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「自宅警備隊 N.E.E.T.」の版間の差分

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中には[[外国人]]{{efn2|2017年現在、[[中華人民共和国|中国]]、[[ドイツ]]、[[スウェーデン]]、[[スイス]]、[[アメリカ]]等、世界各国に自宅警備隊のコスプレをしている人物が複数確認されており、[[コミケ|コミックマーケット]]等において、各国の自宅警備隊員と日本の隊員たちとの国境を超えた国際交流も行われている。}}も含まれており、最初こそ1人の「隊」であったが、いまや日本を中心にドイツ・スイス・スウェーデン・イタリア・ ロシア・ウクライナ・ベラルーシ・アメリカ・カナダ・ オーストラリア・中国大陸・台湾・インドネシア・タイ等と、多国・地域による全世界隊員数1100名を超える隊員を擁する団体となった。
中には[[外国人]]{{efn2|2017年現在、[[中華人民共和国|中国]]、[[ドイツ]]、[[スウェーデン]]、[[スイス]]、[[アメリカ]]等、世界各国に自宅警備隊のコスプレをしている人物が複数確認されており、[[コミケ|コミックマーケット]]等において、各国の自宅警備隊員と日本の隊員たちとの国境を超えた国際交流も行われている。}}も含まれており、最初こそ1人の「隊」であったが、いまや日本を中心にドイツ・スイス・スウェーデン・イタリア・ ロシア・ウクライナ・ベラルーシ・アメリカ・カナダ・ オーストラリア・中国大陸・台湾・インドネシア・タイ等と、多国・地域による全世界隊員数1100名を超える隊員を擁する団体となった。


2013年(平成25年)[[7月30日]]には[[一迅社]]から『自宅警備隊完全読本』という[[書籍]]が出版され、自宅警備隊とはどのような人たちでどのような活動を行っているのかが記述されている。また書籍の売り上げは同人誌の売り上げと共に[[東日本大震災]]の[[義捐金]]として[[寄付]]されている<ref>{{Cite web |url=https://ddnavi.com/news/157804/ |title=めんつゆ必携? 謎に包まれた“自宅警備隊”の正体とは? |website=[[ダ・ヴィンチ]]電子ナビ |date=2013/8/16 |accessdate=2013-11-7 }}</ref><ref>{{Cite web |url=https://news.mynavi.jp/article/20130730-a270/ |author=[[コミックナタリー]] |title=コスプレ武装集団「自宅警備隊 N.E.E.T.」を竿尾悟が描く |website=[[マイナビニュース]] |date=2013-7-30 |accessdate=2013-11-7 }}</ref>。
2013年(平成25年)[[7月30日]]には[[一迅社]]から『自宅警備隊完全読本』という[[書籍]]が出版され、自宅警備隊とはどのような人たちでどのような活動を行っているのかが記述されている。また書籍の売り上げは同人誌の売り上げと共に[[東日本大震災]]の[[義捐金]]として[[寄付]]されている<ref>{{Cite web |url=https://ddnavi.com/news/157804/ |title=めんつゆ必携? 謎に包まれた“自宅警備隊”の正体とは? |website=[[ダ・ヴィンチ (雑誌)|ダ・ヴィンチ]]電子ナビ |date=2013/8/16 |accessdate=2013-11-7 }}</ref><ref>{{Cite web |url=https://news.mynavi.jp/article/20130730-a270/ |author=[[コミックナタリー]] |title=コスプレ武装集団「自宅警備隊 N.E.E.T.」を竿尾悟が描く |website=[[マイナビニュース]] |date=2013-7-30 |accessdate=2013-11-7 }}</ref>。


敵対組織として武装職安Hell or Workが存在しているが、両団体で何かしらのトラブルや対立が起きているわけではなく、あくまで[[設定 (物語)|設定]]上の敵対組織である。事実同人誌即売会では販売ブースの都合などで相互に同人誌の[[委託販売|販売を委託]]し合う他、両者とも抗争内容を同人誌に掲載しているなど、内面では協力関係にある。
敵対組織として武装職安Hell or Workが存在しているが、両団体で何かしらのトラブルや対立が起きているわけではなく、あくまで[[設定 (物語)|設定]]上の敵対組織である。事実同人誌即売会では販売ブースの都合などで相互に同人誌の[[委託販売|販売を委託]]し合う他、両者とも抗争内容を同人誌に掲載しているなど、内面では協力関係にある。

2022年12月7日 (水) 22:12時点における版

自宅警備隊 N.E.E.T.じたくけいびたいニートとは、日本に存在する任意団体名称N.E.E.T.「Not Employment Embattled Team 」(非労働武装集団)の略称である[1]

