田村俶
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田村 俶(たむら はじめ、1932年2月25日[1] - 2023年5月15日[2])は、日本のフランス文学者、翻訳家。
来歴・人物
[編集]京都大学文学部仏文科を卒業した。奈良女子大学助教授を経て、教授に就任し、1993年からは学長を務めた(1997年まで)。退官後、名誉教授となる。[要出典]
著書
[編集]- 『フーコーの世界』(世界書院、ぷろぱあ叢書) 1989.5
共編
[編集]翻訳
[編集]- 『十八世紀フランス文学』(V.-L.ソーニエ、山田稔, 中川久定共訳、白水社、文庫クセジュ) 1956
- 『ふくろう党』(バルザック、桑原武夫, 山田稔共訳、東京創元社、バルザック全集1) 1961
- 「ウジェニー・グランデ」(バルザック、中央公論社、『世界の文学』) 1965
- 『甦るマルクス』(ルイ・アルチュセール、河野健二共訳、人文書院、人文選書) 1968
- 『マルクス主義と構造主義』(リュシアン・セバーク、人文書院、人文選書) 1971
- 『狂気の歴史 古典主義時代における』(ミシェル・フーコー、新潮社) 1975
- 『ことばの森の狩人』(エルザ・トリオレ、新潮社、創造の小径) 1976
- 『監獄の誕生 監視と処罰』(ミシェル・フーコー、新潮社) 1977.9
- 『現代ヨーロッパの崩壊』(アンドレ・グリュックスマン、新潮社) 1981.5
- 『性の歴史 2 快楽の活用』(ミシェル・フーコー、新潮社) 1986.10
- 『ミシェル・フーコー 権力と自由』(ジョン・ライクマン、岩波書店) 1987.1
- 『性の歴史 3 自己への配慮』(ミシェル・フーコー、新潮社) 1987.4
- 『自己のテクノロジー フーコー・セミナーの記録』(ミシェル・フーコーほか、雲和子共訳、岩波書店、Selection21) 1990.1、のち岩波現代文庫
- 『ミシェル・フーコー伝』(ディディエ・エリボン、新潮社) 1991.11
- 『ミシェル・フーコー / 情熱と受苦』(ジェイムズ・ミラー、西山けい子, 雲和子, 浅井千晶共訳、筑摩書房) 1998.12