田村貢
田村 貢(たむら みつぐ、1962年4月13日 - )は、日本の実業家。株式会社エルフェンスポーツクラブ代表取締役社長。過去に、一般社団法人日本女子サッカーリーグ専務理事[1]、日本プロサッカーリーグ・アルビレックス新潟代表取締役社長を歴任。
経歴
[編集]新潟市に生まれる。中学校時代に北信越代表で全国中学校サッカー大会に出場。新潟大学商業短期大学部を卒業後、会計事務所に勤務する傍ら、アルビレックス新潟の前身となる社会人サッカークラブ・新潟イレブンでプレー。天皇杯に4度出場している[2]。
1995年、アルビレックス新潟(当時はアルビレオ新潟FC。1997年に現在の名称に)の立ち上げに参加し、クラブ広報として活動。1999年に取締役総務・経理部長へ就任し、2005年に常務取締役に就任、2009年に中野幸夫の後任として代表取締役社長に就任した[3]。
立ち上げ時の苦労を知り、クラブへの思いは人一倍ある発言も見受けられる[4]、また、財政基盤の弱さから毎年のように主力を引き抜かれ、成績も下降傾向にある状況なる中で、最終節土壇場でJ1残留を決めた2012年シーズンを含め、8年間代表取締役社長として在任したが、2016年12月31日付でアルビレックス新潟の社長を退任[5]。就任期間8年間で7年間、営業黒字を計上し、2016年には経営が厳しい地方クラブにおいて30億円の売上高を計上している。
2017年2月1日付で、一般社団法人日本女子サッカーリーグ専務理事に就任し[6]、2020年1月に退任。
2020年3月1日付で、 ちふれASエルフェン埼玉の運営会社である株式会社エルフェンスポーツクラブ代表取締役社長に就任[7]。
2023年11月1日付で、 同社の代表取締役社長退任後、取締役に就任[8]。
脚注
[編集]- ^ 【なでしこL】新潟の田村前社長が専務理事に就任
- ^ “第24回にいがた未来塾のご案内”. にいがた未来塾. 2013年2月3日閲覧。
- ^ “社長交代のお知らせ 新潟(08.12.22)”. J's goal. 2013年2月3日閲覧。
- ^ “サポーターカンファレンス議事録”. アルビレックス新潟. 2013年2月3日閲覧。
- ^ “新潟 田村社長が年内で退任 後任は未定”. スポニチアネックス. (2016年11月23日) 2016年11月24日閲覧。
- ^ 日本女子サッカーリーグ専務理事に田村氏 J1新潟前社長
- ^ 株式会社エルフェンスポーツクラブ新役員就任と「ちふれAS エルフェン埼玉」 2020 シーズン 新体制について
- ^ “株式会社エルフェンスポーツクラブ 役員人事のお知らせ”. ちふれASエルフェン埼玉 オフィシャルサイト CHIFURE AS ELFEN SAITAMA. 2023年12月5日閲覧。