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'''K3リーグ'''({{lang-ko-short|K3리그}})は、[[大韓民国]]の[[セミプロフェッショナルスポーツ|セミプロ]][[サッカー]]リーグである。[[韓国サッカーのリーグ構成]]では3部に相当する。プロサッカーリーグのKリーグ([[Kリーグ1]]と[[Kリーグ2]])は韓国プロサッカー連盟によって運営が行われるが、K3リーグと[[K4リーグ]]は[[大韓サッカー協会]] (KFA) によって運営される。なお、[[Kリーグ2]]とK3リーグの間での昇降格は行われていないが、2024年3月28日に大韓サッカー協会と韓国プロサッカー連盟が2026年シーズンから昇降格を導入することで合意したことが発表されている<ref>{{cite web | title=News: Korean football pyramid to open up fully from 2026 | url=https://www.kleagueunited.com/2024/03/news-korean-football-pyramid-to-open-up.html | publisher=K League United | author=Paul Neat | date=2024-03-28 | accessdate=2024-12-14}}</ref><ref>{{cite web | title=プロとセミプロ、アマチュアを合わせた大韓民国成人サッカーの昇降制が本格的に施行される。 | url=https://www.mk.co.kr/jp/sports/10976502 | publisher=[[毎日経済新聞]] | author=ミン・ジュング | date=2024-03-28 | accessdate=2024-12-14}}</ref><ref>{{cite web | title=韓国サッカー界が大幅改革へ!2027年より“プロ・セミプロ”間の昇格・降格制度などを実施 | url=https://sportsseoulweb.jp/sports_topic/id=92441 | publisher=[[スポーツソウル]]日本版 | date=2024-03-28 | accessdate=2024-12-14}}</ref>。 |
'''K3リーグ'''({{lang-ko-short|K3리그}})は、[[大韓民国]]の[[セミプロフェッショナルスポーツ|セミプロ]][[サッカー]]リーグである。[[韓国サッカーのリーグ構成]]では3部に相当する。プロサッカーリーグのKリーグ([[Kリーグ1]]と[[Kリーグ2]])は韓国プロサッカー連盟によって運営が行われるが、K3リーグと[[K4リーグ]]は[[大韓サッカー協会]] (KFA) によって運営される。なお、[[Kリーグ2]]とK3リーグの間での昇降格は行われていないが、2024年3月28日に大韓サッカー協会と韓国プロサッカー連盟が2026年シーズンから昇降格を導入することで合意したことが発表されている<ref>{{cite web | title=News: Korean football pyramid to open up fully from 2026 | url=https://www.kleagueunited.com/2024/03/news-korean-football-pyramid-to-open-up.html | publisher=K League United | author=Paul Neat | date=2024-03-28 | accessdate=2024-12-14}}</ref><ref>{{cite web | title=プロとセミプロ、アマチュアを合わせた大韓民国成人サッカーの昇降制が本格的に施行される。 | url=https://www.mk.co.kr/jp/sports/10976502 | publisher=[[毎日経済新聞]] | author=ミン・ジュング | date=2024-03-28 | accessdate=2024-12-14}}</ref><ref>{{cite web | title=韓国サッカー界が大幅改革へ!2027年より“プロ・セミプロ”間の昇格・降格制度などを実施 | url=https://sportsseoulweb.jp/sports_topic/id=92441 | publisher=[[スポーツソウル]]日本版 | date=2024-03-28 | accessdate=2024-12-14}}</ref>。 |
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1964年に{{仮リンク|全国実業サッカー連盟戦|ko|전국실업축구연맹전}}が発足し、2003年にセミプロリーグの[[ナショナルリーグ (韓国)|ナショナルリーグ]](Nリーグ)に改組された。2007年にはNリーグの下にアマチュアリーグとして[[K3リーグ (2007–2019)|K3リーグ]]を創設したが、2013年にKリーグが2部構成になり、Nリーグが3部相当、K3リーグが4部相当となった。 |
