コンテンツにスキップ

「山梨県道24号都留道志線」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
Cewbot (会話 | 投稿記録)
38行目: 38行目:
道坂峠区間は[[1990年代]]初頭は施工も新しく、交通量もさほど多くなかったため、快適な路面・道路環境に置かれていた。しかし、峻険な[[峠|山道]]を登る同所は、急カーブの連続であることから、次第に[[暴走族#違法競走型|違法競走型暴走族]]の[[ローリング族]]やドリフト族が集まることとなった。もっぱら[[二輪車]]は日中、[[四輪車]]は夜間に走行していたらしく、最盛期を誇った[[1993年]]([[平成]]5年)から[[1994年]](平成6年)頃には、二輪車だけでも50台から100台前後の暴走車が違法競争行為に耽るようになった<ref>[[平和出版]]株式会社刊『走り屋バトルマガジン』1993年11号</ref>。
道坂峠区間は[[1990年代]]初頭は施工も新しく、交通量もさほど多くなかったため、快適な路面・道路環境に置かれていた。しかし、峻険な[[峠|山道]]を登る同所は、急カーブの連続であることから、次第に[[暴走族#違法競走型|違法競走型暴走族]]の[[ローリング族]]やドリフト族が集まることとなった。もっぱら[[二輪車]]は日中、[[四輪車]]は夜間に走行していたらしく、最盛期を誇った[[1993年]]([[平成]]5年)から[[1994年]](平成6年)頃には、二輪車だけでも50台から100台前後の暴走車が違法競争行為に耽るようになった<ref>[[平和出版]]株式会社刊『走り屋バトルマガジン』1993年11号</ref>。


それに伴って、自損事故、人身事故も頻発し、[[善意]]の通行者を巻き込む事態となった。また油性スプレーによる路面等への落書き、[[ガードレール]]への落書き、糞尿問題、ゴミ問題、騒音問題も顕在化し、地元警察による交通取締が実施される一方、路面には速度抑制舗装(スピードセーブ工法)が施工された。またダンプカーなど重量車輌の交通量増加による路面への負荷などによって、現在では必ずしも良好な道路環境にあるとは言えないところである。
それに伴って、自損事故、人身事故も頻発し、[[善意]]の通行者を巻き込む事態となった。また油性スプレーによる路面等への落書き、[[防護柵 (道路)|ガードレール]]への落書き、糞尿問題、ゴミ問題、騒音問題も顕在化し、地元警察による交通取締が実施される一方、路面には速度抑制舗装(スピードセーブ工法)が施工された。またダンプカーなど重量車輌の交通量増加による路面への負荷などによって、現在では必ずしも良好な道路環境にあるとは言えないところである。


== 地理 ==
== 地理 ==

2023年3月6日 (月) 22:21時点における版

主要地方道
山梨県道24号標識
山梨県道24号 都留道志線
主要地方道 都留道志線
起点 都留市上谷【北緯35度32分54.2秒 東経138度54分19.2秒 / 北緯35.548389度 東経138.905333度 / 35.548389; 138.905333 (県道24号起点)
終点 南都留郡道志村神地【北緯35度30分39.9秒 東経138度59分59.7秒 / 北緯35.511083度 東経138.999917度 / 35.511083; 138.999917 (県道24号終点)
接続する
主な道路
記法
国道139号
国道413号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

山梨県道24号都留道志線(やまなしけんどう24ごう つるどうしせん)は、山梨県都留市から南都留郡道志村に至る県道主要地方道)である。

概要

都留市から道志村に至る路線である。菅野川の上流へ向かって走り、道坂トンネルを越えて道志村に達する。道坂トンネル付近(道坂峠)は典型的な山道となっており、カーブが連続する。

富士急バスが都留市(谷村町)から道志村月夜野までの路線を設けており経路になっている。

路線データ

全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML

歴史

路線状況

1995年頃の道坂トンネル付近の道路。ローリング族の走行が確認できる。
道坂トンネルより都留方面

道坂峠区間は1990年代初頭は施工も新しく、交通量もさほど多くなかったため、快適な路面・道路環境に置かれていた。しかし、峻険な山道を登る同所は、急カーブの連続であることから、次第に違法競走型暴走族ローリング族やドリフト族が集まることとなった。もっぱら二輪車は日中、四輪車は夜間に走行していたらしく、最盛期を誇った1993年平成5年)から1994年(平成6年)頃には、二輪車だけでも50台から100台前後の暴走車が違法競争行為に耽るようになった[2]

それに伴って、自損事故、人身事故も頻発し、善意の通行者を巻き込む事態となった。また油性スプレーによる路面等への落書き、ガードレールへの落書き、糞尿問題、ゴミ問題、騒音問題も顕在化し、地元警察による交通取締が実施される一方、路面には速度抑制舗装(スピードセーブ工法)が施工された。またダンプカーなど重量車輌の交通量増加による路面への負荷などによって、現在では必ずしも良好な道路環境にあるとは言えないところである。

地理

通過する自治体

交差する道路

沿線にある施設など

脚注

  1. ^ s:道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 - 平成五年五月十一日建設省告示第千二百七十号、建設省
  2. ^ 平和出版株式会社刊『走り屋バトルマガジン』1993年11号

関連項目