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「K3リーグ」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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'''K3リーグ'''({{lang-ko-short|K3리그}})は、[[大韓民国]]の[[セミプロフェッショナルスポーツ|セミプロ]][[サッカー]]リーグである。[[韓国サッカーのリーグ構成]]では3部に相当する。プロサッカーリーグのKリーグ([[Kリーグ1]]と[[Kリーグ2]])は韓国プロサッカー連盟によって運営が行われるが、K3リーグと[[K4リーグ]]は[[大韓サッカー協会]] (KFA) によって運営される。なお、[[Kリーグ2]]とK3リーグの間での昇降格は行われていないが、2024年3月28日に大韓サッカー協会と韓国プロサッカー連盟が2026年シーズンから昇降格を導入することで合意したことが発表されている<ref>{{cite web | title=News: Korean football pyramid to open up fully from 2026 | url=https://www.kleagueunited.com/2024/03/news-korean-football-pyramid-to-open-up.html | publisher=K League United | author=Paul Neat | date=2024-03-28 | accessdate=2024-12-14}}</ref><ref>{{cite web | title=プロとセミプロ、アマチュアを合わせた大韓民国成人サッカーの昇降制が本格的に施行される。 | url=https://www.mk.co.kr/jp/sports/10976502 | publisher=[[毎日経済新聞]] | author=ミン・ジュング | date=2024-03-28 | accessdate=2024-12-14}}</ref><ref>{{cite web | title=韓国サッカー界が大幅改革へ!2027年より“プロ・セミプロ”間の昇格・降格制度などを実施 | url=https://sportsseoulweb.jp/sports_topic/id=92441 | publisher=[[スポーツソウル]]日本版 | date=2024-03-28 | accessdate=2024-12-14}}</ref>。
'''K3リーグ'''({{lang-ko-short|K3리그}})は、[[大韓民国]]の[[セミプロフェッショナルスポーツ|セミプロ]][[サッカー]]リーグである。[[韓国サッカーのリーグ構成]]では3部に相当する。プロサッカーリーグのKリーグ([[Kリーグ1]]と[[Kリーグ2]])は韓国プロサッカー連盟によって運営が行われるが、K3リーグと[[K4リーグ]]は[[大韓サッカー協会]] (KFA) によって運営される。なお、[[Kリーグ2]]とK3リーグの間での昇降格は行われていないが、2024年3月28日に大韓サッカー協会と韓国プロサッカー連盟が2026年シーズンから昇降格を導入することで合意したことが発表されている<ref>{{cite web | title=News: Korean football pyramid to open up fully from 2026 | url=https://www.kleagueunited.com/2024/03/news-korean-football-pyramid-to-open-up.html | publisher=K League United | author=Paul Neat | date=2024-03-28 | accessdate=2024-12-14}}</ref><ref>{{cite web | title=プロとセミプロ、アマチュアを合わせた大韓民国成人サッカーの昇降制が本格的に施行される。 | url=https://www.mk.co.kr/jp/sports/10976502 | publisher=[[毎日経済新聞]] | author=ミン・ジュング | date=2024-03-28 | accessdate=2024-12-14}}</ref><ref>{{cite web | title=韓国サッカー界が大幅改革へ!2027年より“プロ・セミプロ”間の昇格・降格制度などを実施 | url=https://sportsseoulweb.jp/sports_topic/id=92441 | publisher=[[スポーツソウル]]日本版 | date=2024-03-28 | accessdate=2024-12-14}}</ref>。
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1964年に{{仮リンク|全国実業サッカー連盟戦|ko|전국실업축구연맹전}}が発足し、2003年にセミプロリーグの[[ナショナルリーグ (韓国)|ナショナルリーグ]](Nリーグ)に改組された。2007年にはNリーグの下にアマチュアリーグとして[[K3リーグ (2007–2019)|K3リーグ]]を創設したが、2013年にKリーグが2部構成になり、Nリーグが3部相当、K3リーグが4部相当となった。
1964年に{{仮リンク|全国実業サッカー連盟戦|ko|전국실업축구연맹전}}が発足し、2003年にセミプロリーグの[[ナショナルリーグ (韓国)|ナショナルリーグ]](Nリーグ)に改組された。2007年にはNリーグの下にアマチュアリーグとして[[K3リーグ (2007–2019)|K3リーグ]]を創設したが、2013年にKリーグが2部構成になり、Nリーグが3部相当、K3リーグが4部相当となった。


