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*製作:長澤修一、太田哲夫、[[藤島ジュリー景子|藤島ジュリーK.]]、中村家久、水野道訓、小佐野保、[[髙橋誠 (KDDI)|髙橋誠]]、吉羽治、岩村卓、牧田英之、[[荒波修]] |
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*エグゼクティブプロデューサー:豊島雅郎、福田一平 |
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*プロデューサー:井手陽子 |
*プロデューサー:井手陽子 |
2023年3月12日 (日) 04:55時点における版
『羊の木』(ひつじのき)は、山上たつひこ原作、いがらしみきお作画の漫画。また、それを原作とした実写映画。
漫画
羊の木 | |
---|---|
ジャンル | 青年漫画・サスペンス |
漫画 | |
原作・原案など | 山上たつひこ |
作画 | いがらしみきお |
出版社 | 講談社 |
掲載誌 | イブニング |
レーベル | イブニングKC |
発表号 | 2011年13号 - 2014年9号 |
巻数 | 全5巻 |
話数 | 全41話 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画 |
ポータル | 漫画 |
講談社の雑誌『イブニング』で、2011年13号[1]から2014年9号[2]まで連載された。全41話。2014年、第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門の優秀賞を受賞[3]。
あらすじ
元受刑者を地方都市に移住させるという国の極秘更生プロジェクトで、過去に凶悪犯罪を犯した11人を受け入れることになった魚深市。元受刑者の情報は市民には一切知らされず、魚深市の中で計画を知るのは市長・鳥原秀太郎と、その友人である月末一と大塚武の3人のみだった。
登場人物
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書誌情報
- 山上たつひこ(原作)、いがらしみきお(作画) 『羊の木』 講談社〈イブニングKC〉、全5巻
- 2011年11月22日発売、ISBN 978-4-06-352383-6
- 2012年6月22日発売、ISBN 978-4-06-352420-8
- 2013年1月23日発売、ISBN 978-4-06-352445-1
- 2013年10月23日発売、ISBN 978-4-06-352479-6
- 2014年5月23日発売、ISBN 978-4-06-354515-9
映画
羊の木 | |
---|---|
The Scythian Lamb | |
監督 | 吉田大八 |
脚本 | 香川まさひと |
原作 |
山上たつひこ いがらしみきお |
製作 | 井手陽子 |
製作総指揮 |
豊島雅郎 福田一平 |
出演者 |
錦戸亮 木村文乃 北村一輝 優香 市川実日子 水澤紳吾 田中泯 松田龍平 |
音楽 | 山口龍夫 |
主題歌 |
ニック・ケイヴ・アンド・ザ・バッド・シーズ 「DEATH IS NOT THE END」 |
撮影 | 芦澤明子 |
編集 | 佐藤崇 |
制作会社 | アスミック・エース |
製作会社 | 『羊の木』製作委員会 |
配給 | アスミック・エース |
公開 | 2018年2月3日 |
上映時間 | 126分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 6.2億円[4] |
全国213スクリーンで公開され[8]、2018年2月3、4日の初日2日間で興収1億2,914万7,000円、動員9万5,478人になり、映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第2位となった[9]。映画では、街に移住してくる元受刑者が「6人の元殺人犯」になる[10]等、設定が原作とは大幅に変更された。
第22回釜山国際映画祭「キム・ジソク賞」[11]、トロント日本映画祭2018「審査員賞最優秀賞」[12]受賞作品。
あらすじ(実写映画)
過疎化の進む富山県魚深市で、地方都市に元受刑者を移住させるという国の極秘更生プロジェクトを行う。6人の元受刑者を順番に迎えに行く月末一(錦戸亮)は、彼らがどこか普通ではないことに気づく。彼らが元殺人犯であることを聞かされた月末は魚深で暮らす彼らを見守っていくが、周囲では徐々に彼らの過去が明かされていく。