1964年に{{仮リンク|全国実業サッカー連盟戦|ko|전국실업축구연맹전}}が発足し、2003年にセミプロリーグの[[ナショナルリーグ (韓国)|ナショナルリーグ]](Nリーグ)に改組された。2007年にはNリーグの下にアマチュアリーグとして[[K3リーグ (2007–2019)|K3リーグ]]を創設したが、2013年にKリーグが2部構成になり、Nリーグが3部相当、K3リーグが4部相当となった。 |
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2016年から大韓サッカー協会はNリーグ及びK3リーグの再編に着手し<ref>{{cite web | title=아마추어리그, 디비전 시스템 추진...2020년까지 4부 리그 확대 | url=https://sports.news.naver.com/news.nhn?oid=413&aid=0000027218 | publisher=[[ネイバー|ネイバースポーツ]] |language={{ISO639言語名|ko}} | date=2015-12-23 | accessdate=2021-09-01}}</ref>、2017年にK3リーグがアドバンスとベーシックの2部構成(4部相当および5部相当)になって昇降格制度を導入された。さらに2019年シーズン終了後にリブランディングが行われ、それまでのNリーグとK3リーグアドバンスが廃止されて、新たに3部相当のセミプロリーグとなる新K3リーグが創設された。また、K3リーグベーシックも4部相当のセミプロリーグとなるK4リーグに置き換えられた。 |
2016年から大韓サッカー協会はNリーグ及びK3リーグの再編に着手し<ref>{{cite web | title=아마추어리그, 디비전 시스템 추진...2020년까지 4부 리그 확대 | url=https://sports.news.naver.com/news.nhn?oid=413&aid=0000027218 | publisher=[[ネイバー|ネイバースポーツ]] |language={{ISO639言語名|ko}} | date=2015-12-23 | accessdate=2021-09-01}}</ref>、2017年にK3リーグがアドバンスとベーシックの2部構成(4部相当および5部相当)になって昇降格制度を導入された。さらに2019年シーズン終了後にリブランディングが行われ、それまでのNリーグとK3リーグアドバンスが廃止されて、新たに3部相当のセミプロリーグとなる新K3リーグが創設された。また、K3リーグベーシックも4部相当のセミプロリーグとなるK4リーグに置き換えられた。新K3リーグは2017年から2019年までのK3リーグアドバンスとK3リーグベーシックと同様に、K3リーグと[[K4リーグ]]の間で昇降格が行われる。 |
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== 大会形式 == |
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新K3リーグは2017年から2019年までのK3リーグアドバンスとK3リーグベーシックと同様に、K3リーグと[[K4リーグ]]の間で昇降格が行われる。16クラブによってリーグ戦が行われ、下位2クラブがK4リーグに自動降格する他、14位のクラブがK4リーグの昇格プレーオフ勝者と入れ替え戦を行う。その一方で上位4クラブが優勝プレーオフに進み、1回戦で3位と4位のクラブが対戦、その勝者が2回戦で2位のクラブと対戦、さらにその勝者が決勝戦で1位のクラブと対戦する。 |
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16チームが2回総当たり(ホームアンドアウェー)で対戦してリーグ戦を争い、下位2チームがK4リーグに自動降格し、14位のチームがK4リーグの昇格プレーオフ勝者との入れ替え戦に臨む。ただし、クラブの解散やKリーグ入会などで降格条件が変わったり15チームで争うシーズンがいくつも生じている。 |
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=== 2020年 === |
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旧Nリーグの8チーム、旧K3リーグアドバンスの6チーム、旧K3リーグベーシックの2チームが新K3リーグに参入し、最初のシーズンが開催された。2020年シーズンは[[新型コロナウイルス感染症の世界的流行 (2019年-)|COVID-19パンデミック]]の影響もあって試合数が少なくなり、16チームが1回総当たりで対戦(1-15節、どちらかのホームで1試合)した後、上位8チームと下位8チームの2グループに分かれて1回総当たりで対戦する形式になった(16-22節、どちらかのホームで1試合)。リーグの上位4チームは優勝プレーオフに進み、1回戦で3位と4位のチームが対戦、その勝者が2回戦で2位のチームと対戦、さらにその勝者が決勝戦で1位のチームと対戦する。一方、リーグの下位2チームは[[K4リーグ]]に自動降格し、14位のチームはK4リーグの昇格プレーオフ勝者と入れ替え戦に臨むことになった。 |
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=== 2021年 === |
