田代和生
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日本学士院より公開された肖像写真 | |
人物情報 | |
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生誕 |
1946年1月25日(78歳) 日本・北海道札幌市 |
国籍 | 日本 |
出身校 |
中央大学大学院修士課程修了 慶應義塾大学大学院博士課程満期退学 |
学問 | |
学派 | 歴史学 |
研究分野 | 近世の日朝関係史 |
学会 | 日本学士院 |
田代 和生(たしろ かずい、女性、1946年1月25日[1]- )は、日本の歴史学者。専門は近世の日朝関係史。慶應義塾大学名誉教授。紫綬褒章受章者。文化功労者。日本学士院会員。
略歴
[編集]北海道札幌市出身。1968年中央大学文学部卒、同大学院修士課程修了、慶應義塾大学大学院博士課程満期退学。
1979年「近世日朝通交貿易史の研究」で、中央大学より文学博士の学位を取得。慶應義塾大学経済学部助教授、1981年博士論文を公刊したものにより日経・経済図書文化賞、1982年に義塾賞受賞、1988年慶大教授、1989年同大文学部教授、1993 - 1997年には国際日本文化研究センター運営評議員、2011年慶應義塾大学を定年退任、名誉教授。
2003年にアジア・太平洋賞受賞。2011年6月、紫綬褒章を受章[2][3]。2014年日本学士院会員。2019年、瑞宝重光章受章[4][5]。2024年、文化功労者[6]。
著書
[編集]- 『近世日朝通交貿易史の研究』(創文社 1981年)
- 『書き替えられた国書―徳川・朝鮮外交の舞台裏』(中公新書 1983年)
- 『江戸時代朝鮮薬材調査の研究』(慶應義塾大学出版会 1999年)
- 『倭館―鎖国時代の日本人町』(文春新書 2002年)
- 『日朝交易と対馬藩』(創文社 2007年)
- 『新・倭館―鎖国時代の日本人町』(ゆまに書房〈ゆまに学芸選書〉 2011年)
校訂
[編集]出典
[編集]- ^ 『現代日本人名録』
- ^ 春の褒章、705人24団体が受章:社会:YOMIURI ONLINE(読売新聞)
- ^ “紫綬褒章:受章者 野田秀樹さんら25人”. 毎日新聞 (2011年6月15日). 2011年6月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月5日閲覧。
- ^ 『官報』14号、令和元年5月21日
- ^ “令和元年春の叙勲 瑞宝重光章受章者” (PDF). 内閣府. 2023年1月19日閲覧。
- ^ “文化勲章・功労者の業績 2024年度”. 日本経済新聞 (2024年10月25日). 2024年10月25日閲覧。