キャスト
- 月末一(つきすえ はじめ)
- 演 - 錦戸亮[6][7]
- 富山県魚深市の職員。課長からの指示で元受刑者の受入れを担当することになる。バンドが趣味で、ベースを担当する。密かに文に想いを寄せている。
- 石田文(いしだ あや)
- 演 - 木村文乃[6][7]
- 一が思いを寄せる同級生。バンド仲間でもあり、ギターを担当する。千葉県で医療事務の仕事をしていたが、地元の魚深市に戻ってスナックに勤める。
- 杉山勝志(すぎやま かつし)〈44〉
- 演 - 北村一輝[6][7]
- 元受刑者。傲慢で粗暴な釣り船屋。傷害致死、懲役8年。アウトローの世界にいたためか勘が鋭く、宮腰が同じ元受刑者であることや、目黒が復讐のために人探しをしていることを即座に見抜く。
- 太田理江子(おおた りえこ)〈37〉
- 演 - 優香[6][7]
- 元受刑者。介護士。夫とセックス中に勢い余って絞殺してしまう。殺人、懲役7年。恋愛体質で、介護施設に入っていた一の父親・亮介と恋仲になる。
- 栗本清美(くりもと きよみ)〈35〉
- 演 - 市川実日子[6][7]
- 元受刑者。人見知りの清掃員。酒乱でDVの彼氏を殺してしまう。殺人、懲役6年。
- 福元宏喜(ふくもと ひろき)〈39〉
- 演 - 水澤紳吾[6][7]
- 元受刑者。気弱な理髪師。職場のいじめに耐えかねて上司を殺してしまう。殺人、懲役7年。酒乱で、祭りで大暴れをしたことで元受刑者同士の接点を作ることになる。
- 大野克美(おおの かつみ)〈70〉
- 演 - 田中泯[6][7]
- 元受刑者。寡黙なクリーニング屋。元暴力団員で、顔に傷がある。殺人、懲役18年。
- 宮腰一郎(みやこし いちろう)〈32〉
- 演 - 松田龍平[6][7]
- 元受刑者。宅配業者。街で因縁をつけられ逆に殺してしまい、過剰防衛と認定される。傷害致死、懲役1年6か月。一と初対面から妙に心を開いており、過去の罪状を打ち明けたりギターを始めたりするなど友人関係を築こうとする。
- 雨森辰夫(あめもり たつお)
- 演 - 中村有志[13]
- 福元の働く理髪店の店主。元受刑者で、前科を知ったうえで福元を受け入れる。
- 内藤朝子(ないとう あさこ)
- 演 - 安藤玉恵[13]
- クリーニング屋店主。市役所に頼まれ大野を渋々受け入れる。
- 田代翔太(たしろ しょうた)
- 演 - 細田善彦[13]
- 一が勤める市役所の後輩。元受刑者の受け入れプロジェクトのことを偶然知ってしまい、好奇心から元受刑者たちのことを調べ始める。
- 月末亮介(つきすえ りょうすけ)
- 演 - 北見敏之[13]
- 一の父親。理江子が勤める介護施設に入居しており、理江子と恋仲になる。
- 須藤勇雄(すとう いさお)
- 演 - 松尾諭[13]
- 一の同級生。一と文のバンド仲間で、ドラムを担当。家庭が忙しくなり、バンドをやめたがっている。
- 志村妙子(しむら たえこ)
- 演 - 山口美也子
- 一の叔母。亮介と理江子の関係を良く思っていない。
- 神崎良作
- 演 - 鈴木晋介
- 市役所の課長。一の上司。一に元受刑者を市に移住させる極秘更生プロジェクトを担当するように指示する。
- 目黒厚
- 演 - 深水三章[注 1]
- 息子と関わりのあった宮腰を探しに魚深市に来る。
- その他のキャスト
- 演 - 川瀬陽太、白神允、中沢青六、村上和成、江原政一、大矢敬典、西山清孝、中野剛、鈴木隆仁、山口尚子、白川朝海、船崎良、渡邉蒼、大智、三宅希空、川上凛子、安藤結埜[15]
スタッフ
- 原作:山上たつひこ、いがらしみきお「羊の木」(講談社イブニング#イブニングKC刊)
- 監督:吉田大八
- 脚本:香川まさひと
- 音楽:山口龍夫
- 主題歌:ニック・ケイヴ・アンド・ザ・バッド・シーズ「DEATH IS NOT THE END」
- 製作:長澤修一、太田哲夫、藤島ジュリーK.、中村家久、水野道訓、小佐野保、髙橋誠、吉羽治、岩村卓、牧田英之、荒波修
- エグゼクティブプロデューサー:豊島雅郎、福田一平
- プロデューサー:井手陽子
- アソシエイトプロデューサー:青村麻実、橋本竜太
- 撮影:芦澤明子
- 照明:永田英則、志村昭裕
- 美術:安宅紀史
- 録音:石寺健一
- 助監督:甲斐聖太郎
- 編集:佐藤崇
- 整音:矢野正人
- 装飾:山本直輝
- 衣装:小里幸子
- ヘアメイク:酒井夢月
- スクリプター:工藤みずほ
- 制作担当:坪井力
