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白岩蘭奈

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

白岩 蘭奈
Ranna Shiraiwa
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1996-09-21) 1996年9月21日(28歳)
出身地 日本の旗 宮城県仙台市
ラテン文字 Ranna Shiraiwa
身長 169cm[1]
体重 55kg[2]
血液型 AB[2]
選手情報
所属 群馬グリーンウイングス
背番号 10
愛称 ランナ[3]
ポジション OH / OP
指高 222cm[3]
利き手[2]
スパイク 295cm[3]
ブロック 265cm[2]
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白岩 蘭奈(しらいわ らんな、1996年9月21日 - )は、日本の女子バレーボール選手。

来歴

誕生〜少年期

宮城県仙台市出身[1]。一人っ子。両親のママさんバレーに参加していたことをきっかけにバレーボールを始めた[2][4]。名前である「蘭奈(らんな)」の由来は英語で「走る人」を意味する「Runner(ランナー)」から。両親が元実業団の長距離走選手だったためこの名が付けられた[5]

小学生時代には父から指導を受け年に1〜2回は地元のマラソン大会に出場していた[5]

中学生時代に部活動で始めたバレーボールに夢中になる。その後に将来の進路を考えたとき、親から学んだマラソンバレーボールのどちらを選ぶべきか迷ったが、高校進学時に母から「やりたい方を選んだらいいよ」とアドバイスを受けバレーボールを選択した[5]

高校時代は宮城県利府高等学校に進学してバレー部に所属するも、同県内の強豪校の古川学園高等学校に勝てず、全国大会出場は叶わなかった。

新潟医療福祉大学 時代

2015年、新潟医療福祉大学に入学[6]

同学の女子バレーボール部では1年生の頃から試合に出場し、4年生の頃にはチームの副キャプテンを務めていた[7]。3年生のときに出場したインカレで初戦敗退を喫し一時期はバレーボールを辞めることも考えたという[8]

KUROBEアクアフェアリーズ 時代

2018年11月21日、新潟医療福祉大学史上初のVリーグ選手としてKUROBEアクアフェアリーズへ入団。同期入団は星加輝梅津憂理細沼綾[9][10][11]

2019年2月9日、内定選手として久光製薬スプリングス戦にリリーフサーバーとして出場しV1リーグデビューを果たす。最初のプレーではサービスエースを記録した。このシーズンには10試合に出場するも、得意としていたジャンプサーブが思うように通じず、もどかしい思いをしたことを新聞のインタビューで語った[5]

2020年6月12日、KUROBEアクアフェアリーズからの退団が発表された[12][13]

フォレストリーヴズ熊本 時代

2020年7月23日、Vリーグオフィシャルサイトのチームプロフィールおよび選手プロフィールが掲載され、V2のフォレストリーヴズ熊本の選手として掲載された。

2020年7月29日、Vリーグ移籍公示選手リストにてフォレストリーヴズ熊本への正式入団が公表された[14]

2021年、移籍1年目となる2020-21シーズンの開幕当初はオポジットとして起用されていたが、シーズン途中からはアウトサイドヒッターとしても出場[15]

2021-22シーズン終了をもって熊本を退団し、群馬銀行グリーンウイングス(現・群馬グリーンウイングス)に移籍した[16][17]

選手としての特徴

身長とか低い方だと思うんですけど、ジャンプ力と高さを生かしたプレーが武器だと思っている。 — 白岩蘭奈「週刊激スポ!!|KUROBEアクアフェアリーズ 白岩蘭奈(ランナ)選手インタビュー」より[8]

人物・エピソード

所属チーム

球歴

  • 2016年 - 第47回春季北信越大学バレーボール選手権大会 優勝[18]
  • 2017年 - 第48回春季北信越大学バレーボール選手権大会 優勝[19]
  • 2017年 - 第65回秋季北信越大学バレーボール選手権大会 優勝[20]
  • 2018年 - 第49回春季北信越大学バレーボール選手権大会 優勝[7]
  • 2018年 - 第66回秋季北信越大学バレーボール選手権大会 優勝[21]

受賞歴

  • 2016年 第47回 春季北信越大学バレーボール選手権大会:優秀選手賞[18]
  • 2017年 第48回 春季北信越大学バレーボール選手権大会:優秀選手賞[19]
  • 2017年 第65回 秋季北信越大学バレーボール選手権大会:優秀選手賞[20]
  • 2018年 第49回 春季北信越大学バレーボール選手権大会:優秀選手賞 / スパイク賞 / サーブ賞 / ベストスコアラー[22]
  • 2018年 第66回 秋季北信越大学バレーボール選手権大会:最優秀選手賞 / ベスト6[23]
  • 2019年 2019V・サマーリーグ東部大会:フレッシュスター賞(V1)[24][25]

個人成績

V.LEAGUEの個人成績は下記の通り[26]

大会 チーム 出場 アタック バックアタック アタック
決定本数
ブロック サーブ サーブレシーブ 総得点























































V2 2020-21 熊本 11 36 436 116 31 26.6 15 2 2 13.3 3.22 3 0.08 125 2 4 15 26 7.0 372 144 78 49.2 116 3 6 125
V1 2019-20 KUROBE 12 16 86 26 7 30.2 0 0 0 - 1.62 1 0.06 30 0 0 7 7 0.0 88 36 16 50.0 26 1 0 27
V1 2018-19 10 20 25 6 2 24.0 0 0 0 - 0.30 0 - 26 0 1 7 4 1.0 24 6 8 41.7 6 0 1 7
通算:3大会 33 72 547 148 40 27.1 15 2 2 13.3 2.06 4 0.06 181 2 5 29 37 5.0 484 186 102 49.0 148 4 7 159

出演

YouTube

とやまスポーツ応援バラエティリー!リー!リー!

