猪ノ谷言葉
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生誕 | 日本・静岡県袋井市 |
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職業 | 漫画家 |
活動期間 | 2016年 - |
代表作 | 『ランウェイで笑って』 |
受賞 | 第95回新人漫画賞(『星に願いを』) |
猪ノ谷 言葉(いのや ことば)は、日本の漫画家[1]。静岡県[2]袋井市生まれ[3]。
来歴
[編集]幼少期はテレビ番組の『たけしの家庭の医学』を観たことで、家族が同じ状況になったら嫌だと思い医者になろうかと考えていた[4]。学生時代に「落書きができるとテスト中に暇を潰せる」と考え絵を描き始め、その後好きだった漫画を真似して描いたことがきっかけで漫画を描き始めた[5]。漫画家を目指すにあたっては、絵の練習はもちろんのこと、それ以上に漫画をたくさん読むことを目標にしたと語っている[5]。
2016年、『週刊少年マガジン』の第95回新人漫画賞で史上4人目となる特選を『星に願いを』で受賞し[5]、デビュー[6]。同作は1月20日発売の同誌8号に掲載された[7]。2017年5月31日発売の『週刊少年マガジン』26号から『ランウェイで笑って』の連載を開始[8]。同作は2020年にアニメ化され[9]、2021年7月14日発売の33号まで連載された[10]。
2023年1月1日、声優の諏訪彩花との結婚を報告[11][12]。2024年10月までに第1子となる女児が誕生している[13]。
人物
[編集]趣味はゲーム。特技は猫を可愛がること[14]。
声優の花江夏樹は猪ノ谷の印象について、個性的なファッションをしているのではと思っていたが、実際に会ってみるとオシャレで親しみやすい方で安心したと語っている[14]。同じく声優の花守ゆみりは、漫画の繊細な心理描写や絵柄の印象から女性だと思っていたため、男性だと知って驚いたと語っている[14]。
作品一覧
[編集]連載
[編集]- ランウェイで笑って(講談社『週刊少年マガジン』2017年26号 - 2021年33号)全22巻
- 学園アイドルマスター GOLD RUSH(秋田書店『週刊少年チャンピオン』2024年44号 -)脚本・構成[15]
読み切り
[編集]- 星に願いを(講談社『週刊少年マガジン』2016年8号掲載)
脚注
[編集]- ^ “猪ノ谷言葉(漫画家) - マンガペディア”. 2024年3月15日閲覧。
- ^ 「「ランウェイで笑って」作者が語る服の世界の魅力とは」『繊研新聞社』2017年12月11日。2021年9月16日閲覧。
- ^ 江崎書店袋井店 [@fukuroi5] (2018年1月3日). "お正月は地元でのんびり過ごした方も多いのではないでしょうか?というわけで「地元作家」のご紹介!袋井市出身の猪ノ谷言葉先生の作品「ランウェイで笑って」…". X(旧Twitter)より2022年6月7日閲覧。
- ^ 黒木里恵「【期間限定・丸3巻無料】『ランウェイで笑って』作者・猪ノ谷言葉氏にインタビュー!」『VoCE』2020年10月12日。2022年6月7日閲覧。
- ^ a b c 鷲野恭子「ファッションの魅力を描く漫画家たち -vol.3- 「ランウェイで笑って」猪ノ谷言葉」『FASHIONSNAP.COM』2021年10月28日。2022年6月7日閲覧。
- ^ “第95回新人漫画賞”. マガメガ. 講談社. 2021年6月7日閲覧。
- ^ 「特選受賞は史上4人目!マガジン新人漫画賞特選の「星に願いを」、今号に掲載」『コミックナタリー』2016年1月20日。2022年6月7日閲覧。
- ^ 「身長158cmのヒロインがパリコレデビューを目指す成長物語がマガジンで」『コミックナタリー』2017年5月31日。2022年1月21日閲覧。
- ^ 「『ランウェイで笑って』アニメ化決定。主役の声優は?」『電撃オンライン』2019年9月17日。2022年6月7日閲覧。
- ^ 「猪ノ谷言葉「ランウェイで笑って」週マガで完結、身長158cmのヒロインがパリコレ目指す」『コミックナタリー』2021年7月14日。2022年6月7日閲覧。
- ^ “声優・諏訪彩花、漫画家「ランウェイで笑って」作者・猪ノ谷言葉と結婚”. ORICON NEWS (株式会社oricon ME). (2023年1月1日) 2023年1月1日閲覧。
- ^ @inoya5108 (2023年1月1日). "ご報告". X(旧Twitter)より2023年1月1日閲覧。
- ^ 「声優・諏訪彩花、第1子女児出産を報告「我が子の一挙一動に感動する毎日」」『ORICON NEWS』株式会社oricon ME、2024年10月27日。2024年10月27日閲覧。
- ^ a b c “主演2人×猪ノ谷先生! アニメ『ランウェイで笑って』特別座談会”. マガジンポケット (2020年1月8日). 2021年9月15日閲覧。
- ^ “最新スマートフォン向けアプリゲーム「学園アイドルマスター」のコミカライズ企画が『週刊少年チャンピオン』にて始動! 脚本・構成は『ランウェイで笑って』の猪ノ谷言葉先生が担当‼”. 株式会社 秋田書店のプレスリリース (2024年5月8日). 2024年5月11日閲覧。
外部リンク
[編集]- 猪ノ谷言葉 (@inoya5108) - X(旧Twitter)