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⚫ | 2021年シーズンは{{仮リンク|慶州市民FC|ko|경주시민축구단}}の活動停止により15チームによってリーグ戦が行われることになった。前シーズンに行われていたリーグのスプリットシステムは廃止され、15チームが2回総当たりで対戦する形式に改められた(1-28節、ホームアンドアウェー)。上位4チームによって優勝プレーオフが行われた結果、Kリーグ入会が決まった[[金浦FC]]が優勝し、K3王者のタイトルを提げて翌年の[[Kリーグ2]]に臨むことになった。一方、自動降格は最下位のチームのみとなり、さらに金浦FCのKリーグ入会により14位のチームは入れ替え戦を戦うことなく残留となった。この結果、給与未払い問題で勝ち点20の剥奪処分を受けた{{仮リンク|平沢シチズンFC|ko|평택 시티즌 FC}}が最下位となってK4リーグ降格が決定した<ref>{{cite web | title=포천시민축구단 K4리그 우승…2위 시흥과 K3리그 승격 | url=https://www.mk.co.kr/news/sports/view/2021/11/1053382/ | publisher=[[毎日経済新聞]] | date=2021-11-06 | accessdate=2021-11-15}}</ref>。 |
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=== 2022年 === |
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再び16チームによってリーグ戦が行われることになった。このシーズンから優勝プレーオフが廃止されることになり、2回総当たり形式で行われるリーグ戦のみで順位が決定するシステムになった<ref>{{cite web | title=K3·K4리그 26일 개막...프로구단 B팀도 K4에 4팀 참가 | url=https://www.kfa.or.kr/layer_popup/popup_live.php?act=news_tv_detail&idx=24068&div_code=news&check_url=bGF5ZXI=&lang=KOR | publisher=[[大韓サッカー協会]] | language=[[朝鮮語|韓国語]] | date=2022-02-25 | accessdate=2024-12-16}}</ref>。前年に続いてリーグ10位の[[天安シティFC]]とリーグ14位の[[忠北清州FC|清州FC]]がKリーグ入会の承認を受けて翌年の[[Kリーグ2]]参入が決まったため、最下位のチームのみが自動降格となる。 |
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=== 2023年 === |
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K4リーグからの昇格が2チーム、K4リーグへの降格が1チームとなり、さらに2チームがKリーグ2に参入した結果、2023年シーズンは1チーム少ない15チームで争われることになった。そのため、最下位のチームが自動降格し、14位のチームはK4リーグの昇格プレーオフ勝者との入れ替え戦に臨むことになった。 |
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=== 2024年 === |
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16チームで争われた。[[大邱FC|大邱FC B]]がKリーグクラブのリザーブチームとして初めてK3リーグ昇格を果たしたが、最下位に沈んで1年でK4リーグへ逆戻りする結果となった。なお、K4リーグで[[大田ハナシチズン|大田ハナシチズンB]]が2位に食い込んだものの2024年シーズン限りで解散を決めたため、自動降格は1チームのみとなり、K3リーグの15位はK4リーグの昇格プレーオフ勝者との入れ替え戦を戦うことになった。 |
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=== 2025年 === |
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[[華城FC]]がKリーグ2に参入するため、1チーム少ない15チームで争われる。 |
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== 参加クラブ == |
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!クラブ名!!ホームタウン!!創立年 |
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|[[釜山交通公社FC]]||[[釜山広域市]]||2006年 |
|[[釜山交通公社FC]]||[[釜山広域市]]||2006年 |
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|{{仮リンク|昌原 |
|{{仮リンク|昌原FC|ko|창원 FC}}||[[昌原市]]||2005年 |
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|{{仮リンク|春川FC|ko|춘천시민축구단}}||[[春川市]]||2009年 |
