田中王
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田中王(たなかおう、生没年不詳)は、奈良時代の皇族。官位は従五位上・但馬守。
経歴
[編集]称徳朝の天平神護3年(767年)无位から従五位下に直叙され、翌神護景雲2年(768年)内礼正に任ぜられる。
光仁朝に入ると、宝亀2年(771年)丹後守として地方官に転じる。宝亀8年(777年)従五位上・右大舎人頭に叙任されいったん京官に復すが、同年10月に伊予守、翌宝亀9年(778年)2月に但馬守と再び地方官を務めている。
官歴
[編集]『続日本紀』による。
- 天平神護3年(767年) 正月18日:従五位下(直叙)
- 神護景雲2年(768年) 閏6月3日:内礼正
- 宝亀2年(771年) 閏3月1日:丹後守
- 宝亀8年(777年) 正月7日:従五位上。2月14日:右大舎人頭。10月13日:伊予守
- 宝亀9年(778年) 2月4日:但馬守