田峯茶
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田峯茶 | |
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種類 | 日本茶、紅茶 |
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起源 | 愛知県北設楽郡設楽町田峯 |
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田峯茶(だみねちゃ)は、愛知県北設楽郡設楽町田峯地区で生産されている茶[1]。段嶺製茶加工場では主に緑茶やほうじ茶が製造されている[2]。田峯地区は標高約350mの山間部にある。豊川(寒狭川)から立ちのぼる霧が直射日光を遮って、茶の生育に良い影響を与える[1][3]。
歴史
[編集]設楽町田峯地区は古くから緑茶の産地として知られる[3]。1997年(平成9年)7月には第31回愛知県茶品評会で、田峯茶業組合が農林水産大臣賞を受賞した[4]。
2015年(平成27年)時点で田峯茶業組合は生産者33人からなっていた[5]。田峯地区の茶畑は2016年(平成28年)時点で3.2ヘクタール[1]。生産者の高齢化が進行したことで、茶畑は2015年(平成27年)までの10年間で約1ヘクタール減少した[5]。
昭和50年代には年間25トン前後の生産量があったが、2017年(平成29年)には9トンとなった[3]。栽培農家の高齢化によって廃業する組合員が増えたが、田峯茶業組合が茶畑を借り受けて栽培を継続させるなどしている[1][3]。2016年(平成28年)には品質と生産性の向上を目指して、製茶工場にパッケージ総合仕上げ機を導入した[1]。
2014年(平成26年)から田峯茶業組合は紅茶の開発に着手し、2016年(平成28年)9月には名古屋市で開催された国産紅茶フェスタに出品、2018年(平成30年)には紅茶の製造を本格化させた[3]。紅茶はかつて放棄されていた二番茶を原料とし、田峯特産物直売所、道の駅アグリステーションなぐら、豊根村の道の駅豊根グリーンポート宮嶋などで販売している[3]。