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白山眞理

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

白山 眞理(しらやま まり、1958年10月1日 - )は、写真評論家写真史家。日本カメラ博物館に勤務。主な研究テーマは1920年代から60年代の日本写真史

父は森山欽司、母は森山眞弓[1]

経歴

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写真関連雑誌や名取洋之助・日本工房などを中心に研究の後、芸術写真や外地での〈報道写真〉など日本写真史を幅広く研究。JCIIフォトサロンの展覧会企画なども担当。

所属団体

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  • 日本写真芸術学会
  • 日本写真協会
  • 日本写真学会

受賞歴

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  • 日本写真芸術学会学術賞(2003年)
  • 日本写真学会学術賞(2014年)
  • 日本写真協会賞学術賞(2015年)

著書・論文など

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  • 『写真雑誌の軌跡』(2001年、JCIIフォトサロン)
  • 『報道写真の夢 : 名取洋之助と日本工房作品展(JCII photo salon library:149)』(2003年、JCIIフォトサロン)
  • 『名取洋之助と日本工房(1931-1945) 報道写真とグラフィック・デザインの青春時代』(堀宜雄と共編、2006年、岩波書店
  • 『名取洋之助―報道写真とグラフィック・デザインの開拓者―』(2014年、平凡社コロナ・ブックス)
  • 『〈報道写真〉と戦争 1930-1960』(2014年、吉川弘文館)
  • 『戦争と平和〈報道写真〉が伝えたかった日本』(小原真史と共編、2015年、平凡社コロナ・ブックス)
  • 『京都大学人文科学研究所所蔵 華北交通写真資料集成』全2巻(貴志俊彦と共編著、国書刊行会、2016年11月、論考編総335頁、写真編総443頁)
  • 『カメラとにっぽん―写真家と機材の180年史』(日本カメラ博物館編、国書刊行会、2019年)
  • 「対外宣伝への道―名取洋之助が外遊(1936-37)で得たもの」(2000年、日本写真芸術学会誌8巻2号)
  • 「名取洋之助の挫折―国際文化振興会との1938-45年」(2000年、日本写真芸術学会誌9巻1号)
  • 木村伊兵衛における新興写真と社会的表現」(2001年、日本写真芸術学会誌10巻2号)
  • 「反日宣伝に対抗する報道写真―「写真協会」の成立を中心として」(2004年、Intelligence4号、早稲田大学20世紀メディア研究所インテリジェンス編集委員会)
  • 「日本の戦時宣伝写真を担った外国人写真家たち」(2010年、日本写真芸術学会誌19巻1号)
  • その他JCIIフォトサロンにおける各種写真展を企画し、そのカタログも制作している。

脚注

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  1. ^ 『人事興信録 第45版 下』人事興信所、2009年。 

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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