玉田芳史
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玉田 芳史(たまだ よしふみ、1958年 - )は、日本の政治学者。専門はタイ地域研究。学位は、博士(法学)(京都大学・論文博士・2005年)(学位論文「民主化の虚像と実像 : タイ現代政治変動のメカニズム」)。京都大学名誉教授。タイ学会会長、東南アジア学会・アジア政経学会・比較政治学会の理事を歴任。
略歴
[編集]岐阜県岐阜市生まれ。岐阜県立岐山高等学校出身。1981年京都大学法学部卒業、1983年京都大学大学院法学研究科修士課程修了(比較政治学専攻)。
1987年愛媛大学法文学部助手、1988年同講師、1989年同助教授。1990年京都大学東南アジア研究センター助教授、1998年京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科助教授を経て、2005年より教授。同年1月、博士(法学)(京都大学)の学位を取得。学位論文の題は「民主化の虚像と実像 : タイ現代政治変動のメカニズム」[1]。2023年より現職。
著作
[編集]単著
[編集]- 『民主化の虚像と実像――タイ現代政治変動のメカニズム』京都大学学術出版会<地域研究叢書>、2003年、第20回大平正芳記念賞受賞)(英訳: Myths and Realities: The Democratization of Thai Politics, Kyoto: Kyoto University Press, 2008)
編著
[編集]- 『ニティ撰集』京都大学東南アジア研究センター、1999年
共編著
[編集]翻訳
[編集]- タック・チャルームティアロン著、玉田芳史訳『タイ――独裁的温情主義の政治』井村文化事業社<東南アジアブックス――タイの社会>、1989年
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ 博士論文書誌データベース