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「木下龍也」の版間の差分

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== 略歴 ==
== 略歴 ==
[[コピーライター]]志望だったが、[[穂村弘]]の歌集を読んだことをきっかけに[[2011年]]より本格的に作歌を始める<ref>{{Cite web |title=気鋭の歌人、木下龍也 「天才による 凡人のための短歌教室」 周南出身、初の入門書 |url=https://www.shinshunan.co.jp/news/culture/shunan/202012/002153.html |website=周南・下松・光の地域のニュースを届ける新聞社|新周南新聞社 |access-date=2022-10-15 |language=ja}}</ref><ref>{{Cite web |title=木下龍也 |url=http://www.shintanka.com/shin-ei/kajin/kinoshita-tatsuya |website=新鋭短歌シリーズ |access-date=2022-10-15 |language=ja}}</ref>。雑誌『[[ダ・ヴィンチ]]』の穂村弘選の短歌投稿コーナー「短歌ください」に採用されたことで、新聞やラジオへ投稿するようになる<ref>{{Cite web |title=記事|PARaDE |url=https://theparade.jp/special/detail/ |website=PARaDE |access-date=2022-09-05 |language=ja}}</ref>。2012年には[[現代歌人協会]]主催の第41回全国短歌大会にて大会賞を受賞。2013年、[[東直子]]と[[加藤治郎 (歌人)|加藤治郎]]が監修する[[書肆侃侃房]]の「新鋭短歌シリーズ」から第一歌集『つむじ風、ここにあります』を出版。
[[コピーライター]]志望だったが、[[穂村弘]]の歌集を読んだことをきっかけに[[2011年]]より本格的に作歌を始める<ref>{{Cite web |title=気鋭の歌人、木下龍也 「天才による 凡人のための短歌教室」 周南出身、初の入門書 |url=https://www.shinshunan.co.jp/news/culture/shunan/202012/002153.html |website=周南・下松・光の地域のニュースを届ける新聞社|新周南新聞社 |access-date=2022-10-15 |language=ja}}</ref><ref>{{Cite web |title=木下龍也 |url=http://www.shintanka.com/shin-ei/kajin/kinoshita-tatsuya |website=新鋭短歌シリーズ |access-date=2022-10-15 |language=ja}}</ref>。雑誌『[[ダ・ヴィンチ (雑誌)|ダ・ヴィンチ]]』の穂村弘選の短歌投稿コーナー「短歌ください」に採用されたことで、新聞やラジオへ投稿するようになる<ref>{{Cite web |title=記事|PARaDE |url=https://theparade.jp/special/detail/ |website=PARaDE |access-date=2022-09-05 |language=ja}}</ref>。2012年には[[現代歌人協会]]主催の第41回全国短歌大会にて大会賞を受賞。2013年、[[東直子]]と[[加藤治郎 (歌人)|加藤治郎]]が監修する[[書肆侃侃房]]の「新鋭短歌シリーズ」から第一歌集『つむじ風、ここにあります』を出版。


2018年には[[舞城王太郎]]と[[岡野大嗣]]と共著の『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』を出版し、短歌の書籍では異例の発行部数1万部を記録した<ref>{{Cite web |url=https://www.tokyoartbeat.com/event/2019/4683 |title=『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』展|publisher=[[Tokyo Art Beat]] |accessdate=2020-08-27}}</ref>。
2018年には[[舞城王太郎]]と[[岡野大嗣]]と共著の『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』を出版し、短歌の書籍では異例の発行部数1万部を記録した<ref>{{Cite web |url=https://www.tokyoartbeat.com/event/2019/4683 |title=『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』展|publisher=[[Tokyo Art Beat]] |accessdate=2020-08-27}}</ref>。

2022年12月7日 (水) 22:17時点における版

木下 龍也
(きのした たつや)
誕生 (1988-01-12) 1988年1月12日(36歳)
日本の旗 日本 山口県周南市
職業 歌人
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
ジャンル 短歌
主な受賞歴 全国短歌大会大会賞(2012年)
デビュー作 『つむじ風、ここにあります』(2013年)
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木下 龍也(きのした たつや、1988年1月12日 - )は、日本歌人山口県周南市出身[1]

略歴

コピーライター志望だったが、穂村弘の歌集を読んだことをきっかけに2011年より本格的に作歌を始める[2][3]。雑誌『ダ・ヴィンチ』の穂村弘選の短歌投稿コーナー「短歌ください」に採用されたことで、新聞やラジオへ投稿するようになる[4]。2012年には現代歌人協会主催の第41回全国短歌大会にて大会賞を受賞。2013年、東直子加藤治郎が監修する書肆侃侃房の「新鋭短歌シリーズ」から第一歌集『つむじ風、ここにあります』を出版。

2018年には舞城王太郎岡野大嗣と共著の『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』を出版し、短歌の書籍では異例の発行部数1万部を記録した[5]

2021年にナナロク社から『あなたのための短歌集』を出版。2017年から木下龍也が行っている依頼者への短歌の個人売買『あなたのための短歌一首』を書籍化したものであるため、木下龍也は印税は受け取らないとしている。その収益分はナナロク社が書店に配本した歌集を再買取りして、希望する学校や図書館などに寄贈している[6]

著作

歌集

教本

共著

出演

テレビ

ラジオ

評価

  • 声優河野ひよりが『つむじ風、ここにあります』をお気に入りの歌集として挙げている。
  • ライターのダ・ヴィンチ・恐山によるWebラジオへの常連投稿者だった。恐山からは、自由律詩でずば抜けて面白いものを毎回送ってきてくれたと評されている[8]

脚注

  1. ^ 木下龍也”. 書肆侃侃房. 2019年4月18日閲覧。
  2. ^ 気鋭の歌人、木下龍也 「天才による 凡人のための短歌教室」 周南出身、初の入門書”. 周南・下松・光の地域のニュースを届ける新聞社|新周南新聞社. 2022年10月15日閲覧。
  3. ^ 木下龍也”. 新鋭短歌シリーズ. 2022年10月15日閲覧。
  4. ^ 記事|PARaDE”. PARaDE. 2022年9月5日閲覧。
  5. ^ 『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』展”. Tokyo Art Beat. 2020年8月27日閲覧。
  6. ^ 木下龍也さん「あなたのための短歌集」インタビュー 「あなたへの一首」つむいだ記録|好書好日”. 好書好日. 2022年9月5日閲覧。
  7. ^ 木下龍也(歌人) | 情熱大陸”. MBS 毎日放送. 2022年10月3日閲覧。
  8. ^ 品田遊(ダ・ヴィンチ・恐山) (2022年4月5日). “「癖(へき)と縁(えにし)」2022年4月5日の日記”. note. 2022年6月7日閲覧。

外部リンク