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瑞松寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
瑞松寺
所在地 大阪市東淀川区小松3-12-20
位置 北緯34度45分10.9秒 東経135度32分20.5秒 / 北緯34.753028度 東経135.539028度 / 34.753028; 135.539028座標: 北緯34度45分10.9秒 東経135度32分20.5秒 / 北緯34.753028度 東経135.539028度 / 34.753028; 135.539028
山号 涙池山
宗旨 浄土真宗本願寺派
創建年 天正9年(1581年)
法人番号 5120005001241 ウィキデータを編集
瑞松寺の位置(大阪府内)
瑞松寺
瑞松寺
瑞松寺 (大阪府)
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瑞松寺(ずいしょうじ)は、大阪府大阪市東淀川区にある浄土真宗本願寺派の寺院。山号は涙池山。山号の涙池山は鎌倉時代のこと、平景清が誤って伯父を殺してしまい涙にむせびつつ池で血刀を洗ったという故事によるという。

楠木次郎左衛門尉正澄(くすのきじろうざえもんのじょうまさずみ)が創建[1][2] した。「特効薬狸吸出薬」の伝承などがある。

歴史

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創設

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天正9年(1581年)月、楠木一族の楠木次郎左衛門尉正澄が石山本願寺の顕如の弟子となって、名を明道と改めて創建した。

伝承

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たぬきの吸い出し薬

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江戸時代、村人に追われて寺に逃げ込んできた身重の狸を住職がかくまってやったところ、お礼に皮膚病に効く薬の処方を教えてくれた。 「特効薬狸吸出薬」として評判になり、京都からも求める人が訪れたという。 効能書には「腫物一切の良薬 一子相伝 無類膏たぬきくすり よく膿を早く吸い出し悪毒を除き 三、四日の中に痛みを止める 一日三度 川魚 油こきもの 酢 もち類食べぬこと」等とある。 昭和初期まで販売されており、秘伝の製法は残っているが、薬事法のため現在は作られていない[3]

脚注

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  1. ^ 三善貞司 編『東淀川歴史探訪 名所・旧跡を訪ねるまち歩き』大阪市東淀川区役所区民企画室企画振興係、財団法人東淀川コミュニティ協会、2005年3月、31頁。 NCID BA8213939X 
  2. ^ 三善貞司 編『大阪史蹟辞典』清文堂、1986年7月、307頁。全国書誌番号:86050775 
  3. ^ 三善貞司 編『淀川流域の伝承 淀川流域の伝承 淀川区の歴史と文化を学ぶ』大阪市淀川区役所、2004年7月、25頁。