新潟医療福祉大学女子バレーボール部

Twitter

ラジオ

FM76.1 MHz ラジオ・ミュー『AQUA BEAR

  • 2019年05月16日 放送分
  • 2019年07月04日 放送分
  • 2019年09月05日 放送分
  • 2019年11月07日 放送分
  • 2019年12月05日 放送分
  • 2020年03月05日 放送分
  • 2020年05月21日 放送分

関係のある人物

新潟医療福祉大学時代のチームメイト

脚注

  1. ^ 『月刊バレーボール 2019年7月号』日本文化出版、2019年6月14日発行、109ページより引用
  2. ^ a b c d e f g 日本文化出版『V.LEAGUE WOMEN チームの顔 2020/21』2020年発行より引用
  3. ^ a b c d e 白岩蘭奈|選手詳細|Vリーグ オフィシャルサイト”. Vリーグ オフィシャルサイト. 2019年10月4日閲覧。
  4. ^ 白岩蘭奈|選手・スタッフ|KUROBEアクアフェアリーズ”. KUROBEアクアフェアリーズ. 2020年6月5日閲覧。
  5. ^ a b c d 読売新聞 富山版』、2019年5月25日発行より引用
  6. ^ 白岩蘭奈|新潟医療福祉大学 女子バレーボール部通信”. 新潟医療福祉大学 (2015年5月5日). 2020年7月10日閲覧。
  7. ^ a b 【女子バレーボール部】第49回春季北信越大学バレーボール選手権大会 優勝!”. 新潟医療福祉大学. 2020年7月16日閲覧。
  8. ^ a b 【2019年1月23日収録】KUROBEアクアフェアリーズ 白岩蘭奈(ランナ)選手インタビュー”. 週刊激スポ!! (2019年8月1日). 2020年7月18日閲覧。
  9. ^ 内定選手入団のお知らせ”. KUROBEアクアフェアリーズ. 2019年6月6日閲覧。
  10. ^ KUROBE 白岩蘭奈が内定選手として入団”. バレーボールマガジン. 2019年6月6日閲覧。
  11. ^ KUROBE 【女子バレーボール部】初のVリーグ選手誕生!!白岩 蘭奈 選手(健康スポーツ学科4年)KUROBEアクアフェアリーズ 入団内定のお知らせ”. 新潟医療福祉大学. 2019年6月6日閲覧。
  12. ^ 退団選手のお知らせ”. KUROBEアクアフェアリーズ (2020年6月12日). 2020年6月14日閲覧。
  13. ^ KUROBE 白岩蘭奈が退団”. バレーボールマガジン (2020年6月12日). 2021年10月3日閲覧。
  14. ^ 追加登録選手・スタッフ(女子)リスト一覧 2020年7月29日更新”. Vリーグ機構 (2020年7月29日). 2020年7月30日閲覧。
  15. ^ 千葉がホームで熊本に快勝。浜松が好ゲームを展開、群馬銀行に土 V2女子”. バレーボールマガジン (2020年11月23日). 2021年10月3日閲覧。
  16. ^ 退団選手のお知らせ”. フォレストリーヴズ熊本 (2022年5月10日). 2022年5月11日閲覧。
  17. ^ 新加入選手のお知らせ”. 群馬銀行グリーンウイングス (2022年6月29日). 2022年6月29日閲覧。
  18. ^ a b 【女子バレーボール部】第47回春季北信越大学バレーボール選手権大会 優勝!”. 新潟医療福祉大学 (2016年5月29日). 2020年7月19日閲覧。
  19. ^ a b 【女子バレーボール部】第48回春季北信越大学バレーボール選手権大会 優勝!”. 新潟医療福祉大学 (2017年5月21日). 2020年7月19日閲覧。
  20. ^ a b 【女子バレーボール部】第65回秋季北信越大学バレーボール選手権大会 優勝!”. 新潟医療福祉大学 (2017年10月29日). 2020年7月19日閲覧。
  21. ^ 【女子バレーボール部】第66回秋季北信越大学バレーボール選手権大会 優勝!全日本インカレ出場決定!”. 新潟医療福祉大学 (2018年11月4日). 2020年7月19日閲覧。
  22. ^ 平成30年度第49回春季北信越大学バレーボール選手権大会 最終成績 および 個人賞”. 長野県バレーボール協会. 2020年7月16日閲覧。
  23. ^ 平成30年度第66回秋季北信越大学バレーボール選手権大会 最終成績 および 個人賞”. 長野県バレーボール協会. 2020年7月16日閲覧。
  24. ^ 白岩蘭奈選手「フレッシュスター賞」獲得”. KUROBEアクアフェアリーズ. 2019年7月9日閲覧。
  25. ^ 埼玉上尾メディックスが3年ぶり2回目の優勝。MVPに若松歩実 2019V・サマーリーグ東部大会”. バレーボールマガジン (2019年11月28日). 2020年7月18日閲覧。
  26. ^ 白岩蘭奈|選手別成績|Vリーグ オフィシャルサイト”. Vリーグ機構. 2021年7月7日閲覧。

外部リンク