- キャスティングプロデューサー:坪井あすみ
- ラインプロデューサー:榊田茂樹
- VFXプロデューサー:小坂一順
- VFXスーパーバイザー:白石哲也
- 音楽プロデューサー:緑川徹、濱野睦美
- 宣伝プロデューサー:笹部優子、中澤淳二
- 配給・制作:アスミック・エース
- 制作協力:ギークサイト
- 製作:『羊の木』製作委員会(アスミック・エース、テレビ東京、ジェイ・ストーム、住友商事、ソニー・ミュージックエンタテインメント、ギークピクチュアズ、KDDI、講談社、テレビ大阪、ニッポン放送、朝日新聞社、GYAO)
映画祭
受賞
出品
関連商品
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脚注
注釈
出典
- ^ “大御所タッグ実現、山上たつひこ×いがらしみきお新連載”. コミックナタリー (ナターシャ). (2011年6月14日) 2018年2月11日閲覧。
- ^ “イブニングに田島隆×尾野真千子のがんぼ対談、羊の木は完結”. コミックナタリー (ナターシャ). (2014年4月8日) 2018年2月11日閲覧。
- ^ “第18回メディア芸術祭マンガ部門大賞は近藤ようこ「五色の舟」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2014年11月28日) 2018年2月11日閲覧。
- ^ 『キネマ旬報』2019年3月下旬特別号 p.41
- ^ “関ジャニ・錦戸亮主演『羊の木』来年2・3公開決定 初映像が解禁”. ORICON NEWS. (2017年9月19日) 2022年8月21日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i “錦戸亮主演×吉田大八監督「羊の木」映画化! 共演に木村文乃、松田龍平、市川実日子”. 映画ナタリー. (2016年9月23日) 2022年8月21日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i “関ジャニ・錦戸、2018年公開作で初サスペンス挑戦 吉田大八監督『羊の木』”. ORICON NEWS. (2016年9月23日) 2022年8月21日閲覧。
- ^ “【国内映画ランキング】「祈りの幕が下りる時」2週連続トップ堅守”. 映画.com (2018年2月6日). 2018年2月11日閲覧。
- ^ “阿部寛『祈りの幕が下りる時』V2!『羊の木』2位デビュー”. シネマトゥデイ (2018年2月6日). 2018年2月11日閲覧。
- ^ “羊の木 インタビュー : 錦戸亮×吉田大八監督、現場で築き上げた信頼関係”. 映画.com (2018年2月2日). 2018年2月11日閲覧。
- ^ a b “吉田大八「羊の木」が釜山映画祭でキム・ジソク賞を獲得、「本当にラッキー」”. 映画ナタリー. (2017年10月22日) 2022年8月21日閲覧。
- ^ a b c “錦戸亮「せっかくなので飲みながら」、吉田大八と居酒屋で「羊の木」鑑賞”. 映画ナタリー. (2018年7月13日) 2022年8月21日閲覧。
- ^ a b c d e “松尾諭、吉田大八監督最新作『羊の木』出演決定 錦戸亮演じる主人公の同級生役に”. リアルサウンド. (2017年11月18日) 2022年8月21日閲覧。
- ^ “深水三章さん死去、錦戸亮主演「羊の木」が遺作作品”. 日刊スポーツ. (2018年1月3日) 2021年4月10日閲覧。
- ^ “羊の木 : 作品情報”. 映画.com. 2018年2月11日閲覧。
- ^ “錦戸亮×吉田大八「羊の木」特報、松田龍平ら演じる6人の元殺人犯が登場”. 映画ナタリー. (2017年9月19日) 2022年8月21日閲覧。
- ^ “「羊の木」吉田大八が釜山へ、錦戸亮の"普通の人を演じる天才的な能力"を絶賛”. 映画ナタリー. (2017年10月15日) 2022年8月21日閲覧。
- ^ “「羊の木」錦戸亮が英語で映画をアピール「死ぬほど緊張しました」”. コミックナタリー. (2018年2月1日) 2022年8月21日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 講談社
- 映画
- 映画『羊の木』公式サイト
- 映画『羊の木』公式 (@eigahitsujinoki) - X(旧Twitter)
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