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甲田町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
こうだちょう
甲田町
湧永満之記念庭園
甲田町旗
甲田町章
甲田町章
甲田町旗 甲田町章
廃止日 2004年3月1日
廃止理由 新設合併
高田郡甲田町高宮町美土里町向原町八千代町吉田町安芸高田市
現在の自治体 安芸高田市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中国地方山陽地方
都道府県 広島県
高田郡
市町村コード 34385-4
面積 72.93 km2
(境界未定部分あり)
総人口 5,922
(2003年3月31日)
隣接自治体 三次市、高田郡高宮町、向原町、吉田町、双三郡三和町
町の木 モミジ
町の花 ナシ
甲田町役場
所在地 739-1192
広島県安芸高田市甲田町甲田町高田原2500
座標 北緯34度41分44秒 東経132度45分35秒 / 北緯34.69569度 東経132.75983度 / 34.69569; 132.75983座標: 北緯34度41分44秒 東経132度45分35秒 / 北緯34.69569度 東経132.75983度 / 34.69569; 132.75983
特記事項 町役場のデータは安芸高田市役所甲田支所のものである。
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甲田町(こうだちょう)は、かつて広島県高田郡に存在した町。

2004年3月1日に高田郡に属する全6町(甲田・高宮美土里向原八千代吉田各町)が合併(新設合併)して発足した安芸高田市に移行したことに伴い消滅した。同時に高田郡も消滅した。

町名の由来

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  • 甲田町の成立に関わった甲立(こうたち)町と小田(おだ)村から一文字ずつ採って命名された。なお、「甲立(歴史的仮名遣いで「かふたち」)」とは、「かはたち(川立)」が変化したもので、川が真っ直ぐに流れるところ、という意味らしい[1]

沿革

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  • 1889年4月1日 市町村制施行。甲田町域には当時いずれも高田郡に属する小田・甲立の2村が存在した。
  • 1926年1月1日 甲立村が町制施行して甲立町に移行する。
  • 1950年9月1日 地理的事情から甲立町秋町地区が甲立町から分離して双三郡川地村に編入する(双三郡川地村はその後1956年9月30日三次市に編入された)。
  • 1956年4月1日 甲立町と小田村が合併(新設合併)して甲田町が成立する。
  • 2004年3月1日 高田郡の全6町が合併(新設合併)して安芸高田市が発足したことに伴い消滅する。同時に高田郡も消滅する。

主要施設

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  • 甲田若者定住センターミューズ

地理

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河川

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  • 江の川…三次市以南では可愛川(えのかわ)とも称されている。

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  • 大土山(800.1m)
  • 高小屋山(520.7m)
  • 権現谷山(494.5m)
  • 毛宗坊山(480m)
  • 平佐山(412m)
  • 菊山(385.2m)
  • 長見山(241m)

名所・旧跡

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  • 湧永満之記念庭園

産業

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  • ナシの栽培を中心とした農業が主産業。また町内には湧永製薬の工場がある。(創業地でもある)

大字(2004年2月29日当時のデータ)

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  • 浅塚(あさつか)
  • 上小原(かみおばら)
  • 上甲立(かみこうたち)
  • 下小原(しもおばら)
  • 下甲立(しもこうたち)
  • 糘地(すくもじ)
  • 高田原(たかたばら)
  • 深瀬(ふかせ)

交通(2004年2月29日当時のデータ)

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鉄道

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道路

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高速道路

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  • 中国自動車道が通っているが、町の北端をかすめているだけで施設は一切存在しない。

国道

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主要地方道

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一般県道

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教育(2004年2月29日当時のデータ)

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小学校

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  • 甲田町立小田小学校
  • 甲田町立小田東小学校
  • 甲田町立甲立小学校

中学校

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  • 甲田町立甲田中学校

備考

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  • 境界未定状態にあるのは大土山の北側尾根の地域で、長きに渡って三次市(2004年3月31日までは双三郡三和町)との間で係争が続いている。[要出典]

脚注

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  1. ^ 『コンパクト版日本地名事典』、吉田茂樹著、新人物往来社、1991年

関連項目

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外部リンク

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