2016年から大韓サッカー協会はNリーグ及びK3リーグの再編に着手し<ref>{{cite web | title=아마추어리그, 디비전 시스템 추진...2020년까지 4부 리그 확대 | url=https://sports.news.naver.com/news.nhn?oid=413&aid=0000027218 | publisher=[[ネイバー|ネイバースポーツ]] |language={{ISO639言語名|ko}} | date=2015-12-23 | accessdate=2021-09-01}}</ref>、2017年にK3リーグがアドバンスとベーシックの2部構成(4部相当および5部相当)になって昇降格制度を導入された。さらに2019年シーズン終了後にリブランディングが行われ、それまでのNリーグとK3リーグアドバンスが廃止されて、新たに3部相当のセミプロリーグとなる新K3リーグが創設された。また、K3リーグベーシックも4部相当のセミプロリーグとなるK4リーグに置き換えられた。
2016年から大韓サッカー協会はNリーグ及びK3リーグの再編に着手し<ref>{{cite web | title=아마추어리그, 디비전 시스템 추진...2020년까지 4부 리그 확대 | url=https://sports.news.naver.com/news.nhn?oid=413&aid=0000027218 | publisher=[[ネイバー|ネイバースポーツ]] |language={{ISO639言語名|ko}} | date=2015-12-23 | accessdate=2021-09-01}}</ref>、2017年にK3リーグがアドバンスとベーシックの2部構成(4部相当および5部相当)になって昇降格制度を導入された。さらに2019年シーズン終了後にリブランディングが行われ、それまでのNリーグとK3リーグアドバンスが廃止されて、新たに3部相当のセミプロリーグとなる新K3リーグが創設された。また、K3リーグベーシックも4部相当のセミプロリーグとなるK4リーグに置き換えられた。新K3リーグは2017年から2019年までのK3リーグアドバンスとK3リーグベーシックと同様に、K3リーグと[[K4リーグ]]の間で昇降格が行われる


== 大会形式 ==
新K3リーグは2017年から2019年までのK3リーグアドバンスとK3リーグベーシックと同様に、K3リーグと[[K4リーグ]]の間で昇降格が行われる。16クラブによってリーグ戦が行われ、下位2クラブがK4リーグに自動降格する他、14位のクラブがK4リーグの昇格プレーオフ勝者と入れ替え戦を行う。その一方で上位4クラブが優勝プレーオフに進み、1回戦で3位と4位のクラブが対戦、その勝者が2回戦で2位のクラブと対戦、さらにその勝者が決勝戦で1位のクラブと対戦する。
16チームが2回総当たり(ホームアンドアウェー)で対戦してリーグ戦を争い、下位2チームがK4リーグに自動降格し、14位のチームがK4リーグの昇格プレーオフ勝者との入れ替え戦に臨む。ただし、クラブの解散やKリーグ入会などで降格条件が変わったり15チームで争うシーズンがいくつも生じている。

=== 2020年 ===
旧Nリーグの8チーム、旧K3リーグアドバンスの6チーム、旧K3リーグベーシックの2チームが新K3リーグに参入し、最初のシーズンが開催された。2020年シーズンは[[新型コロナウイルス感染症の世界的流行 (2019年-)|COVID-19パンデミック]]の影響もあって試合数が少なくなり、16チームが1回総当たりで対戦(1-15節、どちらかのホームで1試合)した後、上位8チームと下位8チームの2グループに分かれて1回総当たりで対戦する形式になった(16-22節、どちらかのホームで1試合)。リーグの上位4チームは優勝プレーオフに進み、1回戦で3位と4位のチームが対戦、その勝者が2回戦で2位のチームと対戦、さらにその勝者が決勝戦で1位のチームと対戦する。一方、リーグの下位2チームは[[K4リーグ]]に自動降格し、14位のチームはK4リーグの昇格プレーオフ勝者と入れ替え戦に臨むことになった。

