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生野照子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

生野 照子(いくの てるこ、1943年4月23日[1] - 2019年8月9日[2])は、日本の小児心身医学者。

人物・来歴

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大阪府大阪市生まれ。大阪市立大学医学部卒業。心療内科小児科医。とくに摂食障害の治療に力を入れ、セルフヘルプ活動を支援。1998年より1年間ロンドンの大学病院で研修し、その体験を生かして本格的なチーム治療を開始。神戸女学院大学人間科学部教授[3]。2014年定年、名誉教授。大阪府教育委員会委員長を務めた。

2019年8月9日、膵臓癌のため死去[2]。76歳没。

著書

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  • 『子どもの叫び 「小児心身症」治療から』 (朝日カルチャーブックス) 大阪書籍 1988
  • 『SOSこころの病気』 (すくすくからだ) ルック 1995
  • 『リストカットの向こうへ』新潮社 2009
  • 『揺らぎ育つ子どもの心 その基本的発達「胎生期から思春期へ」 (食べもの文化別冊) 芽ばえ社, 2011

編著・共著

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  • 『子どもの心の訴えと正しい処置』編著 保健指導実践講座 2 ぎょうせい 1988
  • 『拒食症・過食症とは その背景と治療 専門家・家族・本人の協力で克服へ』新野三四子共著. 芽ばえ社 1993
  • 『人はなぜ「いじめ」るのか その病理とケアを考える』山折哲雄, 柳美里著,山岡昌之, 鈴木眞理共編著. シービーアール 2013

脚注

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  1. ^ 『現代物故者事典2018~2020』(日外アソシエーツ、2021年)p.34
  2. ^ a b 生野照子さん死去 神戸女学院大名誉教授 佐賀新聞、2019年8月9日
  3. ^ 『リストカットの向こうへ』著者紹介