田幸敏治
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田幸 敏治(たこう としはる、1923年7月1日 - 2011年12月24日)は、日本の応用物理学者。東京工業大学名誉教授。元応用物理学会会長。元日本分光学会会長。
人物・経歴
[編集]1923年7月1日生まれ[1]。 1941年12月大阪市立都島工業学校機械科、戦時繰り上げ卒業[2]。旧制高校への進学希望がつのり、始めた受験勉強の無理と戦前・戦中の食糧事情が重なり、結核を患う[2]。 旧制松山高等学校を経て[2]、1944年10月東京帝国大学理学部物理学科入学[1]。1947年9月同大学卒業後は、東京大学理工学研究所研究員となる。1956年1月中央計量検定所主任研究員。1970年12月東京工業大学教授、精密工学研究所の併任教授[1]。1972年東京工業大学精密工学研究所に転任、電気計測部門教授。1984年定年退職、同年から東京理科大学教授。1991年4月東京工業大学名誉教授。2011年12月逝去。
学会活動等
[編集]受章等
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d “田幸 敏治(1923-2011) 「レーザーとその周波数安定化に関する先駆的研究」” (PDF). 東京工業大学. 2024年2月17日閲覧。
- ^ a b c 山田武秋(編集主幹)『戦争の記憶 問われているのは何か 文教ひろば共著集』市井社、2004年、248頁。ISBN 4882080672。
- ^ “応用物理学会 歴代会長”. 2024年2月17日閲覧。
- ^ “日本分光学会 歴代会長”. 2024年2月17日閲覧。
- ^ “島津賞受賞者一覧表より”. 島津科学技術振興財団. 2024年2月17日閲覧。