コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

田中慎太朗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
田中 慎太朗
2008年6月25日、阪神鳴尾浜球場にて
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 広島県広島市
生年月日 (1985-05-15) 1985年5月15日(39歳)
身長
体重
183 cm
81 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 内野手外野手
プロ入り 2007年 育成選手ドラフト1巡目
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

田中 慎太朗(たなか しんたろう、1985年5月15日 - )は、広島県広島市出身の元プロ野球選手内野手)。右投右打。プロでは育成選手であった。

来歴

[編集]

プロ入り前

[編集]

小学3年生から友人の誘いもあり広島鯉城リトルシニアで野球を始める[1]

崇徳高時代は、1年秋から4番・二塁手として活躍。

立正大学進学後も1年秋から不動の4番、2005年春にはリーグで指名打者のベストナインを受賞した。3季ぶりに一部復帰した2007年秋季リーグも一塁手として、力強い打撃でチームを牽引した。大学4年間の通算打率.302、1部通算は39試合153打数54安打、4本塁打、32打点、打率.353。2007年のドラフト会議で阪神タイガースから球団初の育成選手として指名された。

プロ入り後

[編集]

2008年ウエスタン・リーグで37試合出場、打率.155・2本塁打・7打点だったが、2009年はさらに少ない12試合の出場に留まり、打率.167、0本塁打だった。2010年も出場試合数と打数が少ないながらも打率は改善した。同年をもって育成選手として3年間在籍したため、規定に基づいて10月29日に自由契約選手公示が行われたが、終盤での打撃が評価されて[2]11月12日に育成選手として再契約した。

2011年は50試合出場で、打率.356・2本塁打・16打点と打率が大幅に伸び、長打率.593を記録したが、同年10月9日に戦力外通告を受けた[3]。11月7日、自由契約公示された。その後、合同トライアウトに参加するも、獲得する球団は無く、現役を引退した。

現役引退後

[編集]

引退後は、知人の紹介を経て不動産会社へと入社。その後家業を継いで会社を経営し、2018年から阪神のグッズ製造等も行っている[1]

選手としての特徴

[編集]

豪快な打撃が持ち味で、打球を飛ばす力はチーム内でもトップクラス[4]。内野手登録であるが、外野の守備にも就くことがある[5]

詳細情報

[編集]

年度別打撃成績

[編集]
  • 一軍公式戦出場なし

背番号

[編集]
  • 120 (2008年 - 2011年)

登場曲

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b 岡力 (2018年7月). “連載コラム 「続・第二のプレイボール」|Vol.3”. 神戸っ子. 2023年4月29日閲覧。
  2. ^ 田中、天国から地獄…痛恨のミス デイリースポーツ、2011年5月15日。
  3. ^ 阪神、大ナタ大量8選手に戦力外通告”. サンケイスポーツ (2011年10月10日). 2011年10月10日閲覧。
  4. ^ 田中 慎太朗 [選手情報] - プロ野球データ集 - Number Web - ナンバー Number Web, 2011年1月7日閲覧。
  5. ^ ファーム情報|阪神タイガース公式サイト 阪神タイガース公式サイト、2010年6月21日。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]