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|[[大田コレイル]]||[[大田広域市]]||1943年 |
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|{{仮リンク|金海市民FC|ko|김해시청 축구단}}||[[金海市]]||2007年 |
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|[[金浦FC]]||[[金浦市]]||2013年 |
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|[[慶州韓国水力原子力FC]]||[[慶州市]]||1945年 |
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|{{仮リンク|FC木浦|ko|FC 목포}}||[[木浦市]]||2009年 |
|{{仮リンク|FC木浦|ko|FC 목포}}||[[木浦市]]||2009年 |
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|{{仮リンク|坡州市民FC|ko|파주시민축구단}}||[[坡州市]]||2012年 |
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|{{仮リンク| |
|{{仮リンク|抱川市民FC|ko|포천시민축구단}}||[[抱川市]]||2017年 |
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|{{仮リンク|蔚山市民FC|ko|울산시민축구단}}||[[蔚山広域市]]||2019年 |
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|{{仮リンク|楊 |
|{{仮リンク|楊平FC|ko|양평 FC}}||[[楊平郡]]||2015年 |
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!年!!優勝クラブ!!準優勝クラブ |
!年!!優勝クラブ!!準優勝クラブ |
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|2020||{{仮リンク|金海市 |
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|2023||[[華城FC]]||{{仮リンク|FC木浦|ko|FC 목포}} |
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[[Category:韓国のサッカーリーグ]] |
[[Category:韓国のサッカーリーグ|K3りく]] |
2024年12月16日 (月) 14:20時点における版
K3リーグ | |
---|---|
加盟国 | 韓国 |
大陸連盟 | AFC |
創立 | 2020 |
参加クラブ | 16 |
リーグレベル | 第3部 |
下位リーグ | K4リーグ |
国内大会 | 韓国FAカップ |
最新優勝クラブ | 始興シティFC (2024) |
2025 |
K3リーグ(朝: K3리그)は、大韓民国のセミプロサッカーリーグである。韓国サッカーのリーグ構成では3部に相当する。プロサッカーリーグのKリーグ(Kリーグ1とKリーグ2)は韓国プロサッカー連盟によって運営が行われるが、K3リーグとK4リーグは大韓サッカー協会 (KFA) によって運営される。なお、Kリーグ2とK3リーグの間での昇降格は行われていないが、2024年3月28日に大韓サッカー協会と韓国プロサッカー連盟が2026年シーズンから昇降格を導入することで合意したことが発表されている[1][2][3]。
概要
1964年に全国実業サッカー連盟戦が発足し、2003年にセミプロリーグのナショナルリーグ(Nリーグ)に改組された。2007年にはNリーグの下にアマチュアリーグとしてK3リーグを創設したが、2013年にKリーグが2部構成になり、Nリーグが3部相当、K3リーグが4部相当となった。
2016年から大韓サッカー協会はNリーグ及びK3リーグの再編に着手し[4]、2017年にK3リーグがアドバンスとベーシックの2部構成(4部相当および5部相当)になって昇降格制度を導入された。さらに2019年シーズン終了後にリブランディングが行われ、それまでのNリーグとK3リーグアドバンスが廃止されて、新たに3部相当のセミプロリーグとなる新K3リーグが創設された。また、K3リーグベーシックも4部相当のセミプロリーグとなるK4リーグに置き換えられた。新K3リーグは2017年から2019年までのK3リーグアドバンスとK3リーグベーシックと同様に、K3リーグとK4リーグの間で昇降格が行われる。
大会形式
16チームが2回総当たり(ホームアンドアウェー)で対戦してリーグ戦を争い、下位2チームがK4リーグに自動降格し、14位のチームがK4リーグの昇格プレーオフ勝者との入れ替え戦に臨む。ただし、クラブの解散やKリーグ入会などで降格条件が変わったり15チームで争うシーズンがいくつも生じている。
2020年
