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白井家住宅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
白井家住宅
情報
構造形式 木造瓦葺[1]
建築面積 236 m² [1]
階数 2階建[1]
所在地 愛知県豊川市国府町流霞157
座標 北緯34度50分10.2秒 東経137度19分29.5秒 / 北緯34.836167度 東経137.324861度 / 34.836167; 137.324861 (白井家住宅)座標: 北緯34度50分10.2秒 東経137度19分29.5秒 / 北緯34.836167度 東経137.324861度 / 34.836167; 137.324861 (白井家住宅)
文化財 登録有形文化財
指定・登録等日 2004年7月23日[1]
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白井家住宅(しらいけじゅうたく)は、愛知県豊川市国府町流霞157にある町家。主屋が登録有形文化財。所有者の白井裕康は古寺社建築を専門とする建築学者でもあり[2]共栄学園短期大学助教授やものつくり大学教授を務めた[3]

歴史

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白井家(白井醸造)は「菊鶴」や「姫街道」などの銘柄を醸造していた造り酒屋であり、宝飯郡国府村庄屋も務めていた。

1912年(明治45年)から1916年(大正5年)、白井家当主の白井九一郎は国府町長を務めた[4]。白井九一郎は国府町学務委員、国府町会議員、宝飯郡会議員、愛知県会議員なども歴任している[4]

2004年(平成16年)7月23日には主屋が登録有形文化財に登録された[1][5]。2005年(平成17年)4月末には酒造蔵と酒蔵が解体された[3]。2010年(平成22年)3月には主屋の下屋が瓦葺から杉皮葺に復元された[3]

建築

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背後から見た主屋

東海道に東面する平入の町家である[1]。桁行8間、梁行6間半[1]。切妻造つし2階建、桟瓦葺[1]。居室は2列6室であり、西側に新座敷がある[1]。旧東海道に面した1階とつし2階には格子戸がある[5]。江戸時代の典型的な町屋の特徴を有しているとされる[5]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i 白井家住宅主屋 文化遺産オンライン
  2. ^ 五日市の社寺 その1」『郷土あれこれ』五日市町郷土館、1988年12月1日
  3. ^ a b c 現地視察 豊川市 白井家住宅 愛知登文会
  4. ^ a b 久米康裕『三河知名人士録』尾三郷土史料調査会、1939年、p.120
  5. ^ a b c 「文化財登録 県内3カ所を答申」『中日新聞』2004年6月19日

外部リンク

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