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由利聖子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

由利 聖子(ゆり せいこ、1911年7月8日 - 1943年2月[1])は、日本の児童文学作家。本名、鈴木 富美子[2]

略歴

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1929年(昭和4年)、東京府立第三高等女学校卒業。第三高女在学中から少女向け雑誌「少女の友」に投稿する。1932年(昭和7年)頃から同誌に短編を発表。また、ミス・マミコのペンネームで「少女画報」誌に作品を発表。

「少女の友」の姉妹誌「新女苑」では丘 文子のペンネームを使用した。

主な作品

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『チビ君物語』(1939年)表紙絵河目悌二
「少女の友」 1934年12月号 - 1936年12月号に連載。
  • 『仔猫ルイの報告書』(教材社) 1940
  • 『少女三銃士』(実業之日本社)、のち偕成社ユーモア文庫 1948 
「あまのじゃく合戦」のタイトルで「少女の友」1938年に掲載。
  • 『ほがらか回覧板』(偕成社) 1941
  • 『小さい先生』(実業之日本社) 1942
  • 「我が家の合唱」
少女倶楽部」昭和16年5月号に掲載。
  • 『蕾物語』(実業之日本社) 1942、のちゆまに書房より復刻 
  • 『モダン小公女』(偕成社) 1948
  • 『少女ユーモア小説 次女日記』(東和社) 1949
  • 『小さいお母さん』(偕成社) 1954

脚注

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  1. ^ 遠藤寛子 『『少女の友』とその時代 - 編集者の勇気 内山基』 本の泉社、2004年、73頁。
  2. ^ 『『少女の友』とその時代』、70頁。

関連項目

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