旧Nリーグの8チーム、旧K3リーグアドバンスの6チーム、旧K3リーグベーシックの2チームが新K3リーグに参入し、最初のシーズンが開催された。2020年シーズンはCOVID-19パンデミックの影響もあって試合数が少なくなり、16チームが1回総当たりで対戦(1-15節、どちらかのホームで1試合)した後、上位8チームと下位8チームの2グループに分かれて1回総当たりで対戦する形式になった(16-22節、どちらかのホームで1試合)。リーグの上位4チームは優勝プレーオフに進み、1回戦で3位と4位のチームが対戦、その勝者が2回戦で2位のチームと対戦、さらにその勝者が決勝戦で1位のチームと対戦する。一方、リーグの下位2チームはK4リーグに自動降格し、14位のチームはK4リーグの昇格プレーオフ勝者と入れ替え戦に臨むことになった。
2021年
2021年シーズンは慶州市民FCの活動停止により15チームによってリーグ戦が行われることになった。前シーズンに行われていたリーグのスプリットシステムは廃止され、15チームが2回総当たりで対戦する形式に改められた(1-28節、ホームアンドアウェー)。上位4チームによって優勝プレーオフが行われた結果、Kリーグ入会が決まった金浦FCが優勝し、K3王者のタイトルを提げて翌年のKリーグ2に臨むことになった。一方、自動降格は最下位のチームのみとなり、さらに金浦FCのKリーグ入会により14位のチームは入れ替え戦を戦うことなく残留となった。この結果、給与未払い問題で勝ち点20の剥奪処分を受けた平沢シチズンFCが最下位となってK4リーグ降格が決定した[5]。
2022年
再び16チームによってリーグ戦が行われることになった。このシーズンから優勝プレーオフが廃止されることになり、2回総当たり形式で行われるリーグ戦のみで順位が決定するシステムになった[6]。前年に続いてリーグ10位の天安シティFCとリーグ14位の清州FCがKリーグ入会の承認を受けて翌年のKリーグ2参入が決まったため、最下位のチームのみが自動降格となる。
2023年
K4リーグからの昇格が2チーム、K4リーグへの降格が1チームとなり、さらに2チームがKリーグ2に参入した結果、2023年シーズンは1チーム少ない15チームで争われることになった。そのため、最下位のチームが自動降格し、14位のチームはK4リーグの昇格プレーオフ勝者との入れ替え戦に臨むことになった。
2024年
16チームで争われた。大邱FC BがKリーグクラブのリザーブチームとして初めてK3リーグ昇格を果たしたが、最下位に沈んで1年でK4リーグへ逆戻りする結果となった。なお、K4リーグで大田ハナシチズンBが2位に食い込んだものの2024年シーズン限りで解散を決めたため、自動降格は1チームのみとなり、K3リーグの15位はK4リーグの昇格プレーオフ勝者との入れ替え戦を戦うことになった。
2025年
華城FCがKリーグ2に参入するため、1チーム少ない15チームで争われる。
参加クラブ
クラブ名 | ホームタウン | 創立年 |
---|---|---|
釜山交通公社FC | 釜山広域市 | 2006年 |
昌原FC | 昌原市 | 2005年 |
春川FC | 春川市 | 2009年 |
大田コレイル | 大田広域市 | 1943年 |
江陵市庁FC | 江陵市 | 1999年 |
金海市民FC | 金海市 | 2007年 |
慶州韓国水力原子力FC | 慶州市 | 1945年 |
全北現代モータースB | 全州市 | 2022年 |
FC木浦 | 木浦市 | 2009年 |
坡州市民FC | 坡州市 | 2012年 |
抱川市民FC | 抱川市 | 2017年 |
始興シティFC | 始興市 | 2015年 |
蔚山市民FC | 蔚山広域市 | 2019年 |
楊平FC | 楊平郡 | 2015年 |
驪州FC | 驪州市 | 2017年 |
歴代優勝クラブ
年 | 優勝クラブ | 準優勝クラブ |
---|---|---|
2020 | 金海市庁FC | 慶州韓国水力原子力FC |
2021 | 金浦FC | 天安シティFC |
2022 | 昌原FC | 坡州市民FC |
2023 | 華城FC | FC木浦 |
2024 | 始興シティFC | 華城FC |
出典
- ^ Paul Neat (2024年3月28日). “News: Korean football pyramid to open up fully from 2026”. K League United. 2024年12月14日閲覧。
- ^ ミン・ジュング (2024年3月28日). “プロとセミプロ、アマチュアを合わせた大韓民国成人サッカーの昇降制が本格的に施行される。”. 毎日経済新聞. 2024年12月14日閲覧。
- ^ “韓国サッカー界が大幅改革へ!2027年より“プロ・セミプロ”間の昇格・降格制度などを実施”. スポーツソウル日本版 (2024年3月28日). 2024年12月14日閲覧。
- ^ “아마추어리그, 디비전 시스템 추진...2020년까지 4부 리그 확대” (朝鮮語). ネイバースポーツ (2015年12月23日). 2021年9月1日閲覧。
- ^ “포천시민축구단 K4리그 우승…2위 시흥과 K3리그 승격”. 毎日経済新聞 (2021年11月6日). 2021年11月15日閲覧。
- ^ “K3·K4리그 26일 개막...프로구단 B팀도 K4에 4팀 참가” (韓国語). 大韓サッカー協会 (2022年2月25日). 2024年12月16日閲覧。