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田子町コミュニティバス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
田子町コミュニティバスであることを示す垂れ幕

田子町コミュニティバス(たっこまちコミュニティバス)は、青森県三戸郡田子町内を運行するコミュニティバスである。

概要

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田子町はこれまで、南部バス三戸駅 - 田子 - 新田/夏坂との間を結ぶ一般路線バスを長年運行されてきたが、南部バス側が田子 - 新田/夏坂間を廃止することとなったことから、町が今後の運行を計画し、現在バス路線が運行されていない地域にも拡大を行い、車を運転できない町民の利便性を図る目的に、一般路線バスの一部区間と患者搬送バス及びスクールバスを統合した上で、町が南部バスに委託して2008年4月1日に運行を開始することになった。

運行委託

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沿革

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  • 2008年4月1日 - 南部バス上郷線の一部区間(田子 - 新田・夏坂間)廃止に伴い、運行を開始。
  • 2017年3月1日 - 運行業務受託者であった南部バスの経営破綻に伴い、同社運営を引き継いだ岩手県北自動車(南部支社)への移管を実施。

路線

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いずれの路線とも、「サンモール田子」バス停にて南部バス田子線(三戸駅 - 田子間)との乗換が可能である。

夏坂線

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バス停留所ポールの一例(「杉本」バス停留所)
  • サンモール田子 - 雀ヶ平 - 下石亀 - 道前< - 上郷小学校・新田 - > - 上夏坂

新田線

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  • <田子小学校・福原医院前 - >商工会館前 - サンモール田子< - 新井田 - > - 野面< - 四十渡 - > - 新田 - 水亦< - 上水亦>

道前線

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  • サンモール田子→上衣更→野面→下石亀→道前
  • サンモール田子→雀ヶ平→下石亀→道前

根渡線

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  • サンモール田子< - 田子小学校・細野 - > - 下宮野 - 相米< - 柴倉 - > - 甲地

野面・根渡線

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  • 田子小学校→サンモール田子→野面→雀ヶ平→下宮野→相米→柴倉→甲地

清水頭線

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平日経路
  • サンモール田子< - 種子 - > - 野々上 - 川向< - 川代 - > - 糀山/袖平
土休日経路

※:斜字区間は4月 - 10月の土曜・日曜・休日のみ乗り入れ。

  • サンモール田子 - 長坂 - 清水頭 - 創遊村
  • サンモール田子 - 野ノ上 - 川向 - 清水頭 - 創遊村

長坂線

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  • サンモール田子< - 舞手 - 日ノ沢 - > - 西舘野 - 長坂 - 袖平

医院・診療所線

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各方面から直通

(停車停留所のみ掲載)

  • 宍倉医院前・老人センター前・田子診療所前・福原医院前

運賃

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  • 高校生以上、一律100円(中学生以下は無料だが、中学生については生徒手帳の提示が必要)。

その他

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  • 岩手県北バス南部支社の定期券・回数券(回数券の共通乗車を行っている八戸市営バス十和田観光電鉄発行のものを含む)は使用できない。
  • 大晦日及び元日は全便運休となる。
  • 車内には降車ボタンが備え付けていないため、降車時には車内放送を流している間に、降車をする旨であることを乗務員に告げる必要がある。
  • かつて清水頭方面には1990年10月JRバス東北二戸営業所斗米線の清水頭 - 田子 - 大平原間を廃止するまでJRバスが乗り入れしており、清水頭地区では町のコミュニティバスの運行開始により17年半振りに一般路線バスの運行が復活した(田子 - 大平原間は復活されていない)。

車両

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田子町コミュニティバス専用車両
  • ナンバープレートの下三桁までの番号を、田子町特産のニンニクをもじった「229」番に統一した南部バスの専用車両で運行される。


外部リンク

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