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田代和生

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
田代 和生
たしろ かずい
日本学士院より公開された肖像写真
人物情報
生誕 (1946-01-25) 1946年1月25日(78歳)
日本の旗 日本北海道札幌市
国籍 日本の旗 日本
出身校 中央大学大学院修士課程修了
慶應義塾大学大学院博士課程満期退学
学問
学派 歴史学
研究分野 近世日朝関係史
学会 日本学士院
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田代 和生(たしろ かずい、女性、1946年1月25日[1]- )は、日本歴史学者。専門は近世日朝関係史慶應義塾大学名誉教授紫綬褒章受章者。文化功労者日本学士院会員。

略歴

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北海道札幌市出身。1968年中央大学文学部卒、同大学院修士課程修了、慶應義塾大学大学院博士課程満期退学

1979年「近世日朝通交貿易史の研究」で、中央大学より文学博士学位を取得。慶應義塾大学経済学部助教授、1981年博士論文を公刊したものにより日経・経済図書文化賞、1982年に義塾賞受賞、1988年慶大教授、1989年同大文学部教授、1993 - 1997年には国際日本文化研究センター運営評議員、2011年慶應義塾大学を定年退任、名誉教授

2003年にアジア・太平洋賞受賞。2011年6月、紫綬褒章を受章[2][3]。2014年日本学士院会員。2019年、瑞宝重光章受章[4][5]。2024年、文化功労者[6]

著書

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  • 『近世日朝通交貿易史の研究』(創文社 1981年)
  • 『書き替えられた国書―徳川・朝鮮外交の舞台裏』(中公新書 1983年)
  • 『江戸時代朝鮮薬材調査の研究』(慶應義塾大学出版会 1999年)
  • 『倭館―鎖国時代の日本人町』(文春新書 2002年)
  • 『日朝交易と対馬藩』(創文社 2007年)
  • 『新・倭館―鎖国時代の日本人町』(ゆまに書房〈ゆまに学芸選書〉 2011年)

校訂

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  • 『対馬宗家文書』別冊(ゆまに書房 1998-2005年)、校訂
  • 『交隣提醒』(平凡社東洋文庫〉2014年)校訂解説

出典

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  1. ^ 『現代日本人名録』
  2. ^ 春の褒章、705人24団体が受章:社会:YOMIURI ONLINE(読売新聞)
  3. ^ 紫綬褒章:受章者 野田秀樹さんら25人”. 毎日新聞 (2011年6月15日). 2011年6月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月5日閲覧。
  4. ^ 『官報』14号、令和元年5月21日
  5. ^ 令和元年春の叙勲 瑞宝重光章受章者” (PDF). 内閣府. 2023年1月19日閲覧。
  6. ^ 文化勲章・功労者の業績 2024年度”. 日本経済新聞 (2024年10月25日). 2024年10月25日閲覧。