=== 2021年 ===
2021年シーズンは{{仮リンク|慶州市民FC|ko|경주시민축구단}}の活動停止により15チームによってリーグ戦が行われることになった。前シーズンに行われていたリーグスプリットシステムは廃止され、15チームが2回総当りで対戦する形式に改られた(1-28節、ホームアンドアウェー)。上位4チームによって優勝プレーオフが行われた結果、Kリーグ入会が決まった[[金浦FC]]が優勝し、K3王者のタイトルを提げて翌年の[[Kリーグ2]]に臨むことになった。一方、自動降格は最下位のチームのみとなり、さらに金浦FCのKリーグ入会により14位のチームは入れ替え戦を戦うことなく残留となった。この結果、給与未払い問題で勝ち点20の剥奪処分を受けた{{仮リンク|平沢シチズンFC|ko|평택 시티즌 FC}}が最下位となってK4リーグ降格が決定した<ref>{{cite web | title=포천시민축구단 K4리그 우승…2위 시흥과 K3리그 승격 | url=https://www.mk.co.kr/news/sports/view/2021/11/1053382/ | publisher=[[毎日経済新聞]] | date=2021-11-06 | accessdate=2021-11-15}}</ref>。

=== 2022年 ===
再び16チームによってリーグ戦が行われることになった。このシーズンから優勝プレーオフが廃止されることになり、2回総当たり形式で行われるリーグ戦のみで順位が決定するシステムになった<ref>{{cite web | title=K3·K4리그 26일 개막...프로구단 B팀도 K4에 4팀 참가 | url=https://www.kfa.or.kr/layer_popup/popup_live.php?act=news_tv_detail&idx=24068&div_code=news&check_url=bGF5ZXI=&lang=KOR | publisher=[[大韓サッカー協会]] | language=[[朝鮮語|韓国語]] | date=2022-02-25 | accessdate=2024-12-16}}</ref>。前年に続いてリーグ10位の[[天安シティFC]]とリーグ14位の[[忠北清州FC|清州FC]]がKリーグ入会の承認を受けて翌年の[[Kリーグ2]]参入が決まったため、最下位のチームのみが自動降格となる。

=== 2023年 ===
K4リーグからの昇格が2チーム、K4リーグへの降格が1チームとなり、さらに2チームがKリーグ2に参入した結果、2023年シーズンは1チーム少ない15チームで争われることになった。そのため、最下位のチームが自動降格し、14位のチームはK4リーグの昇格プレーオフ勝者との入れ替え戦に臨むことになった。

=== 2024年 ===
16チームで争われた。[[大邱FC|大邱FC B]]がKリーグクラブのリザーブチームとして初めてK3リーグ昇格を果たしたが、最下位に沈んで1年でK4リーグへ逆戻りする結果となった。なお、K4リーグで[[大田ハナシチズン|大田ハナシチズンB]]が2位に食い込んだものの2024年シーズン限りで解散を決めたため、自動降格は1チームのみとなり、K3リーグの15位はK4リーグの昇格プレーオフ勝者との入れ替え戦を戦うことになった。

=== 2025年 ===
[[華城FC]]がKリーグ2に参入するため、1チーム少ない15チームで争われる。


なお、2021年シーズンは{{仮リンク|慶州市民FC|ko|경주시민축구단}}の活動停止により15クラブによってリーグ戦が行われた。のため自動降格は最下位のクラブのみとなり、さらに[[金浦FC]][[Kリーグ2]]参が決まったため、14位のクラブは入れ替え戦を戦うことなく残留となった。この結果、給与未払い問題で勝ち点20の剥奪処分を受けた{{仮リンク|平沢シチズンFC|ko|평택 시티즌 FC}}が最下位となってK4リーグ降格が決定した<ref>{{cite web | title=포천시민축구단 K4리그 우승…2위 시흥과 K3리그 승격 | url=https://www.mk.co.kr/news/sports/view/2021/11/1053382/ | publisher=[[毎日経済新聞]] | date=2021-11-06 | accessdate=2021-11-15}}</ref>。


