猫啼温泉
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猫啼温泉 | |
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温泉情報 | |
所在地 | 福島県石川郡石川町 |
交通 |
車:あぶくま高原道路玉川ICから国道118号で約20分程度、東北自動車道須賀川ICから国道118号で約40分程度 鉄道:水郡線磐城石川駅から徒歩15分程度 |
泉質 | 放射能泉 |
泉温(摂氏) | 8 °C |
猫啼温泉(ねこなきおんせん)は、福島県石川郡石川町(旧国陸奥国・明治以降の旧磐城国)にある温泉である。
泉質
[編集]温泉地
[編集]当地にある旅館を舞台とした小説も書かれている。内田康夫の『十三の墓標』、舟橋聖一の『ある女の遠景』などである。
歴史
[編集]平安時代中期の女流歌人、和泉式部に縁があるとされる温泉である。開湯伝説によれば、和泉式部が京に上る際に、愛猫を当地において行ってしまった。その置いていかれた猫は、主人である和泉式部を探して啼き続けたと言われている。このことから、温泉名に猫啼温泉とつけられたといわれる。この猫は、その後に病にかかるものの、当地の温泉に浸かった事により元気を取り戻した。このことで、鉱泉の効能に地元の人たちが気づき、湯治場として発展することとなった。