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2022年11月23日 (水) 08:54時点における版
青野山 | |
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西から見た青野山溶岩ドーム(奥)と 枯木山溶岩ドーム(右前) | |
標高 | 907 m |
所在地 | 島根県鹿足郡津和野町 |
位置 | 北緯34度27分45秒 東経131度47分53秒 / 北緯34.46250度 東経131.79806度座標: 北緯34度27分45秒 東経131度47分53秒 / 北緯34.46250度 東経131.79806度 |
山系 | 中国山地および青野山火山群 |
種類 | 溶岩ドーム |
最新噴火 | 12.7万年前または23万年前[1][2] |
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プロジェクト 山 |
青野山(あおのやま)は島根県鹿足郡津和野町に位置する標高907mの火山[3]。国の天然記念物・名勝に指定されている[4][5]。
解説
第四紀の青野山火山群の一つであり、アダカイト質安山岩の溶岩ドームからなる[6][7]。形成時期は文献に複数の記述がみられ、12.7万年前と23万年前がある[2]。
山容は椀を伏せたような形状であり、北側に比較的に大きな谷を持っている。その山容の美しさから、津和野町のシンボル的な山として町民から親しまれている。
同山は、日本海沿岸から26km前後の位置にあり、古くは航海の目印として役立ったという[8]。津和野七不思議にも数えられている。
江戸時代には、谷文晁の『日本名山図会』にも名山の一つとして描かれている[9]。
山体には登山道があり、片道約1時間半ほどで登頂できる[8]。山頂には眺望があり津和野の街並も望める[8]。南西麓にある元笹山集落の平坦地は、溶岩流により堰止湖が形成されていた痕跡である[10]。
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青野山周辺の地形図
中心が青野山 -
山頂が見切れているがすそ野はわかる
脚注
- ^ 12.7万年前は「永尾隆志」のオープンエア・ミュージアム 山口の火山から、23万年前は「鎌田ほか1998」
- ^ a b オープンエア・ミュージアム 山口の火山 (PDF) - 永尾隆志 (2002)
- ^ “青野山”. 津和野町観光協会. 2017年6月17日閲覧。
- ^ 令和元年10月16日文部科学省告示第79号。
- ^ 史跡等の指定等について(文化庁報道発表、2019年6月21日)。
- ^ 村上裕晃, 田中和広、島根県津和野地域に分布する高塩濃度地下水の地球化学的特徴と湧出機構 『地下水学会誌』 2015年 57巻 4号 p.415-433, doi:10.5917/jagh.57.415
- ^ 角縁・永尾,1994
- ^ a b c 島根 津和野 いなか遊び探検ナビ「青野山」 - 津和野町観光協会、2017年6月閲覧
- ^ 青野山 - ヤマケイオンライン、2017年6月17日閲覧
- ^ 青野山と笹山の湧水 - 島根大学総合理工学部 地球資源環境学科
関連項目
外部リンク
- 島根 津和野 いなか遊び探検ナビ「青野山」 - 津和野町観光協会 (アーカイブ)
- 青野山と笹山の湧水 - 島根大学総合理工学部 地球資源環境学科