特許庁総合庁舎
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座標: 北緯35度40分15.56秒 東経139度44分45.15秒 / 北緯35.6709889度 東経139.7458750度
特許庁総合庁舎 | |
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情報 | |
設計者 | 建設大臣官房官庁営繕部、日建設計 |
施工 | 竹中工務店・安藤建設・三井建設 |
構造形式 | S造(地上部)、SRC及びRC造(地下部)[1] |
敷地面積 | 11,402 m² [1] |
建築面積 | 5,460 m² |
延床面積 | 86,818 m² [1] |
階数 | 地上16階、塔屋2階、地下3階[1] |
高さ | 80.95m |
着工 | 1986年7月 |
竣工 | 1989年5月 |
開館開所 | 1989年6月7日 |
所在地 |
〒100-8915 東京都千代田区霞が関3丁目4番3号 |
特許庁総合庁舎(とっきょちょうそうごうちょうしゃ)は、東京都千代田区霞が関にある日本の中央省庁の庁舎。特許庁及び独立行政法人工業所有権情報・研修館が入居する。
概要
[編集]1989年(平成元年)3月に竣工。同所にあった1934年(昭和9年)竣工の旧庁舎(所在地の旧地名に因んで、三年町庁舎と呼ばれた)を建て替えたものである。官公庁としては初めての、また、竣工当時としては民間を含めても最大規模のインテリジェント・ビルであった[2] 。
庁舎の中央には光庭が設けられ、基準階では光庭を挟んで南北に各2,400m2の執務室が設けられている[3]。官公庁としては珍しく、外壁は花崗岩貼りとされている[2]。
地球温暖化対策として、30kWの太陽光発電設備、複層ガラス、ビルエネルギー管理システム(BEMS)、雨水を再利用する中水道を採用している[4]。また、近隣の霞が関ビル、東京倶楽部ビル、新霞が関ビル、商工会館・弁理士会館ビルとともに、地域熱供給を行っており、蒸気及び冷水の供給を受けて、冷暖房、給湯、加湿を行っている[5]。
設備や機器等が老朽化しているため大規模な改修を行っており[6]、一部の部署が2016年竣工の住友不動産六本木グランドタワー(六本木三丁目東地区プロジェクト)に仮移転している[7][8][9]。
江戸時代は日向延岡藩内藤家の屋敷があった位置である。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d 経済産業省特許庁庁舎の管理・運営業務 民間競争入札実施要項(案) (PDF) 経済産業省特許庁総務部会計課、2010年9月
- ^ a b 官庁営繕:特許庁総合庁舎 国土交通省
- ^ 「NIKKEN×OFFICE」展 特許庁庁舎 日建設計
- ^ 官庁施設における地球温暖化対策 (PDF) 国土交通省大臣官房官庁営繕部、2009年6月1日
- ^ 霞が関三丁目 | 一般社団法人日本熱供給事業協会
- ^ “「特許庁庁舎改修に伴う仮移転先(事務室等)」の公募について”. 特許庁 (2014年12月1日). 2014年12月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年8月28日閲覧。
- ^ “六本木仮庁舎への一部移転について”. 特許庁 (2016年12月19日). 2018年8月28日閲覧。
- ^ 【移転】住友不動産の新築に特許庁、6300坪を利用 日経不動産マーケット情報、2015年3月2日
- ^ エコノミストリポート:業績改善で企業が移転 2015年3月17日号 週刊エコノミスト