== 参加クラブ ==
== 参加クラブ ==
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|+2021年の参加クラブ
|+2025年の参加クラブ
!クラブ名!!ホームタウン!!創立年
!クラブ名!!ホームタウン!!創立年
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|[[釜山交通公社FC]]||[[釜山広域市]]||2006年
|[[釜山交通公社FC]]||[[釜山広域市]]||2006年
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|{{仮リンク|昌原市庁FC|ko|충주시민축구단}}||[[昌原市]]||2005年
|{{仮リンク|昌原FC|ko|창원 FC}}||[[昌原市]]||2005年
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|{{仮リンク|天安市FC|ko|천안시 축구단}}||[[天安市]]||2008
|{{仮リンク|春川FC|ko|춘천시민축구단}}||[[春川市]]||2009
|-
|{{仮リンク|州FC|ko|청주 FC}}||[[州市]]||2002
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|[[大田コレイル]]||[[大田広域市]]||1943年
|[[大田コレイル]]||[[大田広域市]]||1943年
51行目: 67行目:
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|{{仮リンク|金海市民FC|ko|김해시청 축구단}}||[[金海市]]||2007年
|{{仮リンク|金海市民FC|ko|김해시청 축구단}}||[[金海市]]||2007年
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|[[金浦FC]]||[[金浦市]]||2013年
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|[[慶州韓国水力原子力FC]]||[[慶州市]]||1945年
|[[慶州韓国水力原子力FC]]||[[慶州市]]||1945年
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|{{仮リンク|FC木浦|ko|FC 목포}}||[[木浦市]]||2009年
|{{仮リンク|FC木浦|ko|FC 목포}}||[[木浦市]]||2009年
62行目: 76行目:
|{{仮リンク|坡州市民FC|ko|파주시민축구단}}||[[坡州市]]||2012年
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|{{仮リンク|州FC|ko|여주 FC}}||[[州市]]||2017
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|}


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!年!!優勝クラブ!!準優勝クラブ
!年!!優勝クラブ!!準優勝クラブ
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|2020||{{仮リンク|金海市FC|ko|김해시청 축구단}}||[[慶州韓国水力原子力FC]]
|2020||{{仮リンク|金海市FC|ko|김해시청 축구단}}||[[慶州韓国水力原子力FC]]
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|2021||[[金浦FC]]||[[天安シティFC]]
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|2022||{{仮リンク|昌原FC|ko|창원 FC}}||{{仮リンク|坡州市民FC|ko|파주시민축구단}}
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|-
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[[Category:韓国のサッカーリーグ]]
[[Category:韓国のサッカーリーグ|K3りく]]

2024年12月16日 (月) 14:20時点における版

K3リーグ
加盟国 大韓民国の旗 韓国
大陸連盟 AFC
創立 2020
参加クラブ 16
リーグレベル 第3部
下位リーグ K4リーグ
国内大会 韓国FAカップ
最新優勝クラブ 始興シティFC朝鮮語版 (2024)
2025

K3リーグ: K3리그)は、大韓民国セミプロサッカーリーグである。韓国サッカーのリーグ構成では3部に相当する。プロサッカーリーグのKリーグ(Kリーグ1Kリーグ2)は韓国プロサッカー連盟によって運営が行われるが、K3リーグとK4リーグ大韓サッカー協会 (KFA) によって運営される。なお、Kリーグ2とK3リーグの間での昇降格は行われていないが、2024年3月28日に大韓サッカー協会と韓国プロサッカー連盟が2026年シーズンから昇降格を導入することで合意したことが発表されている[1][2][3]

概要

1964年に全国実業サッカー連盟戦朝鮮語版が発足し、2003年にセミプロリーグのナショナルリーグ(Nリーグ)に改組された。2007年にはNリーグの下にアマチュアリーグとしてK3リーグを創設したが、2013年にKリーグが2部構成になり、Nリーグが3部相当、K3リーグが4部相当となった。

2016年から大韓サッカー協会はNリーグ及びK3リーグの再編に着手し[4]、2017年にK3リーグがアドバンスとベーシックの2部構成(4部相当および5部相当)になって昇降格制度を導入された。さらに2019年シーズン終了後にリブランディングが行われ、それまでのNリーグとK3リーグアドバンスが廃止されて、新たに3部相当のセミプロリーグとなる新K3リーグが創設された。また、K3リーグベーシックも4部相当のセミプロリーグとなるK4リーグに置き換えられた。新K3リーグは2017年から2019年までのK3リーグアドバンスとK3リーグベーシックと同様に、K3リーグとK4リーグの間で昇降格が行われる。

大会形式

16チームが2回総当たり(ホームアンドアウェー)で対戦してリーグ戦を争い、下位2チームがK4リーグに自動降格し、14位のチームがK4リーグの昇格プレーオフ勝者との入れ替え戦に臨む。ただし、クラブの解散やKリーグ入会などで降格条件が変わったり15チームで争うシーズンがいくつも生じている。

