田中一昭
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田中 一昭(たなか かずあき、1936年9月24日[1] - 2023年9月11日)は、日本の政治学者。専門は行政管理・改革。
現在は、財団法人大学基準協会専務理事、拓殖大学地域行政研究科客員教授。
略歴
[編集]- 1936年(昭和11年)9月24日 島根県に生まれる。
- 1959年(昭和34年) 京都大学教育学部教育行政学科卒業[2]、島根県庁入庁
- 1961年(昭和36年)4月 行政管理庁入庁
- 1985年(昭和60年)7月1日 総務庁行政監察局企画調整課長
- 1987年(昭和62年)6月1日 総務庁長官官房秘書課長
- 1989年(平成元年)7月1日 総務庁長官官房審議官(行政管理局担当)
- 1990年(平成2年)10月31日 総務庁長官官房審議官(臨時行政改革推進審議会担当)
- 1992年(平成4年)7月10日 総務庁行政監察局長
- 1994年(平成6年)12月19日 内閣官房内閣内政審議室内閣審議官併任(〜1995年(平成7年)2月28日)
- 1995年(平成7年)7月2日 総理府行政改革委員会事務局長
- 1998年(平成10年) 拓殖大学政経学部教授
- 2002年(平成14年)6月24日 内閣府道路関係四公団民営化推進委員会委員長代理
- 2004年(平成16年) 文藝春秋読者賞受賞
- 2006年(平成18年) 拓殖大学名誉教授
- 2018年(平成30年)4月29日 瑞宝中綬章受章
- 2023年(令和5年)死亡日を以って正四位叙位、享年88
著書
[編集]単著
[編集]- 『官僚亡国論 ―「官」にあって「官」と闘う― 』(講談社、2008年)
- 『道路公団改革、偽りの民営化』(WΛC 、2004年 )
共著
[編集]編著
[編集]部分執筆
[編集]- 「行政改革」(日本財団編『決定版 日本再生へのトータルプラン』(朝日新聞社 、2001年))
- 「国鉄改革に挑んだ主任調査員の着眼点を語る」(増島俊之、小林秀徳共編『証言 大改革はいかになされたか』』(ぎょうせい 、2001年))
- 「政府機構と公務員制度改革」(並河信乃編『検証 行政改革 ―行革の過去・現在・未来― 』(イマジン出版、2002年))
- 「三公社の民営化」(世界平和研究所『中曽根内閣史(第1巻)』(中央公論事業出版、1995年))
- 『規制緩和と企業経営』(総合法令、1993年)