白井家住宅
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白井家住宅 | |
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情報 | |
構造形式 | 木造、瓦葺[1] |
建築面積 | 236 m² [1] |
階数 | 2階建[1] |
所在地 | 愛知県豊川市国府町流霞157 |
座標 | 北緯34度50分10.2秒 東経137度19分29.5秒 / 北緯34.836167度 東経137.324861度座標: 北緯34度50分10.2秒 東経137度19分29.5秒 / 北緯34.836167度 東経137.324861度 |
文化財 | 登録有形文化財 |
指定・登録等日 | 2004年7月23日[1] |
白井家住宅(しらいけじゅうたく)は、愛知県豊川市国府町流霞157にある町家。主屋が登録有形文化財。所有者の白井裕康は古寺社建築を専門とする建築学者でもあり[2]、共栄学園短期大学助教授やものつくり大学教授を務めた[3]。
歴史
[編集]白井家(白井醸造)は「菊鶴」や「姫街道」などの銘柄を醸造していた造り酒屋であり、宝飯郡国府村の庄屋も務めていた。
1912年(明治45年)から1916年(大正5年)、白井家当主の白井九一郎は国府町長を務めた[4]。白井九一郎は国府町学務委員、国府町会議員、宝飯郡会議員、愛知県会議員なども歴任している[4]。
2004年(平成16年)7月23日には主屋が登録有形文化財に登録された[1][5]。2005年(平成17年)4月末には酒造蔵と酒蔵が解体された[3]。2010年(平成22年)3月には主屋の下屋が瓦葺から杉皮葺に復元された[3]。
建築
[編集]旧東海道に東面する平入の町家である[1]。桁行8間、梁行6間半[1]。切妻造つし2階建、桟瓦葺[1]。居室は2列6室であり、西側に新座敷がある[1]。旧東海道に面した1階とつし2階には格子戸がある[5]。江戸時代の典型的な町屋の特徴を有しているとされる[5]。
脚注
[編集]外部リンク
[編集]- 白井家住宅主屋 文化遺産オンライン