2020年

旧Nリーグの8チーム、旧K3リーグアドバンスの6チーム、旧K3リーグベーシックの2チームが新K3リーグに参入し、最初のシーズンが開催された。2020年シーズンはCOVID-19パンデミックの影響もあって試合数が少なくなり、16チームが1回総当たりで対戦(1-15節、どちらかのホームで1試合)した後、上位8チームと下位8チームの2グループに分かれて1回総当たりで対戦する形式になった(16-22節、どちらかのホームで1試合)。リーグの上位4チームは優勝プレーオフに進み、1回戦で3位と4位のチームが対戦、その勝者が2回戦で2位のチームと対戦、さらにその勝者が決勝戦で1位のチームと対戦する。一方、リーグの下位2チームはK4リーグに自動降格し、14位のチームはK4リーグの昇格プレーオフ勝者と入れ替え戦に臨むことになった。

2021年

2021年シーズンは慶州市民FC朝鮮語版の活動停止により15チームによってリーグ戦が行われることになった。前シーズンに行われていたリーグのスプリットシステムは廃止され、15チームが2回総当たりで対戦する形式に改められた(1-28節、ホームアンドアウェー)。上位4チームによって優勝プレーオフが行われた結果、Kリーグ入会が決まった金浦FCが優勝し、K3王者のタイトルを提げて翌年のKリーグ2に臨むことになった。一方、自動降格は最下位のチームのみとなり、さらに金浦FCのKリーグ入会により14位のチームは入れ替え戦を戦うことなく残留となった。この結果、給与未払い問題で勝ち点20の剥奪処分を受けた平沢シチズンFC朝鮮語版が最下位となってK4リーグ降格が決定した[5]

2022年

再び16チームによってリーグ戦が行われることになった。このシーズンから優勝プレーオフが廃止されることになり、2回総当たり形式で行われるリーグ戦のみで順位が決定するシステムになった[6]。前年に続いてリーグ10位の天安シティFCとリーグ14位の清州FCがKリーグ入会の承認を受けて翌年のKリーグ2参入が決まったため、最下位のチームのみが自動降格となる。

2023年

K4リーグからの昇格が2チーム、K4リーグへの降格が1チームとなり、さらに2チームがKリーグ2に参入した結果、2023年シーズンは1チーム少ない15チームで争われることになった。そのため、最下位のチームが自動降格し、14位のチームはK4リーグの昇格プレーオフ勝者との入れ替え戦に臨むことになった。

2024年

16チームで争われた。大邱FC BがKリーグクラブのリザーブチームとして初めてK3リーグ昇格を果たしたが、最下位に沈んで1年でK4リーグへ逆戻りする結果となった。なお、K4リーグで大田ハナシチズンBが2位に食い込んだものの2024年シーズン限りで解散を決めたため、自動降格は1チームのみとなり、K3リーグの15位はK4リーグの昇格プレーオフ勝者との入れ替え戦を戦うことになった。

2025年

華城FCがKリーグ2に参入するため、1チーム少ない15チームで争われる。


参加クラブ

2025年の参加クラブ
クラブ名 ホームタウン 創立年
釜山交通公社FC 釜山広域市 2006年
昌原FC朝鮮語版 昌原市 2005年
春川FC朝鮮語版 春川市 2009年
大田コレイル 大田広域市 1943年
江陵市庁FC朝鮮語版 江陵市 1999年
金海市民FC朝鮮語版 金海市 2007年
慶州韓国水力原子力FC 慶州市 1945年
全北現代モータースB朝鮮語版 全州市 2022年
FC木浦朝鮮語版 木浦市 2009年
坡州市民FC朝鮮語版 坡州市 2012年
抱川市民FC朝鮮語版 抱川市 2017年
始興シティFC朝鮮語版 始興市 2015年
蔚山市民FC朝鮮語版 蔚山広域市 2019年
楊平FC朝鮮語版 楊平郡 2015年
驪州FC朝鮮語版 驪州市 2017年

歴代優勝クラブ

優勝クラブ 準優勝クラブ
2020 金海市庁FC朝鮮語版 慶州韓国水力原子力FC
2021 金浦FC 天安シティFC
2022 昌原FC朝鮮語版 坡州市民FC朝鮮語版
2023 華城FC FC木浦朝鮮語版
2024 始興シティFC朝鮮語版 華城FC

出典

外部リンク