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田隅恒生

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

田隅 恒生(たすみ つねお、1931年 - 2019年)は、日本の中東近代史研究家。

略歴

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兵庫県出身。兵庫県立芦屋高等学校卒、1954年京都大学法学部卒業。丸紅に勤務。その間テヘランニューヨークマニラに駐在。丸紅紙業を経て、1993年退職。

T・E・ロレンスの『知恵の七柱』を完訳した[1]

著書

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翻訳

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  • 『時の回廊 中東歴史紀行』(ジュリアン・ハクスリー、平凡社) 1992
  • 『シリア縦断紀行』全2巻(ガートルード・ロージアン・ベル平凡社東洋文庫) 1994‐1995、ワイド版 2009
  • 『オリエント漂泊 ヘスター・スタノップの生涯』(ジョーン・ハズリップ、法政大学出版局、りぶらりあ選書) 1996
  • 『遍歴のアラビア ベドウィン揺籃の地を訪ねて』(レディ・アン・ブラント、法政大学出版局、りぶらりあ選書) 1998
  • 『ペルシア王宮物語 ハレムに育った王女』(タージ・アッサルタネ、アッバース・アマーナト編、平凡社東洋文庫) 1998
  • 『ペルシアの情景』(ガートルード・L・ベル、法政大学出版局、イスラーム文化叢書) 2000
  • 『アラブに憑かれた男たち バートン、ブラント、ダウティ』(トマス・ジョゼフ・アサド、法政大学出版局、イスラーム文化叢書) 2001
  • 『回想のオリエント ドイツ帝国外交官の中東半生記』(フリードリヒ・ローゼン、法政大学出版局、イスラーム文化叢書) 2003
  • 『知恵の七柱 完全版』全5巻(トーマス・エドワード・ロレンス、ジェレミー・ウィルソン編、平凡社東洋文庫) 2008 ‐ 2009
  • ルルドへの旅 ノーベル賞受賞医が見た「奇跡の泉」』(アレクシー・カレル中公文庫) 2015

脚注

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  1. ^ 『「アラビアのロレンス」の真実』著者紹介