業新聞』2018年7月18日(就活・大学面)2018年7月21日閲覧
- ^ “学校概要・沿革 | 学校概要 | 札幌日本大学中学校・高等学校 | 今、近未来そして20年先、先を読む力と誠実さで 教育の本質に挑戦し続ける学校へ”. www.sapporonichidai.ed.jp. 2022年8月15日閲覧。
- ^ “学校概要・沿革 | 学校概要 | 札幌日本大学高等学校 | 今、近未来そして20年先、先を読む力と誠実さで 教育の本質に挑戦し続ける学校へ”. www.sapporonichidai.ed.jp. 2022年8月15日閲覧。
- ^ 「札幌日大監督を逮捕 交通事故で重傷負わせる チームは南北海道大会に出場」『スポニチアネックス』2017年7月17日 2022年8月7日閲覧