概要

SWATと似た黒ずくめの衣装とN.E.E.T.と書かれたヘルメットに加え、無線機ガスガン電動ガンバズーカガスマスクバラクラバゴーグル防弾盾防弾チョッキ布団たたき等を装備しコミックマーケットワンダーフェスティバルニコニコ超会議などの同人誌即売会や各種イベントに参加している。

彼らは雇われたり命令されたりすることなく自宅や自身が守りたいものを自主的に守ることをポリシーに活動しており、自宅外でも秋葉原などでボランティア活動を行っていることがある。但し実際に警備業務を行うものではなく、あくまでもパフォーマンスである。また彼らは同人誌の発行・頒布も行っている。

もともと2010年(平成22年)に同人サークルの売り子から始まったものが、2011年8月に開催されたコミックマーケットを期に徐々に隊員が増えていき2018年(平成30年)現在は900人ほどの隊員が集まっている。

中には外国人[注 1]も含まれており、最初こそ1人の「隊」であったが、いまや日本を中心にドイツ・スイス・スウェーデン・イタリア・ ロシア・ウクライナ・ベラルーシ・アメリカ・カナダ・ オーストラリア・中国大陸・台湾・インドネシア・タイ等と、多国・地域による全世界隊員数1100名を超える隊員を擁する団体となった。

2013年(平成25年)7月30日には一迅社から『自宅警備隊完全読本』という書籍が出版され、自宅警備隊とはどのような人たちでどのような活動を行っているのかが記述されている。また書籍の売り上げは同人誌の売り上げと共に東日本大震災義捐金として寄付されている[2][3]

敵対組織として武装職安Hell or Workが存在しているが、両団体で何かしらのトラブルや対立が起きているわけではなく、あくまで設定上の敵対組織である。事実同人誌即売会では販売ブースの都合などで相互に同人誌の販売を委託し合う他、両者とも抗争内容を同人誌に掲載しているなど、内面では協力関係にある。

2016年(平成28年)頃からおそ松さんガヴリールドロップアウトエヴァンゲリオン干物妹!うまるちゃんエロマンガ先生ネト充のススメ私に天使が舞い降りた!等との公式コラボも行うなど、自宅警備隊の活躍の幅は徐々に広がってきている。

活動実績・出展・出演・コラボ

  • メロンブックス:池袋新店舗開店警備
  • ラジオ会館:リニューアルオープン警備
  • バイト探しはan:プロ―モーションコラボ
  • 東京デザインテクノロジーセンター専門学校:ゲーム共同制作企画
  • パトレイバー/デッキアップ:警備パフォーマンス
  • ファッションブランド『セフィロティックツリー』:コラボグッズ制作
  • 日刊サイゾー:取材
  • フジテレビ『めざましテレビ』:取材
  • サンテレビ:取材
  • 池袋テレビ:取材
  • TV番組『コスコスプレプレ』:取材
  • 徳間書店『カミカゼの邦』:プロ―モーション動画出演
  • 映画『クーデター』:クロックワークス/プロ―モーション番組出演
  • 映画『ネイビーシールズ』:クロックワークス/プロ―モーション番組出演
  • ネット番組『2.5次元てれび』:出演
  • ドワンゴ/ニコニコ動画本社:生放送企画出演
  • ニコニコ超会議:企画出演
  • ニコニコ闘会議:企画出演
  • テレビ朝日/ドラマ『遺留捜査』:出演
  • 日本テレビ/ドラマ『ドS刑事』:出演
  • デザインフェスタ生放送番組:出演
  • 任天堂『スプラトゥーン』:プロモーションイベント出演
  • ゲーム『TINY METAL』PlayStation 4/Nintendo Switch/STEAM リリースプロモーション出演
  • 声優/杉田智和:パフォーマンス警備
  • 声優/野沢雅子:パフォーマンス警備
  • 声優/白石涼子:パフォーマンス警備
  • 声優/清水愛:サバゲ企画の対戦
  • 声優/小野坂晶也:サバゲ企画の対戦
  • 声優/中村悠一:サバゲ企画の対戦
  • 声優/置鮎龍太郎:パフォーマンス警備
  • 声優/立花慎之助:パフォーマンス警備
  • 声優/古谷徹:パフォーマンス警備
  • 声優/浅野真澄:パフォーマンス警備

ギャラリー

脚注

注釈

  1. ^ 2017年現在、中国ドイツスウェーデンスイスアメリカ等、世界各国に自宅警備隊のコスプレをしている人物が複数確認されており、コミックマーケット等において、各国の自宅警備隊員と日本の隊員たちとの国境を超えた国際交流も行われている。

出典

関連項目

参考文献

  • 鰐軍曹『自宅警備隊完全読本』一迅社、2013年。ISBN 978-4-7580-0770-2 

外部リンク

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