男成神社
表示
男成神社 | |
---|---|
男成神社 | |
所在地 | 熊本県上益城郡山都町男成519 |
位置 | 北緯32度41分08.3秒 東経131度01分37.4秒 / 北緯32.685639度 東経131.027056度座標: 北緯32度41分08.3秒 東経131度01分37.4秒 / 北緯32.685639度 東経131.027056度 |
主祭神 |
天照皇大神 神武天皇 神八井耳命 |
社格等 | 郷社 |
創建 | 神武天皇76年(社伝) |
本殿の様式 | 入母屋造 |
別名 |
男成大明神 祇園宮 |
例祭 | 4月3日、4日 |
男成神社(おとこなりじんじゃ)は、熊本県上益城郡山都町に鎮座する神社である。旧社格は郷社[1]。
由緒
[編集]社伝によれば、神武天皇76年、神武天皇の孫である健磐竜命(阿蘇神社の主祭神)が行宮を建て皇祖を祀ったことがおこりであるという[2]。
舒明天皇12年(640年)、阿蘇大宮司が阿蘇十二神を勧請し社殿を建て、阿蘇神社の分社とした。建久3年(1192年)には、祇園宮を相殿に奉斎し、祇園宮と称した。男成という社名の由来は、阿蘇氏が代々ここで元服を行ったことに由来する[3]。明治8年(1875年)郷社に列した[2]。
祭神
[編集]例祭日
[編集]- 4月3日、4日
境内
[編集]境内の男成神社の森は、樹齢300年から400年のスギ、ヒノキ、ケヤキ、イチョウなどからなり、フクロウやムササビなど貴重な小動物も生息している[3]。
出典
[編集]- ^ 熊本日日新聞編纂・発行『熊本県大百科事典』、1982年、121頁
- ^ a b 矢部町史編さん委員会編纂・発行『矢部町史』1983年、557-558頁
- ^ a b 熊本県緑化推進委員会、熊本ふるさとの森林(No.37 男成神社の森)、公益社団法人熊本県緑化推進委員会、2024年3月18日閲覧。
参考文献
[編集]- 熊本県上益城郡編『上益城郡誌』1921年、403-404頁(名著出版復刻、1973年)
- 鈴木喬 『熊本の神社と寺院』 熊本日日新聞社、1980年、76-77頁
- 日本歴史地名大系44『熊本県の地名』平凡社、1985年、601頁
- 角川日本地名大辞典編纂委員会編『角川日本地名大辞典43 熊本県』角川書店、1987年、271頁