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産卵低下症候群-1976

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

産卵低下症候群-1976(さんらんていかしょうこうぐん-1976、英:egg drop syndrome-1976)とはアヒルアタデノウイルスA(産卵低下症候群-1976ウイルスとも)感染を原因とする鳥類の感染症。アヒルアタデノウイルスAはアデノウイルス科アタデノウイルス属(Atadenovirus)に属するDNAウイルスであり、ニワトリアヒルガチョウを宿主とする。介卵感染を起こし、稀に水平感染する。産卵低下と卵殻異常卵の産出を認める。病理学的には卵管子宮部粘膜ヒダの水腫性肥厚、上皮細胞に好塩基性核内封入体を認める。予防には不活化ワクチンが使用されることがある。

関連項目

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参考文献

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  • 清水悠紀臣ほか 『動物の感染症』 近代出版 2002年 ISBN 4874020747